ニュースは新型コロナウイルス肺炎で溢れかえっているが、武漢に気化爆弾を投下するほどではない2020年01月23日 14:43

ニュースは新型コロナウイルス肺炎で溢れかえっているが、武漢に気化爆弾を投下するほどではない


このブログを書き始めたのは、1月23日の午後2過ぎだが、この時点では、WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern、PHEIC)」を宣言していない。

(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%9A%84%E3%81%AB%E6%87%B8%E5%BF%B5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%85%AC%E8%A1%86%E8%A1%9B%E7%94%9F%E4%B8%8A%E3%81%AE%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B

「世界保健機関 (WHO) 加盟国はPHEICを検知してから24時間以内にWHOに通告する義務を負い、WHOはその通告内容に応じてPHEIC拡大防止のための迅速な手段を講じる。194か国に通じる法的拘束力をもってWHOによる疾病の予防、監視、制御、対策が施され、強制力はないもののWHOは出入国制限を勧告できる。」

本質的に、こういう事態は極めてまれだ。

新型インフルエンザや未だに続いているコンゴ民主共和国におけるエボラなんて、浮沈子に言わせれば茶番だ。

まあ、インフルエンザは突然変異すればやばいかも知れないが、その出現の確率は低い。

感染率と死亡率によって、その破壊力は異なる。

潜伏期間と感染期間による感染率が重要だ。

一般に、死亡率が高くなると、感染者は死んじまうので多くの人に感染させられないけど、感染方法が空気感染(飛沫「核」感染)だったりするとヤバイ。

一人の感染者が、20人とかに感染させるようになると、急速に広がるからな。

今のところ、新型コロナウイルス肺炎(名称未定)は、それ程の感染力はないようだ(未確認)。

致死率についても、バッタバッタと死んでいる様子はない。

多くは軽症で回復している。

メディアは大騒ぎしているけど、浮沈子はSARSの時のようなことにはならないと見ている(例によって、当てにはなりませんが)。

WHOは、更なる情報が必要ということで、PHEICの宣言を保留しているけど、おそらく適用しないのではないか(テキトーです)。

武漢市に対しては、移動制限を掛けているしな。

(武漢で交通機関を閉鎖 新型コロナウイルス、死者17人に)
https://www.bbc.com/japanese/51216664

「中国・武漢市当局は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、公共交通機関を一時閉鎖すると発表した。」

時期が悪い。

明後日は春節だ。

(春節)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E7%AF%80

「中国・中華圏における旧暦(時憲暦)の正月(旧正月)である。中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国や台湾のみならずシンガポールや大韓民国など9か国では数日間の祝日が設定されている。」

報道では、延べ30億人が移動すると言われており、国内・国外への感染者の拡散が懸念されている。

中国におけるこの間の海外旅行先のトップは我が国だそうだ。

やれやれ・・・。

何度か引用しているアウトブレイク(映画)には、気化爆弾というのが出てくる。

(アウトブレイク (映画))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

「1967年。ザイールのモターバ川流域で内戦に参加していた傭兵部隊に原因不明の出血熱が流行し、多数の死者を出した。調査の為に現地を訪れたアメリカ陸軍は想像以上の感染に驚き、感染者の血液を採取した後、隠蔽のため部隊のキャンプを燃料気化爆弾の投下で壊滅させる。」

「感染者の血液を採取した後」というところがミソだな。

時は流れ、米軍は採取した血液から極秘裏に生物兵器を開発して保存している(兵器として使用するからには、ワクチンとか治療方法も開発している)。

新たな感染が起こり、かつ、ウイルスの変異も伴って、事態は深刻な状況に陥る。

自然宿主を見つけ、ワクチンや治療薬を開発し(そんなに早く出来るのかあ?)、感染を止めないと米国中が致死率100パーセントのウイルスに侵されてしまう(設定自体に、かなり無理があるような・・・)。

まあいい。

フィクションというのは、往々にして、ありそうで有り得ない設定が行われるからな。

で、いよいよヤバイということになって、米軍内部のお偉いさんたちは、感染した町ごと気化爆弾で消滅させようとする。

小さな町の一つや二つ、秘密の生物兵器に比べれば安いものだ(そうなのかあ?)。

ヒューマニズム溢れるストーリーによれば、命令を無視して行動するダスティンホフマン演じるダニエルズ軍医は、気化爆弾を投下しようとする爆撃機を阻止しようとするが失敗、投下された爆弾によって町は消滅する・・・。

