なごり雪 ― 2013年02月02日 20:10
なごり雪
画像は、今日の午後4時頃の箱根大観山のレストラン2階のトイレ(これが、綺麗なんですよ!)から撮った、芦ノ湖辺りの写真。
手前には、融け残った雪が白く見えている。
ガラスの映りこみで分かるように、アンドロイド(N8000Ⅱ)での撮影。
約1000メートルの標高の気温は8度。
麓とは10度程違うが、春のような暖かさである。
残念ながら、4時半まで粘ったが、富士山は見えなかった。
前回、小田原厚木道路でお縄になっているので、今回は用心して「セダン」を追い越すときは、減速してナンバーとか、車種とか、搭乗員を確認のうえで踏み抜く。
(イルカ 「なごり雪」:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=4IT_ZHGsQXw
1975年とある。
38年前、青春真っ盛りの頃。
身体に染み付いている歌である。ハスキーだが良く響く声は、今聴いても透明感に溢れている。
しかし、イルカって、この頃と殆んど変わっていないというのは驚異だ!(だいぶ太ったけど)。
「時がゆけば、幼い君も」バ○アになると気付かないまま・・・。
失礼!(調子乗りすぎ・・・)。
話を戻そう・・・。
ボクスターは、ぐずることもなく、快音を響かせながらターンパイクを駆け上がっていく。
作業車両を1台追い抜いた他は、ほぼクリアラップだったが、別にタイムを計測するのが目的ではない。
エンジンに思い切りガソリンと空気を食わせて、本来の性能を発揮させてやるためだ。2速、3速をマニュアルで切り替えながら、5000回転以上をキープする。
気持ちよーく吹けるボクサー6は、何のストレスもない。サスペンションも滑らかに仕事をしている。
下道メインの今回の給油は、リッター6.5kmと平凡な値。
帰りの道も東名は渋滞なしで、首都高で15分ほど環状線への合流に手間取っただけ。
走ることを目的とするクルマ、いや、走ること「だけ」を目的とするクルマである「スポーツカー」。
「人間が考案した施設や技術、ルールに則って営まれる、遊戯・競争・肉体鍛錬の要素を含む身体や頭脳を使った行為」である「スポーツ」の要素が、確かにある。
往復で3時間も座っていながら、身体のどこかが痛くなるようなこともない、よく出来たシートに座って、ハンドルをくるくる回したり、ペダルをぺたぺた踏んでいるだけなのだが、頭の中は大忙しである。
集中する。他の事を考えずに、ひたすら夢中になる。
人間である証し、人間の証明である。
500Eもいいが、こういうシーンでは、明らかにボクスターに軍配が上がる。絶対的なスピードや、加速ではない。横Gでも、ブレーキングパワーでもない。
「快感力」とでもいうのだろうか。
BRZを試乗したときにも感じた、あのワクワク感、ドキドキ感、程好く抑制された熱い思いが、走りの隅々に迸る。
500Eでも、それを引き出すことは可能かもしれないが、首都高の側壁と仲良くなる確率は高い。
安全にスピード「感」を味わい、横Gに酔い、ブレーキングに痺れる。素のボクスター(2003年モデル)は、実に美味しい。
その良さを、心ゆくまで堪能した午後だった。
画像は、今日の午後4時頃の箱根大観山のレストラン2階のトイレ(これが、綺麗なんですよ!)から撮った、芦ノ湖辺りの写真。
手前には、融け残った雪が白く見えている。
ガラスの映りこみで分かるように、アンドロイド(N8000Ⅱ)での撮影。
約1000メートルの標高の気温は8度。
麓とは10度程違うが、春のような暖かさである。
残念ながら、4時半まで粘ったが、富士山は見えなかった。
前回、小田原厚木道路でお縄になっているので、今回は用心して「セダン」を追い越すときは、減速してナンバーとか、車種とか、搭乗員を確認のうえで踏み抜く。
(イルカ 「なごり雪」:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=4IT_ZHGsQXw
1975年とある。
38年前、青春真っ盛りの頃。
身体に染み付いている歌である。ハスキーだが良く響く声は、今聴いても透明感に溢れている。
しかし、イルカって、この頃と殆んど変わっていないというのは驚異だ!(だいぶ太ったけど)。
「時がゆけば、幼い君も」バ○アになると気付かないまま・・・。
失礼!(調子乗りすぎ・・・)。
話を戻そう・・・。
ボクスターは、ぐずることもなく、快音を響かせながらターンパイクを駆け上がっていく。
