相乗り=悪乗り? ― 2015年03月11日 00:07
相乗り=悪乗り?
三菱が、アラブ首長国連邦との衛星打ち上げ契約を取ったと浮かれている!。
(ドバイEIASTから衛星打上げ輸送サービスを受注 海外顧客から3件目)
http://www.mhi.co.jp/news/story/1503095625.html
「海外顧客からの初受注となった2009年のKOMPSAT-3、初の商業衛星打上げとなる2013年のテレサット社からの打上げ受注に続き、今回また、海外顧客から打上げ受注をしたことは、当社にとって新たな地平が確実に切り拓けつつあることを示しています。」
もう、ルンルンですなあ。
(三菱重工、アラブ首長国連邦から衛星打ち上げ受注 2017年度にH-IIAで)
http://www.sorae.jp/030801/5462.html
「三菱重工は3月9日、アラブ首長国連邦・ドバイの先端科学技術研究所(EIAST)から、地球観測衛星ハリーファサット(旧称ドバイサット3)の打ち上げを受注したと発表した。」
「同社による海外衛星の商業打ち上げ受注は、韓国のアリラン3号(2012年打ち上げ)、カナダのテルスター12V(2015年度打ち上げ予定)に続いて3機目となった。」
ほほう、2年に1機は打ち上げる計算になるな・・・。
「打ち上げは2017年度の予定で、ロケットはH-IIAが使われ、温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT-2」に相乗りする形で打ち上げられる。」
あれま、相乗りですかあ?。
(温室効果ガス観測技術衛星2号が17年度に打ち上げ 三菱電機が開発を開始)
http://economic.jp/?p=33661
「三菱電機は(2014年4月)9日、JAXAから契約者に選定されていた温室効果ガス観測技術衛星2号(「GOSAT-2」)の本格的な開発・製造に着手したと発表した。打ち上げは、2017年度を予定している。」
「軌道は太陽同期準回帰軌道で、衛星重量は1.7 t(打ち上げ時)。」
太陽同期軌道って、なんだっけ?。
(【太陽同期軌道】)
http://homepage2.nifty.com/harry3/eisei/taiyo_doki.html
「人工衛星がこの軌道を飛ぶと
◎ 衛星の直下のローカルタイムは常に一定。
◎ 衛星直下のその場所場所の太陽高度は毎回同じ。」
はあ・・・。
(太陽同期軌道)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%90%8C%E6%9C%9F%E8%BB%8C%E9%81%93
「太陽同期軌道(たいようどうききどう、英語: Sun-synchronous orbit、略称:SSO)とは、地球を周回する人工衛星の軌道のうち、太陽光線と衛星の軌道面とのなす角が常に一定となる軌道である。北極と南極の上空を結ぶ極軌道に現われる。」
(GOSAT-2)
https://www.restec.or.jp/satellite/gosat-2
「高度 666 km」
「重量 1750 kg」
さて、これと一緒に打ち上げられるハリーファサットって、どんな衛星なんだあ?。
(Japanese launch schedule)
http://forum.nasaspaceflight.com/index.php?topic=1181.330;wap2
衛星重量は、この記事に拠れば300kgとある。
ドバイサットの1号機が200kg、2号機が300kgだったので、まあ、そんなもんだろう。
軌道は同じSSOで、600kmとある。
(EIAST Orders Satellite Launch Services From Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.)