と思いきや、気の利いた爆撃機の操縦者達によって、爆弾は大きく逸れ(浮沈子は、この映画を劇場で見ているけど、ちょっと外し過ぎのような気もするんだがな)、目出度し目出度しのハッピーエンドを迎える。

ああ、もちろん、中国当局が1100万人の武漢市(都市部の人口は約900万人)に気化爆弾を投下するなどという暴挙は働かないとは思うけどな。

それでも、メガシティ(厳密にはちょっと少ないけど)を封鎖することによる被害は甚大だろう。

しかし今回、中国は、国家の威信にかけてこの事態を封じ込めに掛かるはずだ。

お手並み拝見というところか。

事態が長期化して、夏のオリンピックシーズンにずれ込むようなことになれば、我が国への波及も半端ない。

早期の徹底した対策が求められるところだ。

感染者は、中国国内(北京、上海を含む)のほか、香港(国内?)、タイ、マカオ、台湾(国内??)、米国、韓国、そして我が国に及んでいる。

この手の感染症において、空港での検疫は無力だ(潜伏期間は平均7日と報道されている)。

おそらく、感染者の1割も阻止できないのではないか(発熱したら、解熱剤飲むしな)。

北朝鮮は、さっさと中国との国境を閉鎖したしな。

我が国もそうすればいいなどとは言わない。

どの道、第三国経由で入ってくることは防ぎようがないのだ。

毎日のように感染者数や死者数が増える報道に接していると、何か大変なことが起こっているような気がするが、おそらくは大したことなく終息する。

初期の段階で、大騒ぎになっているからな(ここ、重要です)。

DRCのエボラの記事を書こうと思ってたんだが、こっちを書いておくことにした。

宿題になっている水泳大会は、記録証が届いたんだが、惨憺たる有様で書く気が失せてしまった。

辰巳国際水泳場を、気化爆弾で消滅させたい気分だ(そんなあ!)。

まあ、参加できただけで良しとしよう。

辰巳は、来年はスケートリンクに改修されるようだしな。

気化爆弾を落とすまでもないか・・・。

考えてみれば当たり前だが、洋上回収地点の海況が打ち上げ条件となる再使用ロケットも面倒だな2020年01月21日 09:34

考えてみれば当たり前だが、洋上回収地点の海況が打ち上げ条件となる再使用ロケットも面倒だな
考えてみれば当たり前だが、洋上回収地点の海況が打ち上げ条件となる再使用ロケットも面倒だな


ファルコン9の再使用では、一部のミッションを除き、ドローン船や頭上にネットを張った高速船が大活躍する。

まあ、初期のドローン船は、1段目が激突したり、倒れて爆発したり、近くに突入したりして悲惨な目に合ってるし、ネット張った高速船は、最近まで失敗の連続だったからな。

(SpaceXは次のStarlinkミッションに向けてロケットを発射します。検討中の発売日)
https://spaceflightnow.com/2020/01/20/falcon-9-starlink-3-static-fire/

「SpaceXは、60台のStarlinkブロードバンド衛星を搭載したFalcon 9を打ち上げる最良の機会を評価していると述べました。」

「SpaceXは、以前に予定されていたように、火曜日にミッションを開始しようとはしていない。」

「SpaceXは、同社の打ち上げチームが「回復地域の極端な天候のために」最高の打ち上げ機会を評価していると述べました。」

浮沈子が、おやっ?っと思ったのは、今までは打ち上げパッド上空の発射条件が整えば、回収船団の派遣を中止して発射していたような気がしていたからな。

「SpaceXは、Falcon 9の第1ステージブースターの推進力のある垂直着陸とロケットのペイロードフェアリングの回復のために、ケープカナベラルの北東の大西洋の位置に船を派遣しました。」

「巨大な網が取り付けられた高速で動く船は、フェアリングをキャッチしようとします。フェアリングは、発射後数分でロケットを半分に分割し、パラシュートで地球に戻ります。」

「Falcon 9ロケットの最初のステージは定期的に何度も再利用され、SpaceXはフェアリングの取得を開始し、昨年は打ち上げコストを削減するためにノーズシュラウドを再利用しました。」

潮目が変わったのを感じる(回収船団だしな・・・。)

