SMCCRのメリット2013年02月11日 16:47

SMCCRのメリット
SMCCRのメリット


さて、プール講習も無事に終わり、今回も電池切れとセンサーの不良に晒されながら、煽り足のフィンキックによる微速前進(しかできない)とか、微速後退(なぜ戻ってしまうのか?)を含む水深3mの中性浮力を維持しながらの特訓も一段落である。

次回は3月の3連休!。

夏休みの予定まで組んで、やる気満々である。

終わった後の食事の時に、CCRをサイドマウントすることのメリットについて、イントラと深く突っ込んで話す。

ディープダイビングだから?。

まあね。

そんでもって、ディープの時の減圧の際に、CCRを使おうというわけ。

コンスタントPO2のメリットを最大限に生かして、酸素中毒のリスクを減らしつつ、最大効果で減圧を行う。

脳細胞は、完全に酸素漬けになってしまう。エアブレークしても、たぶん限界を超える。

時間は多少延びるかもしれないが、CCRを使ったほうが管理しやすい。

それには、付けたり外したりできるCCRが便利である。

カウンターラングも簡単に脱着できるようにすれば、酸素とディリュエントのタンクを束ねて本体の後ろにくっ付けるようにするのは簡単だ。

そうすれば、中層(100m)から上の減圧に使える。サポートダイバーに渡してもらって、ひょいと身に付ければよい。トライミックスガスを2種類くらい持っていけば、切り替えて使える。

なんなら、本体を2個持って行って、6時間くらいの減圧なら余裕でこなせるだろう。

200mクラスのダイビングなら、おそらく対応できるはずである。PO2をどの位に設定するかは、当日のコンディションなど、状況に応じて決めることができる。

どうも、100mから先は、CCRは不安なようだ。リスクの評価にもよるが、やはりオープンサーキットがいいのだという。

うーん、150m位までなら、ブザーが壊れる位で済むんじゃないかなあ。それより深いと、あまり実績がないようなので何ともいえない。

サイドマウントは、オープンサーキットでも、クローズドサーキットでも、ハンドリングがやり易いところが最大のメリットになる。

ディープダイビングだけでなく、1日中潜ったままでいたいダイバーは、本体(カウンターラング付き)を2個持っていけば、6時間くらいのダイビングは余裕でこなせる。

酸素だって、6リッターのシリンダーに150バールもあれば十分だ。きっと相当余る。

デュリエントは、3リッター位でもいい。深度の変更を頻繁に行わなければ、そんなにいらないかもしれない。ベイルアウト用のシリンダーを1本、お守り代わりにぶら下げて、行ってきまーす!。

ダイビングシーンを、劇的に変えるかもしれないSMCCRの妄想は、今日も果てしなく続く・・・。

Essentials of Technical Diving2013年02月11日 19:52

Essentials of Technical Diving
Essentials of Technical Diving


この頃のプール練習は、中性浮力を保ったまま、いろいろな「芸」を仕込まれている。

基本は、ラインを張って、それに指をOKマークの形にして挟み、ラインに沿って泳ぐパターンである。

目を閉じて泳いだり、ステージボトルを括りつけたり、ステージボトルを手に持ったままだったり、バリエーションが増えてくる。

30cm位の高低差をつけた2本のラインを平行に張って、微妙な浮力調整を取りながら泳いだりもする。

CCRをやっておられる方はおわかりだろうが、3m位の深度でこれをカッコよく決めるのは、シンドい!(なんちゃって!)。

マーカーブイの射出は、さすがにひざを着いていないとできない。そのうち、これも中性浮力を取りながらやるようになるのだろう(いつのことやら・・・)。

ちょこっと書いたが、今回の連休での課題は、あおり足である。カエル足、フロッグキックのことだ。

浮沈子は、自慢じゃないが平泳ぎの名手である(ジマンしてるじゃん!?)。速く泳ぐことはできないが、延々と、飽きるまで平泳ぎで泳ぎ続けることができる。

すぐ、飽きちゃうんですが・・・。

まあ、いい。

同じようなものだから、簡単にマスターできる、と高を括っていた。

ところが、そうはいかない。

フィンを履いているので、足を引き付ける時に抵抗が大きい。さらには、押し出すときにうまくいかない。

頭の中がぐちゃぐちゃになる。

舌を噛みそうになる。

昔、一度見たことがあるのだが、こんな動画がある。

(Essentials of Technical Diving)
http://www.youtube.com/watch?v=a-p7Pm0tSWM

GUEのビデオだが、前に見たときには、ヘンタイダイバーだと思った。もっと自由に、好きなようにやればいいのに。きっちりと、同じことを、同じようにやる。

軍隊じゃないんだから・・・。

しかし、水中は危険がいっぱいだ。何か間違ったことをやってしまうと、自分だけでなく、バディやグループ全体を危機に陥れることになりかねない。

DIRとかいうんだろうか、みんなが同じように、合理的な手順で行うことで、安全を確保しようというのはいいことだ。

器材もハルシオンで揃えるそうだ。誰もが同じカッコで潜るわけだな・・・。

やっぱ、ヘンタイだな。

サイドマウントCCRなんて、絶対に認められない。融通が利かないのだ。そんな、ダイビングで楽しいんだろうか。

それが楽しいという連中が集まっているのだから、余計不気味な感じである。

まあ、どうでもいいんですが。

フロッグキックや、バックキックの動画は、大変参考になった。イメージトレーニングを繰り返して、来月のトレーニングに生かしていこう。

なんか、テクニカルダイビングみたいな感じになってきている。もちろん、コースとしては、ノーモキシックトライミックスCCRコースなのだが、沈船のペネトレーションを想定した練習を合わせて行っているので、ややっこしさ100倍になっている。

いずれにしても、プールで減圧ダイビングはできないでしょ?。

年内に、なんとか沈船の中に入ってみたいなあ!。

画像は、イエロー・サブマリンのティーストレーナー。

ビートルズの有名な曲と、そのアニメはここで観る事ができる。

(イエロー・サブマリン)
http://nicoviewer.net/sm6293162