http://eiast.ae/en/news/eiast-orders-satellite-launch-services-from-mitsubishi-heavy-industries-ltd
(SATELLITE IMAGING SERVICES FOR COMMERCIAL AND GOVERNMENT APPLICATIONS)
http://khalifasat-thejourney.com/?lang=en
まあ、UAEのページを見ても、余り情報はないんですが。
(H-IIAロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
我が国が誇る、値段は高いがいい味出してるH-ⅡAだが、打ち上げ能力は以下の通り。
「太陽同期軌道 3,600 kg(夏)/4,400 kg(夏以外)800 km / 98.6度」
季節でこんなに違うのかあ・・・。
知らなかったな。
太陽同期軌道だけに影響が出るようだな。
GOSAT-2と併せても、2トンくらいなので、余裕の打ち上げである。
2017年の打ち上げ時期まではわからないが、夏でもOKだな。
さて、記事にもある韓国の衛星の打ち上げについては、格安だったといわれている。
(アリラン3号:打上げ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%B33%E5%8F%B7#.E6.89.93.E4.B8.8A.E3.81.92
「中央日報によれば、三菱は120億から130億ウォン台を提示し、350億ウォン台を提示したユーロコット社に競り勝って受注したという。」
「一方朝鮮日報によれば、三菱はロシアより100億ウォン以上安い193億ウォン(13億円)を提示したとしている。いずれにせよ、日本とロシアの競争によって韓国は「格安」で衛星を打ち上げることが出来た。」
前回も「しずく」と相乗りだったわけだ。
今回も、相乗り=格安で獲得した可能性が高いな。
UAEの衛星は、一貫して韓国企業が関わっていて、打ち上げはロシア・ウクライナのドニエプルロケットによって行われていた。
(DubaiSat-1)
http://en.wikipedia.org/wiki/DubaiSat-1
(DubaiSat-2)
http://en.wikipedia.org/wiki/DubaiSat-2
(ドニエプル (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%97%E3%83%AB_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
ロシアとウクライナの戦争が続き、その間隙を縫って、三菱が漁夫の利を得たといったら言い過ぎだろうか?。
1機打ち上げるのに、100億円も掛かるH-ⅡAは、とにかく衛星打ち上げ実績を積むしかないので、打ち上げ余力の範囲で、破格の値段で海外契約を取り、こんだけ頑張ったんだから、残りのお金はヨロシクね(!)って、JAXAにおねだりしてんじゃなかろうか。
これって、貿易摩擦になりかねない、危ない商法のような気がするんだがなあ。
今年打ち上げが予定されているカナダのテレサットについては、契約の内容が分からないが、余程いい条件を出したんだろう。
(H2Aで海外衛星、15年後半に 三菱重工 カナダ社から受注を発表)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD260H6_W3A920C1TJ1000/
「受注額は百億円程度とみられる。」
「他の打ち上げ事業者との広範囲な比較検討の結果、三菱重工に発注した」
性能勝負で勝ち抜き、格安戦略で食い繋ぐとしても、やはり国家からの発注がなければ食べていけないのはどこでも同じだ。
米国のスペースXでさえ、空軍のおこぼれに預かろうとしたわけだし・・・。
情報収集衛星(軍事偵察衛星)をとっかえひっかえ打ち上げ、科学衛星で繋いでも、我が国の打ち上げは、年間数機である。
開発費に押し込んでも、商売にはならないし、M社の国家へのご奉公という貴い志がなければ持たないだろう。
予定通りいっても、6年で3機しか海外衛星を打ち上げられないんじゃあ、それこそ食べていけないんじゃないか。
しかも、有償打ち上げとはいえ、格安=儲けなしでは、話にならない。
浮かれてる場合じゃないんじゃない?。
(三菱重工、UAEドバイ政府機関から衛星打上げを受注…H-IIAロケット相乗り:追加)
http://response.jp/article/2015/03/11/246308.html
三菱が、アラブ首長国連邦との衛星打ち上げ契約を取ったと浮かれている!。
(ドバイEIASTから衛星打上げ輸送サービスを受注 海外顧客から3件目)
http://www.mhi.co.jp/news/story/1503095625.html
「海外顧客からの初受注となった2009年のKOMPSAT-3、初の商業衛星打上げとなる2013年のテレサット社からの打上げ受注に続き、今回また、海外顧客から打上げ受注をしたことは、当社にとって新たな地平が確実に切り拓けつつあることを示しています。」