作業車両を1台追い抜いた他は、ほぼクリアラップだったが、別にタイムを計測するのが目的ではない。
エンジンに思い切りガソリンと空気を食わせて、本来の性能を発揮させてやるためだ。2速、3速をマニュアルで切り替えながら、5000回転以上をキープする。
気持ちよーく吹けるボクサー6は、何のストレスもない。サスペンションも滑らかに仕事をしている。
下道メインの今回の給油は、リッター6.5kmと平凡な値。
帰りの道も東名は渋滞なしで、首都高で15分ほど環状線への合流に手間取っただけ。
走ることを目的とするクルマ、いや、走ること「だけ」を目的とするクルマである「スポーツカー」。
「人間が考案した施設や技術、ルールに則って営まれる、遊戯・競争・肉体鍛錬の要素を含む身体や頭脳を使った行為」である「スポーツ」の要素が、確かにある。
往復で3時間も座っていながら、身体のどこかが痛くなるようなこともない、よく出来たシートに座って、ハンドルをくるくる回したり、ペダルをぺたぺた踏んでいるだけなのだが、頭の中は大忙しである。
集中する。他の事を考えずに、ひたすら夢中になる。
人間である証し、人間の証明である。
500Eもいいが、こういうシーンでは、明らかにボクスターに軍配が上がる。絶対的なスピードや、加速ではない。横Gでも、ブレーキングパワーでもない。
「快感力」とでもいうのだろうか。
BRZを試乗したときにも感じた、あのワクワク感、ドキドキ感、程好く抑制された熱い思いが、走りの隅々に迸る。
500Eでも、それを引き出すことは可能かもしれないが、首都高の側壁と仲良くなる確率は高い。
安全にスピード「感」を味わい、横Gに酔い、ブレーキングに痺れる。素のボクスター(2003年モデル)は、実に美味しい。
その良さを、心ゆくまで堪能した午後だった。
四つ目 ― 2013年02月02日 22:13
四つ目
画像はパガーニ・ウアイラである。
(走る宝石)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/15/6634184
前にも取り上げたのだが、ここでは違った観点から考察する。
その前に、これを!。
(【ビデオ】パガーニ「ウアイラ」が『トップギア』で最速ラップを更新!)
http://jp.autoblog.com/2013/01/30/pagani-huayra-sets-new-top-gear-test-track-record-in-season-prem/
トップギア特設コースを、カウンター当てながらぶっ飛ばすウアイラの動画に痺れる!。
でだ、この最速のスーパーカーのフロントデザインを見て、ピンと来た。
エヴァ2号機に、似ている!!。
(◆エヴァンゲリオン2号機の項を参照)
http://nameniku.blog71.fc2.com/blog-entry-783.html
あんま、似てない?。
四つ目というのがキーワードである。
ウアイラは横四つ目、エヴァは縦四つ目である。
四つ目で検索して、いくつかネタを仕入れた。
(教訓 185. 知恵は集めて利用すべし。)
http://www.wa.commufa.jp/~anknak/kyoukun185.htm
「 Four (or Two) eyes see more than two (or one).《四つ(二つ)の目の方が二つ(一つ)よりよく見える》」とある。
三人寄れば姦しい、じゃなくって文殊の知恵。
(鬼・鬼・・四つ目、方相氏)
http://kyotosukinano.blog51.fc2.com/blog-entry-606.html
(追儺(ついな))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%BD%E5%84%BA
(方相氏、追儺式と節分)
http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/setubun-3.html
方相氏という鬼退治(桃太郎のようなものか?)の顔にも、4つの目が付いている。
節分に関係あるので、図らずもタイムリーな記事になったが、「四つの目」といえば、浮沈子の世代ではNHKの番組。
(四つの目)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%9B%AE
「通常の撮影による「肉眼の目」、高速度撮影や微速度撮影による「時間の目」、顕微鏡や望遠鏡などによる「拡大の目」、X線撮影による「透視の目」を意味する。」とある。
