60ミリ秒? ― 2013年06月23日 02:08
60ミリ秒?
ボッシュの子会社に、ETASという会社がある。
(ETAS Group:ドイツ語のウィキ)
http://de.wikipedia.org/wiki/ETAS_Group
(ETASのページ:日本語)
http://www.etas.com/ja/index.php?langS=true
この会社は、1994年にボッシュの子会社として設立された。
「ETASは自動車産業及びその他組込み産業領域における、組込みシステム開発のための革新的なソリューション、エンジニアリングサービス、コンサルティング、トレーニング、サポートをご提供します。」とある。
この会社の子会社(というか、一部門?)に、ESCRYPTという会社がある。
(ESCRYPTのページ:英語)
https://www.escrypt.com/home/
「組込みシステム領域におけるセキュリティソリューションはETASの子会社であるESCRYPTにより提供されます。」とETASのページにある。
ETASには日本法人もある。
(ボッシュの事業分野と日本におけるグループ会社:左下参照)
http://www.bosch.co.jp/jp/japan/pdf/worldwide_network.pdf
(ETAS日本法人 会社概要)
http://www.etas.com/ja/etas_japan_contact.php?regionalPage=/regional/jp/ja/3750-4167%7C3750
で、このESCRYPTの話が、レスポンスに出ていた。
(自動運転化を前に急がれるサイバー攻撃防止への研究)
http://response.jp/article/2013/06/22/200629.html
「現在、自動車はさまざまな装置が電子制御で動くようになっている。今後、自動運転などが行えるようになると、その比率はさらに高まる。一方、電子制御であるので、外部からのサイバー攻撃によってクルマを乗っ取られるようなことも起きる可能性があり、ESCRYPTではそうした事態への対応を研究開発している。」とある。
どうやら、このページに出ている話と関係あるようだ。
(車載ソフトのクラッキングに備える)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20130404/274891/
「第三者が遠隔で自動車のブレーキやステアリングを操る、しかも難しくない――。」
「そんな衝撃的な論文が2010年に米国で発表された。今や自動車を制御するソフトウエアの規模は約1000万行にのぼり、車載LANには膨大な制御信号が流れる。“悪意を持った”第三者による車載ソフトの脆弱性を突いた攻撃を防ぐことは、車両を開発するうえで重要な課題になる。」
「いま日米欧で、車載ソフトのセキュリティを高める取り組みが始まっている。ソフトウエアそのものの堅牢性を把握する、ハードウエアのセキュリティ支援機構に頼る、などが議論されている。」
などとある。ESCRYPTの技術者による講演もあったようだ。
(車載システムへの攻撃で自動車が制御不能に、研究者がセキュリティ問題を指摘)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/19/news018.html
上記に出てくる「2010年に米国で発表された衝撃的な論文」についての記事である。
(Experimental Security Analysis of a Modern Automobile:元論文ですが全部英語:コピペして自動翻訳で読めます:まだ読んでませんが)
http://www.autosec.org/pubs/cars-oakland2010.pdf
(The Center for Automotive Embedded Systems Security (CAESS)のページ:上記の論文の掲載元)
http://www.autosec.org/index.html
この話を読むと、パソコンのウイルス被害やハッキング(クラッキング?)が出始めた頃や、西暦2000年問題を思い出す。
自動運転でなくても、既に危機は始まっているのだ!。
「車載ソフトのクラッキングに備える」の中には、「EVITA (E-safety Vehicle Intrusion proTected Applications)」とか、「SHE (the Secure Hardware Extension)」というのが出てくる。
(EVITA E-safety vehicle intrusion protected applications)
http://www.evita-project.org/
(SHE Secure Hardware Extension)
https://www.escrypt.com/fileadmin/escrypt/pdf/WEB_Secure_Hardware_Extension_Wiewesiek.pdf
富士通は、TPM (Trusted Platform Module)という、インテルの影がチラつくセキュア・チップにご執心らしい。
(Trusted Platform Module:日本語のウィキ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Trusted_Platform_Module
(Trusted Computing Groupのページ)
http://www.trustedcomputinggroup.org/
また、情報処理推進機構(IPA)も関心を持っている。車載システムの評価分析を行っているらしい。
(ファジング)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0
(共通脆弱性評価システムCVSS概説)
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSS.html
組み込み系については、全くのシロウトなのだが、書き換え可能なメモリ領域を持っている以上、ハッキングされるリスクは常にある。
乗っ取ることは出来なくても、強力な電磁波を浴びせて故障させることくらいは簡単に出来るだろう(超高空での核爆発とかあ?)。
コストの問題も無視は出来ない。安価で確実な防御を行わなければならない。
(CarShark-車の制御システムのハッキング-遠隔操作も可能?:画像のハッキングされたメーターに表示されているハッキングソフト関連の記事)
http://sekaitabi.com/carremote.html
(Hack attacks mounted on car control systems:元記事:どうやら、60秒のカウントダウンは、映画のパクリかあ?)
http://www.bbc.co.uk/news/10119492
昔、『バニシング in 60』(Gone in 60 Seconds)というクルマ泥棒の映画があったそうだ(観てませんが)。
(バニシングin60″)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0in60%E2%80%B3
この映画には、ニコラス・ケイジが主演する「60セカンズ」というリメイク版もあるそうだが、21世紀の今日では、60ミリ秒(マイクロ秒か?)くらいでクルマ泥棒が出来てしまうということなのかも知れない。
ま、浮沈子が所有する3台のうちで、一番安心なのは83タルガですかな?(ECUさえも、付いてないし・・・)。
ボッシュの子会社に、ETASという会社がある。
(ETAS Group:ドイツ語のウィキ)
http://de.wikipedia.org/wiki/ETAS_Group
(ETASのページ:日本語)
http://www.etas.com/ja/index.php?langS=true
この会社は、1994年にボッシュの子会社として設立された。
「ETASは自動車産業及びその他組込み産業領域における、組込みシステム開発のための革新的なソリューション、エンジニアリングサービス、コンサルティング、トレーニング、サポートをご提供します。」とある。
この会社の子会社(というか、一部門?)に、ESCRYPTという会社がある。
(ESCRYPTのページ:英語)
https://www.escrypt.com/home/
「組込みシステム領域におけるセキュリティソリューションはETASの子会社であるESCRYPTにより提供されます。」とETASのページにある。
ETASには日本法人もある。
(ボッシュの事業分野と日本におけるグループ会社:左下参照)
http://www.bosch.co.jp/jp/japan/pdf/worldwide_network.pdf
(ETAS日本法人 会社概要)
http://www.etas.com/ja/etas_japan_contact.php?regionalPage=/regional/jp/ja/3750-4167%7C3750
で、このESCRYPTの話が、レスポンスに出ていた。
(自動運転化を前に急がれるサイバー攻撃防止への研究)
http://response.jp/article/2013/06/22/200629.html
「現在、自動車はさまざまな装置が電子制御で動くようになっている。今後、自動運転などが行えるようになると、その比率はさらに高まる。一方、電子制御であるので、外部からのサイバー攻撃によってクルマを乗っ取られるようなことも起きる可能性があり、ESCRYPTではそうした事態への対応を研究開発している。」とある。
どうやら、このページに出ている話と関係あるようだ。
(車載ソフトのクラッキングに備える)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20130404/274891/
「第三者が遠隔で自動車のブレーキやステアリングを操る、しかも難しくない――。」
「そんな衝撃的な論文が2010年に米国で発表された。今や自動車を制御するソフトウエアの規模は約1000万行にのぼり、車載LANには膨大な制御信号が流れる。“悪意を持った”第三者による車載ソフトの脆弱性を突いた攻撃を防ぐことは、車両を開発するうえで重要な課題になる。」
「いま日米欧で、車載ソフトのセキュリティを高める取り組みが始まっている。ソフトウエアそのものの堅牢性を把握する、ハードウエアのセキュリティ支援機構に頼る、などが議論されている。」
などとある。ESCRYPTの技術者による講演もあったようだ。
(車載システムへの攻撃で自動車が制御不能に、研究者がセキュリティ問題を指摘)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/19/news018.html
上記に出てくる「2010年に米国で発表された衝撃的な論文」についての記事である。
(Experimental Security Analysis of a Modern Automobile:元論文ですが全部英語:コピペして自動翻訳で読めます:まだ読んでませんが)
http://www.autosec.org/pubs/cars-oakland2010.pdf
(The Center for Automotive Embedded Systems Security (CAESS)のページ:上記の論文の掲載元)
http://www.autosec.org/index.html
この話を読むと、パソコンのウイルス被害やハッキング(クラッキング?)が出始めた頃や、西暦2000年問題を思い出す。
自動運転でなくても、既に危機は始まっているのだ!。
「車載ソフトのクラッキングに備える」の中には、「EVITA (E-safety Vehicle Intrusion proTected Applications)」とか、「SHE (the Secure Hardware Extension)」というのが出てくる。
(EVITA E-safety vehicle intrusion protected applications)
http://www.evita-project.org/
(SHE Secure Hardware Extension)
https://www.escrypt.com/fileadmin/escrypt/pdf/WEB_Secure_Hardware_Extension_Wiewesiek.pdf
富士通は、TPM (Trusted Platform Module)という、インテルの影がチラつくセキュア・チップにご執心らしい。
(Trusted Platform Module:日本語のウィキ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Trusted_Platform_Module
(Trusted Computing Groupのページ)
http://www.trustedcomputinggroup.org/
また、情報処理推進機構(IPA)も関心を持っている。車載システムの評価分析を行っているらしい。
(ファジング)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0
(共通脆弱性評価システムCVSS概説)
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSS.html
組み込み系については、全くのシロウトなのだが、書き換え可能なメモリ領域を持っている以上、ハッキングされるリスクは常にある。
乗っ取ることは出来なくても、強力な電磁波を浴びせて故障させることくらいは簡単に出来るだろう(超高空での核爆発とかあ?)。
コストの問題も無視は出来ない。安価で確実な防御を行わなければならない。
(CarShark-車の制御システムのハッキング-遠隔操作も可能?:画像のハッキングされたメーターに表示されているハッキングソフト関連の記事)
http://sekaitabi.com/carremote.html
(Hack attacks mounted on car control systems:元記事:どうやら、60秒のカウントダウンは、映画のパクリかあ?)
http://www.bbc.co.uk/news/10119492
昔、『バニシング in 60』(Gone in 60 Seconds)というクルマ泥棒の映画があったそうだ(観てませんが)。
(バニシングin60″)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0in60%E2%80%B3
この映画には、ニコラス・ケイジが主演する「60セカンズ」というリメイク版もあるそうだが、21世紀の今日では、60ミリ秒(マイクロ秒か?)くらいでクルマ泥棒が出来てしまうということなのかも知れない。
ま、浮沈子が所有する3台のうちで、一番安心なのは83タルガですかな?(ECUさえも、付いてないし・・・)。
360度の視界 ― 2013年06月23日 19:22
360度の視界
自動運転について調べていると、殆んどの実験車両が屋根の上に付けているへんてこな装置が気になりだす(画像参照)。
グーグルやトヨタ、フォルクスワーゲン、そしてボッシュ。
みんなが付けている、このクルクル回る回転灯のようなものの正体は、これ!。
(HDL-64e レーザーライダーユニット)
http://www.argocorp.com/cam/special/Velodyne/HDL-64e.html
「HDL-64eは高解像度なLiDAR全方位レーザーライダー・イメージングユニットです。64個のレーザー送受信センサーを内蔵し、水平全方位360°と垂直視野26.8°の三次元イメージングが可能です。最大1,333,000ポイントの測定に対応し、測定精度約±2cmで測定距離は約120mまで対応しております。他には無いマッピング技術は、車載搭載、無人車両、ポイント設置など様々な三次元マッピングのアプリケーションに屋内外で対応することができます。」とある。
価格は、問い合わせとなっているが、75000ドルという情報や、約900万円という情報もある。
(46ページに75,000$ USとある)
http://www.ift.ulaval.ca/~pgiguere/cours/IntroRobotique/notes/02-CapteursA.pdf
(自動運転 世界で開発競争:Part3:実現に向けた技術参照)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20130125/262366/
「米Google社をはじめ、米GM社、ドイツVolkswagenグループ、トヨタ自動車、日産自動車などの自動運転技術を開発するほとんどの企業が購入するセンサが、米Velodyne社製のレーザレーダ「HDL- 64e」である(図1)。車両の屋根に置けば、周囲360度で垂直視野26.8度の3次元空間にある物体との距離を測れる。円筒の中にレーザ素子を縦に64個置き、約20Hzの周期で回して実現する。」
「約900万円と高いので商品には使えない。それでも自動車メーカー各社がこぞって買うのは、Velodyne社のレーダが、自動運転技術に対する根強い“思い込み”を覆したからだ。」とある。
どう覆したのかは、『日経Automotive Technology』2013年3月号を読まないと分からない。
(The Velodyne LIDAR HDL-64E:動画出ます)
http://blip.tv/jonaslamiscom/the-velodyne-lidar-hdl-64e-1332941
綺麗な英語なので、単語が分かる方なら聞き取れるだろう。
360度の視界である。死角なし!。この精度で解析できれば、自動運転には十分である。
しかし、900万円は高いな。
ベロダイン社も32素子の安物を開発した!。
(HDL-32eレーザーライダーユニット)
http://www.argocorp.com/cam/special/Velodyne/HDL-32e.html
(Velodyne HDL-32E: A New High-End Laser Rangefinder)
http://www.hizook.com/blog/2010/08/24/velodyne-hdl-32e-new-high-end-laser-rangefinder
こちらは、$29,900とお買い得!。
300万円で、明日から自動運転!、とはならない。
これは、あくまでもセンサーに過ぎない。
解析、制御機構、各種アクチュエイター、フィードバック、冗長性、バックアップ機構、フェイルセーフ機構、保険、法制度、エトセ、エトセと、壁は高い。
しかし、法制度はともかく、その他は要素技術としてはほぼ確立しており、あとは、ブラッシュアップ程度である。
浮沈子は、アイサイトを積んだアウトバックに乗った時(2年前)に、完全自動運転の実現がそこまで来ていることを確信した。
(アイサイト)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/12/11/6240093
生きているうちに、市販車として登場することは、まず間違いない。
(DARPAグランド・チャレンジ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/DARPA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8
(無人自律車)
http://homepage3.nifty.com/tompei/WorldRobots1.htm#Autonomous
すでに、超大型無人自律ダンプ(コマツ)として、商業化されている。
国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency)では、軍用車両の3分の1を無人車両とする計画の一環としてグランド・チャレンジを行った。
この技術を悪用すると、自動運転車両に爆弾をしこたま積み込んで、気に入らないヤツのところ(敵対する政府の建物、軍事基地、抗争相手の組事務所、浮沈子の居所(かんべんしてくれえ!))などに、突入させて、破壊することが可能となる。
もう、自爆テロのように、人命を軽視する特攻隊的、洗脳的、国粋主義的、犠牲的精神称揚的、非人道的な手段でテロ行為を行う必要はなくなり、人命尊重の人道的手段による破壊工作(???)を行うことが可能となる(ワケワカ・・・)。
まあいい。
インターネットだって、DARPAの関与した産物だし、便利になった反面、多くの犯罪に活用(悪用?)されてもいる。
あらゆる技術は両刃の剣である。
部分的な自動操縦技術は、航空機などでは当たり前になっているし、船舶でも応用されている。
ちなみに、GPSもこの役所の開発によって実用化された。
将来は、ロボット兵士による戦争が行われるのだろうか。
「また最近では「メタボリック・ドミナンス」あるいは「『最高の兵士能力』プロジェクト」と呼ばれるプロジェクトが開発中である。このプロジェクトは兵士が最高のパフォーマンスを不眠・不休・絶食の状態で維持できるかというものであり、DARPAはこれに多額の資金を費やしている。しかし栄養学者などによると、DARPA内のほかのプロジェクト同様、空想の域を出ないとしている。」とあるので、人間の兵士も、まだまだ引退するわけにはいかないようだ。
これって、「突撃錠」とか飲んだりしてやるのかなあ?。
(突撃錠、猫目錠―覚せい剤の軍事使用)
http://33765910.at.webry.info/201104/article_10.html
(吸い込むだけで睡眠の代わりになる薬を開発中)
http://news.livedoor.com/article/detail/3452285/
まあ、どうでもいいんですが。
自動運転の話題は、まだまだ尽きない。
特に、法制度については、コペルニクス的転回を必要とする。
この辺りについては、機会があればまた触れる。
(本記事は、内容を一部訂正しました:レーザー測距の件は、浮沈子の勘違いでした!。)
自動運転について調べていると、殆んどの実験車両が屋根の上に付けているへんてこな装置が気になりだす(画像参照)。
グーグルやトヨタ、フォルクスワーゲン、そしてボッシュ。
みんなが付けている、このクルクル回る回転灯のようなものの正体は、これ!。
(HDL-64e レーザーライダーユニット)
http://www.argocorp.com/cam/special/Velodyne/HDL-64e.html
「HDL-64eは高解像度なLiDAR全方位レーザーライダー・イメージングユニットです。64個のレーザー送受信センサーを内蔵し、水平全方位360°と垂直視野26.8°の三次元イメージングが可能です。最大1,333,000ポイントの測定に対応し、測定精度約±2cmで測定距離は約120mまで対応しております。他には無いマッピング技術は、車載搭載、無人車両、ポイント設置など様々な三次元マッピングのアプリケーションに屋内外で対応することができます。」とある。
価格は、問い合わせとなっているが、75000ドルという情報や、約900万円という情報もある。
(46ページに75,000$ USとある)
http://www.ift.ulaval.ca/~pgiguere/cours/IntroRobotique/notes/02-CapteursA.pdf
(自動運転 世界で開発競争:Part3:実現に向けた技術参照)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20130125/262366/
「米Google社をはじめ、米GM社、ドイツVolkswagenグループ、トヨタ自動車、日産自動車などの自動運転技術を開発するほとんどの企業が購入するセンサが、米Velodyne社製のレーザレーダ「HDL- 64e」である(図1)。車両の屋根に置けば、周囲360度で垂直視野26.8度の3次元空間にある物体との距離を測れる。円筒の中にレーザ素子を縦に64個置き、約20Hzの周期で回して実現する。」
「約900万円と高いので商品には使えない。それでも自動車メーカー各社がこぞって買うのは、Velodyne社のレーダが、自動運転技術に対する根強い“思い込み”を覆したからだ。」とある。
どう覆したのかは、『日経Automotive Technology』2013年3月号を読まないと分からない。
(The Velodyne LIDAR HDL-64E:動画出ます)
http://blip.tv/jonaslamiscom/the-velodyne-lidar-hdl-64e-1332941
綺麗な英語なので、単語が分かる方なら聞き取れるだろう。
360度の視界である。死角なし!。この精度で解析できれば、自動運転には十分である。
しかし、900万円は高いな。
ベロダイン社も32素子の安物を開発した!。
(HDL-32eレーザーライダーユニット)
http://www.argocorp.com/cam/special/Velodyne/HDL-32e.html
(Velodyne HDL-32E: A New High-End Laser Rangefinder)
