売れ残り?2013年06月04日 00:43

売れ残り?
売れ残り?


918が売れ残るかもしれない!。

(ポルシェのPHVスーパーカー、918スパイダー…未だ完売に至らず)
http://response.jp/article/2013/06/03/199283.html

(U.S. will be Porsche 918 Spyder's top market:元記事)
http://www.autonews.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20130527/OEM04/305279978/u-s-will-be-porsche-918-spyders-top-market#axzz2VAAMawtF

売れ残るとは言わず、まだ買えるという・・・。

物は言い様だな。

ラフェラーリは飛ぶように売れて、10倍もの引き合いがあるというのに・・・。

まあ、この手の車を買う人は、乗って楽しむというより、投資の対象として買う人もいるから何ともいえない。

カレラGTは、値上がりしなかったし・・・。

5せんまんえんの売り出しで、10年後で3ぜんまんえんだから、目減りは大きい。

浮沈子なら、迷わずカレラGT買うな(先立つものがないだけ)。

メカメカしいのがいいのだ。

電子制御(略して、「電制」というらしい)で武装して、そんでもって、30年くらい経つと部品が手に入らなくなって、スクラップにするしかなくなるようなクルマは、結局クズだ。

絹の下着のようなもんか(着たことないですが)。

中古でも、手をかけてやると、驚くほど素直に甦るのがいいな。

918は、売れ残っても値下げはしないだろう。世の中の金持ちが飛びつくかもしれないが、コレクターズアイテムとしては魅力に欠ける。

500台作ったLFAに似ていなくもない。

性能はピカイチだが、カッコ悪い。

見栄えがしないクルマはお呼びでないのだ。

昔のフェラーリなんて、カッコで売れてるようなもんだ。

見てくれ命・・・。

まあ、売れ残ることはないだろう。浮沈子も、とっくに売り切れているとばかり思っていたんだから。

しかし、今年は、スーパーカーの当たり年だな。

P1、ラフェラーリ、918・・・。ランボルギーニは、3台限定とか、ワンオフを出しているだけ。親会社のVWがヴェイロンのオープンモデルを宣伝したいんで、アタマ抑えてんじゃないのか。

2003年もビンテージ・イヤーだったが、2013年はそれ以上かもしれない。

しかし、何か違うような気もする。

2003年のスーパーカーは、皆、ユニークで活力に溢れていた。

2013年は、同じ様なクルマに見える。ハイブリッドだし、MRだし、空力だし、既存のエンジンの使いまわしだし(P1はMP4-12Cと同じ、ラフェラーリはF12と同じ、918はレーシングカーのエンジンのデチューンだし)。

派手な外見とは裏腹に、仕掛けは地味で華がない。

そもそも、1000馬力に近いパワーなんて、ロードカーには必要ない。タイヤやブレーキの性能が追いつかない。コンピューターの助けがなけりゃ、まともな運転だってできやしない。

そんな奇形な自動車に、1億円も払う価値があるんだろうか。

メーカーは、この手のスーパーカーで実利を得ることは考えていないに違いない。

広告塔であり、イメージリーダーであり、新技術のテストベッドであればいいのだ。金に糸目をつけずに、投入できる。

実は、カレラGTも、1500台の予定が、結局1270台しか生産されなかった。

(ポルシェ・カレラGT)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%A9GT

918は、しかし、ポルシェにとっては2つの意味でカレラGTとは比較にならないほど重要なクルマである。

一つは、ポルシェがスポーツカーメーカーであった(過去形かよ!)ことを、顧客に思い出させるという意味。

もう一つは、まあ、多少被るが、来年のルマン復帰に向けた露払いという意味。

カレラGTに投入された技術は、それほど市販車にスピンオフしなかったが、918は、そうではない。これからのポルシェは、技術的には918の後を追いかけることになるのだ。

カーボンボディ、ハイブリッド、4輪駆動、動的な空力制御、上方排気(これはないな!)などなど。

売れ残っちゃうというのは、ご愛嬌だが、是非とも完売してもらいたい。918台と、現担つぎしたんだからね!。

癒し系2013年06月04日 01:20

癒し系
癒し系


1億円のクルマの話を書いた後に、マイボクスターの話をするのは何なんだが、クルマの魅力は値段じゃない!(と、強がってみる・・・)。

83タルガの入院が長引いている。

都内某PCのサービスフロントの方によれば、本国からの部品が、中国で荷揚げされてから日本にやってくるので、遅れているとのこと。

ふざけんな!、と言いたいのだが、日本の市場なんて世界第2位の中国に比べれば微々たるもの。しかも、販売台数は増えてはいるが、世界におけるシェアは減少の一途を辿っているという。