懐かしい話だ。1966年から72年だそうである。40年以上昔のことになる。
一つ目、三つ目というのは良く聞くが、四つ目というのは、あまり聞かない。
ウアイラのデザインでは、左右に完全に分離した縦長のヘッドライトが付いている。
先代のゾンダ以外に、同様のデザインを思い出すことが出来ない。ユニークであり、斬新だ。
このクルマは、なんとフェンダーミラーでもある。木の葉のようなミラーの形状も、今までの車には見られないオーガニックなデザインである。
オーガニックといえば、このクルマはフロントやリアのウイング(フラップ?)がウニウニと動いて、空力によるコントロールを行う。ヴェイロンなどではお馴染みだが、動画で見ると、まるで生きているような不気味な動きである。
4本のタイヤが地面に接地しているという点では、普通のクルマなのだが、それ以外は既に別物になっているのではないか。
サスペンションも、ブレーキも、エンジンやハンドルも、空力コントロールも、人間が「機械」をコントロールするのではなく、コンピューターに指示を出し、そのコンピューターが「機械」であるクルマをコントロールする。
あたかも、人間が「機械」を直接コントロールしているように。
そのリアル感が忠実であればあるほど、「機械」に乗り慣れた自動車評論家は「いいクルマ」と評価するのかもしれないが、そのうち人間などという「不埒な存在」を介入させずに運転するほうが「安全」だからという理由で、ドライバーを排除する方向に進むのではないか。
ウアイラは、まだ人間の介入を許している。やがて、ドライブという人間固有の行動様式が、コンピューターに取って代わられ、人間は「貨物」として運ばれるだけの存在になる日が来るに違いない。
ウアイラという「方相氏」が退治しようとしているのは、一体何なのだろうか?。
画像はパガーニ・ウアイラである。
(走る宝石)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/15/6634184
前にも取り上げたのだが、ここでは違った観点から考察する。
その前に、これを!。
(【ビデオ】パガーニ「ウアイラ」が『トップギア』で最速ラップを更新!)
http://jp.autoblog.com/2013/01/30/pagani-huayra-sets-new-top-gear-test-track-record-in-season-prem/
トップギア特設コースを、カウンター当てながらぶっ飛ばすウアイラの動画に痺れる!。
でだ、この最速のスーパーカーのフロントデザインを見て、ピンと来た。
エヴァ2号機に、似ている!!。
(◆エヴァンゲリオン2号機の項を参照)
http://nameniku.blog71.fc2.com/blog-entry-783.html
あんま、似てない?。
四つ目というのがキーワードである。
ウアイラは横四つ目、エヴァは縦四つ目である。
四つ目で検索して、いくつかネタを仕入れた。
(教訓 185. 知恵は集めて利用すべし。)
http://www.wa.commufa.jp/~anknak/kyoukun185.htm
「 Four (or Two) eyes see more than two (or one).《四つ(二つ)の目の方が二つ(一つ)よりよく見える》」とある。
三人寄れば姦しい、じゃなくって文殊の知恵。
(鬼・鬼・・四つ目、方相氏)
http://kyotosukinano.blog51.fc2.com/blog-entry-606.html
(追儺(ついな))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%BD%E5%84%BA
(方相氏、追儺式と節分)
http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/setubun-3.html
方相氏という鬼退治(桃太郎のようなものか?)の顔にも、4つの目が付いている。
節分に関係あるので、図らずもタイムリーな記事になったが、「四つの目」といえば、浮沈子の世代ではNHKの番組。
(四つの目)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%9B%AE
