C2C&C2X2013年06月27日 03:45

C2C&C2X
C2C&C2X


「欧州出羽守」、「大和憮然守」と言われていたのは、確か、元NHKのヨーロッパ総局長を務めていた磯村尚徳(ひさのり)氏だったと記憶している。

(ひとまず、さようなら! 「アトム日記」(T_T):そのことについて触れられているページ)
http://kimball.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/iphone/article?name=2007-04-01

「「欧米ではねー、xxxxなのよ」「それにひきかえ、日本じゃさー、xxxxなんだよなー」(と憮然とする)という人たちを「欧米出羽守」「大和憮然守」というのだそうです。」とある。

(メルセデスベンツ、「Car-to-X」を市販車に搭載へ…二次的事故を防止)
http://response.jp/article/2013/06/26/200914.html

「ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは2013年内に、次世代の車対車のコミュニケーションシステムを、市販車に搭載すると発表した。」

「この車対車のコミュニケーションシステムは、「Car-to-X」という名称。他車から得られた情報を元に、リアルタイムの交通情報などを車両に配信するシステムだ。」とある。

この記事が目に止まって、いろいろ調べてみた。

(Mercedes-Benz brings Car-to-X technology to the roads:ダイムラーのページ:元ネタ)
http://www.daimler.com/dccom/0-5-658451-1-1606984-1-0-0-0-0-0-9293-0-0-0-0-0-0-0-0.html

(交通安全・情報系サービス提供を実現する「路車・車車間通信システム」:NECのページ)
http://jpn.nec.com/techrep/journal/g08/n01/pdf/080108.pdf

(次世代マルチホップ無線ネットワークの構築へ向けて:ちょっと古いが、わかりやすくマルチホップ通信が解説されている)
http://homepage1.nifty.com/toshio-k/study/wadhoc1.html

(C2C-CCの動画ページ:百聞は一見に如かずですな)
http://car-to-car.org/index.php?id=124&L=llkptclqq

(NXPでクルマと繋がる:とりあえず、日本語で読めるページ)
http://www.jp.nxp.com/campaigns/connected-mobility/home

車載の装置でクルマ同士が通信しあって、出会い頭の事故防止とか、工事箇所の情報を得るとか、渋滞情報、緊急車両の接近、その他諸々の情報を得るというツールらしい。

確かに、カーナビのようなモニターに、ショボイ情報が表示されて、先進的な雰囲気を漂わせてはいるが、我が国の誇るハイテク・カーナビの方が、遥かに情報量も、その質も高いような気がする。

(パイオニアの最新カーナビのページ)
http://pioneer.jp/carrozzeria/cybernavi/avic-vh0009hud_avic-zh0009hud/

もう、鼻血が出るほどのハイテク振りである。

「スマートループアイ」という機能では、他のクルマが映した画像を、クラウド経由で見たり、自慢のヘッドアップディスプレイで、実視している空間上に情報を表示して見せたり、スマホ連携(スマホの画面をモニターに出せる!)など、至れり尽くせりだ。

「カーナビの進化とは、サイバーナビが己を抜き去ることである。」という、自信過剰的大宣伝的そこまで言うかよ!的キャッチコピーも、あながちウソではない。

浮沈子の所有する3台のうち、ヘッドアップディスプレイが付きそうなのは500Eだけだが(あとは、オープンカーなのでダメ!)、J-AUTOの金川さんによれば、どうも素直には付かないらしい。

まあ、どうでもいいんですが。

この、超ハイテクシステムでも、C2Cには敵わない。

リアルタイムでクルマ同士が通信し合い、今後は、道路インフラからも情報を受け取れる優れものなのだ。

この仕掛けの凄いところは、車載の無線通信だけでネットワークを構築するというところにある。

自動運転でもそうだが、お上が管理する道路インフラの普及を待っていたのでは、ハイテク化する自動車の進化は停滞してしまう。

つまり、付加価値が低くなり、儲けが減る。台頭するニューカマーの「激安それなり自動車」との価格競争に晒されるわけだ。

痺れを切らしたメーカーやデバイス会社は、道路インフラに頼らずに実現できる方法を編み出したというわけである。

しかも、この装置なら、「激安それなり自動車」自動車にも付けられ、バイクにも付けられて、導入が簡単に出来そうだ。

マルチホップ無線の問題点の一つとなっている、電源の問題もない。移動体は、十分な容量のバッテリーを積んでいるからだ。

ロバストとかいう聞きなれない言葉が出てくるが、堅牢性くらいの意味で使っているのだろう。

(ロバストネス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9

仕様の詳細は不明だが、データ通信のレベルを維持する程度の接続強度は持たせてあるのだろう。

セキュリティがちと不安だが、情報系なので、ま、いっか。

無線なので、ハッキングするやつが、必ず出てくる。

欧州の規格なので、我が国ではどうなるのかは不明だ。

この国では、インフラに金をかけないものを、国家が主導するということは考えにくい(利権が絡まないと、国は動きません!)。

メーカーとかが頑張って、運用していくしかないだろう。

欧州の主だったメーカーは、概ね賛同している。ホンダも名を連ねているし、デバイスは、デンソーも日立も、NECも入っている(もちろん、ボッシュも)。

ローカルな話でもあり、ワールドワイドな話でもある。

導入コストの敷居が低いのがよろしい。

近接領域でのトラフィック・コントロールには、一定程度の効果が期待できる。

出会い頭の事故防止とか、レーンチェンジの際の危険回避には、有効だろう。

道路インフラとの親和性も高い。

ただ、1台だけでは、クソの役にも立たない!。

「全ての車両」(できれば、歩行者も?)に装着されて、初めて意味を持つシステムである。

インターネットのホームページの立ち上げの頃を思い出す。

「インターネットに繋がって、何ができるんだあ?。」

「ホワイトハウスのホームページで、ネコ(ソックスだったっけ?)の鳴き声が聞けます!。」

「そんなもんが、なんの役に立つっていうんだ!。ボツ!」

まあいい。

欧州では、既に導入が始まるという。

こんな簡単な仕掛けで、少しでも事故が減るなら、大いに普及させてもらいたいもんだ。

後付で、1万円位で付けられるなら、考えてもいいだろう。

ドラキュラ姫?2013年06月27日 22:45

ドラキュラ姫?
ドラキュラ姫?


いやあ、男の子にとってはショッキングなニュースだ。

(1滴の血液からクローンマウスを誕生させることに成功)
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130626_1/

1滴の血があれば、核を除いた卵子(除核卵子)を使って、クローンマウスを作ることが出来るという。

この技術は、非リンパ球の白血球(骨髄系細胞の顆粒球や単球)、つまり、再構成されたDNAを持たない、ピュアな状態の遺伝子セットを持った白血球を、大きさだけを基準に(たぶん、手作業で)顕微鏡下で選り分けるという、誠に日本人的手先器用的根気的飽きっぽい浮沈子には無理的手法により、実現したとある。

系統維持という観点から、非リンパ球の白血球を使用するところがミソである。

適当な遺伝子セットでいいのなら、選り分ける必要もないだろう。

血の1滴があれば、子孫は残せるということか・・・。

あっちの方は、無用の長物(短物?)になっちまうのかあ?。

2パーセントの確率とあるが、十分だろう。

結局、男の役割なんて、そんなものなのかもしれない。

いや、待てよ!、別に男の血でなくたっていいってことじゃん!?。

「図3 非リンパ球から作出した雌の体細胞クローンマウス」とある。

これは、当然、メスの血から採った非リンパ球の白血球を使用したに相違ない。

ああ、ますます存在感が薄れる男の子・・・。

「金も要らなきゃ、男も要らぬ~(ここで、唸る!)。あたしゃ、も少し「血」が欲しい」(ドラキュラ姫)ってか?

折りしも、米国連邦最高裁判所が歴史的な判決を下した。

(「同性婚否認」の法律は違憲、米連邦最高裁が初の判断)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95Q00620130627

「結婚を男女間のものと定めた結婚防衛法の条項が、法の下の平等を保障する合衆国憲法に違反するとした。」とある。

ケッ、ケッコンボウエイホウって、なんなんだあ!?。

(防衛と解放と:この記事は、後に書かれていることの方が面白い!)
http://subaru.shueisha.co.jp/html/lost/l54_f.html

(結婚と同性婚の違い)
http://lgbt.blog56.fc2.com/blog-entry-237.html#axzz2XQ9T0iSR

具体的で分かりやすい。

DOMA(Defense of Marriage Act)というらしい。

「結婚防衛法では、「結婚」は「ひとりの男とひとりの女の結合(ユニオン)」となっているのである。」とある。

わざわざ「ひとりの」と付けるところがスゴイと思いませんか?。付けとかないと、集団結婚みたいなことが起こるんだろうか?(世界は一家、人類はみな兄弟???)。

まあ、どうでもいいんですが。

米国連邦最高裁判所は、同性結婚の是非についての直接判断を行ったわけではないともいわれる。

ということは、合衆国憲法というのは、実に、如何様にも解釈できる、使い勝手のいい憲法ということになるわけだな。

我が国の憲法には、第24条にこうある。

「1 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」

(日本国憲法第24条)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC24%E6%9D%A1#.E6.9D.A1.E6.96.87

もう、ガチガチで、手の出しようもない。

参議院選挙では、是非、憲法24条をまな板の上に乗せて、喧々諤々の憲法改正論議をやっていただきたい。

冗談抜きで、同性婚時代がやってくるかもしれないのだ。

ひょっとしたら、少子高齢化に歯止めをかける、最後の切り札になるかもしれない(だって、同性間(女性だけですが)の間で子孫をもうけることも可能になるんですから)。

こんな記事もある。

(既婚者のほぼ半数「セックスレス」 コンドーム大手調査)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130627-00000046-asahi-soci

すいません、元記事取ろうとしたんですけど、相模ゴムのサーバーは、現在、パンク状態のようで開けません!。

(多分、元ネタのページ:ほとぼりの冷めた頃、見てください:プロジェクト/ニッポンノセックスというURLは、ちょっとあからさまでは?)
http://sagami-gomu.co.jp/project/nipponnosex/

なんかなあ、日本中の家庭が、このサイトをクリックしてたりするのかなあ(そんでもって、ニューヨーク大停電のようなことになったりして・・・)。

まあいい。

浮沈子は、このあたりで寝るとするか・・・。