kfujitoの徒然（ｂｙ浮沈子）

G-Class


（【モスクワモーターショー14】メルセデスベンツ G63 AMG 6×6にロシア人大興奮）
http://response.jp/article/2014/08/29/231109.html

「メルセデスベンツブースでは、広大な会場にバラエティ豊かな車両が展示された。中でも、来場客の目を最も引いたのは、『G63 AMG 6×6』だった。」

まあ、そうだろうな。

「ロシアでは、その過酷な道路環境からSUVの人気が根強い。」

「モスクワのような都市部では欧州ブランドを中心に、高級車需要が多く、メルセデスベンツの『Gクラス』やBMWの『X5』、ポルシェ『カイエン』やランドローバーの『レンジローバー』といった高級SUVが憧れの的となっている。」

「そのような土地柄もあり、最高クラスのタフネスさとラグジュアリーさを備えたG63 AMG 6×6はまさに垂涎ものだ。2466万ルーブル（約7400万円）というお値段にもかかわらず、来場客は感激しきりだった。」

この車については、以前にもこのブログで触れた。

（６×６＝砂漠の舟）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/03/24/6757292

「そもそも、このクルマ、舗装道路を走っているシーンが、最も似合わないことだけは、万人が認めるところであろう。」

まあ、どうでもいいんですが。

モスクワとＧクラスといえば、そう、ボーン・スプレマシーだな。

（ボーン・スプレマシー）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC

「人目を避けてインドのゴアで暮らしていたジェイソン・ボーンと恋人のマリーに刺客が迫り、マリーは殺されてしまう。」

ああ、もったいない・・・。

いい感じのカップルだったのに・・・。

残念ながら、ウィキのあらすじは途中までなので、ネタバレ注意でこちら。

（ボーン・スプレマシー）
http://blog.livedoor.jp/golden__cadillac/archives/51507632.html

かつて自分が殺したネスキーの娘を探しに訪れたモスクワで、ボーンは殺し屋（キリル）に再度狙われることになる。

「川沿いを歩いているとき、『キリル（カール・アーバン）』に左肩のあたりを撃たれます。」

「途中警官に尋問を受けた『ジェイソン・ボーン（マット・デイモン）』は警官を殴り倒しおんぼろタクシーを強奪。『キリル（カール・アーバン）』も若い女性2人が乗っていた、高級な4駆タイプのベンツを奪って追跡・・・。」

すいません、ちょっとストップ。

なんですか、高級な４駆タイプのベンツって！？。

Ｇ５００ですよ！（色はブラック）。

しかも、ロング！。

Ｖ８の５リッターエンジン。

映画の中のＧ５００ロングは、ドアミラーウインカーじゃないから、２００２年１１月よりも前ということになる。

（メルセデス・ベンツ Gクラス）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_G%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9

「『ジェイソン・ボーン（マット・デイモン）』は数え切れないくらい多くのパトカーとFSBの車に追いかけられますが、それらをすべて振り切り、最後はトンネルの中で『キリル（カール・アーバン）』と一騎打ち。」

それでなくても、FSB（連邦保安局）の追跡車両が黒のＥ３００（？：Ｗ１２４）で、それを惜しげもなくクラッシュさせている（２００４年公開だから、まだまだ現役！）。

ああ、もったいない・・・。

それにしても、このあらすじ書いた人って、クルマには全然興味ないのかあ？。

で、ドハデなカーチェイスの挙句、殺し屋（キリル）のＧ５００ロングを、トンネルの柱に真横から叩きつけて大クラッシュ！。

（The Bourne Supremacy (8/9) Movie CLIP - Car Chase With Kirill (2004) HD：動画出ます）
https://www.youtube.com/watch?v=NzfSLgWkTlY

さすがの頑丈なラダーフレームも、この真横からのクラッシュではお釈迦だな。

ああ、もったいない！。

もう、このシーンなんて、浮沈子的にはニューヨーク近代美術館のフィルムライブラリーに、ベン・ハーの戦車競争のシーンと共に永久保存してもいいんじゃないかと思うんだが。

（ベン・ハー～四頭馬車レースシーン：動画出ます）
https://www.youtube.com/watch?v=YtfRbE51EdA

うーん、やっぱこっちの方が上手かあ？。

（ベン・ハー）
http://kakitubata.hanagasumi.net/99_blank006.html

「この戦車競争の場面は、映画史上における最高のスペクタクル とされており、このフィルムはニューヨーク近代美術館に保存されているといわれている。」

壁に押し付けられたりして次々と破壊される車両、横並びになって操縦者同士が争う構図、最後は車輪を壊して（パンクさせて）ケリを付けるところまで、よく似ている。

ひょっとしたら、監督は意識してたんじゃないだろうか？。

まあ、どうでもいいんですが。

モスクワっ子が、Ｇ６３ＡＭＧ６×６に憧れるのも分かる気がする。

でかくて、頑丈で、馬力があって、速いのがいいんだな。

（クルマ試乗記：8,000万円という最強の6輪駆動メルセデス）
http://gqjapan.jp/car/review/20140617/mercedes-g63amg6x6-review

「オーストリア軍が使う6軸6輪駆動車をベースにAMGが仕上げたモデルで、全長5.87m、全幅2.1m、全高2.3mの車体に、G63AMGと同じ5.5リッター・V8直噴ガソリンエンジンを搭載。544psの最高出力と760Nmの最大トルクを持つ。」

まあ、このクルマでスーパーに買い物に行って、オープンデッキに放り込んで帰ってくるというのがカッコいいんだろうな。

マット・デイモンが、次のシリーズでブチ壊す車としては、相手にとって不足はない（彼自身は、ショボイクルマに乗ってるんだろうが）。

８０００まんえんかあ。

ああ、もったいない・・・。