「通常の撮影による「肉眼の目」、高速度撮影や微速度撮影による「時間の目」、顕微鏡や望遠鏡などによる「拡大の目」、X線撮影による「透視の目」を意味する。」とある。
懐かしい話だ。1966年から72年だそうである。40年以上昔のことになる。
一つ目、三つ目というのは良く聞くが、四つ目というのは、あまり聞かない。
ウアイラのデザインでは、左右に完全に分離した縦長のヘッドライトが付いている。
先代のゾンダ以外に、同様のデザインを思い出すことが出来ない。ユニークであり、斬新だ。
このクルマは、なんとフェンダーミラーでもある。木の葉のようなミラーの形状も、今までの車には見られないオーガニックなデザインである。
オーガニックといえば、このクルマはフロントやリアのウイング(フラップ?)がウニウニと動いて、空力によるコントロールを行う。ヴェイロンなどではお馴染みだが、動画で見ると、まるで生きているような不気味な動きである。
4本のタイヤが地面に接地しているという点では、普通のクルマなのだが、それ以外は既に別物になっているのではないか。
サスペンションも、ブレーキも、エンジンやハンドルも、空力コントロールも、人間が「機械」をコントロールするのではなく、コンピューターに指示を出し、そのコンピューターが「機械」であるクルマをコントロールする。
あたかも、人間が「機械」を直接コントロールしているように。
そのリアル感が忠実であればあるほど、「機械」に乗り慣れた自動車評論家は「いいクルマ」と評価するのかもしれないが、そのうち人間などという「不埒な存在」を介入させずに運転するほうが「安全」だからという理由で、ドライバーを排除する方向に進むのではないか。
ウアイラは、まだ人間の介入を許している。やがて、ドライブという人間固有の行動様式が、コンピューターに取って代わられ、人間は「貨物」として運ばれるだけの存在になる日が来るに違いない。
ウアイラという「方相氏」が退治しようとしているのは、一体何なのだろうか?。
種明かし? ― 2013年02月03日 08:34
種明かし?
ボーイングがリチウムイオン電池にこだわり、早期再開の切り札として画策しているマジックの種明かしが、これだとしたら、笑ってしまう。
(SpaceX 社の CEO Elon Musk 氏、787 のバッテリー問題で協力を表明)
http://www.zaikei.co.jp/article/20130201/123626.html
(UPDATE 1-Tesla CEO extends help to Boeing on battery issue:ロイターの元記事)
http://www.reuters.com/article/2013/01/29/boeing-tesla-idUSL1N0AY11R20130129
飛行継続時間も負荷も異なるシステムを、ただ電池の種類が同じだからといってすんなり移行できると思ったら大違いである。
ただ、仮にこのアイデアが本当に有効なら、米国は総力を挙げて取り組む必要がある。
(Boeing Strike Looms As Company Deals With Dreamliner Controversy)
http://www.huffingtonpost.com/2013/02/02/boeing-strike_n_2606096.html?utm_hp_ref=business
ボーイングがストライキの危機を抱えている。
内憂外患というやつか。
(全日空、777の前倒し確保検討 787停止の代替)
http://plaza.rakuten.co.jp/news10b/diary/201302030005/
いよいよ、キャリアの方も痺れを切らしてきたようだ。
今後、同様の動きが加速する可能性もある。
完全に時間との戦いになっている。
(米運輸安全委、787バッテリー正常品で異常見つからず)
http://www.aviationwire.jp/archives/15209
原因の究明の方は、「進展があった」という謎の情報にも拘らず、明確な発表のないままに難航している様子。
(米運輸安全委、ボーイングバッテリー問題で調査に進展=広報担当:メーカーCEOに続き、米運輸安全委員会からも謎の発表)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91100B20130202
分からないということが、分かってきたということか?。
(国交省、B787型機バッテリー調査で米国に調査官派遣)
