黄色いクルマ2013年05月18日 21:04

黄色いクルマ
黄色いクルマ


本日、83タルガを都内某ポルシェセンターに預けた。

プレステージさんに点検してもらっていながら、裏切りじゃねえの?。

いえいえ、それはありません!。

正規ディーラーの点検は、専門店とは異なる視点で見てもらえる。

実際に、指摘された点をどうするかは、浮沈子の判断である。

そのままディーラーで修理するか、専門店と相談するか(秋葉原でパーツを買うかも!)。

まあ、ポルシェセンターのサービス担当者によれば、この手の車(30年物の中古車)は、修理し出すときりがないので、オーナーと相談しながら対応するということである。

とりあえず、純正のタルガトップ(屋根板ですな)の見積りもお願いした(見積りだけだなあ、たぶん:車外品は、扱えません!)。

サイドウインドウの上部が、天井版に噛み込まない点も、今回の修理から外す。

どんな点検結果が出るか。

プレステージで、細かい部分まで見てもらっているので、後は微修正だろうと考えている。

もちろん、新車のようになることを期待しているわけではない(そんな金もないし)。

さて、サービスの方が対応していただくのを待つ間、画像の写真を撮る。

そう、991型911(手前)と981c型ケイマン(奥)の写真である。

似てる。

フロントのデザインなどは、そっくりだ。

そりゃ、細かいところは違うのだろうが、半分から前は、911であるといっていい。

半分から後ろは、中身を知っていれば、違うということは分かるのだが、知らなければ穴があるかどうかの違いくらいだ。

キャビンを覗き込んだりすれば、座席の数は確かに違うが、こんなによく似たスポーツカーを、2種類(ボクスター入れれば3種類)も同時に開発して売りさばこうというのだから驚く。

ポルシェっていうメーカーは、そこのところだけ見ると、極めて特異なメーカーである。

スポーツカーメーカーとして、絶対の自信があるのだ。

この会社の車には、ガソリンエンジン車しかない。ディーゼルエンジンを積んだ車は皆無だ(ウソです。カイエンにディーゼルモデルあります)。

また、ターボやハイブリッド車はあるが、スーパーチャージャーはない(これもウソです。やはり、カイエンにあります)。

技術力はあるので、やろうと思えば出来ないことはないのだろう(911とかでは、やっていないだけ)。

レース活動は熱心だが、ちょっと独善的なところがある。

気に入らないレギュレーションのレースには、出なかったりする(ルマンの参戦が遠のいていたのも、そのせいである)。

まあいい。

2014年からは参戦するようだし・・・。

そして、レーシングカーからのフィードバックを、量産車に行う。どこのメーカーでも同じようなことは行われているのだろうが、金の掛け方が違うのだろう。

ホンダがF1エンジンの供給を再開するようだが、ハイブリッド化が進むF1エンジンの開発を行うことに、どれ程のメリットがあるのだろうか。

ポルシェもF1参戦を検討したらしいが、メリットが少ないことから選択しなかったという。

過去の苦い経験が甦ってきたのかも知れない。

ホンダは、復帰するからには勝ちにいくだろう。マクラーレンをパートナーに選んだのも、柳の下のなんとやらである。

無事に83タルガを預けて、ポルシェセンターを後にする。

黄色いケイマンの姿を、ウインドウ越しに眺める。

このクルマに、ゴルフバッグが積めるとか積めないとかいう話があるようだが、たまたま居合わせた浮沈子担当の営業さんに、聞くのを忘れてしまった。

まあ、どうでもいいんですが。

83タルガを引き取りに行く時にでも聞いてみよう。