インフレ ― 2014年09月17日 02:29
インフレ(画像はロイター:目盛くらい増やせよ!)
先々週辺りは、たしか6億ドルと記憶していたんだが・・・。
(エボラ熱の死者1900人超える、国連「630億円の対策費必要」)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GZ06120140904
BBCによれば、10億ドルの資金が必要だと国連が言い出したらしい。
(Ebola outbreak: UN calls for $1bn to fight virus)
http://www.bbc.com/news/world-africa-29224752
「"We requested about $100m a month ago and now it is $1bn, so our ask has gone up 10 times in a month," Mr Nabarro told a briefing in Geneva.」
ナバロさんって、ひょっとして、いきなり4億9000万ドルから6億ドルに値上げした人じゃなかったっけ?。
さらに4億ドルのアップである。
世界がデフレ脱却に躍起となっている中で、エボラだけは超インフレ状態だな。
まあ、相手がスーパーインフレなんだから仕方ないか。
この分で行くと、年内に100億ドル越えは確実で、その先、どこまで膨れ上がるかは想像もできない。
感染者1人当たりの経費を100万円と見ている浮沈子だが、ざっと100万人の感染者に対応できることになる。
悪くない計算だ。
ミスターインフレの異名をとる(聞いてないけど)ナバロさんって、ひょっとして只者ではないかもしれない。
今は、10万人規模を想定しているということになる。
日本でも、毎日新聞が取り上げていた。
(エボラ熱対策:米軍3000人投入へ 医療支援や施設建設)
http://mainichi.jp/select/news/20140917k0000m030099000c2.html
「国連は16日、10億ドル(約1070億円)の支援を国際社会に呼びかけた。」
この記事自体は、メインとしては、標題にもあるとおり、米軍の派遣を取り上げている。
3000人規模で、家庭用衛生キットは40万人分という。
初期投資としては悪くない規模のように思えるが、どれだけの時間で展開できるかが勝負である。
この記事の中で、WHOが13日付の数字を発表したというので確認する。
(WHO: EBOLA RESPONSE ROADMAP UPDATE
16 September 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/133546/1/roadmapupdate16sept14_eng.pdf?ua=1
感染者4963、死者2453。
随分少ないと思ってよく見ると、リベリアが9日付の集計だという(リベリアの公表日は9月10日)。
これに、公表されている11日付のリベリアの数値を当てると、感染者が128人、死者が32人増える。
(Liberia Ebola SitRep no. 119
Ministry of Health and Social Welfare
Sept. 11, 2014)
http://www.mohsw.gov.lr/documents/Liberia%20Ebola%20SitRep%20119%20Sept%2011,%202014.pdf
修正後の感染者は5081人、死者は2485人になる。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、感染者の累計が1万人を超えるときが、対応の目安になると考える。
つまり、今月末くらいだな。
死者5000人、治った人が2000人で、3000人の感染者が治療を求めているわけだ。
1000人が医療機関に収容されていたとして、2000人が在宅で療養する。
そして、その構図が年末に掛けて10倍に増加することが見えてくる頃だ。
インフレである。
国連のナバロさんが、満を持して100億ドルのふっかけを行うタイミングであるな。
うーん、まだ早いか。
まあいい。
いずれにしても、10億ドルで済むなら安いものだ。
世界は、エボラに対して、明確に動き出している。
我が国は、この事態をどう捉え、対応しようとしているのだろうか。
少なくとも浮沈子には、全く見えない・・・。
先々週辺りは、たしか6億ドルと記憶していたんだが・・・。
(エボラ熱の死者1900人超える、国連「630億円の対策費必要」)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GZ06120140904
BBCによれば、10億ドルの資金が必要だと国連が言い出したらしい。