http://jp.reuters.com/article/jp_boeing/idJPTYE91002920130201
「3日に出発する予定で、米連邦航空局(FAA)の調査担当者などに会う予定」とある。
前にも書いたが、リチウムイオン電池の特性から、発火のリスクは常に内在している。制御技術がどれほど安定しているのかは、あくまで相対的なものだ。
スペースXの実績がいかほどのものかは不明だが、ロケットの打ち上げ実績は、時間に換算したらB787の累計飛行時間の数千分の1程度以下である。それをもって、安全性が確立されていると考えるのなら、楽観的過ぎはしないか。
この問題は、いよいよ長期化の様相を呈してきた。
原因の解明無くして、飛行なし。
1000パーセント(?)の確証無しには、飛ばさない。
ボーイングや、キャリアの収益に影響が出ようが、原則を捻じ曲げて、リスクを抱えたままでの飛行再開だけは、断じて止めてもらいたい。
ボーイングがリチウムイオン電池にこだわり、早期再開の切り札として画策しているマジックの種明かしが、これだとしたら、笑ってしまう。
(SpaceX 社の CEO Elon Musk 氏、787 のバッテリー問題で協力を表明)
http://www.zaikei.co.jp/article/20130201/123626.html
(UPDATE 1-Tesla CEO extends help to Boeing on battery issue:ロイターの元記事)
http://www.reuters.com/article/2013/01/29/boeing-tesla-idUSL1N0AY11R20130129
飛行継続時間も負荷も異なるシステムを、ただ電池の種類が同じだからといってすんなり移行できると思ったら大違いである。
ただ、仮にこのアイデアが本当に有効なら、米国は総力を挙げて取り組む必要がある。
(Boeing Strike Looms As Company Deals With Dreamliner Controversy)
http://www.huffingtonpost.com/2013/02/02/boeing-strike_n_2606096.html?utm_hp_ref=business
ボーイングがストライキの危機を抱えている。
内憂外患というやつか。
(全日空、777の前倒し確保検討 787停止の代替)
http://plaza.rakuten.co.jp/news10b/diary/201302030005/
いよいよ、キャリアの方も痺れを切らしてきたようだ。
今後、同様の動きが加速する可能性もある。
完全に時間との戦いになっている。
(米運輸安全委、787バッテリー正常品で異常見つからず)
http://www.aviationwire.jp/archives/15209
原因の究明の方は、「進展があった」という謎の情報にも拘らず、明確な発表のないままに難航している様子。
(米運輸安全委、ボーイングバッテリー問題で調査に進展=広報担当:メーカーCEOに続き、米運輸安全委員会からも謎の発表)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91100B20130202
分からないということが、分かってきたということか?。
(国交省、B787型機バッテリー調査で米国に調査官派遣)
http://jp.reuters.com/article/jp_boeing/idJPTYE91002920130201
「3日に出発する予定で、米連邦航空局(FAA)の調査担当者などに会う予定」とある。
前にも書いたが、リチウムイオン電池の特性から、発火のリスクは常に内在している。制御技術がどれほど安定しているのかは、あくまで相対的なものだ。
スペースXの実績がいかほどのものかは不明だが、ロケットの打ち上げ実績は、時間に換算したらB787の累計飛行時間の数千分の1程度以下である。それをもって、安全性が確立されていると考えるのなら、楽観的過ぎはしないか。
この問題は、いよいよ長期化の様相を呈してきた。
原因の解明無くして、飛行なし。
1000パーセント(?)の確証無しには、飛ばさない。
ボーイングや、キャリアの収益に影響が出ようが、原則を捻じ曲げて、リスクを抱えたままでの飛行再開だけは、断じて止めてもらいたい。
午後の散車(?) ― 2013年02月03日 17:08
午後の散車(?)
