ⅰ3の価格2013年11月14日 02:25

ⅰ3の価格
ⅰ3の価格


このクルマのことは、何度か取り上げている。

(新RR時代)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/07/03/6885471

(RRの復権?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/08/25/6957849

(ライプツィヒ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/09/19/6987817

(蓄電型電気自動車)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/07/31/6929251

(レンジ・エクステンダー・エレクトリック・ビークル)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/02/03/6711317

(しつこく炭素)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/08/18/6949944

他にも書いたかも知れないが、ざっと、こんなところか。

昨日、BMWジャパンが、正式に発表を行った。

(持続可能な次世代モビリティ「BMW i3」および「BMW i8」を発表)
http://news.bmw.co.jp/newcar/2013/11/bmw-i3-i8-debut.html

副題にちょっと驚く。

「次世代モビリティの第一弾は、電気駆動のBMW i3と、プラグイン・ハイブリッド・スポーツ・カーBMW i8。」

第一弾と謳っているから。

BMWⅰスペシャルサイトも、見栄えが良くなった。

(BMWⅰスペシャルサイト)
http://www.bmw.co.jp/jp/ja/general/news_events/campaign/bmwi3/index.html

浮沈子は、モニターに応募したいのだが、やり方がわからなかった(ハズレたら、記念品でもいいや・・)。

素のⅰ3は499万円、レンジエクステンダー付が546万円とある(ⅰ8は、1917万円と、スーパーカー並みの価格だ!)。

ガソリン車なら、100万円そこそこで買える4人乗り2ボックスに、500万円を払うことはないだろう!?。

モニターに応募して、当れば100日乗って、それで十分である。

このクルマは、乗ってなんぼのものではなく、他人様が、買ってなんぼのものである。

浮沈子が注目しているポイントは3つ。

カーボンボディであること、レンジエクステンダーが付いていること、RRであること。

是非、試乗してみたいものだ。

しかし、広報ページの副題の「第一弾」というのが気になるなあ。

第二弾とか、第三弾の話は、まだ聞こえてこない。

仕様を見てみよう。

まずは、素のⅰ3から。

「主要諸元
寸法・重量・定員
全長(mm)4,010
全幅(mm)1,775
全高(mm)1,550
ホイールベース(mm)2,570
トレッド(前/後)*(mm)1,571/1,576
ラゲージ・ルーム容量(ℓ)260
ラゲージ・ルーム容量(ℓ)後席折りたたみ時 1,100
車両重量(kg) 1,260
定員(名) 4」

「駆動装置・タイヤ/ホイール
駆動方式 後輪駆動
タイヤ 155/70R19
ホイール 5J×19アロイBMW i スタースポーク・スタイリング427」

「駆動用バッテリー
種類 リチウムイオン電池
総電力量(kWh)18.8」

「電気モーター
最高出力(kW〔ps〕)125〔170〕
最大トルク(Nm〔kgm〕)250〔25.5〕」

次は、エンジン付き。

「寸法・重量・定員
全長(mm)4,010
全幅(mm)1,775
全高(mm)1,550
ホイールベース(mm)2,570
トレッド(前/後)*(mm)1,571/1,556
ラゲージ・ルーム容量(ℓ)260
ラゲージ・ルーム容量(ℓ)後席折りたたみ時 1,100
車両重量(kg) 1,390
定員(名) 4」

「駆動装置・タイヤ/ホイール
タイヤ
(フロント)155/70R19(リヤ)175/60R19
ホイール (フロント)5J/19アロイ(リヤ)5.5J/19アロイ BMW i スタースポークス・スタイリング427」

「駆動用バッテリー
種類 リチウムイオン電池
総電力量(kWh)18.8」

「電気モーター
最高出力(kW〔ps〕)125〔170〕
最大トルク(Nm〔kgm〕)250〔25.5〕」

「エンジン
種類 2気筒/4バルブ
総排気量(cc) 647
最高出力(kW〔ps〕/rpm)25〔34〕/4,300
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm)55〔5.6〕/4,300」

