六重奏 ― 2013年05月15日 22:22
六重奏(画像は箱根:ポルシェ3台揃い踏み:一番奥が83タルガ)
セクステットとかいうのだろうが、あまり聞かない。
そもそも、こちらは管楽器である。
今日は、夕方から83タルガを引っ張り出して、第三京浜を流す。
もちろん、オープン!。
この前、御用になったので、慎重の上にも慎重を期して、4速3000回転で流れに乗って走る。
3000から踏むと、少しトルクを感じる。
ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、前が空いたのを見計らって、3500から4000まで上げてみる。
うーん、この辺りからが美味しいところだ。
ギュルルルルルウウウウウウーーーーーー・・・・・、というエンジンの咆哮は、バイクのそれである。
ハナの軽さといい、スピード感といい、600cc位の2輪車のようだ。トルクに乗せて、車線変更をしてみる。
みなさん、仕事帰りの方ばかりらしく、絡んでくるクルマはない。
心地よい初夏の夕暮れ時に、空冷のオープン・ポルシェを駆って散歩する。贅沢な趣味である。
今日は、ロングコース。保土ヶ谷のパーキングまで足を伸ばす。
エンジンを止めて、クルマから降りる。
小さいクルマだ。周りに停まっている仕事帰りのワンボックスと比べると、まるでミニチュアのように小さい。
1983年930SC、全長:4300mm、全幅:1650mm、全高:1350mm。クーペの車重は1200kgであった。軸距:2280mmで、真っ直ぐ走るのか、不安になるほど短い。
(1983年:スペックは1982年を参照)
http://homepage2.nifty.com/prism11/porsche9111980sdatabase.htm#1983)
この大きさが、どのくらいかを他車との比較で見てみよう。
(マツダ・ロードスター:3代目 NC系(2005年-))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#3.E4.BB.A3.E7.9B.AE_NC.E7.B3.BB.EF.BC.882005.E5.B9.B4-.EF.BC.89
「全長:MC後は4,020mm、全幅:1,720mm、全高1,245mm、車重:1,090-1,140kg、軸距:2,330mm」とある。
全幅はともかく、ロードスターよりはひと回り大きく重いわけだな。
(トヨタ・86)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB86
「全長:MC後は4,240mm、全幅:1,775mm、全高1,300mm、車重:1,220kg、軸距:2,570mm」とある。
幅広で、ペッタンコなクルマだと分かる。
似たスペックのクルマはないのか?。
(日産・スカイライン(8代目)R32型)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3#8.E4.BB.A3.E7.9B.AE_R32.E5.9E.8B.EF.BC.881989.E5.B9.B4-1993.E5.B9.B4.EF.BC.89
「全長:4,530 - 4,580mm、全幅:1,695mm、全高1,325 - 1,340mm、車重:1120-1480kg、軸距:2,615mm」とある。
ホイールベースはともかく、その他のスペックは、浮沈子の好きなR32の締まったボディと類似している。
930の全長は、ホイールベースに対して極端に長い。
リアオーバーハングにエンジンを搭載する以上、それは仕方ない。
似たスペックのクルマがないのは、そういう構成のクルマが他にないからでもある。
第三京浜を降りて、高架下をUターンして上り線に乗る。
追い越す車を用心してチェックしながら、少しだけ飛ばす。
夜の帳が降りて、辺りは暗闇の中に沈み、街灯とヘッドライトの照らす路面が浮き上がってくる。
上りは空いていて、右足に思わず力が入る。
遠くに小さく見えていた先行車のテールランプが、見る見る近付いてくる。
いやいや、君子危うきに近寄らず、である。
押さえにおさえた、亀走りで料金所に着く。
さてさて、前は空いたかな?。
よしよし・・・。
3速ベタ踏みで6200まで回す。
ガツンとブレーキ。
やはり、左に取られるが、まあ、対処できないほどではない。
挙動に慣れてきたということもあるだろう。
環八では、気持ちよく加速させて頂いた。
六重奏が奏でるクレッシェンドに酔う・・・。
このエンジンは、回せ回せとせっついてくる。回してやれば、いい声で鳴く。鳴かせてみようホトトギス・・・。
いやいや、抑制、抑制・・・。
デミュヌエンドして、駐車場に納める。
ああ、静かだ(駐車場の隣のお宅の奥様に、出掛けに挨拶したので手早くエンジンを切る。浮沈子も、一応オトナなのだ・・・)。
タルガの屋根板は、どうやら純正ではないらしく、二つに折れ曲がらないことが分かった(フレームは、蝶番からちゃんと折れます)。
またまた課題が増えたが、その解決方法を探すのも楽しい。
屋根を500Eの中から引っ張り出して、慎重に取り付ける。これにもコツがあって、慣れると苦でなくなる(後ろを差し込んで、前側を上からバンバン叩いて入れる)。
ロックして、カバーをかけておしまい。
5分くらいの儀式が終わる。
ふうーっ。
楽しいオモチャである。
最高の娯楽かも知れない。
管楽六重奏の夕べ、ボディソニック付である。
