ライセンス生産2011年12月20日 21:18

ライセンス生産


戦闘機の生産において、三菱重工業などはライセンス生産という方法を採っている。たぶん、Fー35についてもそうなるだろう。

そのメリットとしては、生産技術のみならず、開発技術を維持、向上させることができるからだという。単なる組立を行うノックダウン生産とはことなるからだそうだ。

(ライセンス生産)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%94%9F%E7%94%A3

しかし、本当にそうだろうか。ライセンスを供与する側に立てば、相手企業の競争力を、特に、開発力を向上させるようなマネをするだろうか?。

また、技術開発力というのは、相手からノウハウを教えてもらうことで向上するものなのだろうか?。

高度な技術であればあるほど、そこに至るまでの道のりで蓄積されたノウハウは膨大となり、その労力を厭わずに金、人、物をつぎ込んで初めて獲得できるものだと思う。

そして、ライセンス供与を受けて開発力を強化出来るのは、自らもこの困難な開発の努力を怠らないことでしか担保できないのではないか。

ライセンス生産においても、高度な技術を伴う部分はブラックボックス化され、場合によっては「モンキーモデル」など、性能に劣る仕様に置き換えられてしまうこともあるようだ。

(モンキーモデル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB

兵器は、敵の戦闘能力を奪うことが目的とされる高度な技術の塊である。戦闘機の場合、機体、エンジン、制御技術、最近はステルスとかデータリンク、高度な索敵技術なども要求され、膨大な開発費を投じることになる。

世界一の軍事大国であるアメリカ合衆国さえ、Fー22の膨大な開発費に喘ぎ、配備されたのは数十機に留まることとなった。そして、Fー35は同じ会社が作っている。

今日のニュースでは一機100億円とか言っていたが、ライセンス生産で価格は暴騰するだろうな。1.5倍から2倍というところか。しかも、運用コストも在来機よりも高くなる(ステルス性の維持のために、塗装し直さなければならない)。

それもこれも、全部国民の税金で賄われる。残念ながら、21世紀になっても軍事力は必要である。防空能力はなくてはならないし、交戦を有利にするためにはステルス性も必要かもしれない。

しかも、他国の開発した技術をパクって作らなくてはならない。悲しいかな、これが世界に冠たる製造技術を持つ国の、軍事力の実態なのである。

台風2011年12月20日 22:11

台風
台風


フィリピンでの台風21号(センドン:フィリピン名、ワシ:アジア名)の被害が深刻だという。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111220-OYT1T01012.htm

1000人近い被害が出ている。ミンダナオ島なんて、めったに台風の被害に遭うことがなく、防災上も盲点になっていたのかもしれない。一時は、セブ島直撃か?、という状況だった。コンティキが吹き飛ばされてはたまらない。

しかし、今頃台風なんて珍しいのではないか。

(台風)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8

どうも、日本を中心としたことしか触れていない。ちょっと古いが、リンクにあった以下のページで、12月の台風を検索してみると、結構出ている。

(台風データベース)
http://www.eorc.jaxa.jp/cgi-bin/trmm/search_t.cgi

なるほど、台風は季節を問わず発生しているんだ。それでも12月というのは、この地域全体から見れば少ない。何かがおかしくなり始めている。根拠なんてない。動物的なカンだな。危機を感じる。

そのフィリピンのセブに、いよいよ来週から出かける。1年ぶりの訪問になる。ホテルの人たちや、ダイビングサービスのスタッフは元気だろうか。また、あのまずいコーヒー(のようなもの)を飲まなきゃならない生活になるのだろうか。

近くの島では、台風の被害で気の毒なことになっているというのに、外国人である我々は、ダイビングなんぞに明け暮れていていいのだろうか。おっと、日本でも原発事故は一応収束したとはいえ、多くの人々が故郷に戻れない中で年を越えようとしている。

そんな後ろめたい気分で今回は出かけようとしている。

その前に、山のような仕事をやっつけなくっちゃ・・・。