後方視界2014年03月03日 21:45

後方視界
後方視界


自動車の後方視界というのは、以外に重要である。

浮沈子の場合、迫り来る覆面パトカーや、白バイもさることながら、後ろから煽ってくる車があれば、即座にアクセラレーションペダルに蹴りを入れなければならない。

床まで踏み抜く・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

日産が、いろいろな仕掛けを組み込んだ後方カメラと、ルームミラーと一体になったモニターを開発した。

(後方映像に切替可能な、日産の「スマート・ルームミラー」)
http://wired.jp/2014/03/03/nissan-camera-rearview-mirror/

浮沈子が感心したのは、切り替えのスイッチを防眩ミラーの切り替えの方法と同じにした点である。

これなら、運転者が操作に戸惑うこともない。

また、実際、後ろからハイビームで照らされて眩しいときに、防眩ミラーと同じ効果が得られるということは、従来のデバイスの機能を踏襲しているわけで、実質的にも好ましい。

ミラーと併用しているというところに、躊躇を感じるが、規制当局との折り合いとかあって、ミラーレスにはできなかったんだろう。

要は、カメラとモニターなわけである。

途中にソフトを噛ませて、いろいろ仕掛けをしているようだが、これで、座高高い浮沈子も後席の真ん中に大っぴらに遠慮なく座れることになり、万々歳である・・・?。

まあいい。

この仕掛けの次に来るのは、当然サイドミラーということになり、さらに、本命のフロントガラスのモニター化にも繋がっていくだろう。

21世紀なんだから、百年続いたゴムで拭き取るワイパーに、そろそろおさらばしてもいいんじゃないか。

ついでに、ヘッドライトの高輝度化で迷惑している対向車や歩行者にも、適度な照度で、後はコンピューターが処理する画像を提供する方が安全だ。

フロントガラスのモニター化には、3次元画像処理や故障時の代替手段の確保など、実現へのハードルが高い。

とりあえずは、サイドミラーだな。

サイドウインドウ越しに見なければならない室外ミラーということで、改善のインセンティブは大きいだろう。

現状でも、外側の曲率を変化させて広範囲を視認できるようにしたモデルや、熱線入りで曇り止めや着雪防止機能を付与したものもあるようだ。

サイドウインドウの曇り止めも、今では珍しくもなんともない。

918スパイダーのコンセプトモデルでは、サイドミラーがカメラになっていたが、あっさりとコンベンショナルなデザインになった(根性見せろよ!)。

何にせよ、安全のための後席バックレストの大型化や、燃費向上のための空気力学重視のデザインの影響で、後方視界が犠牲になってきたというのは、開発者の言うとおりである。

(Introducing the Smart rearview mirror)
http://www.youtube.com/watch?v=2yxHAj79kh8

サイドミラーよりも、360度の視界を確保するアラウンドビューモニターにも注目だ。

(アラウンドビューモニター)
http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/avm.html

しかし、本当の本命は、完全自動運転だろう。

人間の視力に頼った手動運転(?)の時代の最後に咲いた仇花だな。

しかし、自動運転になっても、視界の確保は重要だ。

自動運転する機械だって、手探りじゃ運転できない。

アプリケーションとしては、人間向けでなく、自動運転する機械向けに仕様を最適化していくという方向になるんだろう。

クルマの外形とか、ナンバーを読んでデータベースに照会して車種を判別したり(赤い車は、統計的にアブナイとか)、危ないドライバーが運転していないかを交通監視データーベースに照会してリアルタイムに検索したり(車線変更を頻繁にするクルマはアブナイとか)・・・。

いままで、ベテランドライバーが無意識のうちにやっていた、これらの高度な情報処理を、ちゃんとしたエビデンスに基づいてビッグデータを活用して実装していくわけですな。

人間が、長い時間(下手すると一生かけて)身に着けたノウハウを、データベースにぶち込んで、一瞬のうちに判断する。

膨大なコストを掛けてインフラを整備して、デバイスである自動車側にもそれなりのコスト掛けても、人の命と社会の安寧を維持するためには、それは許されるコストなのだろう。

我が国の交通事故の死者は、ピーク時の半分くらいになりつつある。

今後は、事故そのものをなくすために、道路管理者やメーカー、取締り当局が一体となって取り組んでいくことは間違いない。

今世紀中に、事故による死傷者をゼロにするくらいの目標は立てるだろう。

結構な話である。

道路の上を走る電車。

未来の自動車の姿はこれだ。

しかし、この乗り物には、運転手も車掌もいない。

どちらかといえば、エレベーターに近いかもしれない。

行き先を、ボタン(あるいは音声)で指示して、到着するとドアが開く。

昔はエレベーター・ガールとか、いたんだけどな・・・。

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