セクステットとかいうのだろうが、あまり聞かない。
そもそも、こちらは管楽器である。
今日は、夕方から83タルガを引っ張り出して、第三京浜を流す。
もちろん、オープン!。
この前、御用になったので、慎重の上にも慎重を期して、4速3000回転で流れに乗って走る。
3000から踏むと、少しトルクを感じる。
ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、前が空いたのを見計らって、3500から4000まで上げてみる。
うーん、この辺りからが美味しいところだ。
ギュルルルルルウウウウウウーーーーーー・・・・・、というエンジンの咆哮は、バイクのそれである。
ハナの軽さといい、スピード感といい、600cc位の2輪車のようだ。トルクに乗せて、車線変更をしてみる。
みなさん、仕事帰りの方ばかりらしく、絡んでくるクルマはない。
心地よい初夏の夕暮れ時に、空冷のオープン・ポルシェを駆って散歩する。贅沢な趣味である。
今日は、ロングコース。保土ヶ谷のパーキングまで足を伸ばす。
エンジンを止めて、クルマから降りる。
小さいクルマだ。周りに停まっている仕事帰りのワンボックスと比べると、まるでミニチュアのように小さい。
1983年930SC、全長:4300mm、全幅:1650mm、全高:1350mm。クーペの車重は1200kgであった。軸距:2280mmで、真っ直ぐ走るのか、不安になるほど短い。
(1983年:スペックは1982年を参照)
http://homepage2.nifty.com/prism11/porsche9111980sdatabase.htm#1983)
この大きさが、どのくらいかを他車との比較で見てみよう。
(マツダ・ロードスター:3代目 NC系(2005年-))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#3.E4.BB.A3.E7.9B.AE_NC.E7.B3.BB.EF.BC.882005.E5.B9.B4-.EF.BC.89
「全長:MC後は4,020mm、全幅:1,720mm、全高1,245mm、車重:1,090-1,140kg、軸距:2,330mm」とある。
全幅はともかく、ロードスターよりはひと回り大きく重いわけだな。
(トヨタ・86)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB86
「全長:MC後は4,240mm、全幅:1,775mm、全高1,300mm、車重:1,220kg、軸距:2,570mm」とある。
幅広で、ペッタンコなクルマだと分かる。
似たスペックのクルマはないのか?。
(日産・スカイライン(8代目)R32型)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3#8.E4.BB.A3.E7.9B.AE_R32.E5.9E.8B.EF.BC.881989.E5.B9.B4-1993.E5.B9.B4.EF.BC.89
「全長:4,530 - 4,580mm、全幅:1,695mm、全高1,325 - 1,340mm、車重:1120-1480kg、軸距:2,615mm」とある。
ホイールベースはともかく、その他のスペックは、浮沈子の好きなR32の締まったボディと類似している。
930の全長は、ホイールベースに対して極端に長い。
リアオーバーハングにエンジンを搭載する以上、それは仕方ない。
似たスペックのクルマがないのは、そういう構成のクルマが他にないからでもある。
第三京浜を降りて、高架下をUターンして上り線に乗る。
追い越す車を用心してチェックしながら、少しだけ飛ばす。
夜の帳が降りて、辺りは暗闇の中に沈み、街灯とヘッドライトの照らす路面が浮き上がってくる。
上りは空いていて、右足に思わず力が入る。
遠くに小さく見えていた先行車のテールランプが、見る見る近付いてくる。
いやいや、君子危うきに近寄らず、である。
押さえにおさえた、亀走りで料金所に着く。
さてさて、前は空いたかな?。
よしよし・・・。
3速ベタ踏みで6200まで回す。
ガツンとブレーキ。
やはり、左に取られるが、まあ、対処できないほどではない。
挙動に慣れてきたということもあるだろう。
環八では、気持ちよく加速させて頂いた。
六重奏が奏でるクレッシェンドに酔う・・・。
このエンジンは、回せ回せとせっついてくる。回してやれば、いい声で鳴く。鳴かせてみようホトトギス・・・。
いやいや、抑制、抑制・・・。
デミュヌエンドして、駐車場に納める。
ああ、静かだ(駐車場の隣のお宅の奥様に、出掛けに挨拶したので手早くエンジンを切る。浮沈子も、一応オトナなのだ・・・)。
タルガの屋根板は、どうやら純正ではないらしく、二つに折れ曲がらないことが分かった(フレームは、蝶番からちゃんと折れます)。
またまた課題が増えたが、その解決方法を探すのも楽しい。
屋根を500Eの中から引っ張り出して、慎重に取り付ける。これにもコツがあって、慣れると苦でなくなる(後ろを差し込んで、前側を上からバンバン叩いて入れる)。
ロックして、カバーをかけておしまい。
5分くらいの儀式が終わる。
ふうーっ。
楽しいオモチャである。
最高の娯楽かも知れない。
管楽六重奏の夕べ、ボディソニック付である。
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