(Ebola outbreak: UN calls for $1bn to fight virus)
http://www.bbc.com/news/world-africa-29224752
「"We requested about $100m a month ago and now it is $1bn, so our ask has gone up 10 times in a month," Mr Nabarro told a briefing in Geneva.」
ナバロさんって、ひょっとして、いきなり4億9000万ドルから6億ドルに値上げした人じゃなかったっけ?。
さらに4億ドルのアップである。
世界がデフレ脱却に躍起となっている中で、エボラだけは超インフレ状態だな。
まあ、相手がスーパーインフレなんだから仕方ないか。
この分で行くと、年内に100億ドル越えは確実で、その先、どこまで膨れ上がるかは想像もできない。
感染者1人当たりの経費を100万円と見ている浮沈子だが、ざっと100万人の感染者に対応できることになる。
悪くない計算だ。
ミスターインフレの異名をとる(聞いてないけど)ナバロさんって、ひょっとして只者ではないかもしれない。
今は、10万人規模を想定しているということになる。
日本でも、毎日新聞が取り上げていた。
(エボラ熱対策:米軍3000人投入へ 医療支援や施設建設)
http://mainichi.jp/select/news/20140917k0000m030099000c2.html
「国連は16日、10億ドル(約1070億円)の支援を国際社会に呼びかけた。」
この記事自体は、メインとしては、標題にもあるとおり、米軍の派遣を取り上げている。
3000人規模で、家庭用衛生キットは40万人分という。
初期投資としては悪くない規模のように思えるが、どれだけの時間で展開できるかが勝負である。
この記事の中で、WHOが13日付の数字を発表したというので確認する。
(WHO: EBOLA RESPONSE ROADMAP UPDATE
16 September 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/133546/1/roadmapupdate16sept14_eng.pdf?ua=1
感染者4963、死者2453。
随分少ないと思ってよく見ると、リベリアが9日付の集計だという(リベリアの公表日は9月10日)。
これに、公表されている11日付のリベリアの数値を当てると、感染者が128人、死者が32人増える。
(Liberia Ebola SitRep no. 119
Ministry of Health and Social Welfare
Sept. 11, 2014)
http://www.mohsw.gov.lr/documents/Liberia%20Ebola%20SitRep%20119%20Sept%2011,%202014.pdf
修正後の感染者は5081人、死者は2485人になる。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、感染者の累計が1万人を超えるときが、対応の目安になると考える。
つまり、今月末くらいだな。
死者5000人、治った人が2000人で、3000人の感染者が治療を求めているわけだ。
1000人が医療機関に収容されていたとして、2000人が在宅で療養する。
そして、その構図が年末に掛けて10倍に増加することが見えてくる頃だ。
インフレである。
国連のナバロさんが、満を持して100億ドルのふっかけを行うタイミングであるな。
うーん、まだ早いか。
まあいい。
いずれにしても、10億ドルで済むなら安いものだ。
世界は、エボラに対して、明確に動き出している。
我が国は、この事態をどう捉え、対応しようとしているのだろうか。
少なくとも浮沈子には、全く見えない・・・。
予測 ― 2014年09月17日 06:34
予測
米国上陸を示唆する予測があるという。
(米国で10月にエボラウイルス流入の可能性が20% 感染症流行モデルからみた見解)
http://news.livedoor.com/article/detail/9257764/
「米ノースイースタン大学とフレッド・ハッチンソン癌研究センターによると、感染症流行モデルから見れば、西アフリカはエボラ出血熱の感染が更に拡大する可能性がある。9月末にエボラ出血熱と疑われる例、または確認された感染例は現在の2倍以上に達する。9月24日前後に疑われる例、または確認された感染例は1万人に上り、今後数千人も増加すると予測された。」
まあ、ここまでは、想定の範囲内だ。