まあ、散歩があるのだから、散車があってもいいだろう。
昼過ぎに起き出して、画像の山王さんに行く。首相官邸の裏手である。物々しい警備が敷かれていて、街宣車などに警戒怠り無い。
(CoCo壱番屋:ハッシュドビーフ)
http://www.ichibanya.co.jp/menu/detail.html?id=119
500Eを道端に止め、ハッシュドビーフ(当然、大盛り:CoCo壱番屋のメニュー:オススメかも)で腹ごしらえして、目的地へ。
ここに、ウアイラの輸入元であるビンゴスポーツの東京ショールームがある。
(東京ショールーム)
http://pagani.jp/showroom/
フェラーリ(F40もある)とか、アヴェンタドール(オープンタイプ)とか、ポルシェのカレラGTが無造作に展示されている。もう、何億円になるのだか、見当もつかない・・・。
残念ながら、ウアイラの実車はない。
店員に、いつ頃入るか聞くと、3月くらいだろうとのこと。
その頃、また来て見よう。
駐車場に戻って、ボクスターに乗り換えて第三京浜で踏み抜く。昨日に続いて、雄叫びが聞こえる。
当然、オープンである。
フォォォォォォォォーーーーーー・・・・・・・・。
5千回転以上の円やかな回転音、エグゾーストノートが、「ゴーーーーッ」という風切音の彼方に聞こえている。
抜群の安定感、ブレーキを踏んだときの岩のような剛性感、高速での確かなハンドリングに酔いしれる。
スポーツカーの真髄、走りの基本、そして、オープンであることの喜び。
気温は13度と、昨日に比べれば低いが、絶好のオープンカー日和である。
下道に戻って、流した走りも気持ちよい。
1億円を超えるウアイラのようなクルマは、庶民とは縁遠いクルマである(サラリーマンでも買える、ポルシェの中古とは違う)。
それには、それなりの喜びがあるのだろうが、庶民は、分相応の喜びで満足しなければならない。
それだって、十分贅沢な話だ。
まあ、散歩があるのだから、散車があってもいいだろう。
昼過ぎに起き出して、画像の山王さんに行く。首相官邸の裏手である。物々しい警備が敷かれていて、街宣車などに警戒怠り無い。
(CoCo壱番屋:ハッシュドビーフ)
http://www.ichibanya.co.jp/menu/detail.html?id=119
500Eを道端に止め、ハッシュドビーフ(当然、大盛り:CoCo壱番屋のメニュー:オススメかも)で腹ごしらえして、目的地へ。
ここに、ウアイラの輸入元であるビンゴスポーツの東京ショールームがある。
(東京ショールーム)
http://pagani.jp/showroom/
フェラーリ(F40もある)とか、アヴェンタドール(オープンタイプ)とか、ポルシェのカレラGTが無造作に展示されている。もう、何億円になるのだか、見当もつかない・・・。
残念ながら、ウアイラの実車はない。
店員に、いつ頃入るか聞くと、3月くらいだろうとのこと。
その頃、また来て見よう。
駐車場に戻って、ボクスターに乗り換えて第三京浜で踏み抜く。昨日に続いて、雄叫びが聞こえる。
当然、オープンである。
フォォォォォォォォーーーーーー・・・・・・・・。
5千回転以上の円やかな回転音、エグゾーストノートが、「ゴーーーーッ」という風切音の彼方に聞こえている。
抜群の安定感、ブレーキを踏んだときの岩のような剛性感、高速での確かなハンドリングに酔いしれる。
スポーツカーの真髄、走りの基本、そして、オープンであることの喜び。
気温は13度と、昨日に比べれば低いが、絶好のオープンカー日和である。
下道に戻って、流した走りも気持ちよい。
1億円を超えるウアイラのようなクルマは、庶民とは縁遠いクルマである(サラリーマンでも買える、ポルシェの中古とは違う)。
それには、それなりの喜びがあるのだろうが、庶民は、分相応の喜びで満足しなければならない。
それだって、十分贅沢な話だ。
鉄とアルミと炭素 ― 2013年02月03日 19:39
鉄とアルミと炭素
自動車など、移動体の素材が鉄になってから久しい。
船や列車など、今でも概ね鉄が主体である。
しかし、ここにきて、軽量で加工しやすいことから、一部の部材や、丸ごとをアルミニウムや炭素繊維強化樹脂(CFRP)で成形することが行われ始めてきた。
もちろん、まだまだ鉄の需要はアットーテキで、そうそう簡単に主役の座を渡さないとは思うが、飛行機などは、その構造的な制約(軽くないと、「飛行」機にならない・・・)から、早くからアルミ合金(ジュラルミン)が使用されてきた。
自動車の話をすれば、今や高級車といえども、環境性能に配慮しないわけにはいかず、車体の軽量化や、エンジンのダウンサイジングに余念が無い。
スポーツカーになると、さらに軽量化を進めるために、CFRPの使用も増えてきた。