もう、ルンルンですなあ。
(三菱重工、アラブ首長国連邦から衛星打ち上げ受注 2017年度にH-IIAで)
http://www.sorae.jp/030801/5462.html
「三菱重工は3月9日、アラブ首長国連邦・ドバイの先端科学技術研究所(EIAST)から、地球観測衛星ハリーファサット(旧称ドバイサット3)の打ち上げを受注したと発表した。」
「同社による海外衛星の商業打ち上げ受注は、韓国のアリラン3号(2012年打ち上げ)、カナダのテルスター12V(2015年度打ち上げ予定)に続いて3機目となった。」
ほほう、2年に1機は打ち上げる計算になるな・・・。
「打ち上げは2017年度の予定で、ロケットはH-IIAが使われ、温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT-2」に相乗りする形で打ち上げられる。」
あれま、相乗りですかあ?。
(温室効果ガス観測技術衛星2号が17年度に打ち上げ 三菱電機が開発を開始)
http://economic.jp/?p=33661
「三菱電機は(2014年4月)9日、JAXAから契約者に選定されていた温室効果ガス観測技術衛星2号(「GOSAT-2」)の本格的な開発・製造に着手したと発表した。打ち上げは、2017年度を予定している。」
「軌道は太陽同期準回帰軌道で、衛星重量は1.7 t(打ち上げ時)。」
太陽同期軌道って、なんだっけ?。
(【太陽同期軌道】)
http://homepage2.nifty.com/harry3/eisei/taiyo_doki.html
「人工衛星がこの軌道を飛ぶと
◎ 衛星の直下のローカルタイムは常に一定。
◎ 衛星直下のその場所場所の太陽高度は毎回同じ。」
はあ・・・。
(太陽同期軌道)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%90%8C%E6%9C%9F%E8%BB%8C%E9%81%93
「太陽同期軌道(たいようどうききどう、英語: Sun-synchronous orbit、略称:SSO)とは、地球を周回する人工衛星の軌道のうち、太陽光線と衛星の軌道面とのなす角が常に一定となる軌道である。北極と南極の上空を結ぶ極軌道に現われる。」
(GOSAT-2)
https://www.restec.or.jp/satellite/gosat-2
「高度 666 km」
「重量 1750 kg」
さて、これと一緒に打ち上げられるハリーファサットって、どんな衛星なんだあ?。
(Japanese launch schedule)
http://forum.nasaspaceflight.com/index.php?topic=1181.330;wap2
衛星重量は、この記事に拠れば300kgとある。
ドバイサットの1号機が200kg、2号機が300kgだったので、まあ、そんなもんだろう。
軌道は同じSSOで、600kmとある。
(EIAST Orders Satellite Launch Services From Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.)
http://eiast.ae/en/news/eiast-orders-satellite-launch-services-from-mitsubishi-heavy-industries-ltd
(SATELLITE IMAGING SERVICES FOR COMMERCIAL AND GOVERNMENT APPLICATIONS)
http://khalifasat-thejourney.com/?lang=en
まあ、UAEのページを見ても、余り情報はないんですが。
(H-IIAロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
我が国が誇る、値段は高いがいい味出してるH-ⅡAだが、打ち上げ能力は以下の通り。
「太陽同期軌道 3,600 kg(夏)/4,400 kg(夏以外)800 km / 98.6度」
季節でこんなに違うのかあ・・・。
知らなかったな。
太陽同期軌道だけに影響が出るようだな。
GOSAT-2と併せても、2トンくらいなので、余裕の打ち上げである。
2017年の打ち上げ時期まではわからないが、夏でもOKだな。
さて、記事にもある韓国の衛星の打ち上げについては、格安だったといわれている。
(アリラン3号:打上げ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%B33%E5%8F%B7#.E6.89.93.E4.B8.8A.E3.81.92
「中央日報によれば、三菱は120億から130億ウォン台を提示し、350億ウォン台を提示したユーロコット社に競り勝って受注したという。」
「一方朝鮮日報によれば、三菱はロシアより100億ウォン以上安い193億ウォン(13億円)を提示したとしている。いずれにせよ、日本とロシアの競争によって韓国は「格安」で衛星を打ち上げることが出来た。」