「ノースイースタン大学のAlessandro Vespignani教授によると、現在は正念場に当たる。エボラ出血熱の感染者数が更に増加するが、制御不能な状態が続いていけば、どんな措置を取っても手遅れになる。世界保健機関(WHO)の幹部によると、エボラウイルスの感染者数は2万人に達するという。だが感染症流行モデルを見れば、実際の感染者数がWHOの予測を上回る可能性がある。」
この話も、既に聞き飽きている。
「Wiredサイトの報道によると、最悪な場合、2014年末時点でエボラ出血熱の感染者数が27万7000人まで増加する可能性があるという。」
これは、このブログでも既に取り上げた。
(28万人)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/12/7433498
しかし、海外に伝播する可能性を予測した記事はなかった。
「感染症流行モデルによると、9月末にエボラウイルスがイギリスに流入する確率は25%、アメリカに流入する確率は18%だった。」
なんか、適当なヨタ話じゃないのかあ?。
(Alessandro Vespignani)
http://en.wikipedia.org/wiki/Alessandro_Vespignani
数理物理学が専門の、イタリア野郎だ。
拡散モデルとか使って、適当に変数を弄くって遊んでるんだろう。
記事の中では9月に流入する確率しか述べていないのに、記事のタイトルでは10月の確率に言及している。
まあ、新華ニュースなので、仕方ないか・・・。
(Assessing the International Spreading Risk Associated with the 2014 West African Ebola Outbreak:原論文)
http://currents.plos.org/outbreaks/article/assessing-the-international-spreading-risk-associated-with-the-2014-west-african-ebola-outbreak/
(Disease modelers project a rapidly rising toll from Ebola:上記の原論文を取り上げた記事)
http://news.sciencemag.org/health/2014/08/disease-modelers-project-rapidly-rising-toll-ebola
原論文の中には、図3として「Risk of EVD case importation」というのがあって、確かに9月22日(9月末ではない)に英国が25パーセント越えで、米国が、まあ、20パーセント弱かな、という感じに書かれている。
もちろん、10月なんて話はどこにもない。
まあ、どうでもいいんですが。
「現在は正念場に当たる。エボラ出血熱の感染者数が更に増加するが、制御不能な状態が続いていけば、どんな措置を取っても手遅れになる。」
数値予測の専門家たちは、何の躊躇いもなく、モデルが弾き出した予想を発表する。
ヤツラには、ビビリってもんがないんだな。
科学は、冷徹な学問で、合理性が求められる。
こうあって欲しくないとか、そうならないように、さじ加減で数字を弄ることはしない(たぶん)。
製薬会社から資金提供を受けていたりすると、逆に、ちっと増やしとこうかというインセンティブが働くかもしれないが、原論文の中では、そういうひも付きの金はもらっていないといっている。
どんな措置を取っても手遅れになったら、一体、どういうことになるのか。
シミュレーションはゼオンプロセッサーを使って、12時間かけて行ったという。
「For instance, on an Intel Xeon Processor E5-2430 (6 cores @ 2.20GHz), simulating 1,000 realizations with 100 time steps in each one, for 108 different values of the parameters, took about 12 hours.」
そんなちんたらしたスピードで、エボラの感染速度に追いつけると思ってんのかあ、あん?。
まあいい。
国防総省のスパコンでも使って、自然終息までの、過酷なシミュレーションでもやってもらいたいもんだ。
海外伝播のリスクは、エボラの真のリスクだ。
それを、明確な形で示したのがこのシミュレーションである。
捕捉され、管理される程度で留められればラッキーだが、そんな保障はどこにもない。
9月24日に1万人達成記念(!)というのは、浮沈子の想定よりやや早いが、この辺りは微妙なところだ。
数理モデルの場合、パラメーターをどうとるかで、結果は異なってくる。
「感染パラメータ:値(一部省略)
・潜伏期間:7日
・発症から入院まで:5日
・発症から死亡まで:9.6日間
・生存者の発症から快癒まで:10日
・死亡から伝統的な埋葬まで:2日
・入院中の症例の割合:80%
・致死率:55%
・生存者の入院期間:5日
・入院から死亡まで:4.6日間」
ざっと、こんな感じかあ?。
この数値をこれまでの報告に当て嵌めて、チェック(キャリブレーション)しているわけだから、実際の平均的なエボラの臨床像と近いものになっているのだろう。
これからは、入院できない症例が激増することになる。
このパラメーターも、通用しなくなるわけで、医療資源の投入という要素を動的に外挿し得るモデルが必要だろう。
追いかけるだけではダメだ。
追いすがるだけでも足りない。
完全に追い付き、追い越さなければならない。
画像は、このシミュレーションのグラフである。
報告されている数字だけ見ると、ほぼ、このグラフの中心線に沿った推移になっている。
しかし、隠れた感染者を想起すれば、グラフの変動幅を越える推移になるだろう。
ゼオンプロセッサーなんか使ってる場合じゃあ、ないんじゃね?。
米国上陸を示唆する予測があるという。
(米国で10月にエボラウイルス流入の可能性が20% 感染症流行モデルからみた見解)
http://news.livedoor.com/article/detail/9257764/
「米ノースイースタン大学とフレッド・ハッチンソン癌研究センターによると、感染症流行モデルから見れば、西アフリカはエボラ出血熱の感染が更に拡大する可能性がある。9月末にエボラ出血熱と疑われる例、または確認された感染例は現在の2倍以上に達する。9月24日前後に疑われる例、または確認された感染例は1万人に上り、今後数千人も増加すると予測された。」
まあ、ここまでは、想定の範囲内だ。
「ノースイースタン大学のAlessandro Vespignani教授によると、現在は正念場に当たる。エボラ出血熱の感染者数が更に増加するが、制御不能な状態が続いていけば、どんな措置を取っても手遅れになる。世界保健機関(WHO)の幹部によると、エボラウイルスの感染者数は2万人に達するという。だが感染症流行モデルを見れば、実際の感染者数がWHOの予測を上回る可能性がある。」
この話も、既に聞き飽きている。
「Wiredサイトの報道によると、最悪な場合、2014年末時点でエボラ出血熱の感染者数が27万7000人まで増加する可能性があるという。」
これは、このブログでも既に取り上げた。
(28万人)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/12/7433498
しかし、海外に伝播する可能性を予測した記事はなかった。
「感染症流行モデルによると、9月末にエボラウイルスがイギリスに流入する確率は25%、アメリカに流入する確率は18%だった。」
なんか、適当なヨタ話じゃないのかあ?。
(Alessandro Vespignani)
http://en.wikipedia.org/wiki/Alessandro_Vespignani
数理物理学が専門の、イタリア野郎だ。
拡散モデルとか使って、適当に変数を弄くって遊んでるんだろう。
記事の中では9月に流入する確率しか述べていないのに、記事のタイトルでは10月の確率に言及している。
まあ、新華ニュースなので、仕方ないか・・・。
(Assessing the International Spreading Risk Associated with the 2014 West African Ebola Outbreak:原論文)
http://currents.plos.org/outbreaks/article/assessing-the-international-spreading-risk-associated-with-the-2014-west-african-ebola-outbreak/
(Disease modelers project a rapidly rising toll from Ebola:上記の原論文を取り上げた記事)
http://news.sciencemag.org/health/2014/08/disease-modelers-project-rapidly-rising-toll-ebola
原論文の中には、図3として「Risk of EVD case importation」というのがあって、確かに9月22日(9月末ではない)に英国が25パーセント越えで、米国が、まあ、20パーセント弱かな、という感じに書かれている。
もちろん、10月なんて話はどこにもない。
まあ、どうでもいいんですが。
「現在は正念場に当たる。エボラ出血熱の感染者数が更に増加するが、制御不能な状態が続いていけば、どんな措置を取っても手遅れになる。」
数値予測の専門家たちは、何の躊躇いもなく、モデルが弾き出した予想を発表する。
ヤツラには、ビビリってもんがないんだな。
科学は、冷徹な学問で、合理性が求められる。
こうあって欲しくないとか、そうならないように、さじ加減で数字を弄ることはしない(たぶん)。
製薬会社から資金提供を受けていたりすると、逆に、ちっと増やしとこうかというインセンティブが働くかもしれないが、原論文の中では、そういうひも付きの金はもらっていないといっている。
どんな措置を取っても手遅れになったら、一体、どういうことになるのか。
シミュレーションはゼオンプロセッサーを使って、12時間かけて行ったという。
「For instance, on an Intel Xeon Processor E5-2430 (6 cores @ 2.20GHz), simulating 1,000 realizations with 100 time steps in each one, for 108 different values of the parameters, took about 12 hours.」
そんなちんたらしたスピードで、エボラの感染速度に追いつけると思ってんのかあ、あん?。
まあいい。
国防総省のスパコンでも使って、自然終息までの、過酷なシミュレーションでもやってもらいたいもんだ。
海外伝播のリスクは、エボラの真のリスクだ。
それを、明確な形で示したのがこのシミュレーションである。
捕捉され、管理される程度で留められればラッキーだが、そんな保障はどこにもない。
9月24日に1万人達成記念(!)というのは、浮沈子の想定よりやや早いが、この辺りは微妙なところだ。
数理モデルの場合、パラメーターをどうとるかで、結果は異なってくる。
「感染パラメータ:値(一部省略)
・潜伏期間:7日
・発症から入院まで:5日
・発症から死亡まで:9.6日間
・生存者の発症から快癒まで:10日
・死亡から伝統的な埋葬まで:2日
・入院中の症例の割合:80%
・致死率:55%
・生存者の入院期間:5日
・入院から死亡まで:4.6日間」
ざっと、こんな感じかあ?。
この数値をこれまでの報告に当て嵌めて、チェック(キャリブレーション)しているわけだから、実際の平均的なエボラの臨床像と近いものになっているのだろう。
これからは、入院できない症例が激増することになる。
このパラメーターも、通用しなくなるわけで、医療資源の投入という要素を動的に外挿し得るモデルが必要だろう。
追いかけるだけではダメだ。
追いすがるだけでも足りない。
完全に追い付き、追い越さなければならない。
画像は、このシミュレーションのグラフである。
報告されている数字だけ見ると、ほぼ、このグラフの中心線に沿った推移になっている。
しかし、隠れた感染者を想起すれば、グラフの変動幅を越える推移になるだろう。
ゼオンプロセッサーなんか使ってる場合じゃあ、ないんじゃね?。
結果 ― 2014年09月17日 11:42
結果
米国は、リベリアへの3000人の米軍の派遣を発表し、NASAは、モックアップしか出来ていないボーイングを、宇宙タクシーの主契約社の一つに選定した(42億ドル)。
スペースX社は、おこぼれを預かるに留まる(26億ドル)。
(NASA SELECTS SPACEX TO BE PART OF AMERICA’S HUMAN SPACEFLIGHT PROGRAM:追加)
http://www.spacex.com/news/2014/09/16/nasa-selects-spacex-be-part-americas-human-spaceflight-program
シエラネバダは落選。
(エボラ対策で米軍3000人派遣)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140917/k10014651371000.html
(NASA、民間有人宇宙船の開発にボーイング社とスペースX社を選定)
http://www.sorae.jp/030615/5299.html
米軍のエボラ対策については、新しいことは何もない。
さっさと行って、やること始めないと、後になるほど困難が増す。
今は、一刻も早く部隊を展開させることが重要だ。
3000人かあ。
微妙な数字だな。
しかも、医療チームの直接対応がどの程度の規模で始まるのかも不明だ。
まあ、続報を期待しよう。
宇宙タクシーの方は、ボーイングがごり押しで取った感じだな。
オリオンの実績があるので、そっちでアピールしたんだろう。
ドラゴンV2は、逆噴射して着陸するという方式が目新しく、実績がないというのが引っ掛かっているのかもしれない。
確かに、パラシュートで降りてくるなら何の問題もなく主契約社を射止めていただろう。