下手すると、中国の荷揚げの時に、抜き取られてしまうかもしれない!(まさか・・・)。

少々遅れるくらいは、ガマンしないと・・・。

で、ガマンするための手段として、本日、疎開先からボクスターを呼び戻した。

「流星号応答せよ!」というと、自動的にやってくる・・・わきゃないので、電車に乗って取りに行くわけだな(遠い・・・)。

ようやっとたどり着き、夕暮れの中を、オープンで走る。

くぅーっ!、効くーっ!。

クウウウオオオーーーーン・・・・と、低い唸りを上げながら、背中で回るエンジンの音に酔いながら、適当に飛ばす。

今日は、床まで踏みません。

癒し系のドライブ。

高速のパーキングに停めて、オープンのまま鍵もかけずに用を足す(ドライバーだって、メンテしなきゃ!)。

スッキリしてクルマに戻る。停まっているボクスターを、しげしげと眺める機会はあまりない。

低い!。それに、小さい!。

内装が黒いので、夜は余計ペッタンコに見える。

真横から見ると、どっちに走り出すのか分からないクルマだが、その滑らかなフォルムは、風と戯れる形をしているのだ。

うーん、いいなあ!。

このクルマを手放さないで良かった(マジで!)。

ちょうどいい馬力、ちょうどいい音、ちょうどいい大きさ、ちょうどいい車格・・・。

浮沈子の、身の丈に合ったクルマである。

500Eは、ちょっと背伸びした感じがするし、83タルガは、完全な道楽である。

日常的に乗れて、癒しがあって、流して良し、飛ばして良し、眺めて良し、乗って良し。

ほぼ1か月ぶりに乗ったが、バッテリーもヘタっていない(1度換えてるし)。

手もかからないし、本当にいい子だ!。

83タルガの方を疎開させてやろうか!?。

競い合い2013年06月04日 21:14

競い合い
競い合い


新車の世界では、到底手が出ない値段だが、ジャガーFタイプはポルシェがライバルと公言して憚らない。

(【ジャガー Fタイプ 試乗】“ポルシェがライバル”実力派が誕生…河村康彦)
http://response.jp/article/2013/05/31/199152.html

というわけで、ジャガーの店にポルシェで乗りつけたのが、画像である。

が、しかし、本日は週に1度の定休日・・・。

調べてから行けばいいのに。

勢いで、出かけたもんだから、肩透かしを食ったような感じ。

明日も行って見ようかと思ったが、この店にはFタイプはないようだ。

(ジャガー新橋:ここならあるでしょ?)
http://www.jaguarjapan.com/dealer/information/shinbashi.html

「ジャガー直営販売店として誕生した、日本で一番古く歴史のあるジャガーショールーム。」

「1989年 マーガレット・サッチャー前英国首相来訪」と誇らしげに掲げられている(「前」は誤り。「元」が正しい)。

(イギリスの首相の一覧:サッチャーは第71代。今のキャメロンは第75代)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

(新橋ショールーム:こっちが本家)
http://www.jaguar-tokyo.co.jp/shop/sh_shinbashi.html

「サッチャー前英国首相来店記念プレート。」ちょっと、しつこいですかね。

他に行くとこがなかったから、寄ったんじゃね?。

まあいい。

ポルシェと競おうとするなら、是非ともドライビングの喜びの部分で競い合って欲しい。売り上げとか、販売台数とか、誰が来たとかじゃなくって。

ポルシェのライバルは、宝石や毛皮だそうである。

世の中になくても困ることはないが、所有することが出来れば、人生をこよなく豊かにしてくれるもの。

まあ、内装はジャガーの勝ちだろうな(見てませんが)。

ポルシェは、なんというか、へたっぴで、ぎこちない。

質実剛健を通り越して、手抜きというか、元からやる気ないというか、そんなところにコストを掛けるなら、エンジンとかサスペンションに金使うというか・・・。

イタ車ほどではなくても、せめて英国車の風情を見習って欲しいものだ。

ボクスター、ケイマンのリアエンドのデザインでは、少し遊んでみたけれど、ちゃらちゃらした造形にするのが、いかにもハズカシそうな仕上がりである。

911の、まるまっちいお尻にしたかったに違いない。

区別付かないから、仕方なくやっちゃいました、という感じである。

ジャガーも「ハートライン」とか、ワケワカのデザインを謳っている。

浮沈子は、ジャガーといえば、アリ・マックグローとクリス・クリストファーソンのあの映画を思い出す。

(Convoy Intro:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=_R2RXE0feyI

懐かしいですなあ!。

(コンボイ (映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A4_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

サム・ペキンパーといえば、「わらの犬」、「ゲッタウェイ」。

あんまり暴力シーンとか記憶にない。

アリゾナの砂漠を行く18ホイラーのイメージが、強烈に残っている。

バート・ヤング、アーネスト・ボーグナイン。懐かしいですなあ、いや、実に・・・。

で、この冒頭のシーンに出てくる、ねえちゃんが乗ったEタイプのロードスターが、実にカッコいい!。

新型のFタイプに荷物が積めないとお嘆きの貴兄に、是非、このリアキャリアを参考にしていただきたい。

特に、オープンタイプでなければ、冒頭シーンのコミカルでちょっとエッチなシチュエーションは生まれなかった。

この辺りのおおらかさ、伸び伸びした自由な雰囲気も、是非競ってもらいたいもんだ。

ボクスターじゃ、ちょっと役不足だな。それは認めよう。

そもそも、1978年じゃ、ボクスターはおろか928がようやく出たばかりの頃である。

ポルシェには、Fタイプの対抗策として、是非ともパナメーラ・ミニ(ダサいな・・・)を出していただきたい(もちろん、オープンタイプも)。

しかし、なんだな、「ある愛の詩」で一世を風靡したアリ・マックグローも、皺皺のばあちゃんになっちまって、ちょっとガッカリだったりする。

しかし、「ある愛の詩」にトミー・リー・ジョーンズが出ていた(デビュー作!)とは知らなかったな。

(トミー・リー・ジョーンズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA