スピード362014年11月26日 09:11

スピード36
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英語版ウィキは、21日付のWHOの発表を、シエラレオネの死亡者を修正のうえ、そのまま掲載している。

(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths

(Ebola response roadmap - Situation report update 21 November 2014)
http://www.who.int/csr/disease/ebola/situation-reports/en/?m=20141121

画像は、例によって各国が発表している感染者の数だ。

リベリアがダントツのトップだったが、感染の勢いが衰える中、シエラレオネの著しい増加もあって猛追を受けている。

ギニアはわが道を行くというところか。

国別の順位は、流行当初から何度か入れ替わっている。

・ギニアのみ。
・ギニア:リベリア
・ギニア:シエラレオネ:リベリア
・シエラレオネ:ギニア:リベリア
・シエラレオネ:リベリア:ギニア
・リベリア:シエラレオネ:ギニア

そして、このまま行けば、程なくシエラレオネが感染者累計トップになることは間違いない。

まあ、どうでもいいんですが。

本日現在公表されている最新の感染者は、以下のとおり。

・リベリア:7165(11月21日)
・シエラレオネ:6714(11月25日)
・ギニア:2112(11月22日)

合計すると、少なくとも15991人が計上されていることになる。

1か月で4000人のペースを維持しているので、このまま行けば年内にも2万人の感染者を計上することは確実な情勢だ。

WHOにとっては、屈辱的な事態ということになる。

まあいい。

別に、8月下旬の見通しがコケタからといって、今さら面子が潰れるというわけではない。

そんな中で、由々しき事態が発生している。

(エボラ患者の血液サンプル盗まれる、ギニア)
http://www.afpbb.com/articles/-/3032664

「エボラウイルスは液体の中で直射日光に当てなければ数週間生き続けることが研究では明らかになっているが、今回盗まれた血液サンプルのウイルスは、もう死んでしまっていると当局はみている。」

エボラウイルスの培養が、そう簡単にいくのかどうかは知らない。

サンプルは、カンカン州での採集というが、それ程感染例は多くない(13人)。

(Ebola : point de situation au 25 novembre 2014)
http://www.ambafrance-gn.org/Ebola-point-de-situation-au-25-1039

テロとかに使われるとまずいな。

今後は、そういった事態にも備えなくてはならない。

自爆テロとか平気でするくらいだから、エボラに自ら感染して、ばら撒くパターンもあるかもしれない(辛いですが)。

物騒な話になってきたものだ。

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