心の中のゆとり2011年12月29日 10:02

成田空港にて
成田空港にて


今日、日本を立ってフィリピンのセブ島にやってきた。正確にはセブ国際空港があるマクタン島である。

12日間のバカンスが始まった。

機内放送で告げられた現地の気温は摂氏28度。日本との気温差はおよそ25度。当たり前だが、飛行機を降りてボーディングブリッジに移ったとたん、「暑い」。

成田で、半袖のTシャツとサンダルに履き替えて空港内をうろついていたときは、周りから奇異な視線が刺さっていたが、ここにくると長袖とか着ている方がおかしく見える。

空港に迎えにきてくれたイントラの話では、現地では昼頃まで雨が降っていたそうで、湿度も高い。ムッとする暑さである。一緒に来てくれたダイビングサービスのジュリアンと目で挨拶する。

出発の一週間前にやっとチケットがメールで送られてくるなど、ちょっとひやひやした(まあ、eチケットなので空港で印刷してもらってもいんですけど)が、当日の朝まで、何の準備もしないで、8時にお目覚めしてから押取刀で泥縄の準備を始める。

ようやくベンツに器材とパソコンと着替え(といっても、パンツとTシャツを1枚ずつ)を放り込んだ。こっちに来てから、延長コードを持ってくるのを忘れたことに気がつく(後の祭りです・・・)。明日、コンビニに買いに行こう(この手のアイテムはセブでも値段が高い)。

で、成田まで東関東自動車道路をぶっ飛ばす(法定速度遵守の精神で・・・。精神だけ?)。1時間15分ほどで到着。遅い朝飯を食べたり、成田みやげのドライマンゴーの手配をしたり、フィリピンペソ(チップ用です)やアメリカドル(ホテルやダイビングサービスへの支払い用です)への両替を行い、イントラへの謝礼用に日本円も下ろし、旅行保険にも入り(一番安いやつ)、準備万端整えた頃には、搭乗手続きが始まる12時近くになっている。いつものパターン(もう、セブも8回目だもんな)。

出発ロビーは空いていて、出国ラッシュはこれからなのだろう。日本航空のカウンターは暇そうに立っている係員の方がお客さんよりも多い。これじゃあ、赤字だよなあ。やはり、1回潰して再出発しなけりゃいけない。

フィリピン航空もナショナルフラッグエアラインなので、どうなることやら。そのカウンターの長蛇の列に並ぶのも慣れてきた。今回は1年ぶりの海外旅行になるので、スポーツアジアという預け荷物重量が20kgまで無料になるサービスを更新しようとしたら、サービスが廃止になるかもしれないのでお薦めしていませんとのこと。計量したら26キロ以上だったが、追加料金はなし。なんだかよくわからなかったが、ただより安いものはない。23キロまで無料で、日本から出発するときは、さらに5キロのおまけが付くようだ。

荷物を預けてさっさと出国手続きを行う。やはりベルトのバックルでセンサーが反応してしまう。サンダルも脱いでやりなおしてOK。サテライトターミナルに無人の電車(何て言うんだか?)で移動して、97番ゲートの入口で椅子に座って一休み。のんびりと搭乗のアナウンスまでの時間を過ごす。

慣れているとはいえ、もう少し簡単にならないものかと思う。電車やバスに乗るように海外旅行も行けるようになるといいな。家の近くのコンビニから荷物を積み込む手続きができるとか、航空券の発券は、ネットで座席まで押さえられて、自動販売機で行えるとか。手荷物検査と出国手続きは安全と出国管理上やむを得ないとしても、それ以外の手続きはもう一工夫できそうだ。

搭乗開始となり、機内の人になる。隣は男の学生さん、二人連れで旅慣れている感じ。一人はアイパッド2でもう一人はアイフォーンである。その隣の私はアイポッドタッチなので、アップルそろい踏みになった。やがて眠気が襲ってきて、いつの間にか離陸していた。最近、このパターンが多い。食事の時間までうつらうつらとしていた。入国の書類や税関の書類が配られたのも知らなかった。ヘッドフォンは置いていってもらえなかった。まあ、使わないからいいんですけど。

機内映画はラブコメディで「クレイジー・スタピッド・ラブ」とかいうのをやっていた。中国語の字幕だったのには驚いた。内容はつまらなそうだったので、あまり気にならなかった。食事はポークの方にした。ビーフを選択する人が多いようだった。

食べると、自動的に睡眠モードになって、到着の30分前まで殆ど寝ていた。今回はよく寝られる。機内の空気は乾燥していて鼻とか喉が辛かったが、持ってきたマスクをするほどではない。入国関係の書類を書いた他は、何をするでもなく殆ど寝ていた。

入国手続きや預け入れ荷物の受け取りはいつものとおり。空港のドアを出たところで、迎えに来ていたイントラの方が気づいてくれた。車が新しくなり(中古ですが)、冷房も効くオートマのオフ車だった。乗り心地もいい。大進歩ですなあ。コンチキに着いて、ウエルカムドリンク(マンゴージュース)をイントラと飲みながら、明日からのダイビングのスケジュールを話し合う。セブの南に車で4時間以上行ったところに、ジンベイザメの餌付けをしている場所があるという。そこに潜りにいくことになった。往復で8時間以上の行程だが、ほぼ確実にジンベイが見られるというので行ってみる気になった。

まあ、初日はコンチキの前のドロップオフをまったりと泳ぐことにした。何せ1年ぶりの海である。プールとは異なる感覚を取り戻さないといけない。

イントラが帰った食堂でコーヒーとトマトスープを頂いていると、近くの浜から花火が10分くらい上がった。すごい音で、部屋から出てきてアイパッドで動画撮影している人もいた。そういう時代になったんだなあ。こっちは、ひたすら丼サイズのトマトスープを頂いていた。

今回は、どうやら無線LANが使えないようだ。明日、スタッフに聞いてみよう。

夕食後、荷解きをして、充電モノなどをいろいろセットをしてから、このブログネタを書いている。何にしても、無事にセブに着いたのが何よりである。

イントラの海外拠点がここなので、3年前から通っているが、慣れてくれば居心地のいいところだ。宿やダイビングサービスのスタッフとも顔見知りだし、精神的に楽なのがいい。病んだ心のケアにちょうどいい。

心の中のゆとりをたっぷりと補充して帰ろうと思う。