スピード17 ― 2014年09月16日 12:44
スピード17
英語版のウィキの更新があった。
感染者はとうとう、5000人を超えた(今回の流行の前までの累計の感染者は、たった2387人)。
(Timeline of the outbreak)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_the_outbreak
リンク先を見ると、どうやらこのページから各国の元ネタを見つけて、独自に集計することにしたらしい。
(Humanitarian Response:WEST AND CENTRAL AFRICA)
https://wca.humanitarianresponse.info/
(About Us)
http://www.humanitarianresponse.info/about
例の、OCHA(お茶?)であるな。
浮沈子は、最初、イタリアのページかと思った。
Humanitarian(人道主義者の意)→Human+itarian(Italianが正しい!)
LとRの区別がつかない、日本人の一人なんで・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、そのリンク先の資料を見てみると、それぞれの国での集計日が異なっている。
(Rapport de la Situation Epidémiologique
Guinée, Epidémie de la Fièvre Hémorragique Ebola
Situation au 13 Septembre 2014 à 18h00)
https://wca.humanitarianresponse.info/fr/system/files/documents/files/GUINEA_EBOLA_SITREP%20N%20151%20DU%2014%20SEPTEMBRE_2014.pdf
(Liberia Ebola SitRep no. 119
Ministry of Health and Social Welfare
Sept. 11, 2014)
https://wca.humanitarianresponse.info/fr/system/files/documents/files/Liberia%20Ebola%20SitRep%20119%20Sept%2011%2C%202014_0.pdf
(Government of Sierra Leone
Ministry of Health and Sanitation
EBOLA VIRUS DISEASE - SITUATION REPORT (Sit-Rep) – 13 September, 2014:中見ると、9月12日までの集計)
https://wca.humanitarianresponse.info/fr/system/files/documents/files/Ebola-Situation-Report_Vol-108_0.pdf
(Rapport de la Situation Epidémiologique
Sénégal, Epidémie de la maladie à virus Ebola
Situation du 13 septembre 2014)
https://wca.humanitarianresponse.info/en/system/files/documents/files/SITREP-SENEGAL-13Sep-2014.pdf
ギニア→9月13日
リベリア→9月11日
シエラレオネ→9月12日
セネガル→9月13日
まあ、これをひっくくって、9月13日付けとしている。
まあいい。
これで、元ネタの集計が出来るようになったわけだ。
めでたしめでたしである。
さっそく、浮沈子の表計算ソフトに放り込む。
9月10日の合計が誤った数字になっているが、そのうち訂正されるだろう(本日時点では、感染者4,846(正:4848)、死者2,375(正:2376)となっている)。
まあ、大きな影響はない。
感染者の増加の傾向が落ちたように見えるが、原因は、もちろん、リベリアの集計のタイミングが早いだけである(ああ、シエラレオネも1日早い)。
前回の集計は、9月10日の数字を使っているので、実質1日しか経っていない。
既に半数近いボリュームを占めるリベリアが、3分の1しか集計されていないわけで、この数字を鵜呑みにして、増加傾向が衰えたなどと考えるのは誤りである。
各国の発生地域別の内訳を見てみないと、ハッキリとした傾向は見えてこないが、リベリアについていえば、初発地に近いLofa郡の増加が収まりかけているように見える(相変わらず増加はしています)。
一方で、首都モンロビアのあるMontserrado郡及び隣接するMargibi郡は、指数関数的増加に転じていることが分かる(画像参照:今回は、対数軸にしてみました)。
黒い直線は、Montserrado郡のトレンド線で、グラフの右端は10月1日である。
実数としては、2200くらいか。
すさまじい増加である。
感染のスピードを制御するのは、最早、容易ではない。
対策が時間との戦いになっているということは、これを見ても明らかだ。
英語版のウィキの更新があった。
感染者はとうとう、5000人を超えた(今回の流行の前までの累計の感染者は、たった2387人)。
(Timeline of the outbreak)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_the_outbreak
リンク先を見ると、どうやらこのページから各国の元ネタを見つけて、独自に集計することにしたらしい。
(Humanitarian Response:WEST AND CENTRAL AFRICA)
https://wca.humanitarianresponse.info/
(About Us)
http://www.humanitarianresponse.info/about
例の、OCHA(お茶?)であるな。
浮沈子は、最初、イタリアのページかと思った。
Humanitarian(人道主義者の意)→Human+itarian(Italianが正しい!)
LとRの区別がつかない、日本人の一人なんで・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、そのリンク先の資料を見てみると、それぞれの国での集計日が異なっている。
(Rapport de la Situation Epidémiologique
Guinée, Epidémie de la Fièvre Hémorragique Ebola
Situation au 13 Septembre 2014 à 18h00)
https://wca.humanitarianresponse.info/fr/system/files/documents/files/GUINEA_EBOLA_SITREP%20N%20151%20DU%2014%20SEPTEMBRE_2014.pdf
(Liberia Ebola SitRep no. 119
Ministry of Health and Social Welfare
Sept. 11, 2014)
https://wca.humanitarianresponse.info/fr/system/files/documents/files/Liberia%20Ebola%20SitRep%20119%20Sept%2011%2C%202014_0.pdf
(Government of Sierra Leone
Ministry of Health and Sanitation
EBOLA VIRUS DISEASE - SITUATION REPORT (Sit-Rep) – 13 September, 2014:中見ると、9月12日までの集計)
https://wca.humanitarianresponse.info/fr/system/files/documents/files/Ebola-Situation-Report_Vol-108_0.pdf
(Rapport de la Situation Epidémiologique
Sénégal, Epidémie de la maladie à virus Ebola
Situation du 13 septembre 2014)
https://wca.humanitarianresponse.info/en/system/files/documents/files/SITREP-SENEGAL-13Sep-2014.pdf
ギニア→9月13日
リベリア→9月11日
シエラレオネ→9月12日
セネガル→9月13日
まあ、これをひっくくって、9月13日付けとしている。
まあいい。
これで、元ネタの集計が出来るようになったわけだ。
めでたしめでたしである。
さっそく、浮沈子の表計算ソフトに放り込む。
9月10日の合計が誤った数字になっているが、そのうち訂正されるだろう(本日時点では、感染者4,846(正:4848)、死者2,375(正:2376)となっている)。
まあ、大きな影響はない。
感染者の増加の傾向が落ちたように見えるが、原因は、もちろん、リベリアの集計のタイミングが早いだけである(ああ、シエラレオネも1日早い)。
前回の集計は、9月10日の数字を使っているので、実質1日しか経っていない。
既に半数近いボリュームを占めるリベリアが、3分の1しか集計されていないわけで、この数字を鵜呑みにして、増加傾向が衰えたなどと考えるのは誤りである。
各国の発生地域別の内訳を見てみないと、ハッキリとした傾向は見えてこないが、リベリアについていえば、初発地に近いLofa郡の増加が収まりかけているように見える(相変わらず増加はしています)。
一方で、首都モンロビアのあるMontserrado郡及び隣接するMargibi郡は、指数関数的増加に転じていることが分かる(画像参照:今回は、対数軸にしてみました)。
黒い直線は、Montserrado郡のトレンド線で、グラフの右端は10月1日である。
実数としては、2200くらいか。
すさまじい増加である。
感染のスピードを制御するのは、最早、容易ではない。
対策が時間との戦いになっているということは、これを見ても明らかだ。
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