500km ― 2014年09月23日 05:30
500km
一時間で大阪に着くという(開通すれば)。
リニア新幹線のメディア向け試乗が行われた。
(リニア:あっさり「500キロ」突破、揺れは…「地上最高速」体験)
http://mainichi.jp/feature/news/20140922mog00m040005000c.html
「通路に立っていると、さすがに背もたれをつかみたくなる。「割と揺れるな」。誰かのつぶやきが耳に入った……。」
「やや気になった揺れは減速時に一層、感じることになった。地上走行に移行する際、着陸時の航空機のような接地によるショックもある。」
「今回の試乗は「地上最高速」を実感しやすくするため、加速・減速を強めにしている。そのことも車体の揺れを大きくするのに影響しているそうだ。JR東海は今後、さらなる乗り心地の向上を目指し、研究に取り組んでいくという。」
ホントかあ?。
それを確かめるべく、浮沈子はさっき、一般向けの有料試乗会(4,320円:たっけー!)に申し込んだ。
どーせ、当たらないだろうが、申し込みは無料である(当たり前だ!)。
(超電導リニア体験乗車実施に関するご案内(主催:JR東海))
http://linear.jr-central.co.jp/experience/requirement/2014-01.html
リニア新幹線は、将来は700kmを目指しているという。
プロペラ機を凌ぐ速度だ。
トンネルが8割だという。
いっそのこと、全部トンネルにしちまえば良かったのに・・・。
「乗車後のインタビューで、JR東海の遠藤泰和・山梨実験センター所長はきっぱり答えた。「(リニアの目的は)旅行時間を短くすることですから」」
「乗り心地は新幹線の最新型N700シリーズに劣るかもしれないが、(東海道新幹線の初代車両である)0系はもちろん、その後の100、300系などよりははるかに優れる」
N700系より揺れるというのは、相当な揺れだ。
浮沈子は、フランス行ってTGVに乗った時、その揺れの少なさ、乗り心地の良さに内心舌を巻いた。
負けたな、こりゃ・・・。
路盤の構造や、台車の性能もあるだろうが、乗り心地に対する優先度が違う。
民族的に、フランス人は魔法の絨毯でないと許せんのだろう。
浮沈子は、フランス車(自動車ですが)に乗ったことはない。
試乗したこともない。
ルノーも、プジョーも、シトロエンもない。
試乗記を読んだり、乗っている人の話を聞くだけだ。
ああ、フランスに行ったときに、空港との往復とパリ観光の際に、ミニバンには乗ったな。
何という車かは、気にも留めなかったが。
最近のフランス車は、みんなドイツ車のようになっているという。
ロールしない、カチッとした足回り、メリハリのある加速、剛性感のある車体・・・。
しかし、たぶん、きっと、おそらく、乗り心地という点で、譲れない一線があるに違いない。
少なくとも、TGVの乗り心地は、特筆に価する。
この列車も、航空機がライバルだという。
パリを基点とした、放射状の路線。
パン・ヨーロッパ的な発想。
フランス中心主義、第五共和制バンザイ!・・・。
(フランス第五共和政)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%AC%AC%E4%BA%94%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF
まあ、どうでもいいんですが。
リニアである。
世界初の高速リニア鉄道は、残念ながら上海に出来た。
(上海トランスラピッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%89
「超高速運転を行う磁気浮上式鉄道で一般営業を行っている全世界で唯一の路線である。」
もう、12年以上も営業している。
大したものだ。
片道で普通席50元、貴賓席100元。
日本円にして、900円とか、千円とか。
山梨実験線の有料試乗料金の4分の1とかそういう料金である(区間も短いですが)。
(上海リニアモーターカー)
http://www.hzinfos.com/traffic/linear.htm
こっちは430kmだそうだ。
実際に乗ってるときには、その差なんて分からないだろうな。
揺れはどうなんだろうか?。
(最高430キロ、揺れは予想以上---上海リニア試乗記)
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/271/271420.html
「高速運転時に気になったのが、予想以上の揺れだ。徐々に加速している段階ではそれほど気にならなかったが、時速300キロを超えた辺りから、車体が細かく振動し続ける。」
「「鉛筆を立てて置いても倒れない」と言われる新幹線の乗り心地の水準とは差がある。」
それ程のものかあ?。
今度、鉛筆持って行ってみよう。
「こうした揺れや傾きの背景には、この軌道ならではの事情もあると思われる。リニアの路線は、龍陽路駅近くでは付近に広がる張江ハイテクパークを斜めに突っ切るように走り、途中から既存の高速道路に併走するよう敷設されている。既存の建造物に遠慮した部分もあり、完全に直線というわけではない。全線で数カ所のカーブがあり、また高速道路との立体交差によるアップダウンもある。」
東海リニアは、直線重視、南アルプスをぶち抜く大工事で、8割を地下に建設する。
乗り心地に言い訳は効かない。
(リニア、2分で500キロ 報道陣向け試乗会:追加)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014092302000067.html
一時間で大阪に着くという(開通すれば)。
リニア新幹線のメディア向け試乗が行われた。
(リニア:あっさり「500キロ」突破、揺れは…「地上最高速」体験)
http://mainichi.jp/feature/news/20140922mog00m040005000c.html
「通路に立っていると、さすがに背もたれをつかみたくなる。「割と揺れるな」。誰かのつぶやきが耳に入った……。」
「やや気になった揺れは減速時に一層、感じることになった。地上走行に移行する際、着陸時の航空機のような接地によるショックもある。」
「今回の試乗は「地上最高速」を実感しやすくするため、加速・減速を強めにしている。そのことも車体の揺れを大きくするのに影響しているそうだ。JR東海は今後、さらなる乗り心地の向上を目指し、研究に取り組んでいくという。」
ホントかあ?。
それを確かめるべく、浮沈子はさっき、一般向けの有料試乗会(4,320円:たっけー!)に申し込んだ。
どーせ、当たらないだろうが、申し込みは無料である(当たり前だ!)。
(超電導リニア体験乗車実施に関するご案内(主催:JR東海))
http://linear.jr-central.co.jp/experience/requirement/2014-01.html
リニア新幹線は、将来は700kmを目指しているという。
プロペラ機を凌ぐ速度だ。
トンネルが8割だという。
いっそのこと、全部トンネルにしちまえば良かったのに・・・。
「乗車後のインタビューで、JR東海の遠藤泰和・山梨実験センター所長はきっぱり答えた。「(リニアの目的は)旅行時間を短くすることですから」」
「乗り心地は新幹線の最新型N700シリーズに劣るかもしれないが、(東海道新幹線の初代車両である)0系はもちろん、その後の100、300系などよりははるかに優れる」
N700系より揺れるというのは、相当な揺れだ。
浮沈子は、フランス行ってTGVに乗った時、その揺れの少なさ、乗り心地の良さに内心舌を巻いた。
負けたな、こりゃ・・・。
路盤の構造や、台車の性能もあるだろうが、乗り心地に対する優先度が違う。
民族的に、フランス人は魔法の絨毯でないと許せんのだろう。
浮沈子は、フランス車(自動車ですが)に乗ったことはない。
試乗したこともない。
ルノーも、プジョーも、シトロエンもない。
試乗記を読んだり、乗っている人の話を聞くだけだ。
ああ、フランスに行ったときに、空港との往復とパリ観光の際に、ミニバンには乗ったな。
何という車かは、気にも留めなかったが。
最近のフランス車は、みんなドイツ車のようになっているという。
ロールしない、カチッとした足回り、メリハリのある加速、剛性感のある車体・・・。
しかし、たぶん、きっと、おそらく、乗り心地という点で、譲れない一線があるに違いない。
少なくとも、TGVの乗り心地は、特筆に価する。
この列車も、航空機がライバルだという。
パリを基点とした、放射状の路線。
パン・ヨーロッパ的な発想。
フランス中心主義、第五共和制バンザイ!・・・。
(フランス第五共和政)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%AC%AC%E4%BA%94%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF
まあ、どうでもいいんですが。
リニアである。
世界初の高速リニア鉄道は、残念ながら上海に出来た。
(上海トランスラピッド)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%89
「超高速運転を行う磁気浮上式鉄道で一般営業を行っている全世界で唯一の路線である。」
もう、12年以上も営業している。
大したものだ。
片道で普通席50元、貴賓席100元。
日本円にして、900円とか、千円とか。
山梨実験線の有料試乗料金の4分の1とかそういう料金である(区間も短いですが)。
(上海リニアモーターカー)
http://www.hzinfos.com/traffic/linear.htm
こっちは430kmだそうだ。
実際に乗ってるときには、その差なんて分からないだろうな。
揺れはどうなんだろうか?。
(最高430キロ、揺れは予想以上---上海リニア試乗記)
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/271/271420.html
「高速運転時に気になったのが、予想以上の揺れだ。徐々に加速している段階ではそれほど気にならなかったが、時速300キロを超えた辺りから、車体が細かく振動し続ける。」
「「鉛筆を立てて置いても倒れない」と言われる新幹線の乗り心地の水準とは差がある。」
それ程のものかあ?。
今度、鉛筆持って行ってみよう。
「こうした揺れや傾きの背景には、この軌道ならではの事情もあると思われる。リニアの路線は、龍陽路駅近くでは付近に広がる張江ハイテクパークを斜めに突っ切るように走り、途中から既存の高速道路に併走するよう敷設されている。既存の建造物に遠慮した部分もあり、完全に直線というわけではない。全線で数カ所のカーブがあり、また高速道路との立体交差によるアップダウンもある。」
東海リニアは、直線重視、南アルプスをぶち抜く大工事で、8割を地下に建設する。
乗り心地に言い訳は効かない。
(リニア、2分で500キロ 報道陣向け試乗会:追加)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014092302000067.html
300km ― 2014年09月23日 17:26
300km
さわやかな秋晴れとなった、秋分の日。
浮沈子は、早朝からお出かけして、大月にある山梨県立リニア見学センターに行って来た(暇ですなあ・・・)。
もちろん、場違いなダイブマスターのマニュアルをかばんに入れて(入れただけともいう・・・)。
浮沈子は、中央本線というのは、東京から出ているのだとばかり思っていた。
あれは、中央線快速だけ。
特急とか、余分な金をふんだくる列車は、新宿から出ている。
で、いわゆる鈍行というのは、なんと、高尾からしか出ていないのだ。
高尾まで、JRで行くと割高なのだが、そんなことも知らない浮沈子は、新宿から快速に乗ってから気付いた。
まあいい。
どの道、大月からのバスは、8時50分に出る(その前は、ありません)。
それに乗れればいいのだ。
(大月駅~リニア見学センター 路線バス運行開始!)
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/info/2014/07/post-25.html
ちょうど、8時46分に大月着くのがあって、無事に滑り込んだ。
300円で見学センターに着く。
新棟が出来ていたのだが、今日は入らなかった。
旧棟(わくわくやまなし館)の方は、タダで入れるようになったが、1階にお土産売り場があるだけで、2階は山梨県の観光ポスターコーナー、3階は展望フロアになってしまって、展示物は新棟(どきどきリニア館)の方に持って行かれた。
(山梨県立リニア見学センター)
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/
浮沈子は、映像でしかリニアが走るのを見たことはない。
実際に、走っているのをこの目で見たのは、今日が初めてであった。
10時過ぎ、本日の第一回の通過!。
って、速過ぎて、カメラのシャッターが追いつかないんだけど(画像参照)。
それでも、胴体だけでも写せたのはこの1枚だけ・・・。
5回くらいの通過を見てきた。
建物の外でも、通過を体験したが、ゴーっという低音の唸りが聞こえて、あっという間に通り抜ける。
その間、2秒から3秒である。
帰りのバスの時間直前に通過した時は、300キロに速度を落としていた。
カメラマン用のサービスなんだろうか?。
500キロの走行体が、地響きを立てて通り過ぎるのは、一度体験しておいてもいいかもしれない。
昔は、ユノディエールで、400kmというスピードをルマンカーが出していたらしいが、地上での500kmというのは、世界広しといえども、一般には、ここでしか体験できない。
電車とバスを乗り継いで3時間近くかかったが、来た甲斐はあったな(甲斐の国ですから:なんちゃって!)。
まあいい。
開業は2027年と、まだまだ先の話である。
ISSは、既に無く(たぶん)、人類は低軌道上にすら存在しなくなっているが、地上では毎日のように500kmでぶっ飛んでいるわけだな。
考えてみれば、スゴイ話だ。
ああ、その頃になれば、ビゲローの宇宙ホテルが営業しているかもしれない。
弾道飛行を体験した人は、1000人くらいになっているだろう。
そう考えると、大した話ではない。
単なる21世紀的アイテムが実用化しただけである。
それでも、500kmは速い。
最後の300kmの遅いことといったら・・・。
このくらいのスピードでないと、エボラには追い付けんだろうな。
さわやかな秋晴れとなった、秋分の日。
浮沈子は、早朝からお出かけして、大月にある山梨県立リニア見学センターに行って来た(暇ですなあ・・・)。
もちろん、場違いなダイブマスターのマニュアルをかばんに入れて(入れただけともいう・・・)。
浮沈子は、中央本線というのは、東京から出ているのだとばかり思っていた。
あれは、中央線快速だけ。
特急とか、余分な金をふんだくる列車は、新宿から出ている。
で、いわゆる鈍行というのは、なんと、高尾からしか出ていないのだ。
高尾まで、JRで行くと割高なのだが、そんなことも知らない浮沈子は、新宿から快速に乗ってから気付いた。
まあいい。
どの道、大月からのバスは、8時50分に出る(その前は、ありません)。
それに乗れればいいのだ。
(大月駅~リニア見学センター 路線バス運行開始!)
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/info/2014/07/post-25.html
ちょうど、8時46分に大月着くのがあって、無事に滑り込んだ。
300円で見学センターに着く。
新棟が出来ていたのだが、今日は入らなかった。
旧棟(わくわくやまなし館)の方は、タダで入れるようになったが、1階にお土産売り場があるだけで、2階は山梨県の観光ポスターコーナー、3階は展望フロアになってしまって、展示物は新棟(どきどきリニア館)の方に持って行かれた。
(山梨県立リニア見学センター)
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/
浮沈子は、映像でしかリニアが走るのを見たことはない。
実際に、走っているのをこの目で見たのは、今日が初めてであった。
10時過ぎ、本日の第一回の通過!。
って、速過ぎて、カメラのシャッターが追いつかないんだけど(画像参照)。
それでも、胴体だけでも写せたのはこの1枚だけ・・・。
5回くらいの通過を見てきた。
建物の外でも、通過を体験したが、ゴーっという低音の唸りが聞こえて、あっという間に通り抜ける。
その間、2秒から3秒である。
帰りのバスの時間直前に通過した時は、300キロに速度を落としていた。
カメラマン用のサービスなんだろうか?。
500キロの走行体が、地響きを立てて通り過ぎるのは、一度体験しておいてもいいかもしれない。
昔は、ユノディエールで、400kmというスピードをルマンカーが出していたらしいが、地上での500kmというのは、世界広しといえども、一般には、ここでしか体験できない。
電車とバスを乗り継いで3時間近くかかったが、来た甲斐はあったな(甲斐の国ですから:なんちゃって!)。
まあいい。
開業は2027年と、まだまだ先の話である。
ISSは、既に無く(たぶん)、人類は低軌道上にすら存在しなくなっているが、地上では毎日のように500kmでぶっ飛んでいるわけだな。
考えてみれば、スゴイ話だ。
ああ、その頃になれば、ビゲローの宇宙ホテルが営業しているかもしれない。
弾道飛行を体験した人は、1000人くらいになっているだろう。
そう考えると、大した話ではない。
単なる21世紀的アイテムが実用化しただけである。
それでも、500kmは速い。
最後の300kmの遅いことといったら・・・。
このくらいのスピードでないと、エボラには追い付けんだろうな。
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