再使用のための回収条件を優先して、打ち上げ日程をずらすようになったわけだ。

再使用が、完全にビジネスに組み込まれた証拠だ。

最早、実験ではなく、コスト削減のためのルーチンになったことを意味している(たぶん)。

今回のスターリンク3は、特段のイベントはない。

低反射率の衛星が積まれているという話もないしな(未確認)。

外連味のない、ただの打ち上げに見えるが、そこには本質的な変化が含まれているのかも知れない。

「Starlinkの各衛星の重量は約4分の1トンであり、軌道上での操縦にはクリプトンイオンスラスタを使用します。宇宙船は、ワシントン州レドモンドのSpaceX工場で製造されています。」

「SpaceXは、12のStarlinkミッションを開始したら、今年中旬頃に部分的に完成したStarlink星座でカナダと米国北部への地域ブロードバンドサービスを開始したいと考えています。同社によると、世界中のインターネット消費者向けのStarlinkサービスは24のリリース後に提供されるという。」

先日の秋山さんの記事によれば、我が国も来年辺りからサービスインする予定だそうだ(申請中)。

(スペースX、スターリンク通信網を年内に日本でサービス提供へ 3回目の衛星打ち上げ成功)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20200107-00157996/

衛星の製造から打ち上げ、地上端末の製造販売、末端の顧客へのサービスの提供まで、垂直統合して商売しようとしている。

巨大な利益が見込める地球低軌道のインターネット衛星ビジネス。

技術的な障壁と、コスト的な障壁の高さから、他社の本格的な参入はない。

ワンウェッブも、ブルーオリジンも、その他有象無象も、インターリンクの成功を指を咥えて眺めているしかない。

ワンウェッブは、既に6機の衛星を打ち上げ、来月には32機を上げる予定だが、その頃には300機を超えるスターリンク衛星が軌道上にあるだろう。

一桁違うペースで打ち上げが続くスターリンクの敵ではない(そうなのかあ?)。

早ければ今年中に始まるという衛星間通信が実現した暁には、高速(光速?)バックボーンとして機能するようになる(実施時期については、来年以降にずれ込む可能性が高い?)。

さらに、低軌道Vバンド衛星が展開するようになると、本格的な通信衛星網としてインフラ化することになる。

この時点での衛星数は、合計で約1万2千。

さらに、3万機の追加を申請していて、計画だけとはいえ、せいぜい数千機止まりの他社の追随を許さない(合計4万2千機)。

それを可能にしているのは、間違いなく再使用ロケットを自前で抱えているということだ。

仮に、規制当局が承認済みの1万2千機だけみても、そのコンステレーションを維持するためには、衛星寿命を5年として、毎年2千400機(毎月200機)上げることになるからな(人類が60年掛けて打ち上げた衛星の数は、せいぜい6千機程度)。

ファルコン9に搭載できる60機の打ち上げを、ほぼ毎週のように行って、初めて達成できる。

そんなことができるのは、スペースXだけということになる。

万が一(!)、スターシップとスーパーヘビー(まとめてBFR?)が2020年代に完成するようなことになれば、一度に400機上げられるようになるからな。

2か月に1度だけ上げれば済んでしまう。

その状態にならないと、最終的な4万2千機のコンステレーションは維持できない(それでも年に21回の打ち上げ)。

スターリンク計画とファルコン9の再使用コストの削減、BFRの完成は、完全にリンクした話だということが分かる。

浮沈子は、スペースXが際物的なフェアリングの回収を本気で行う背景には、BFRが完成するまでの期間が、誰かさんが思ったよりも長くなるという順当な見通しがあると見ている。

もちろん、BFRが本格的に運用されるようになれば、それは無くなる。

リスキーな洋上回収はなく、地上にランディングすることになるからな。

だが、開発の難航が予想される巨大ロケットは、おそらく10年以内に飛ぶことはないだろう。

高空気象だけ観測していればいい時代は先週で終わった(今週のインフライトアボートテストの延期理由も、回収地点の海況だったからな)。

今週からは、沖合の海況によってロケットの打ち上げ日程が決まる時代になった(ISS補給機とかはそんなこと言ってられないだろうけど、あれは標準ではグラウンド回収だしな)。