http://www.hizook.com/blog/2010/08/24/velodyne-hdl-32e-new-high-end-laser-rangefinder
こちらは、$29,900とお買い得!。
300万円で、明日から自動運転!、とはならない。
これは、あくまでもセンサーに過ぎない。
解析、制御機構、各種アクチュエイター、フィードバック、冗長性、バックアップ機構、フェイルセーフ機構、保険、法制度、エトセ、エトセと、壁は高い。
しかし、法制度はともかく、その他は要素技術としてはほぼ確立しており、あとは、ブラッシュアップ程度である。
浮沈子は、アイサイトを積んだアウトバックに乗った時(2年前)に、完全自動運転の実現がそこまで来ていることを確信した。
(アイサイト)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/12/11/6240093
生きているうちに、市販車として登場することは、まず間違いない。
(DARPAグランド・チャレンジ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/DARPA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8
(無人自律車)
http://homepage3.nifty.com/tompei/WorldRobots1.htm#Autonomous
すでに、超大型無人自律ダンプ(コマツ)として、商業化されている。
国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency)では、軍用車両の3分の1を無人車両とする計画の一環としてグランド・チャレンジを行った。
この技術を悪用すると、自動運転車両に爆弾をしこたま積み込んで、気に入らないヤツのところ(敵対する政府の建物、軍事基地、抗争相手の組事務所、浮沈子の居所(かんべんしてくれえ!))などに、突入させて、破壊することが可能となる。
もう、自爆テロのように、人命を軽視する特攻隊的、洗脳的、国粋主義的、犠牲的精神称揚的、非人道的な手段でテロ行為を行う必要はなくなり、人命尊重の人道的手段による破壊工作(???)を行うことが可能となる(ワケワカ・・・)。
まあいい。
インターネットだって、DARPAの関与した産物だし、便利になった反面、多くの犯罪に活用(悪用?)されてもいる。
あらゆる技術は両刃の剣である。
部分的な自動操縦技術は、航空機などでは当たり前になっているし、船舶でも応用されている。
ちなみに、GPSもこの役所の開発によって実用化された。
将来は、ロボット兵士による戦争が行われるのだろうか。
「また最近では「メタボリック・ドミナンス」あるいは「『最高の兵士能力』プロジェクト」と呼ばれるプロジェクトが開発中である。このプロジェクトは兵士が最高のパフォーマンスを不眠・不休・絶食の状態で維持できるかというものであり、DARPAはこれに多額の資金を費やしている。しかし栄養学者などによると、DARPA内のほかのプロジェクト同様、空想の域を出ないとしている。」とあるので、人間の兵士も、まだまだ引退するわけにはいかないようだ。
これって、「突撃錠」とか飲んだりしてやるのかなあ?。
(突撃錠、猫目錠―覚せい剤の軍事使用)
http://33765910.at.webry.info/201104/article_10.html
(吸い込むだけで睡眠の代わりになる薬を開発中)
http://news.livedoor.com/article/detail/3452285/
まあ、どうでもいいんですが。
自動運転の話題は、まだまだ尽きない。
特に、法制度については、コペルニクス的転回を必要とする。
この辺りについては、機会があればまた触れる。
(本記事は、内容を一部訂正しました:レーザー測距の件は、浮沈子の勘違いでした!。)
911RSR ― 2013年06月23日 23:34
911RSR
戦闘力に問題ありといわれながら、LM-GTEプロクラスでの優勝を勝ち取った。
ルマンで。
こんな記事、ポルシェフリークでなきゃ、誰も見ねえよ!。
だって、LMP1と呼ばれるカテゴリは、最初からアウディかトヨタのどっちかで、実力は拮抗しているものの、総合的にはアウディが速いといわれ、ガソリン車のトヨタにどれだけ有利なレギュレーションにするかでレースが決まるわけだから、基本的にクルマの差という点でみると、面白みに欠ける。
過給ガソリンエンジン:2000cc
無過給ガソリンエンジン:3400cc
に対して、
過給ディーゼルエンジン:3700cc!