気がついたのは、タイヤサイズが、エンジン付きは後輪がぶっとくなっているということ(トレッドは、逆に20mm狭い)。

これも含めて、エンジン付きは130kgも重い(ガソリンも含んでるのか?)。

軽自動車並のエンジンを積んでいるわけだから、相当な出力ということになる。

もっとも、これは、発電機を回すだけで、動力は供給しない。

1390kgというのが、どのくらいの重さなのか。

(ポルシェ・991:こ、これとですかあ?)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB991

「販売期間 2011年-
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア クーペ
エンジン 水冷 F6 DOHC 3,436cc
水冷 F6 DOHC 3,800cc
変速機 7速MT
7速PDK
駆動方式 RR / 4WD
サスペンション 前 マクファーソンストラット+コイル
後 マルチリンク+コイル
全長 4,491mm
全幅 1,808mm
全高 1,303mm
ホイールベース 2,450mm
車両重量 1,350kg
先代 ポルシェ・997」

まあ、同じ4人乗りということで。

ご覧の通り、911の方が軽いということである。

結構な重さだな。

上に引用した、このブログの以前の記事では、以下のようになっている。

「日産・リーフ:1,430kg(5名:286kg/人)
BMW・i3:1195kg(4名:299kg/人)
三菱・i-MiEV:1,080kg(4名:270kg/人)
テスラ・モデルS:1,735kg(7名:248kg/人)」

ⅰ3の重さは1195kgであるとしていたが、今回の素のモデルでは、1260kgとあるので、少し重くなったようだ。

しかし、エンジン付きでも、日産リーフよりまだ軽く仕上がっている。

ひとえに、カーボンボディのおかげだな。

(来年発売予定のBMW「i3」のレンジ・エクステンダーモデルは約40万円高)
http://jp.autoblog.com/2013/10/14/bmw-prices-i3-range-extender-option-at-3950/

先月の記事だが、そもそも、なんで日本に来ると、100万円高くなるんだろうか。

まあいい。

「レンジ・エクステンダーモデルは、34馬力の650cc2気筒エンジンを搭載し、このエンジンが発電機として電力を供給、航続距離を130~160キロ延長することができる。ちなみにガソリンタンクの大きさは9リットルほどだ。」

9リットルのガソリンで発電するために、130kgも重くなんのか。

しかし、その重さを、リチウムイオン電池に置き換えても、せいぜい50kmほどしか航続距離は伸びないし、ガソリンのように、継ぎ足して伸ばせるわけじゃない。

9リッターのガソリンなんて、20秒もあれば満タンにできるだろう。

そもそも、電池で何km走るのか。

(航続距離。)←「。」付けるかあ?
http://www.bmw.co.jp/jp/ja/newvehicles/i/i3/2013/showroom/drive.html

「数年に渡って、多くのテスト・ドライバーがBMW GroupのMINI EとActive E を用いて2,000万km以上の距離を走行してきました。この経験から得たノウハウが、ニュー BMW i3の駆動システムの開発にフィードバックされました。典型的な通勤走行では2日または3日ごとにリチウムイオン・バッテリーの充電を行う必要があります。1回の充電で航続距離が130~160 km*のニュー BMW i3にとって、日々の走行は充分でしょう。レンジ・エクステンダー搭載のニュー BMW i3は最大300 km*までの航続距離が確保できます。航続可能距離の表示は、到達可能な目的地を半径の輪で表示します。レンジ・アシスタントは航続可能距離を最大30%、距離にして最大 200 km*まで伸ばすために、目的地に応じて「ECO PRO」モードまたは「ECO PRO+」モードへの切り替えをアドバイスします。
*ドライバーの走行スタイルにより航続可能距離は異なります。」

電池を積まないⅰ3を作って、30リッターのガソリンで、500km走ったほうがいいような気がしないでもない(値段は、安くしてね!)。

今、気付いたんだが、9リッターのガソリンで、仮に、160km走れたとしても、燃費はせいぜい17kmだ。

とても、高効率とはいえないなあ。

電気自動車のドライバビリティを手に入れられるとしても、シリーズ式の効率はあまり良くないわけだな。

小型ディーゼルエンジンで、効率の良い回転数でまわしてシリーズ式にすれば、もう少し改善するだろう。

ひょっとして、第二弾って、そのことなのかあ?。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック