アンドロメダ2013年08月02日 00:17

アンドロメダ
アンドロメダ


(新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開)
http://www.naoj.org/Topics/2013/07/30/j_index.html

高視野角のデジカメが、すばるの主焦点に取り付けられ、ファーストライト(杮落とし?)が公開された。

(アンドロメダ銀河、鮮明に…すばるに新型カメラ)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130801-OYT1T00317.htm

われわれの銀河に最も近い、アンドロメダ銀河(メシエカタログ31)の鮮明画像が一発で撮れるわけだな(画像参照)。

(ドデカイ画像です(3.9MB)。ダウンロード注意!)
http://www.naoj.org/Topics/2013/07/30/fig1j.jpg

CGでもなければ、イラストでもない。

CCD素子に刻まれた、本物の光子のエネルギー、真実を写す「写真」である。

ホンモノ。

今、そこにある現実の姿(254 ±6万年前の姿?)

(系外銀河M31(NGC224)『アンドロメダ大銀河』の距離)
http://universe.art.coocan.jp/deepsky/M31d.html

(アンドロメダ銀河)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%80%E9%8A%80%E6%B2%B3

「アンドロメダ銀河のスペクトルは青方偏移を持ち、我々の銀河系に対して秒速約122kmで接近している(太陽系自体が銀河系の中を高速で公転しているため、見かけの接近速度は秒速約300km)。約40億年後には銀河系 (Milky Way) とアンドロメダ銀河 (Andromeda) は衝突し、それから約20億年かけて1つの巨大な楕円銀河「ミルコメダ (Milkomeda)」を形成すると予想されている。」

「ミルコメダ=ミルキーウエイ+アンドロメダ」ってかあ?。

ダサ!。

わずか40億年で、衝突する!。

といっても、星と星との衝突は、全く無いといってもいいだろう。

銀河内といっても、スカスカだから・・・。

神話のアンドロメダといえば、カシオペアの娘で、白人の姿で描かれることが多いが、エチオピア王国の王女ということから黒人と看做されるのが神話時代からの定説であるとは、知らなかったな。

(アンドロメダー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%80%E3%83%BC

(様々な絵画を集めたページ)
http://www.abaxjp.com/andrmd/andrmd.html

アンドロメダ病原体という小説もあった。

(アンドロメダ病原体)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%80%E7%97%85%E5%8E%9F%E4%BD%93

マイケル・クライトンの出世作、未知の病原体に挑む科学者たち、ご都合主義的ストーリーと、ハッピーエンドの結末については、こちら。

(アンドロメダ・・・(1971) ネタばれ有り)
http://daimonji.blog.ocn.ne.jp/paopao/2004/10/1971.html

初出の引用には、こう書かれている。

「HSC には、複数の日本企業が開発した最新の技術が使われており、まさに日本の技術力の結晶と言えます。幅広い波長域にわたり非常に高い感度を有し、遠方天体観測に特段の威力を発揮する CCD 素子は、浜松ホトニクス株式会社が国立天文台とともに新規に開発したものです。光学収差や大気分散を補正し、高い結像性能を達成するのに不可欠であった補正光学系は、キヤノン株式会社によって開発されました。重さ数トンの HSC 全体を1-2マイクロメートルの位置精度で制御しながら望遠鏡上で安定した観測姿勢を保持するための機械部品である主焦点ユニットは、三菱電機株式会社が担当しました。どれ一つ欠けても HSC の開発は成し得ませんでした。また、データ収集用電子回路は高エネルギー加速器研究機構によって開発されました。さらに米国・プリンストン大学が画像データ解析用ソフトウェアの開発を、台湾・中央研究院がフィルター交換装置の開発を担当するなど、国際的なプロジェクトとしても進んでいます。」

一品モノを作らせれば、日本はまだまだ捨てたもんじゃない。

3トンのデジカメで、宇宙を見る。

なんとも、贅沢な話ですな。

RUF純正!2013年08月02日 22:28

RUF純正!
RUF純正!


