耳抜き・靴ずれ2014年02月16日 21:28

耳抜き・靴ずれ
耳抜き・靴ずれ

耳抜きの苦労が絶えない。

風邪の症状が出ているので、耳管の周りが腫れている。

それでも、しつこく鼻をかんだり、つばを飲んだりしてなんとか通っている。

今日は、キングクルーザーこと、元日本のカーフェリー。

潜行索があるが、念のためにマーカーブイとリールを持って入る。

ここで耳が抜けないと、ややこしい。

しかし、日頃の行いが天に通じて、すんなりと抜ける。

透視度は、10m以下。

全長80mを越すという巨体の全容を知る術もない。

ガイドはエイミー。

レックというよりは、マクロだなこりゃ!。

エビの幼生みたいな、透きとおったやつを、掌に乗せて見せてくれる。

ガイドと一緒に、男のインストラクターが同行する。

初めてのレックらしい。

ガスの消費が早いらしく、30分ほどで浮上にかかる。

なんだー・・・。

ちょっとがっかりだな。

船体はかなり崩れてきており、腐食が早いようだ。

水底30mに沈んでおり、潜行ロープはスターン側に1本しかない。

さて、2本目はシャークポイントというので期待したが、でかいフグがいただけで、出物はなし。

まったりしたダイビングを楽しむ。

こちらは、20mくらいは抜けている。

いや、耳抜きではなく、透視度の話・・・。

ガイドは、深度の変化を気にせずにコース取りをする。

流れなんぞは、ヘでもない。

ガンガン逆らって泳ぐ・・・。

3本目は、アネモネリーフではなく、ピダ・ナイの東側だ。

ここは、流れに逆らって、ガンガン行く。

おかげで、靴ずれができた!。

いままで、ダイビングシューズで靴ずれなどしたことはない。

如何にゆるいダイビングをしてきたかということだな。

ここが、一番ガスを吸った(200以上)。

どこでも、残圧は100ずつは残すが、たまに切ることがある。

運用上、ロングホース側のタンクを先にガイドに渡して、インフレーター付のタンクを最後まで吸うので、水面移動をしない浮沈子は、100残したタンクに命預けてエキジットする。

BCに、これでもか、と給気してからインフレーターを外し、最後の最後にマウスピースを口から離す。

水面で、仰向けになって、21パーセントの酸素を吸うなどという行為は、CCRに馴染んだ浮沈子には耐え難い。

32パーセントのナイトロックスでも薄すぎる!。

もっと、酸素を!!。

まあいい。

無事に3本目のダイビングを終えて、宿に戻った。

YASKOさんは、急なお客(PADIのエライ人らしい)が入ったので、夕食に付き合えないのをすまながっていた。

彼女も、午後から熱があるという。

早く帰って寝ればあ?。

ヴォレさんも、ダイビング店まで付いてきたようだ。

アツアツのお二人だが、ここピピのトンサイでは、殆んどがアベックなので、むしろ自然だ。

単身オヤジダイバーが、ドミトリーに立てこもって、ダイビング以外はロクに金も落とさないで店の前の机でブログを打っているなんてのは、例外中の例外で、この島のラブラブな雰囲気を一人で阻害している。

まあ、どうでもいいんですが。

さて、そろそろ飯でも食いに行くかな。

画像は裏道のエアコンの室外機(職業病が抜けなくて、未だにこういうものに反応する)。