最良のポルシェ ― 2013年05月26日 20:54
最良のポルシェ
「注ぎ込む「情熱」に比例して、得られる楽しみの量が大きくなることは確か」と書いてあるのはこのページ。
(「ナロー」と呼ばれる初期の「ポルシェ 911」を、新車以上にレストア!)
http://jp.autoblog.com/2012/04/29/narrow-porsche-911-restored-by-oldboy/
ここまで、綺麗にしなくてもいいけど、せめてエンジンルームやキャビンの掃除くらいはしてやらないと、83タルガも浮かばれない(別にお釈迦になったわけじゃないが)。
しかし、プロのレストアの凄さを感じてしまう。
新車以上の中古車である。
この会社のホームページには、レストア車じゃないけど、ビカもんのナロー・タルガが出ている。
(ポルシェ 911S タルガ)
http://www.oldboy-village.com/oldboy/cgi/inventory/index.cgi?pk=16
850万とある。縁のないクルマだ。
メカポンの整備だけで、100万円だという(ひえーっ!)。
見栄えはともかく、足回り関係では見劣りしないレベルに整備したい。
浮沈子は、乗り味にはうるさいのだ。
クルマの良し悪しについては、100人いれば100通りの意見があって、それぞれ全て正しい。
浮沈子の場合、エンジンの良し悪しは、アクセルペダルを極小で踏んだ時のツキの良さが全てである。
それが良ければ、深々と床まで踏み込んだときの怒涛の加速は、少々ショボくても目をつぶろう。
ハンドルも、指1本の切り始めがビビッドであることが一番である。
まあ、リサーキュレーティング・ボールの500Eじゃ期待できないところではあるが。
それでも、利き始めの僅かな応答の良し悪しが、ハンドリングの印象に与える影響は大きい。
アクセルでも、ハンドルでも、大きい動きのコントロールは、人間系でどうにでも合わせられるが、初期応答の微妙な部分は、機械の調整が問われる。
で、ワタシ運転する人の浮沈子は、ブレーキにもうるさい。
踏んだら踏んだだけ、リニアに利くブレーキがよろしい。
ブレーキの鳴きとかは全く気にならないが、カックンブレーキや、踏み込んでも最後までスポンジーなブレーキ(エア噛みとかじゃなく)は、異様に気になる。
高速からの一気の減速も重要だ(出すときゃ、出すんで・・・)。
500Eでは余り試していないが、300Eに乗ってた時は、月に一度はABSフル稼働でブレーキングしてましたもん。
そんな運転をこよなく愛す浮沈子にとって、走る機械としての自動車の性能は、設計者が想定した許容範囲の中にキッチリと納まっていることが重要である。
塗装が多少剥げていようが、内装の一部が垂れ下がっていようが(300Eは、天井内張り無かったです)、踏んでなんぼのアクセル、ブレーキ、切ってなんぼのハンドルさえシャンとしていれば、もう、それで大満足なのである。
ボクスターは、あまりに出来の良いクルマなので、そこんところは何の問題もなく、幌の開閉とか、パワーウインドウのレギュレーターとか、走りとは関係薄い脇役のマイナートラブルがちょこっとあっただけ。
最良のポルシェである。間違いない。
83タルガには、所期の性能をキッチリ出してもらえれば、それでいいと思う。
30年前のクルマであり、既に賞味期限は過ぎている。
新車の匂いなど、どこにもない。
中古車としての美味しい時期も過ぎている。
維持費などは、新車時よりもかかるようになってきている。
幸いなことに、前のオーナーの方がエンジン載せ換え(!)という重整備をやっていただいているので、浮沈子は、経年劣化が避けられない足回りを中心に、ポイントを絞ってメンテナンスしていくだけでいい。
タイヤはとりあえず換えてみたし、エンジン周りは特に大きな問題はなさそうだし、その意味では、最良のポルシェ(30年前の)に仕上げることも夢ではない。
200馬力のショボイエンジンを、キッチリ回して加速して、ビシッと決めた足回りで、ガキンとブレーキ踏んで減速して、そんでもって、ヨロヨロと修正舵を当てながらコーナーリングしていく様が目に浮かぶ(スキルないんで・・・)。
まあいい。
ルーフトップをカーボンのハードトップにしたり、フロントアンダーカバーを中古で探したり、既に注文したノーズブラ着けたりして、柄にもなくお洒落しようと考えているが、なーに、そのうち内装全部取っ払って、ケージ組み始めるかもしれない(タルガでかあ?)。
ナローにたどり着くには、まだまだ血の気が多すぎるようだ(ブッ!)。
「注ぎ込む「情熱」に比例して、得られる楽しみの量が大きくなることは確か」と書いてあるのはこのページ。
(「ナロー」と呼ばれる初期の「ポルシェ 911」を、新車以上にレストア!)
http://jp.autoblog.com/2012/04/29/narrow-porsche-911-restored-by-oldboy/
ここまで、綺麗にしなくてもいいけど、せめてエンジンルームやキャビンの掃除くらいはしてやらないと、83タルガも浮かばれない(別にお釈迦になったわけじゃないが)。
しかし、プロのレストアの凄さを感じてしまう。
新車以上の中古車である。
この会社のホームページには、レストア車じゃないけど、ビカもんのナロー・タルガが出ている。
(ポルシェ 911S タルガ)
http://www.oldboy-village.com/oldboy/cgi/inventory/index.cgi?pk=16
850万とある。縁のないクルマだ。
メカポンの整備だけで、100万円だという(ひえーっ!)。
見栄えはともかく、足回り関係では見劣りしないレベルに整備したい。
浮沈子は、乗り味にはうるさいのだ。
クルマの良し悪しについては、100人いれば100通りの意見があって、それぞれ全て正しい。
浮沈子の場合、エンジンの良し悪しは、アクセルペダルを極小で踏んだ時のツキの良さが全てである。
それが良ければ、深々と床まで踏み込んだときの怒涛の加速は、少々ショボくても目をつぶろう。
ハンドルも、指1本の切り始めがビビッドであることが一番である。
まあ、リサーキュレーティング・ボールの500Eじゃ期待できないところではあるが。
それでも、利き始めの僅かな応答の良し悪しが、ハンドリングの印象に与える影響は大きい。
アクセルでも、ハンドルでも、大きい動きのコントロールは、人間系でどうにでも合わせられるが、初期応答の微妙な部分は、機械の調整が問われる。
で、ワタシ運転する人の浮沈子は、ブレーキにもうるさい。
踏んだら踏んだだけ、リニアに利くブレーキがよろしい。
ブレーキの鳴きとかは全く気にならないが、カックンブレーキや、踏み込んでも最後までスポンジーなブレーキ(エア噛みとかじゃなく)は、異様に気になる。
高速からの一気の減速も重要だ(出すときゃ、出すんで・・・)。
500Eでは余り試していないが、300Eに乗ってた時は、月に一度はABSフル稼働でブレーキングしてましたもん。
そんな運転をこよなく愛す浮沈子にとって、走る機械としての自動車の性能は、設計者が想定した許容範囲の中にキッチリと納まっていることが重要である。
塗装が多少剥げていようが、内装の一部が垂れ下がっていようが(300Eは、天井内張り無かったです)、踏んでなんぼのアクセル、ブレーキ、切ってなんぼのハンドルさえシャンとしていれば、もう、それで大満足なのである。
ボクスターは、あまりに出来の良いクルマなので、そこんところは何の問題もなく、幌の開閉とか、パワーウインドウのレギュレーターとか、走りとは関係薄い脇役のマイナートラブルがちょこっとあっただけ。
最良のポルシェである。間違いない。
83タルガには、所期の性能をキッチリ出してもらえれば、それでいいと思う。
30年前のクルマであり、既に賞味期限は過ぎている。
新車の匂いなど、どこにもない。
中古車としての美味しい時期も過ぎている。
維持費などは、新車時よりもかかるようになってきている。
幸いなことに、前のオーナーの方がエンジン載せ換え(!)という重整備をやっていただいているので、浮沈子は、経年劣化が避けられない足回りを中心に、ポイントを絞ってメンテナンスしていくだけでいい。
タイヤはとりあえず換えてみたし、エンジン周りは特に大きな問題はなさそうだし、その意味では、最良のポルシェ(30年前の)に仕上げることも夢ではない。
200馬力のショボイエンジンを、キッチリ回して加速して、ビシッと決めた足回りで、ガキンとブレーキ踏んで減速して、そんでもって、ヨロヨロと修正舵を当てながらコーナーリングしていく様が目に浮かぶ(スキルないんで・・・)。
まあいい。
ルーフトップをカーボンのハードトップにしたり、フロントアンダーカバーを中古で探したり、既に注文したノーズブラ着けたりして、柄にもなくお洒落しようと考えているが、なーに、そのうち内装全部取っ払って、ケージ組み始めるかもしれない(タルガでかあ?)。
ナローにたどり着くには、まだまだ血の気が多すぎるようだ(ブッ!)。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。