コリオリの力2012年03月20日 12:05

コリオリの力
コリオリの力


昔、学校で勉強して以来(してなかったという説もあるが)、とんと縁がなかった「コリオリの力」覚えてますか?。

(地球の自転によるコリオリの力)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%8A%9B#.E5.9C.B0.E7.90.83.E3.81.AE.E8.87.AA.E8.BB.A2.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E3.82.B3.E3.83.AA.E3.82.AA.E3.83.AA.E3.81.AE.E5.8A.9B

高緯度から低緯度に向かって物を投げると、西側にずれていくと書いてある。

ここんところを、よーく押さえた上で、以下の記事を読む。

(ミサイル:北朝鮮が国際機関に落下地点通知)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/19/2012031900558.html

1段目はどうでもいいのだが(大韓民国や中華人民共和国の人にとっては重大!)、問題は2段目である。

フィリピン東方沖190キロなどと書いてある。

フィリピンだって?。

地図にはセブ島の島影も見える。

ヤバイじゃん!?。

朝鮮民主主義人民共和国のロケット技術者だって、コリオリの力くらいは計算に入れているのだろうけど・・・・。

だいじょうび?。

ここでちょっと計算する。

かの国は、人工衛星だと主張しているので、第一宇宙速度である秒速8キロ程度まで加速する必要がある。簡単のため、最初から秒速8キロで飛んでいると仮定すると、フィリピンまでの距離は約4000キロだから、500秒で到達する。

(第一宇宙速度)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%80%9F%E5%BA%A6#.E7.AC.AC.E4.B8.80.E5.AE.87.E5.AE.99.E9.80.9F.E5.BA.A6

地球は24時間で1周し、赤道周囲は4万キロなので、1秒あたり約0.5キロ動くことになる。

つまり、ざっと見積もって飛んでいるうちに250キロ西にぶれることになる。

で、そこにはセブ島があり、マクタン島があり、コンチキのダイビングスポットがあったりするわけだ。

やっばいじゃん!!。

かの国の担当の方、もし、「コリオリの力って、何?」とか言って計算に入れてなければ、まだ時間あるので是非修正してね!(あくまでブログネタなので・・・)。

ポストPCの行方2012年03月20日 19:29

ポストPCの行方
ポストPCの行方


iPadが売れまくっているそうだ。2代目の3倍の勢いだという。

(新型iPad独走、300万台を突破)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120320-OYT1T00166.htm

みなさん、中華パッドのことなんか、見向きもしない。実際、比べてしまうと同じタブレットを名乗るのが烏滸がましいほどの違いがあるが、スレート型コンピューターであることには変わりない。

(オンキヨー、11.6型ワイド液晶搭載スレート PC(タブレット端末)3モデルを発表)
http://japan.internet.com/busnews/20120320/3.html

これって、ウインドウズパソコンそのまま。8が出るのが待ちきれなくて、7のまま出してしまった感じだが。うるさいことを言わなければ、これもスレート型コンピューター。

ウインドウズ8の乗ったタブレットも、こんな感じになるのだろうか。

しかし、でかい。重いし、厚いし、値段も高い。

(スペックのページ)
http://onkyodirect.jp/pc/tw3aa31/

最上位機種なんか、中華パッドの10倍のお値段!。しかも、バッテリーは持たない(6時間くらい)。

従来からある、ウインドウズが動くタッチパネル式パソコンそのもの。

その一方で、アップルは着々とiPadによるポストPC路線を拡大し、グーグルも二匹目のドジョウを追いかけている。

見かけは似ていても、未来のパーソナルコンピューティングへのアプローチは様々だ。

独自OSと独自ハードで爆走するアップル、クロームOSをほっぽり出してアンドロイドに活路を見出したグーグル、過去(現在?)の膨大な資産を継承し、一気に逆転を狙うマイクロソフト。

しかし、最後に笑うものはアンドロイドを搭載した中華パッドになると確信している。

理由は3つ。早い、安い、うまい!。

なにしろ、OSのバージョンアップの早さには、開発者がついていけないほどの勢い(ほぼ半年に一度のペース?)。安さについては説明は不要。そして、各メーカーが独自の改良を施すことを許容するOSの設計。

アプリの質に問題はあるものの、エンドユーザーが必要としているものは(一応)揃っている。

CPUやディスプレイは部品なので、どこが開発してもいずれは同じようなものになる。値段との兼ね合いで、選択肢があるのが好ましい(iPadも2種類になったし)。

懸念されるのは、アップルではなくマイクロソフトである。ほぼ同じビジネスモデルであり、資金力、ソフト資産は膨大だ。値段と性能は、普及してくればアッという間に解決できる。各メーカーとしても、プラットフォームとしてのウインドウズの価値はおいしい。

出せば必ず売れるから、リスクが少ない。

こうなると、アンドロイドの魅力は一気に失せてしまう。

まあ、別にグーグルに義理はないので、そうなったらウインドウズタブレットにするさ(7インチ、よろしく!)。