スピード372014年11月27日 20:38

スピード37
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英語版ウィキの更新。

(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths

11月23日のデータが掲載された。

例によって、WHOとシエラレオネの合体(リベリアのデータは22日付)。

画像のグラフを見ると、リベリアが落ち着いてきたのをシエラレオネが補って、増加のトレンドに大きな変化は無い。

ただ、気持ち緩やかになってきたような気が、しないでもないというところか。

所詮は誤差のうちである。

自衛隊がいよいよ現地に乗り込むという記事があって、一瞬色めきたったが、なんのことはない、防護衣を輸送するだけ。

しかも、主要3か国に直送ではなく、ガーナからは、現地の国際チームが輸送するという。

(自衛隊機でエボラ防護服を輸送 検討へ)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141126/k10013494001000.html

「エボラ出血熱に関する支援で、自衛隊が西アフリカに派遣されるのは、初めてのこととなります。」(2回言わなくても・・・)

そうには違いないんだが、ちょっとね・・・。

まあいい。

浮沈子は、国力や今後の経済関係を考えれば、少なくとも100人規模の医療部隊を送り込むとか、せめて得意の道路工事(!)を現地で行い、直接貢献するのかと思っていた。

しかも、この防護衣は、確か、東京都が寄付したやつ・・・。

(夜と昼)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/28/7444911

まあ、どうでもいいんですけど。

権謀術数渦巻く国際政治の世界だ。

何があっても驚かないとしても、今まで民間機で輸送していたのを、自衛隊機で運ぶんだという・・・。

民業圧迫じゃね?。

ガーナへの輸送は、安全面を考慮して、とあるが、主要3か国の空港って、そんなに危ないんだろうか。

飛沫感染ではうつらないと断言していたどこかの衛生担当大臣もいたらしいが、同じ国の軍隊(?)として、そういう態度でいいんだろうか?。

ここは一つ、レンジャー部隊を繰り出して、ピンポイントで現地医療施設にパラシュート降下していただきたい!(陸上からだと、検問とかあってややっこしいし)。

啓発活動を妨害する怪しげな動きをする輩には、実力を持って対抗・制圧し、従わない場合には、容赦なく隔離施設に監禁する(って、それでなくても足りないので、これはないな)。

各国の軍隊も行かないような奥地に拠点を築き、インフラを整備しつつ、進撃(!)していただく(ううっ、妄想が・・・)。

ジャングルでの行動に制約があるなら、兵員輸送車の空輸も行うなど、自衛隊の総力を挙げて海外展開を行う(燃料とか、現地で調達できんのかあ?)。

米国辺りから、「あまり、やり過ぎない方がいいんじゃね?」などと、イヤミを言われるくらいがちょうどいい。

うーん、妄想は、果てしなく広がっていきそうだな。

JICAあたりを通じて、事前に日の丸を現地に配らせて、自衛隊が侵攻(?)する際に地元住民に旗を振らせるというのはどうか。

NHK辺りに絵を撮らせて、世界中に配信するのだ。

えっ?、ガーナしか行かないの?。

んじゃあ、得意のやらせ映像でいいじゃん!。

そうもいくまい。

これで、西アフリカに自衛隊を派遣しましたというエクスキューズをしようというのは、いくら何でも、お粗末というしかない。

防護衣50万セットなんて、政府専用機のB747-400を1回飛ばせば運べてしまう量である。

何が何でも自衛隊を使わなければならない理由などない。

何かやれ、といわれて、ひねり出した珍案だな。

どーせ、国内は選挙で、外遊日程など無いのだから、遊んでいる政府専用機を出せばいいのだ(日の丸付いてるし、運行は自衛隊なんだからいいじゃん!)。

自衛隊とは別に、医療支援の派遣は行われるようだ。

(派遣予定専門家にエボラ熱研修会 現地対応で)
http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1298419172

「国立国際医療研究センター(新宿区)の加藤康幸医師らが講師を務め、世界保健機関(WHO)から派遣される可能性のある医療関係者ら9人が参加した。」

これって、先月の話で、もう1か月以上経つ。

(WHOミッションへの日本人専門家の参加:1名:シエラレオネ)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000061575.html

(エボラ出血熱対策に関するWHOミッションへの日本人専門家参加の概要:3名:シエラレオネ2名、リベリア1名)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000064717.pdf

(WHOミッションへの日本人専門家の参加:1名:リベリア)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000064721.html

5人かあ・・・。

ショボイ・・・。

西アフリカが、我が国にとってどういう位置付けかが良く分かる。

早いとこ、現地に翻る日の丸(旭日旗でもいいですが)を見たいものだ。

早く行かないと、リベリアでは、エボラの流行そのものが消えてしまうかもしれない。

まあ、それはそれで結構な話ではある。

今後は、そっちの方のスピード(消えてなくなる方)も考えなければならないかも。

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