だいぶ前に、テンション高い記事を書いた。

(CTR-3)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/11/29/

まあ、こんなクルマのことを記事にすれば、鼻の穴も広がろうというものだ(ブヒヒッ)。

今日、プレステージにお邪魔して、83タルガの風切り音について相談(商談?)する。

100km行くか行かないかで、もう、遠慮会釈ない音がピューピューと始まる。

150km辺りでは、ビュービューと唸る。

200kmを超えると(まだ、出していないが)、どんなことになるか・・・。

対策として紹介されたのが、RUFのAピラーの溝埋め(?)。

(Aerodynamic Aid for A-Pillar 詳細)
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/1/1/4/16039/

こんなもんが、¥33,600(税込)もすんのかあ?(画像参照)。

サスガ、RUFである(妙なところに感心!)。

336円でも、高いんじゃないか?。

まあいい。

空力対策では、こんなのとか、

(Sport Mirror Kit 詳細:小さいタイプ¥60,480(税込))
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/1/1/4/16036/

こんなのもある。

(Sport Mirror Kit 詳細:大きいタイプ¥82,530(税込))
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/1/1/4/16037/

どこが違うのか、わからん!。

(Sport Mirror Kit 詳細:大きいタイプと同じ写真だ!¥98,700(税込))
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/1/1/4/16038/

しかし、こんなのや、

(Front Bumper 詳細:¥417,900(税込))
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/1/1/4/16030/

こんなのに、比べたら、

(Rear Bumper 詳細:¥458,640(税込))
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/1/1/4/16033/

安いものだ。

サスガ、RUFだ!。

もちろん、コンプリートカーは、さらに2ケタ違うお値段である。

(RUFコンプリートカー)
http://www.ruf-web.co.jp/com/

浮沈子が気になるのは、これ。

(R Roadster)
http://www.ruf-web.co.jp/com/rroadster/

元になったのは、カブリオレだろうが、Bピラーの造形は、まんまタルガである!。

これを見て、83タルガのガラスセクションを引っぺがしてしまおうかと、本気で悩んだ・・・。

もともとのナローのタルガは、これと同じく、リアが幌になっていたのだ。

(ポルシェ911/タルガ:赤いヤツです)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/949539/blog/21962562/

「まずは1967年型の911タルガです。」

「このモデルは1967年に登場、ロールバー状のBピラーと脱着可能なルーフパネル、折り畳むことの出来るリヤアクリルウィンドウと幌から構成された、いわば「セミ・オープンカー」です。」

「Bピラーは残りますが見ての通り開放感に溢れた爽快なスタイルになっています。」

「この個体は内外装ともに文句なしの素晴らしいコンクールコンディションでした。」

「翌1968年からはリヤウィンドウが固定式となるので、このスタイルは1年限りだそうです。」

「生産台数も少なく、オーナーは大変希少だと仰っていました。」

RUFの「R Roadster」が、このモデルをリスペクトしていることは、間違いない。

しかし、あの見事な曲面をしたリアガラスも、また捨て難い。

幌にするか、ガラスのままか。

まあ、どうでもいいんですが。

RUFのモデルには、最早、空冷エンジンはない。

ベースとなるのは、全て水冷である。

930の改造車で一世を風靡したイエローバードこと、CTRや、964をベースにしたRCT EVO、鼻血が止まらない、993ベースのR Turboなど、空冷エンジンにターボで燃料と空気を押し込んでいた時代は、既に過去になった。

(Ruf Automobile:ドイツ語)
http://de.wikipedia.org/wiki/Ruf_Automobile

最も安いモデルですら、3570万円の値札を付ける。

これはもう、道楽の極みであるな。

CTR3に至っては、ポケットに1億円ないと、買いに行けないクルマである。

(CTR3 / CTR3 Clubsport)
http://www.ruf-web.co.jp/com/ctr3/

既に、自動車という単語で我々が日常イメージする物体とは、明らかに異なる商品である。

文字通り、「ライバルは、毛皮や宝石」しかない。

1.5トン(たぶん、もっと軽い)の車重に、777馬力のエンジンを叩き込んで、セラミックコンポジットディスクを奢ったブレーキを履かせたCTR3 Clubsport(まんま、レーシングカーですな)なんぞは、向かうところ敵なしであろう。

ほとんど、アンドロメダ級の値段(意味不明)の話になったが、してみると、Aピラーの溝埋めパーツ(¥33,600(税込))なんて、タダ同然であることが分かる。

100均で買ってきたセルロイドの下敷きと、仮に同じだったとしてもだ!(まさか・・・)。

雨が降ったら、基本的には乗らないので、雨どいを埋めてしまっても、問題はない。

これで、風切り音が軽減してくれれば、安いものだ。

RUF純正のエアロパーツ装着!(ま、確かに、そうなんだが・・・)。