同じ燃料タンクで走ったら、アウディの圧勝になる。ディーゼルというエンジンの燃焼効率は、未だにガソリンよりも明確に良いからだ(ハイブリッドでガソリン:73リットル、ディーゼル58リットル)。
加速時には、ハイブリッドパワーで補う。
理想の組み合わせなのである。
そこを、どう調整して面白いレースにするかがフランス西部自動車クラブの腕の見せ所である。
そんな、主催者の匙加減にすがるしか勝ち目のない、哀れなトヨタが万が一優勝したって、「ああそうか」とか思うだけだ。
(【ルマン24時間 2013】アウディが4連覇、トヨタ善戦及ばず2位)
http://response.jp/article/2013/06/23/200672.html
で、結果。
1位:アウディ
2位:トヨタ
3位:アウディ
4位:トヨタ
5位:アウディ
面白くも何ともない(来年からは、ここにポルシェが出てくるわけだな、イッヒッヒ!)。
そこいくと、GTEプロクラスはキビシー現実があり、常勝フェラーリといえども、アストンに脅かされ、ポルシェGT3勢に追いまくられ、三つ巴である。
(WEC世界耐久選手権、LM-GTEクラスの性能調整を変更)
http://f1-gate.com/wec/news_19571.html
アストンって、速いんですねえ!。
(LM-GTEクラスのBoPに調整。ポルシェ性能アップ)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=48706
まあ、このリストリクターの穴が0.3mm大きくなったおかげで、GTEクラス優勝がプロ、アマ2つも転がり込んできたわけで、めでたしめでたしである。
だって、敵は8気筒の高回転型エンジンで、ガンガンぶん回してくるわけだから、それでなくてもリアエンジンのハンデがあるポルシェなんか、もっとオマケしてもらってもいいような気がするんだが・・・(前にも1基、エンジン積んでいいとか)。
スパの後、今度は優勝を狙いますといっていた小林可夢偉には気の毒だったが、ポルシェは、ルマンで底力を見せ付けたわけだ。
アストンのドライバーが、今回のルマンにおいて、事故で亡くなったという。
単独事故だそうだ。
自動車は、やっぱ完全自動運転にしないと危ないのかもしれない。
日産も、電気自動車でもいいから、ルマンで完全自動運転のレースカーを投入すればいいのに。
戦闘力に問題ありといわれながら、LM-GTEプロクラスでの優勝を勝ち取った。
ルマンで。
こんな記事、ポルシェフリークでなきゃ、誰も見ねえよ!。
だって、LMP1と呼ばれるカテゴリは、最初からアウディかトヨタのどっちかで、実力は拮抗しているものの、総合的にはアウディが速いといわれ、ガソリン車のトヨタにどれだけ有利なレギュレーションにするかでレースが決まるわけだから、基本的にクルマの差という点でみると、面白みに欠ける。
過給ガソリンエンジン:2000cc
無過給ガソリンエンジン:3400cc
に対して、
過給ディーゼルエンジン:3700cc!
同じ燃料タンクで走ったら、アウディの圧勝になる。ディーゼルというエンジンの燃焼効率は、未だにガソリンよりも明確に良いからだ(ハイブリッドでガソリン:73リットル、ディーゼル58リットル)。
加速時には、ハイブリッドパワーで補う。
理想の組み合わせなのである。
そこを、どう調整して面白いレースにするかがフランス西部自動車クラブの腕の見せ所である。
そんな、主催者の匙加減にすがるしか勝ち目のない、哀れなトヨタが万が一優勝したって、「ああそうか」とか思うだけだ。
(【ルマン24時間 2013】アウディが4連覇、トヨタ善戦及ばず2位)
http://response.jp/article/2013/06/23/200672.html
で、結果。
1位:アウディ
2位:トヨタ
3位:アウディ
4位:トヨタ
5位:アウディ
面白くも何ともない(来年からは、ここにポルシェが出てくるわけだな、イッヒッヒ!)。
そこいくと、GTEプロクラスはキビシー現実があり、常勝フェラーリといえども、アストンに脅かされ、ポルシェGT3勢に追いまくられ、三つ巴である。
(WEC世界耐久選手権、LM-GTEクラスの性能調整を変更)
http://f1-gate.com/wec/news_19571.html
アストンって、速いんですねえ!。
(LM-GTEクラスのBoPに調整。ポルシェ性能アップ)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=48706
まあ、このリストリクターの穴が0.3mm大きくなったおかげで、GTEクラス優勝がプロ、アマ2つも転がり込んできたわけで、めでたしめでたしである。
だって、敵は8気筒の高回転型エンジンで、ガンガンぶん回してくるわけだから、それでなくてもリアエンジンのハンデがあるポルシェなんか、もっとオマケしてもらってもいいような気がするんだが・・・(前にも1基、エンジン積んでいいとか)。
スパの後、今度は優勝を狙いますといっていた小林可夢偉には気の毒だったが、ポルシェは、ルマンで底力を見せ付けたわけだ。
アストンのドライバーが、今回のルマンにおいて、事故で亡くなったという。
単独事故だそうだ。
自動車は、やっぱ完全自動運転にしないと危ないのかもしれない。
日産も、電気自動車でもいいから、ルマンで完全自動運転のレースカーを投入すればいいのに。
最近のコメント