新型ボクスター2012年03月17日 08:25

新型ボクスター
新型ボクスター


ジュネーブショーで登場すると、このブログでも書いておいた新型ボクスターがデビューした。

(新型ボクスター発表前夜)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/03/02/6356452

(ポルシェ、すべてを刷新した新型「ボクスター」をワールドプレミア)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/2012geneve/20120313_518376.html

写真を見る限りでは、あまり変化がないように思われるのだが、「ボクスターがデビューして以来、これほどまでに大きな変貌は遂げたことがない」そうだ。

911もそうだが、ポルシェのデザイナーはDNAを引き継ぎながら新しさを出さなければいけないので、苦労が多いだろう。

ぱっと見のデザインはともかく、ディメンションから何から相当変わっているので、メーカーの言う通りの大変化ではある。

エンジン自体は変わっていないようだ。ダウンサイジングとチューニングで燃費、馬力とも向上している。

「S」は、ニュルブルクリンクで8分を切っている。走行性能については、「そんなに速くなくてもいいんですけど・・・」。オープンカーなので、200キロでぶっ飛ばすとシンドイだろう(私はやってません!)。

「実用衛星」2012年03月17日 11:39

「実用衛星」
「実用衛星」


日常生活や産業に役立つことを目的とした衛星。通信衛星・気象衛星・地球観測衛星・放送衛星など、と書いてあるのはこのページ。

(実用衛星)
http://kotobank.jp/word/%E5%AE%9F%E7%94%A8%E8%A1%9B%E6%98%9F

朝鮮民主主義人民共和国が、実用衛星を打ち上げようとしている。

(ミサイル:北朝鮮、「実用衛星打ち上げ」に見せ掛け)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/17/2012031700427.html

この記事によれば、「科学技術衛星」といっており、「実用衛星」とはいっていない。用語の定義にも含まれてはいない(別の記事では、地球観測衛星とも)。

ま、そんなことはどうでもよく、どのみち景気付けの花火であることに違いはない。

心から成功を祈る(失敗して、頭の上に落っこちて来たのではたまらない)。

米国は栄養補助食品24万トンを援助するらしいが、長距離弾道ミサイルではないので、問題ないらしい(一応、文句は付けているが、結局渡すだろうな)。

かの国は、核兵器も持っているらしいが、ちゃんと管理できていて使い方さえ誤らなければ問題なかろう(実際には使わないだろうし)。

米国では、300キロものプルトニウムの紛失とか起こっているので、こっちの方が心配だ。

(プルトニウム:300キロが不明 米ロスアラモス研究所で)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/183.html

ウクライナではこんなことも起っている。

(ウクライナの戦術核250発が行方不明?)
http://cocktail-glass.at.webry.info/200512/article_20.html

これらの続報はない。行方不明のままなのか、見つかったのかすら報道されない。不気味な話である。

ところで、「実用衛星」は、来月12日から16日にかけて打ち上げられると報じられている。

準備万端整っているならいいが、記念日(金日成生誕100周年:4月15日)に合わせようとして、無理な日程を組まされて失敗するようなことのないように強く希望する。

やれやれ、どんな「実用」になることやら・・・。

葛藤2012年03月17日 17:24

葛藤


葛(かずら)や藤(ふじ)のこと。枝がもつれ絡むところから、心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのいずれをとるか迷うこと。

大江健三郎がパリで語ったと報じられた言葉、「人間が行動するうえで最も大切な倫理は次の世代が生きるための条件を壊さないことだ」「経済的、科学的、防衛的な理由は2次的なものでしかない」を読んで、深く考えさせられた。

宮崎駿がインタビューの中で、「この子の命を守るためにこの木を切るか、後世のためにこの子の命を犠牲にしてこの木を残すか」と言っていたことを思い出した。

(「飢えた子と木」の話がでてくるページ)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~kouji/eva/evatalk1.html

歳を重ね、半世紀を生きてしまった今、次の世代のことを考えずにはいられなくなった。自らの世代の繁栄が次世代の繁栄に繋がることも事実である。今生き抜かなければ、次世代は来ないと考えることは健全な思想であると信じてきた。

そうではない、というのがこの話である。

大江の話は原発のことらしいが、原発に限らず人間の行動規範として読むと、重い。

限られた生産基盤の中での「究極の選択」は、近代における技術革新によって一時期隠蔽されていただけなのかもしれない。

地球という「村」から出ることができない人類は、再び究極の選択を迫られているのかもしれない。

耳に心地よい言葉2012年03月17日 19:45

耳に心地よい言葉


中途半端でない、言い切り型の言葉。相手の弱みにつけ込んで、全人格を否定する罵倒。常日頃鬱陶しく思っているものに向けられる批判。現世利益を否定する欺瞞を暴く舌鋒。

誰とは言わないが、現代において舌先三寸(筆先半寸?)で飯を食う上で必須の事項である。

「・・・かもしれない」「ま、どうでもいいんですが」とか言ってはいけないのである。

そもそも、言葉を連ねて飯を食うなどということ自体が怪しい商売であり、メディアの蔭に隠れた卑怯者のすることだ。気に入らないことがあれば、面と向かって罵倒するがいい。それでも不足なら、殴りかかればいいのである。

言論が暴力に勝るとか、ペンは剣よりも強いなどというのは所詮幻想に過ぎない。それは、存在が相対化されているという仮定のもとに構築されている。自分だって殺されたくないだろうから、殺さないだろうとか。

自爆テロには一切通用しないし、たぶん正規軍は歯牙にもかけまい。

それでも、言葉を紡ぎ、言葉に頼るのが人の習わしとなった。

言葉の力には限界があり、万能ではない。耳に心地よい言葉が秘めるまやかしに騙されぬよう心し、力無き正義は無力であることを忘れぬようにしたい。

言葉も出ない2012年03月17日 20:53

言葉も出ない
言葉も出ない


「言葉」繋がりではないが、「こだわったのは体験だ。人々を、言葉も出ない状態にしたい」と書いてあるのはこのページ。

(Aston Martin One-77)
http://wired.jp/wv/gallery/2009/09/09/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%81%ab%e3%81%af%e9%87%91%e7%ae%94%ef%bc%9a%e3%80%8e%e3%82%a2%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3one-77%e3%80%8f%e7%94%bb-5/

こんなページも。

(お買い上げ額13億円…10台のアストン One-77 を買い占めた富豪)
http://response.jp/article/2010/05/19/140615.html

(動画:Aston One 77)
http://www.youtube.com/watch?v=z_4kDEACpHM

いつものページ。

(アストンマーチン・One-77)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%BBOne-77

世の中には、ため息の出るようなものがある。言葉を失い、感動だけが湧き起る。1億3千万円というのはずいぶんといいお値段だが、それだけ払う価値があるのかもしれない(禁句!)。

ま、私にゃ縁(円)がないのでどうでもいいんですが(禁句!)。

アストンには、お求め易い廉価版もある。

(アストンマーティンV8ヴァンテージ)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000017447.html

ポルシェ911の真のライバルとか書かれていると、ちょっと気になる。お値段は1500まんえん・・・。

どこが、お求め易いのだか・・・。

(V8 ヴァンテージ 2005年モデルのグレード一覧)
http://kakaku.com/item/K0000286992/catalog/#tab

(中古:日によって内容は変わります)
http://kakaku.com/kuruma/used/spec/Maker=45/Model=31201/AgeTypeFrom=2005/Sort=u3/

今日現在の最安値で760まんえんだって!。

いつも巡回しているポルシェのブログに書いてあったので調べてみたのだが、どっちにしろ、縁がない話だ(禁句!)。

(そのページ)
http://porschewbs.exblog.jp/17970813/

明日は晴れるというので、さらに3分の1の値段で買った中古のポルシェを転がしに行こう。ささやかな大衆の原像・・・。