スト ― 2014年09月02日 17:14
スト
(ストライキ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AD
「ストライキ(英語: strike)とは労働者による争議行為の一種で、労働法の争議権の行使として雇用側(使用者)の行動などに反対して被雇用側(労働者、あるいは労働組合)が労働を行わないで抗議することである。日本語では「同盟罷業」(どうめいひぎょう)あるいは「同盟罷工」と呼ばれ、一般には「スト」と略される。」
電車が止まったりする、迷惑この上ない争議行為であるな。
「日本・諸外国(少なくとも西ヨーロッパ諸国)とも、1990年代以降ストライキの数は非常に少なくなっている。」
いやあ、6月中旬にパリに行った時は、交通関係のストに巻き込まれて、TGVのダイヤが乱れて大変だったんですけど・・・。
まあいい。
「フランスやイタリアでは公務員や教師のストライキ、ドイツでは軍人のストライキがあり(労働組合的性格を持つ団体「連邦軍連盟」がある)、公務員ではないが弁護士や医師がストライキを起こすこともある。イギリスでは消防士らのストまで行われ、このような場合には軍が公共サービスを代行する。アメリカ合衆国では警察官(巡査や事務官)がストを打つ事があり(警察の労働組合「警察官協会」がある)、このような場合は巡査部長級以上の管理職が第一線に出る。スペインでは航空管制官が2010年12月にストライキを打ち、国際線管制は空軍が行なう事態になった(国内線は運行出来ず麻痺した)。ブラジルでも公務員のストライキは認められているが、警察がストライキを起こした時、凶悪犯罪も多発している」
公共セクターがストをするのは、それでなくても迷惑だが、海外では軍人、消防士、警察官、航空管制官がストをしている。
我が国が公務員のストを禁じているのは、公共サービスの受け手としては有り難い。
さて、エボラマターでは、何かと話題を提供しているわれらがリベリア共和国だが、本日も取って置きの記事が出た!。
(リベリア首都の病院で医療従事者がスト、エボラ感染防護具求める)
http://www.afpbb.com/articles/-/3024736
「【9月2日 AFP】西アフリカ・リベリアの病院で1日、医療スタッフらが賃上げとエボラ出血熱感染から身を守る防護具の支給を求めてストライキを開始した。」
「防護服などエボラ感染を防ぐ「個人用防護具(PPE)」が支給されるまでスタッフは医療現場に戻らず自宅待機を続ける」
浮沈子的には、当然と考えられるが、エボラではない病気の治療が行えなくなる。
「ジョン・F・ケネディ病院は、エボラ患者の治療に当たっていた医療スタッフに複数の死者が出たため、今年7月に一時的に閉鎖されていた。」
まあ、どっちにしても問題だな。
適切な医療用具なしでは、再び閉鎖に追い込まれることになりかねない。
政府高官は国を捨てて逃げ出すし、大変な状況には違いないが、医療従事者を保護しないでは、致死性の高い疾病の治療は不可能だ。
「医療スタッフらがストに入ったのは、首都モンロビア(Monrovia)にある同国最大規模のジョン・F・ケネディ(John F Kennedy)病院。」
リベリアという国自体が、米国から渡った人々によって19世紀半ばに独立した経緯を持つ(植民地だったわけではない)。
首都のモンロビアは、第5代米国大統領ジェームズ・モンローから取った地名だし、何たって、今回の病院名は「JFK」だし・・・。
(リベリア共和国:経済協力)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/liberia/data.html#05
よく見ると、フランスの援助額が大きい。
我が国は2番目、米国は、我が国とほぼ同額で3番目である。
まあ、どうでもいいんですが。
(数百人分しかない「エボラ特効薬」を投与される患者の条件は)
http://www.news-postseven.com/archives/20140902_274074.html
「FDAは、「(未承認薬なので)公式見解は出せないが、エボラの拡散を防ぐために第一線で働く人に優先して投与されるのが当然だ」という。」
現場の医療従事者が、安全の確保のためにストをしなければならない状況というのは、異常事態である。
「エボラ特効薬」(そうなのかあ?)が初めに投与されるのも、治療に当たる医療スタッフである。
それは、彼らがいなければ、患者を隔離したり治療することができなくなり、感染症を押さえ込むことが不可能になるからだ。
防護具は、別に特効薬ではない。
十分な量を供給することは今でも可能である。
その供給こそが、今のところ、最大の特効薬であるということだ。
(ストライキ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AD
「ストライキ(英語: strike)とは労働者による争議行為の一種で、労働法の争議権の行使として雇用側(使用者)の行動などに反対して被雇用側(労働者、あるいは労働組合)が労働を行わないで抗議することである。日本語では「同盟罷業」(どうめいひぎょう)あるいは「同盟罷工」と呼ばれ、一般には「スト」と略される。」
電車が止まったりする、迷惑この上ない争議行為であるな。
「日本・諸外国(少なくとも西ヨーロッパ諸国)とも、1990年代以降ストライキの数は非常に少なくなっている。」
いやあ、6月中旬にパリに行った時は、交通関係のストに巻き込まれて、TGVのダイヤが乱れて大変だったんですけど・・・。
まあいい。
「フランスやイタリアでは公務員や教師のストライキ、ドイツでは軍人のストライキがあり(労働組合的性格を持つ団体「連邦軍連盟」がある)、公務員ではないが弁護士や医師がストライキを起こすこともある。イギリスでは消防士らのストまで行われ、このような場合には軍が公共サービスを代行する。アメリカ合衆国では警察官(巡査や事務官)がストを打つ事があり(警察の労働組合「警察官協会」がある)、このような場合は巡査部長級以上の管理職が第一線に出る。スペインでは航空管制官が2010年12月にストライキを打ち、国際線管制は空軍が行なう事態になった(国内線は運行出来ず麻痺した)。ブラジルでも公務員のストライキは認められているが、警察がストライキを起こした時、凶悪犯罪も多発している」
公共セクターがストをするのは、それでなくても迷惑だが、海外では軍人、消防士、警察官、航空管制官がストをしている。
我が国が公務員のストを禁じているのは、公共サービスの受け手としては有り難い。
さて、エボラマターでは、何かと話題を提供しているわれらがリベリア共和国だが、本日も取って置きの記事が出た!。
(リベリア首都の病院で医療従事者がスト、エボラ感染防護具求める)
http://www.afpbb.com/articles/-/3024736
「【9月2日 AFP】西アフリカ・リベリアの病院で1日、医療スタッフらが賃上げとエボラ出血熱感染から身を守る防護具の支給を求めてストライキを開始した。」
「防護服などエボラ感染を防ぐ「個人用防護具(PPE)」が支給されるまでスタッフは医療現場に戻らず自宅待機を続ける」
浮沈子的には、当然と考えられるが、エボラではない病気の治療が行えなくなる。
「ジョン・F・ケネディ病院は、エボラ患者の治療に当たっていた医療スタッフに複数の死者が出たため、今年7月に一時的に閉鎖されていた。」
まあ、どっちにしても問題だな。
適切な医療用具なしでは、再び閉鎖に追い込まれることになりかねない。
政府高官は国を捨てて逃げ出すし、大変な状況には違いないが、医療従事者を保護しないでは、致死性の高い疾病の治療は不可能だ。
「医療スタッフらがストに入ったのは、首都モンロビア(Monrovia)にある同国最大規模のジョン・F・ケネディ(John F Kennedy)病院。」
リベリアという国自体が、米国から渡った人々によって19世紀半ばに独立した経緯を持つ(植民地だったわけではない)。
首都のモンロビアは、第5代米国大統領ジェームズ・モンローから取った地名だし、何たって、今回の病院名は「JFK」だし・・・。
(リベリア共和国:経済協力)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/liberia/data.html#05
よく見ると、フランスの援助額が大きい。
我が国は2番目、米国は、我が国とほぼ同額で3番目である。
まあ、どうでもいいんですが。
(数百人分しかない「エボラ特効薬」を投与される患者の条件は)
http://www.news-postseven.com/archives/20140902_274074.html
「FDAは、「(未承認薬なので)公式見解は出せないが、エボラの拡散を防ぐために第一線で働く人に優先して投与されるのが当然だ」という。」
現場の医療従事者が、安全の確保のためにストをしなければならない状況というのは、異常事態である。
「エボラ特効薬」(そうなのかあ?)が初めに投与されるのも、治療に当たる医療スタッフである。
それは、彼らがいなければ、患者を隔離したり治療することができなくなり、感染症を押さえ込むことが不可能になるからだ。
防護具は、別に特効薬ではない。
十分な量を供給することは今でも可能である。
その供給こそが、今のところ、最大の特効薬であるということだ。
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