ファルコン9時代は、当分続くことになりそうだな・・・。

穏やかな冬の日に、って、今日は大寒だし2020年01月20日 12:52

穏やかな冬の日に、って、今日は大寒だし
穏やかな冬の日に、って、今日は大寒だし


朝、爽やかな目覚めだ。

インフライトアボートテストが無事に終わって、気分も晴れやか(たんじゅん・・・)。

NASAは、ISSでの作業スケジュールを勘案して有人テスト飛行を、実質的な業務飛行に変更しようとしているようだ。

クルードラゴンへの信頼がそれだけ厚いということだろうが(そうなのかあ?)、切羽詰まった事情があるのかもしれない。

搭乗員の追加訓練、スターライナーのリスケジュールとの関係なども絡んで、複雑な決定を下すことになる。

今回のテストが成功したことで、先々の予定が見えてきたということか。

パラシュートの追加テストとか、今回のテストの詳細なレビューが完了すれば、有人飛行の開始になる。

もちろん、その有人テスト飛行の結果、新たな問題が発見される可能性もある。

文字通りの致命的欠陥でないことを願うばかりだが、今日の飛行中打ち切りテストを見ている限りでは、特段の不安要素はない。

もっとも、昨年3月の無人フライトでも、パラシュートの問題とかスーパードラコの燃料バルブの問題は見えていなかったわけで、新規開発の宇宙船とそれを打ち上げるロケットについては、長い目で見ていかなければならない。

昨日の打ち上げを待ちながら、エブリデイアストロノーツの動画を見ていた。

(Why Starship won't have an abort system... but should it?!)
https://www.youtube.com/watch?v=v6lPMFgZU5Q

「タイムスタンプ:
3:05-中止システムの仕組み
5:25-スペースシャトルの安全マージン
10:40-スペースシャトルをそれほど危険なものにしたのはなぜですか?
16:00-スターシップとスペースシャトルの違い
21:00-エンジンの信頼性
30:25-スターシップ中止オプション
34:30-中止システムは実際にロケットをより安全にしますか?
38:55-アボートシステムなしでロケットの安全性を向上させる方法
41:50-宇宙飛行に打ち上げ(中止)システムが必要か」

そう、アボートシステムは宇宙船の安全を確保するための手段の一つに過ぎない。

そして、それが作動するということは、打ち上げロケットに何らかのトラブルが発生したということを意味する。

それがないとすれば、アボートシステムなんて不要だ。

逆に、アボートシステム自体の故障(暴発?)リスクを回避するために、ない方が安心という考え方もある。

スペースシャトルは、全体として冗長性を高め、安全だという前提の下で、検討していた様々なアボートシステムを捨てた。

それが誤りであったことは、重大な死亡事故を2回も起こしたことで明らかだ。

チャレンジャーについては、運用上の誤りもあったが、コロンビアの事故の背景は、低温の燃料タンクと剥き出しの耐熱タイルが露出して近接するという、システム上の避け難い構造的欠陥による。

スターシップは、基本的にアボートシステムを持たない。

それは、アボートシステムを持つことによるリスクを回避することであると同時に、ロケット自体に高い信頼性を求めることになる。

その信頼性は如何にして達成されるのか。

ホストであるティムドッドは、打ち上げ実績を積み上げることしかないという。

貨物仕様として、少なくとも数十回の実績を経て、1段目のスーパーヘビー、2段目のスターシップの信頼性を上げ、有人飛行へと移行しつつ、必要な改良を重ねていくよりほかはない。

航空機との比較は、そもそも無理があると認めている。

地球低軌道であれ、打ち上げロケットが危険極まりない代物であることに変わりはない。

浮沈子的には、100年くらい経ったら何かが変わっているかもしれないくらいに捉えている。

100年なんて、あっという間だ。

ボストーク1号による最初の有人宇宙飛行から、既に60年近くが経過している。

見栄えはともあれ、多段式ロケットで宇宙船を打ち上げ、再突入後、パラシュートで落下して帰還するというメソッドは何一つ変わっていない。

有翼機による有人飛行は、スペースシャトルの失敗を受けて途絶えてしまった(無人のXー37Bは飛んでますけど)。

米国は、月への回帰を果たそうとしているが、どう逆立ちしても打ち上げ回数で航空機に迫るような話にはならない。

この状況は、余程のこと(スペースXの開発計画が予定通りに進むとかあ?)がなければ、少なくとも向こう半世紀変わることはない。

ロケットの再使用は進むかもしれないが、シートカバーを替えて燃料を入れればすぐさま飛び立てるようなわけにはいかないのだ。

まあいい。

一夜明けて、東京地方は穏やかに晴れ上がっている。

いつものレストランは昼時で賑わっているし、外は風もなく明るい日差しが溢れている。

気が付けば、今日は大寒だ。

(大寒)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AF%92

濁音便で、「だいかん」と読むのが正しいらしい。

2月3日には立春となるが、今朝の最低気温は2度・・・。

べらぼーめ・・・。

正午前には、12度まで上がっている。

フィットネスは、定休日だからな。

大っぴらにサボれる。

まあ、定休日と関係なく、テキトーにサボってるけどな。

体重は、爆発中だ(今朝の計量では69kg!)。

そろそろどうにかしないと、大変なことになりそうだが、まだ1月だからな。

そうはいっても、1月も下旬に差し掛かって、正月気分も抜けている。

今月の目標にしているCCR(ポセイドンセブン)の復帰は、メンテナンスから帰ってきてからということになる(104週毎の点検)。

来月は、GUEのドキュメンテーションコース。

インスピの復帰は3月以降だ。

その頃までにリバウンドを止めないとヤバいな。

まあ、まだ第1四半期だし・・・。

クルードラゴンの有人テストは、第2四半期になる見込みだ。

まあ、イーロン時間だからな。

例によって、当てにはならない。

浮沈子の減量も、当てにならない点では似たようなもんだ。

まあ、どうでもいいんですが。

今日は、もろもろの懸案を棚上げして、のんびり過ごそう。

昨日は、午前中愚弟との会食、午後からはフィットネスでのフィンスイム(テクニカルプログラム)、筋トレ(通常の半分)、水泳300m、夕方仮眠してから、深夜のインフライトアボートテストの中継鑑賞(?)と、大忙しだった。

クルードラゴンのテスト成功については、一般紙も報じている。

(動画:スペースX、宇宙船クルー・ドラゴンの緊急脱出試験に成功)
https://www.afpbb.com/articles/-/3264248

「打ち上げから1分24秒後、時速1500キロ超で飛行していたファルコン9・・・」

動画を確認したと言っている割には、離脱が85秒後以降であることや、テレメトリーによる速度が時速1648kmまで確認できたこと(離脱はこの5秒後なので、時速2000kmくらいか)とはビミョーに異なる。

テキトーな報道だな。

それでも、世間の関心を引いたことは好ましい。

B社の情けない失敗の後だけに、年が改まって夢のある話ということもあるだろう(打ち上げ中止が夢のある話かどうかはビミョーだけどな)。

米国の有人宇宙飛行の再開に向けての、重要なテストが成功したことは確かだ。

ロシアと中国という、政治的な立場が異なる国だけで有人宇宙飛行の手段が独占されている状況は、確かに好ましいことじゃないかもしれない。

まあ、中国はともかく、ロシアとはロケットエンジンの供給や、有人飛行の座席購入などで深い協力関係にあることは、逆に好ましいという考え方もある。

ISSでも一緒に暮らしてるしな(同床異夢?)。

NASAも、ISSタクシーが文字通り軌道に乗るまでは、ソユーズの座席を確保すると言っている。

まだ、米国の有人宇宙飛行への復帰が確定したわけではない。

早ければ年内に、長征5号ロケットで中国独自の宇宙ステーションのコアモジュール(天和)が上がる。

有人宇宙船神舟11号では、2016年に天宮2号との自動ドッキングに成功している(米国の有人宇宙船がISSに自動ドッキングしたのは、昨年3月:スペースシャトルを除く)。

中国は、着々と有人飛行の実績を積み重ねようとしている。

ISSの行く末がどうなるかはよく知らないが、地球低軌道に2つの宇宙ステーションが回る時代が来ようとしている。

数年後には、月軌道にもなんか上げるみたいだしな。

人類の宇宙進出が、本物なのか、カッコだけなのかが問われる時代は、今、目の前に来つつあるのかもしれない・・・。

インフライトアボートテスト成功なれども、荒れた海での回収がどうなるかは心配だ2020年01月20日 02:13

インフライトアボートテスト成功なれども、荒れた海での回収がどうなるかは心配だ
インフライトアボートテスト成功なれども、荒れた海での回収がどうなるかは心配だ


生中継を見ながら、ファルコン9の爆発に拍手喝采(おおーっ!:スペースXといえば、ド派手な爆発がなきゃね!)。

やっぱ、とてつもない空力が掛かってたんだと納得する。

エスケープ噴射は、マーリンエンジンが推力を失うのと同時に行われたようで、画像では炎が残っている感じだ(もちろん、この状態では加速していない)。

まあいい。

スペースフライトナウによれば、スーパードラコが生み出す加速力は4Gだという。

前世紀の脱出ロケットが15Gとかいうベラボーな値だったことを考えれば、オリオンの7Gだって優しい(そうなのかあ?)。

離脱時点の速度は、おそらくマッハ1.5から2.0の間くらいだろう(テキトーです:スーパードラコで加速されたクルードラゴンは、マッハ2.2だったらしい)。

トランクの投棄、懸念されていたドローグとメインのマーク3パラシュート4つも綺麗に開いた。

四葉のクローバーだな。

今回のミッションパッチにも、ちゃんと描かれてるし・・・。

(CREW DRAGON LAUNCH ESCAPE DEMONSTRATION)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/in-flight_abort_test_press_kit.pdf

まあ、どうでもいいんですが。

回収地点の当日の風速は、18ノット前後。

基準では、15ノット以下で実施予定だったからな。

強行したわけだ。

中継は、ボートが向かっているところで終わっちまったが、船酔いしそうなほどの荒れようだった。

そんな状態で、無事に収容できるのかあ?(無事に回収されたようです:追加)。

後日の報道に注目だな・・・。

(Crew Dragon Launch Escape Demonstration:追加)
https://www.youtube.com/watch?v=mhrkdHshb3E

インフライトアボートテストで1段目停止後に行う理由とスターライナーが行えないわけ2020年01月19日 13:21

インフライトアボートテストで1段目停止後に行う理由とスターライナーが行えないわけ
インフライトアボートテストで1段目停止後に行う理由とスターライナーが行えないわけ


ファルコン9は、液体燃料ロケットだ(ケロシンと液体酸素)。

固体燃料を使ったブースターは使わない。

基本的には、アポロを飛ばしたサターン5型と同じだ。

液体燃料ロケットは、燃料の供給を止めれば噴射は止まる。

比較的制御は行いやすいだろう。

固体燃料ロケットは、そうはいかない。

オモチャのロケット花火と、基本原理は同じだからな。

一度火を点けたら、途中で止めるわけにはいかないのだ。

その代わり、高出力を簡単に得られ、エネルギー密度も高い。

バージンギャラクティックが開発しているスペースシップツーのハイブリッドエンジンは、両者のいいとこどりをしている。

酸化剤を火が着いてる固体燃料(とりあえず、最初はちょっと燃やしとかないとな)に吹き付けることで燃焼させ、酸化剤の加減で出力を調整したり、燃焼を止めたりすることができる(正確には知りませんが)。

(ハイブリッドロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

「推力が必要な時には弁を開けることで燃焼室内に液体推進剤を供給し、点火装置を用いて点火する。」

ははあ、点火装置があるのか・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

長らくの疑問だったクルードラゴンの脱出システムが、一段目の燃焼が終わってから起動するというのは、液体燃料ロケットだけで構成されているので、十分な安全性があるからということらしいと分かった(そうなのかあ?)。

これは、何かにそう書いてあったということではなく、浮沈子の妄想に過ぎないことをお断りしておく。

だって、何かあったら燃焼を止めることができるからな。

つーか、何かあったら、燃焼が止まるということになる(何事もなければ、燃え続けてるわけだし)。

それでも、例えば実際にあった2段目の爆発のように、予期せぬ事態が起こればそんなことは言ってらんない。

あらゆる事態に対応できる緊急脱出システムなんて、やはり存在しないのかもな(けん引式でも、けん引ロケットが離脱した後のトラブルは、別途考慮する必要がある)。

ロシアのソユーズは、液体燃料ブースター(つーか、それが1段目という位置づけらしいけど)の燃焼中に緊急脱出に成功している。

まあ、正確には、ブースターの切り離しに失敗しちまったわけだから、似たようなもんかもしれないが、2段目(真ん中のロケット)は1段目と同時燃焼しているから、少なくとも加速中の脱出だったということになる。

(砕け散った「コロリョフの十字架」 - いったいなにが起きたのか?)
https://news.mynavi.jp/article/soyuz-1/

「4基の第1段機体のうち、ブロークDが分離できず、そして第2段に衝突したか、ロケット全体の姿勢を乱すなどしたという説が有力」

詳細は、鳥嶋さんの5回に渡る力の入った連載をお読みいただきたい。

で、次なる疑問は、もう一方のスターライナーは、なぜインフライトアボートテストを行わないかということだ。

打ち上げに使われるアトラスV N22ロケットは、型式からも分かるように固体燃料ブースターを2基搭載している(N:フェアリングなし、2:ブースター2基、2:上段ロケット(セントール)のエンジン2基)。

本来なら、こっちこそ、インフライトアボートテストで、緊急時の脱出能力を実証しておく必要がある。

でもやらない・・・。

似たような話は、チャレンジャー爆発事故を起こしたスペースシャトルにも当てはまる。

まあ、あっちは、そもそも固体燃料ブースター燃焼中は、緊急脱出手段を持たないという選択だからな。

話にならない。

オリオン宇宙船は同じ様な構成(そもそもSLSはスペースシャトルの部品を寄せ集めて作っている)だが、こっちは、ちゃんとした加速時の緊急脱出試験を行っている。

(オリオンテストの成功により、NASAは火星ミッションに近づきました)
https://www.nasa.gov/press-release/successful-orion-test-brings-nasa-closer-to-moon-mars-missions

「NASAは、テスト宇宙船を簡素化し、パラシュートと関連システムを排除することにより、テストスケジュールを加速し、コストを削減することができました。」

なんだ、パラシュートなしか・・・。

それでも、動画を見ると、SLS代用のピースキーパー(大陸間弾道ロケット)の先端から、けん引用ロケット(カバー付き)に抱えられたカプセルは、明らかに1段目の燃焼中(加速中)の切り離しに成功している。

外連味のない、安全安心の枯れた技術を感じる(けん引ロケットは、使っても使わなくても、毎回使い捨てだけどな:使わないのに捨てちまうのは、使い捨てとは言わない?:まあ、離脱する際にはロケット吹かすから、使ったことになるのかも)。

ピースキーパーの加速力が、SLSに匹敵するかどうかは知らない。

(ピースキーパー (ミサイル))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)

「ピースキーパーミサイルは固体ロケットのロケットエンジン三段と液体燃料エンジンによるバス、またはPost Boost Vehicle(PBV)と呼ばれる最終段一段の計4段からなっており、固体ロケットによって宇宙空間まで打ち上げられ、液体ロケットによるバスによって各弾頭をそれぞれの目標位置まで運ぶ」

打ち上げ動画を見る限り、使用されたのは固体燃料を使った1段目だけのようだ(未確認)。

「第1段: チオコール SR118 固体燃料ロケット・モーター 推力:2.2 MN (500,000 lbf)」

(NASAのOrionクルーカプセルエースの大きな安全性テスト)
https://www.space.com/nasa-orion-capsule-abort-test-flight.html

「Peacekeeper大陸間弾道ミサイルの再生された第1ステージモーターの頂上で空に飛びます。」

「52秒後、高度約31,000フィート(9,450メートル)で、カプセルの上部に取り付けられた打ち上げ中止システム(LAS)がギアに蹴り込まれました。 」

「LASの打ち切りモーターが発射され、その400,000ポンド。オリオンを引き上げてブースターから引き離し、その過程で約7 Gの力を与える推力。」

結構厳しい加速力で引き離している。

訓練された宇宙飛行士でなければ、ブラックアウトするかもしれない。

(ブラックアウト (航空・宇宙))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E3%83%BB%E5%AE%87%E5%AE%99)

「プラス方向(体の軸に対し下向き)の大きなGがパイロットにかかった際、心臓より上にある脳に血液が供給できなくなり、完全に視野を失う症状を指す。通常はグレイアウトに引き続いて陥ることが多い。」

「ブラックアウトをきたす高G環境は、脳虚血による失神(G-LOC)に繋がり、大変危険である。」

「戦闘機パイロットや宇宙飛行士が着用する飛行服には、ブラックアウト、グレイアウト、G-LOCと言った症状を防ぐために下半身を空気圧で締め付けて上半身の循環血液量を保つ耐Gスーツが備えられていることが多い。」