2社による実施ということで、シエラネバダ社のドリーム・チェイサーは、あっけなく消えた。
JAXAとの提携話が、今後どうなるのかは不明だ。
宇宙博に展示してある模型も撤去だな(まあ、どの道、23日までですけど)。
「今回、NASAが発表したのは、そのCCDevの第3ラウンド目のCCiCAPの勝者であり、第4ラウンド目のCCtCAP(Commercial Crew Transportation Capability)プログラムへの参加資格を得た企業だ。ボーイング社とスペースX社は、NASAからのさらなる資金提供を受けつつ、実際にISSへ向けて打ち上げられる、有人宇宙船とロケットの開発をさらに進めることになる。なお、敗れたシエラ・ネヴァダ社からは、現在のところコメントは出ておらず、これまで開発を進めていた宇宙船ドリーム・チェイサーを、今後どうするのかは不明だ。」
「どちらが先に打ち上げられるかはまだ分からないが、初打ち上げは2017年とされている。」
「今回の発表に際して、NASAのチャールズ・ボウルデン長官は以下のように述べた。」
「地球低軌道への物資や宇宙飛行士の輸送を民間に担わせることにより、我々NASAは、火星への有人飛行という大きな目標に向け、より集中することが可能になります」
まあ、好きにしてくれ。
どちらのニュースも、我が国は蚊帳の外である。
エボラは総額2億円余りの援助で打ち切り。
有人宇宙開発は、きぼうだけ。
それが結果である。
米国は、リベリアへの3000人の米軍の派遣を発表し、NASAは、モックアップしか出来ていないボーイングを、宇宙タクシーの主契約社の一つに選定した(42億ドル)。
スペースX社は、おこぼれを預かるに留まる(26億ドル)。
(NASA SELECTS SPACEX TO BE PART OF AMERICA’S HUMAN SPACEFLIGHT PROGRAM:追加)
http://www.spacex.com/news/2014/09/16/nasa-selects-spacex-be-part-americas-human-spaceflight-program
シエラネバダは落選。
(エボラ対策で米軍3000人派遣)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140917/k10014651371000.html
(NASA、民間有人宇宙船の開発にボーイング社とスペースX社を選定)
http://www.sorae.jp/030615/5299.html
米軍のエボラ対策については、新しいことは何もない。
さっさと行って、やること始めないと、後になるほど困難が増す。
今は、一刻も早く部隊を展開させることが重要だ。
3000人かあ。
微妙な数字だな。
しかも、医療チームの直接対応がどの程度の規模で始まるのかも不明だ。
まあ、続報を期待しよう。
宇宙タクシーの方は、ボーイングがごり押しで取った感じだな。
オリオンの実績があるので、そっちでアピールしたんだろう。
ドラゴンV2は、逆噴射して着陸するという方式が目新しく、実績がないというのが引っ掛かっているのかもしれない。
確かに、パラシュートで降りてくるなら何の問題もなく主契約社を射止めていただろう。
2社による実施ということで、シエラネバダ社のドリーム・チェイサーは、あっけなく消えた。
JAXAとの提携話が、今後どうなるのかは不明だ。
宇宙博に展示してある模型も撤去だな(まあ、どの道、23日までですけど)。
「今回、NASAが発表したのは、そのCCDevの第3ラウンド目のCCiCAPの勝者であり、第4ラウンド目のCCtCAP(Commercial Crew Transportation Capability)プログラムへの参加資格を得た企業だ。ボーイング社とスペースX社は、NASAからのさらなる資金提供を受けつつ、実際にISSへ向けて打ち上げられる、有人宇宙船とロケットの開発をさらに進めることになる。なお、敗れたシエラ・ネヴァダ社からは、現在のところコメントは出ておらず、これまで開発を進めていた宇宙船ドリーム・チェイサーを、今後どうするのかは不明だ。」
「どちらが先に打ち上げられるかはまだ分からないが、初打ち上げは2017年とされている。」
「今回の発表に際して、NASAのチャールズ・ボウルデン長官は以下のように述べた。」
「地球低軌道への物資や宇宙飛行士の輸送を民間に担わせることにより、我々NASAは、火星への有人飛行という大きな目標に向け、より集中することが可能になります」
まあ、好きにしてくれ。
どちらのニュースも、我が国は蚊帳の外である。
エボラは総額2億円余りの援助で打ち切り。
有人宇宙開発は、きぼうだけ。
それが結果である。
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