前回も「しずく」と相乗りだったわけだ。
今回も、相乗り=格安で獲得した可能性が高いな。
UAEの衛星は、一貫して韓国企業が関わっていて、打ち上げはロシア・ウクライナのドニエプルロケットによって行われていた。
(DubaiSat-1)
http://en.wikipedia.org/wiki/DubaiSat-1
(DubaiSat-2)
http://en.wikipedia.org/wiki/DubaiSat-2
(ドニエプル (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%97%E3%83%AB_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
ロシアとウクライナの戦争が続き、その間隙を縫って、三菱が漁夫の利を得たといったら言い過ぎだろうか?。
1機打ち上げるのに、100億円も掛かるH-ⅡAは、とにかく衛星打ち上げ実績を積むしかないので、打ち上げ余力の範囲で、破格の値段で海外契約を取り、こんだけ頑張ったんだから、残りのお金はヨロシクね(!)って、JAXAにおねだりしてんじゃなかろうか。
これって、貿易摩擦になりかねない、危ない商法のような気がするんだがなあ。
今年打ち上げが予定されているカナダのテレサットについては、契約の内容が分からないが、余程いい条件を出したんだろう。
(H2Aで海外衛星、15年後半に 三菱重工 カナダ社から受注を発表)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD260H6_W3A920C1TJ1000/
「受注額は百億円程度とみられる。」
「他の打ち上げ事業者との広範囲な比較検討の結果、三菱重工に発注した」
性能勝負で勝ち抜き、格安戦略で食い繋ぐとしても、やはり国家からの発注がなければ食べていけないのはどこでも同じだ。
米国のスペースXでさえ、空軍のおこぼれに預かろうとしたわけだし・・・。
情報収集衛星(軍事偵察衛星)をとっかえひっかえ打ち上げ、科学衛星で繋いでも、我が国の打ち上げは、年間数機である。
開発費に押し込んでも、商売にはならないし、M社の国家へのご奉公という貴い志がなければ持たないだろう。
予定通りいっても、6年で3機しか海外衛星を打ち上げられないんじゃあ、それこそ食べていけないんじゃないか。
しかも、有償打ち上げとはいえ、格安=儲けなしでは、話にならない。
浮かれてる場合じゃないんじゃない?。
(三菱重工、UAEドバイ政府機関から衛星打上げを受注…H-IIAロケット相乗り:追加)
http://response.jp/article/2015/03/11/246308.html
スピード53 ― 2015年03月11日 18:23
スピード53
未確定の患者を含めた感染者は、リベリアでも増え続けている。
この数字をどう処理するのかというのが、今後の課題だな。
(Timeline of reported cases and deaths:8 Mar 2015)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
1日当りの増加のペースは、50を切った所で足踏みを始めている。
今週は、44.7人だった。
もうしばらく掛かりそうだな。
リベリアはともかく、ギニアもシエラレオネも感染の拡大は続いている。
ギニアは、フォレカリアの拡大が全く止まる気配を見せない。
首都コナクリも、継続して増え続けている。
シエラレオネは、3月に入ってからのアベレージが、1日当り21人である。
ギニアは10人。
ということは、リベリアも10人くらいの感染者が出ていることになる。
もちろん確定ではないので、最終的には補正されるだろうが、速報値を見る限り、エボラは衰えたりとはいえ、増加を続けていることになる。
ニュースは、取り立てて言うほどのものはない。
このまま、終息に向かって欲しいが、浮沈子的には希望的観測に過ぎないのではないかという気がしている。
未確定の患者を含めた感染者は、リベリアでも増え続けている。
この数字をどう処理するのかというのが、今後の課題だな。
(Timeline of reported cases and deaths:8 Mar 2015)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
1日当りの増加のペースは、50を切った所で足踏みを始めている。
今週は、44.7人だった。
もうしばらく掛かりそうだな。
リベリアはともかく、ギニアもシエラレオネも感染の拡大は続いている。
ギニアは、フォレカリアの拡大が全く止まる気配を見せない。
首都コナクリも、継続して増え続けている。
シエラレオネは、3月に入ってからのアベレージが、1日当り21人である。
ギニアは10人。
ということは、リベリアも10人くらいの感染者が出ていることになる。
もちろん確定ではないので、最終的には補正されるだろうが、速報値を見る限り、エボラは衰えたりとはいえ、増加を続けていることになる。
ニュースは、取り立てて言うほどのものはない。
このまま、終息に向かって欲しいが、浮沈子的には希望的観測に過ぎないのではないかという気がしている。
春の嵐 ― 2015年03月11日 18:47
パラダイムシフト ― 2015年03月11日 20:19
パラダイムシフト
(パラダイムシフト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%88
「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。」
その意味では、自動運転などは、もはやパラダイムシフトではない。
いつか、必ず訪れる変化で、既に一部ではあるが、実車にも導入されている。
(アウディ、自動運転車を2017年に市販化…新型 A8)
http://response.jp/article/2015/03/11/246313.html
「国内メーカーでも試作車や研究開発車両は公開されているものの、明確に「自動運転(パイロット・ドライビング)」と銘打って市販化されるのは、アウディが世界初となる。」
「新型A8の登場により、パラダイムシフトを迎えるだろう」
まあ、アウディにとっての劇的な変化であることは間違いない。
ディーゼルにターボ付けて回すだけが能じゃないぞ、自動運転だって出来るんだぞ・・・。
アウディの自動運転車については、サーキット走行だけかと思っていたら、いつの間にか公道走行もものにしてたわけだな。
(ロボットカー)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/10/20/7465543
自分で書いといてなんだが、いいとこ突いてるな。
「彼らの文化の中には、どこか機械に対する無批判な信頼を感じるのだ。」
「アウディは、あっさりと人間を切り捨ててしまう。」
「彼らにとっては、人間などという不合理極まりないものは、クルマの要素としては受け入れ難いに違いない。」
「どこのメーカーが、最初に完全自動運転車を市場に投入するか、浮沈子は注目している。」
「アウディは、嬉々として、可能であれば、真っ先に投入するかもしれない。
そういう会社だと、浮沈子は見ている。」
2017年といえば、もう、2年後である。
パラダイムシフトが起こるのかどうか。
考えてみれば、騎馬文明を背景にした自動車という乗り物が、騎手なしで駆け回るというのは、野生馬が草原を駆け抜けるというイメージに近い。
天衣無縫に自由に走り回る馬を手に入れて、人間の言うことを聞かせるというのが、ドライビングの真の意味である。
無人でクルマが走るというのは、考えてみれば当たり前のことなのかもしれない。
1馬力どころか、100頭、1000頭の馬を操るわけだ。
(ナイト2000)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%882000
「加速性能:
パワーブースター搭載で、完全に静止した状態から0.2秒で時速100km/hに達する。ゼロヨン加速は時速480km/hで4.286秒。」
人間が持つわけないじゃないの・・・。
まあいい。
「オートクルーズ(自動運転):
ナイト2000をK.I.T.T.が操縦する機能。運転技術は当然ながらK.I.T.T.の方がマイケルより上。」
想定内の設定だな。
ことほどさように、騎馬民族の意識の中では、クルマがしゃべったり勝手に走ったりすることに対する違和感というのが、元々ないんじゃないのか。
「K.I.T.T.自身は人工知能である。K.I.T.T.の視点では、ナイト2000は自分が自由に出来る手足と考えるべきだろう。」
このフィクションは、なかなか良く出来てるな。
ソフトウェアがデバイスを支配し、人間とのインターフェースを取って、ロボットのように振舞う。
性格(車格かあ?)さえ持つ設定だ。
そのうち、性格がいいクルマとか、少しひねくれてるクルマとかが出てくるのかもしれない。
たぶん、その意味でも、アウディの自動運転車は、パラダイムシフトではない。
元々、彼らがイメージしていたクルマというものを、具現化するだけの話だ。
御者付きの馬車、運転手つきのクルマ。
そんなものは、とっくの昔に実現している。
そして、馬と人間のコミュニケーションということになれば、数千年の歴史がある。
今さらロボット化しても、パラダイムシフトにはならない。
結局、クルマという道具の原点に帰るだけだ。
移動のための手段で、通常は専任のドライバーがいて、オーナーよりも運転が上手い。
そんでもって、普段は大人しくしているクルマが、たまにオーナーが運転してくれたりすると、大喜びしてサーキットとかを走り回る。
それって、やっぱ騎馬民族の文化なんだろう。
浮沈子は、どっちかというと農耕馬的なイメージだなあ。
耕運機とかがそれに当る。
高精度のGPS使って自動運転で畑耕すとしても、これも、パラダイムシフトとは無縁だ。
自動車におけるパラダイムシフトがあるとすれば、自動車が命じるままに、人間がヘイコラして運転するクルマということになる。
なんかなあ、最近のカーナビとか、そういうノリだもんなあ。
パラダイムシフトは、既に訪れていたということかあ・・・。
(パラダイムシフト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%88
「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。」
その意味では、自動運転などは、もはやパラダイムシフトではない。
いつか、必ず訪れる変化で、既に一部ではあるが、実車にも導入されている。
(アウディ、自動運転車を2017年に市販化…新型 A8)
http://response.jp/article/2015/03/11/246313.html
「国内メーカーでも試作車や研究開発車両は公開されているものの、明確に「自動運転(パイロット・ドライビング)」と銘打って市販化されるのは、アウディが世界初となる。」
「新型A8の登場により、パラダイムシフトを迎えるだろう」
まあ、アウディにとっての劇的な変化であることは間違いない。
ディーゼルにターボ付けて回すだけが能じゃないぞ、自動運転だって出来るんだぞ・・・。
アウディの自動運転車については、サーキット走行だけかと思っていたら、いつの間にか公道走行もものにしてたわけだな。
(ロボットカー)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/10/20/7465543
自分で書いといてなんだが、いいとこ突いてるな。
「彼らの文化の中には、どこか機械に対する無批判な信頼を感じるのだ。」
「アウディは、あっさりと人間を切り捨ててしまう。」
「彼らにとっては、人間などという不合理極まりないものは、クルマの要素としては受け入れ難いに違いない。」
「どこのメーカーが、最初に完全自動運転車を市場に投入するか、浮沈子は注目している。」
「アウディは、嬉々として、可能であれば、真っ先に投入するかもしれない。
そういう会社だと、浮沈子は見ている。」
2017年といえば、もう、2年後である。
パラダイムシフトが起こるのかどうか。
考えてみれば、騎馬文明を背景にした自動車という乗り物が、騎手なしで駆け回るというのは、野生馬が草原を駆け抜けるというイメージに近い。
天衣無縫に自由に走り回る馬を手に入れて、人間の言うことを聞かせるというのが、ドライビングの真の意味である。
無人でクルマが走るというのは、考えてみれば当たり前のことなのかもしれない。
1馬力どころか、100頭、1000頭の馬を操るわけだ。
(ナイト2000)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%882000
「加速性能:
パワーブースター搭載で、完全に静止した状態から0.2秒で時速100km/hに達する。ゼロヨン加速は時速480km/hで4.286秒。」
人間が持つわけないじゃないの・・・。
まあいい。
「オートクルーズ(自動運転):
ナイト2000をK.I.T.T.が操縦する機能。運転技術は当然ながらK.I.T.T.の方がマイケルより上。」
想定内の設定だな。
ことほどさように、騎馬民族の意識の中では、クルマがしゃべったり勝手に走ったりすることに対する違和感というのが、元々ないんじゃないのか。
「K.I.T.T.自身は人工知能である。K.I.T.T.の視点では、ナイト2000は自分が自由に出来る手足と考えるべきだろう。」
このフィクションは、なかなか良く出来てるな。
ソフトウェアがデバイスを支配し、人間とのインターフェースを取って、ロボットのように振舞う。
性格(車格かあ?)さえ持つ設定だ。
そのうち、性格がいいクルマとか、少しひねくれてるクルマとかが出てくるのかもしれない。
たぶん、その意味でも、アウディの自動運転車は、パラダイムシフトではない。
元々、彼らがイメージしていたクルマというものを、具現化するだけの話だ。
御者付きの馬車、運転手つきのクルマ。
そんなものは、とっくの昔に実現している。
そして、馬と人間のコミュニケーションということになれば、数千年の歴史がある。
今さらロボット化しても、パラダイムシフトにはならない。
結局、クルマという道具の原点に帰るだけだ。
移動のための手段で、通常は専任のドライバーがいて、オーナーよりも運転が上手い。
そんでもって、普段は大人しくしているクルマが、たまにオーナーが運転してくれたりすると、大喜びしてサーキットとかを走り回る。
それって、やっぱ騎馬民族の文化なんだろう。
浮沈子は、どっちかというと農耕馬的なイメージだなあ。
耕運機とかがそれに当る。
高精度のGPS使って自動運転で畑耕すとしても、これも、パラダイムシフトとは無縁だ。
自動車におけるパラダイムシフトがあるとすれば、自動車が命じるままに、人間がヘイコラして運転するクルマということになる。
なんかなあ、最近のカーナビとか、そういうノリだもんなあ。
パラダイムシフトは、既に訪れていたということかあ・・・。
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