レーシングカーでは、とっくの昔にCFRPが導入され、F1では全てがそうなっている。
軽くて強くて、いうことはない。高いけど。
アルミニウムも悪くないけど、浮沈子は、鉄にとってかわることは難しいと考えている。
(高張力鋼)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%BC%B5%E5%8A%9B%E9%8B%BC
超ハイテン鋼の場合、アルミニウムよりも比強度が高くなり、価格が安いこともあって、有利になる。
二代目の出光丸も、ハイテン鋼で作られたそうだ。
CFRPは、どうなのだろうか。
(早く、安くを現実に CFRPでクルマを造る)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20120329/210430/
(自動車におけるCFRP技術の現状と展望)
http://www.nisri.jp/jisedai/docs/lecture_20120312_kageyama.pdf
一口にCFRPといっても、プリプレグ、レジン・トランスファー・モールディング(RTM)、カーボンファイバー・シート・モールディング・コンパウンド(C-SMC)などがあり、性能、加工性、成形時間などが異なる。
また、アルミや鉄など、熱で変形する部材との締結方法にも工夫が必要だ。
LFAの開発においては、異なるCFRPを組み合わせて使っているが、今後、改良が施されれば、クルマ1台丸ごと成形することも可能になるかもしれない。
さらに、炭素繊維にカーボン・ナノ・チューブ(CNT)を使用できるようになれば、片手で持てる自動車(ボディだけですが)を作ることも可能だ。
(材料の未来を 支えるCNT )
http://tia-nano.jp/events/2012/pdf/k_12.pdf
アルミニウムは、どうしてもCFRPでは困難な部分に、補助的に用いられることになるだろう。
ポイントは、早い成形、安い価格、美味しい性能ということに尽きる。
早い、安い、うまい。
(吉野家のコア・コンセプトが書いてあるページ)
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/331/index1.html
これを読むと、「うまい」が最後に来る時期はなかったことに気付く(しまった・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
しばらくは、鉄とアルミと炭素が混在して、自動車の構造部材を成形していくことになるんだろう。
画像は、山王のショールームで見かけたMP4-12Cのオープンタイプである。当然、CFRPとアルミニウムのボディになっている。
(BMW i コンセプト)
http://www.bmw-i.jp/ja_jp/concept/carbon-fibre-super-light-super-strong/66/#carbon-fibre-super-light-super-strong
「自動車用の軽量素材として、カーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)が最良の選択であることは明らかです。この素材は極めて丈夫で軽量、スチール素材と同じくらい丈夫でありながら、約50%も軽量です。かなり軽量なアルミニウム素材でさえ、カーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)には遠くおよびません(比較すると、アルミニウムは30%軽量であるに過ぎません)。」とある。
「遠く及びません」というほどの差ではないような気もする。だいたい、車台には、その「遠く及ばない」アルミニウムを使っているんだから。
まあ、いい。
世界初のCFRP製量産車を売り出そうとしているBMWは、既に生産段階に入っているかもしれない。
(BMW社、流麗ボディのEVコンセプト『i3』と『i8』)
http://wired.jp/2011/11/17/bmw%E7%A4%BE%E3%80%81%E6%B5%81%E9%BA%97%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%81%AEev%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%80%8Ei3%E3%80%8F%E3%81%A8%E3%80%8Ei8%E3%80%8F/2/
「i3は2013年、i8は2014年に発売される計画だという。」とある。
(【ビデオ】来年発売予定のBMW「i3 コンセプト・クーペ」のプロモビデオが公開!)