NASAの長官は、こういう事態(宇宙飛行士が失神して宇宙船のコントロールができない事態)を想定して、宇宙飛行士が乗っていれば、システムに欠陥があっても人間が何とかするから大丈夫だと言ったんだろうか。

しかも、スターライナーは、データ中継衛星と直ちに接続できず(今のところ、原因不明)、一つ間違えば、大気圏に再突入して燃え尽きてなくなるところだった(未確認)。

頓珍漢もいいところだな(彼は宇宙飛行士でもないし、技術者でもないから仕方ないか・・・)。

で、そのスターライナーが、途中で燃焼を中止できない固体燃料ブースターを2本付けたアトラスV N22で打ち上げられる際に、インフライトアボートテストを行わないのは、金がかかるとか、静的打ち切りテストで十分立証できるとか、そういう話ではなく、単に安全に離脱させることができないからではないかと浮沈子的には見ている(そうなのかあ?)。

NASAは、それでもいいと言ってる。

まあ、ISSに行くと言って打ち上げられたカプセルが、途中でチョンボして戻ってきても、次から人間乗せて飛ばそうという機関だからな。

そのくせ、クルードラゴンのパワードランディングにいちゃもんを付け、パラシュート対策に不満たらたらで、座席数さえ削ってきた(スーパードラコの燃料計バルブのチョンボで爆発したのは自業自得!)。

まあ、それぞれ、もっともな理由があるんだろうが、スターライナーのインフライトアボートテストを行わない言い訳はどうなってるのかは知らない(単に、浮沈子が知らないだけかも)。

オリオンは、代役のロケットとはいえ、実証試験を行っているからな。

同じだと思うのは、浮沈子だけなんだろうか?。

ISSタクシーで使われる宇宙船は、1段目の加速中に緊急離脱しなければならなくなった場合は、どちらも一か八かになる(そういう環境で試験してないからな)。

オリオンは、一応、大丈夫ということになっている。

ソユーズは、2回も実証して見せたしな(1回目は、乗員が負傷したらしい)。

少なくとも2回目には、見事に緊急脱出に成功している。

コンバットプローブン(実戦証明済)なわけだ。

打ち上げロケットなどの信頼性が高く、失敗する可能性が十分低ければ、緊急脱出システム自体のリスクとの比較考量(トレードオフ)となる。

ファルコン9については、少なくとも実績十分とは言えないだろう(ブロック5になってからは、まだ20回程度だしな)。

アトラスVだって、N22仕様で飛んだのは1回だけだ。

まぐれだったかもしれないしな(そんなあ!)。

ISSタクシーの打ち上げは、最初のうちは博打だ。

信頼性は、数をこなす中でのデータ収集や、改良に掛かっている。

精一杯、リスクを減らす観点からも、事前の十分なテストを行い、適切に評価する必要がある。

明日(今夜遅く?)は、そんな感じの背景を思い浮かべながら、クルードラゴンのアボートテストを眺めることになる。

地球の裏側からな・・・。

(Why have SpaceX, Boeing & Blue Origin ditched abort towers?:動画出ます:追加)
https://www.youtube.com/watch?v=0MaeHNU2660

「打ち切りシステムの発売に関しては、商業宇宙業界で新しい傾向があります。乗組員の車両にアボートシステムを搭載している3つの商業会社はすべて、過去にアボートシステムを支配していた古典的な打ち上げアボートタワーを捨てました。」

「SpaceXのクルードラゴンとボーイングのスターライナーカプセルは、どちらも固体ロケットモーターではなく液体燃料のアボートモーターを使用しています。」

「スペースX、ボーイング、ブルーオリジンの搭乗員が乗る車両のタワーを中断させる設計上の考慮事項についてお話します。また、ボーイングとスペースXが一体ではなく液体モーターを使用する理由を評価します。」

結論から言えば、プッシュ型にしたのは脱出システムをシンプルに統合したいため(ブルーオリジンのニューシェパードは、観光用の窓を確保するためですが)、液体にしたのはISSに長期間(最大210日)接続しておくためだそうだ(固体燃料は、宇宙での長期保管に向かないので)。

クルードラゴンは、元々は宇宙船のパワードランディング目的だったけどな。

クルードラゴンのスーパードラコは、有人飛行の1回だけ使用し、貨物輸送に転用される際には使用されない(たぶん)。

スターライナーは、脱出システムをサービスモジュールに搭載しているため、毎回投棄することになる。