http://jp.autoblog.com/2012/12/19/bmw-i3-video-wants-to-help-you-make-more-sense-of-the-coupe-conc/
(【レポート】エンジンのパワーアップが決定! BMW「i8」の最新情報(ビデオ付))
http://jp.autoblog.com/2012/03/27/bmw-nixes-plan-for-m-version-of-i8-but-production-car-to-have-m/
自動車など、移動体の素材が鉄になってから久しい。
船や列車など、今でも概ね鉄が主体である。
しかし、ここにきて、軽量で加工しやすいことから、一部の部材や、丸ごとをアルミニウムや炭素繊維強化樹脂(CFRP)で成形することが行われ始めてきた。
もちろん、まだまだ鉄の需要はアットーテキで、そうそう簡単に主役の座を渡さないとは思うが、飛行機などは、その構造的な制約(軽くないと、「飛行」機にならない・・・)から、早くからアルミ合金(ジュラルミン)が使用されてきた。
自動車の話をすれば、今や高級車といえども、環境性能に配慮しないわけにはいかず、車体の軽量化や、エンジンのダウンサイジングに余念が無い。
スポーツカーになると、さらに軽量化を進めるために、CFRPの使用も増えてきた。
レーシングカーでは、とっくの昔にCFRPが導入され、F1では全てがそうなっている。
軽くて強くて、いうことはない。高いけど。
アルミニウムも悪くないけど、浮沈子は、鉄にとってかわることは難しいと考えている。
(高張力鋼)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%BC%B5%E5%8A%9B%E9%8B%BC
超ハイテン鋼の場合、アルミニウムよりも比強度が高くなり、価格が安いこともあって、有利になる。
二代目の出光丸も、ハイテン鋼で作られたそうだ。
CFRPは、どうなのだろうか。
(早く、安くを現実に CFRPでクルマを造る)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20120329/210430/
(自動車におけるCFRP技術の現状と展望)
http://www.nisri.jp/jisedai/docs/lecture_20120312_kageyama.pdf
一口にCFRPといっても、プリプレグ、レジン・トランスファー・モールディング(RTM)、カーボンファイバー・シート・モールディング・コンパウンド(C-SMC)などがあり、性能、加工性、成形時間などが異なる。
また、アルミや鉄など、熱で変形する部材との締結方法にも工夫が必要だ。
LFAの開発においては、異なるCFRPを組み合わせて使っているが、今後、改良が施されれば、クルマ1台丸ごと成形することも可能になるかもしれない。
さらに、炭素繊維にカーボン・ナノ・チューブ(CNT)を使用できるようになれば、片手で持てる自動車(ボディだけですが)を作ることも可能だ。
(材料の未来を 支えるCNT )
http://tia-nano.jp/events/2012/pdf/k_12.pdf
アルミニウムは、どうしてもCFRPでは困難な部分に、補助的に用いられることになるだろう。
ポイントは、早い成形、安い価格、美味しい性能ということに尽きる。
早い、安い、うまい。
(吉野家のコア・コンセプトが書いてあるページ)
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/331/index1.html
これを読むと、「うまい」が最後に来る時期はなかったことに気付く(しまった・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
しばらくは、鉄とアルミと炭素が混在して、自動車の構造部材を成形していくことになるんだろう。
画像は、山王のショールームで見かけたMP4-12Cのオープンタイプである。当然、CFRPとアルミニウムのボディになっている。
(BMW i コンセプト)
http://www.bmw-i.jp/ja_jp/concept/carbon-fibre-super-light-super-strong/66/#carbon-fibre-super-light-super-strong
「自動車用の軽量素材として、カーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)が最良の選択であることは明らかです。この素材は極めて丈夫で軽量、スチール素材と同じくらい丈夫でありながら、約50%も軽量です。かなり軽量なアルミニウム素材でさえ、カーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)には遠くおよびません(比較すると、アルミニウムは30%軽量であるに過ぎません)。」とある。
「遠く及びません」というほどの差ではないような気もする。だいたい、車台には、その「遠く及ばない」アルミニウムを使っているんだから。
まあ、いい。
世界初のCFRP製量産車を売り出そうとしているBMWは、既に生産段階に入っているかもしれない。
(BMW社、流麗ボディのEVコンセプト『i3』と『i8』)
http://wired.jp/2011/11/17/bmw%E7%A4%BE%E3%80%81%E6%B5%81%E9%BA%97%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%81%AEev%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%80%8Ei3%E3%80%8F%E3%81%A8%E3%80%8Ei8%E3%80%8F/2/
「i3は2013年、i8は2014年に発売される計画だという。」とある。
(【ビデオ】来年発売予定のBMW「i3 コンセプト・クーペ」のプロモビデオが公開!)
http://jp.autoblog.com/2012/12/19/bmw-i3-video-wants-to-help-you-make-more-sense-of-the-coupe-conc/
(【レポート】エンジンのパワーアップが決定! BMW「i8」の最新情報(ビデオ付))
http://jp.autoblog.com/2012/03/27/bmw-nixes-plan-for-m-version-of-i8-but-production-car-to-have-m/
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