GT4RS ― 2015年03月13日 08:10
GT4RS
「今はまだ話にも上がっていないが、顧客が求めるのであれば前向きに検討していく」
(【レポート】ポルシェ、新型「ケイマンGT4」よりさらに高性能な「RS」バージョンを検討中?)
http://jp.autoblog.com/2015/03/12/porsche-cayman-gt4-rs-report/
頼もしいお言葉だな。
911GT3のコアなバージョンとして、GT3RSがあるように、ケイマンGT4にRSがあってもおかしくはない。
より軽く、よりパワフルで、よりストイックなケイマンは、ポルシェの新しい柱として、911と並び立つポジションを確立していくのかもしれない。
そんでもって、ボクスターは、より豪華に、贅沢になって、当然値段も高くなる。
だが、安心していい。
エントリーポルシェとして、軽量・安価なモデルも用意されるに違いない。
「すでにGT4には最高出力385psの3.8リッター水平対向6気筒エンジンと、911 GT3ファンが求めて止まない6速マニュアル・トランスミッションが搭載されている。果たして、これを超えるケイマンとはどんなモデルになるのだろうか。」
この記事を書いている記者は、バカじゃないのか?。
マグネシウムの屋根、カーボンのフロントリッドやエンジンフード、フロント・フェンダーに開けられるエアベント、「918スパイダー」のカーボンファイバー製フルバケットシートをベースにした新しいシート、コクピット背後にボルトで固定されるリアロールケージ(スペースがあれば)、6点式運転席シートベルトや消化器など、GT3RSの文法をそのまま踏襲するに決まってんじゃん!。
もちろん、エンジンは4リッター500馬力だな(ブッ、鼻血が・・・)。
1500万円くらいで出したら、飛び付く連中は世界中にいるだろう。
しかし、残念なことに、このモデルはマニュアルクラッチではない・・・。
レースに勝つためには、遅くて使い物にならないシフトなんぞは使ってられない。
当然、パドル操作になる。
「これは新時代の幕開けにすぎない。」
「「911 GT3」や新型「911 GT3 RS」、そして今回発表された「ケイマンGT4」などを手掛けた、サーキット向けポルシェ「GT」シリーズの開発責任者」の言葉という。
レースシーンに特化して、イメージリーダーを作っていくというのは、P社の十八番だ。
実際に、GT4カテゴリーのレースでどこまで戦闘力があるかどうかは別として(相手は、フェラーリとかアストンマーティンですから)、MRポルシェのポテンシャルが上がる方向に動くことは好ましい変化だ。
P社が、何時の日か911を見限る時が来て、その受け皿としてMRを考えなければならない時のためにも、ここで注力しておくことは重要だな。
500馬力のケイマンかあ、恐くて乗れないクルマだなあ。
もちろん、ポルシェのことだから、しっかりとしたクルマ作りをするだろうが、ボディが受け止め切れるんだろうか?。
「今はまだ話にも上がっていないが、顧客が求めるのであれば前向きに検討していく」
(【レポート】ポルシェ、新型「ケイマンGT4」よりさらに高性能な「RS」バージョンを検討中?)
http://jp.autoblog.com/2015/03/12/porsche-cayman-gt4-rs-report/
頼もしいお言葉だな。
911GT3のコアなバージョンとして、GT3RSがあるように、ケイマンGT4にRSがあってもおかしくはない。
より軽く、よりパワフルで、よりストイックなケイマンは、ポルシェの新しい柱として、911と並び立つポジションを確立していくのかもしれない。
そんでもって、ボクスターは、より豪華に、贅沢になって、当然値段も高くなる。
だが、安心していい。
エントリーポルシェとして、軽量・安価なモデルも用意されるに違いない。
「すでにGT4には最高出力385psの3.8リッター水平対向6気筒エンジンと、911 GT3ファンが求めて止まない6速マニュアル・トランスミッションが搭載されている。果たして、これを超えるケイマンとはどんなモデルになるのだろうか。」
この記事を書いている記者は、バカじゃないのか?。
マグネシウムの屋根、カーボンのフロントリッドやエンジンフード、フロント・フェンダーに開けられるエアベント、「918スパイダー」のカーボンファイバー製フルバケットシートをベースにした新しいシート、コクピット背後にボルトで固定されるリアロールケージ(スペースがあれば)、6点式運転席シートベルトや消化器など、GT3RSの文法をそのまま踏襲するに決まってんじゃん!。
もちろん、エンジンは4リッター500馬力だな(ブッ、鼻血が・・・)。
1500万円くらいで出したら、飛び付く連中は世界中にいるだろう。
しかし、残念なことに、このモデルはマニュアルクラッチではない・・・。
レースに勝つためには、遅くて使い物にならないシフトなんぞは使ってられない。
当然、パドル操作になる。
「これは新時代の幕開けにすぎない。」
「「911 GT3」や新型「911 GT3 RS」、そして今回発表された「ケイマンGT4」などを手掛けた、サーキット向けポルシェ「GT」シリーズの開発責任者」の言葉という。
レースシーンに特化して、イメージリーダーを作っていくというのは、P社の十八番だ。
実際に、GT4カテゴリーのレースでどこまで戦闘力があるかどうかは別として(相手は、フェラーリとかアストンマーティンですから)、MRポルシェのポテンシャルが上がる方向に動くことは好ましい変化だ。
P社が、何時の日か911を見限る時が来て、その受け皿としてMRを考えなければならない時のためにも、ここで注力しておくことは重要だな。
500馬力のケイマンかあ、恐くて乗れないクルマだなあ。
もちろん、ポルシェのことだから、しっかりとしたクルマ作りをするだろうが、ボディが受け止め切れるんだろうか?。
死者1万人 ― 2015年03月13日 08:43
死者1万人
(エボラ熱死者1万人超す 終息見通し立たず)
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=106935
「世界保健機関(WHO)は12日、エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が10日までの時点で2万4350人に上り、うち死者が1万4人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、死者は1万19人となる。」
(Situation summary
Data published on 12 March 2015:元記事)
http://apps.who.int/gho/data/view.ebola-sitrep.ebola-summary-20150312?lang=en
WHOは、こんな情報も流している。
(エボラ「今年半ばまでの感染停止可能」WHO幹部見通し)
http://www.asahi.com/articles/ASH3C56M8H3CUHBI027.html
「エイルワード事務局長補は11日に会見を開き、「今年半ばまでに感染を止めることは可能なはずだ」との見通しを明らかにした。」
リベリアに於いて確定患者の増加が止まったことを根拠にしているが、そもそも、そのこと自体が疑わしい。
理由はカンタン!。
リベリアですから(過去に、千人以上のの集計訂正をやってるし!)。
まあ、もう少し、様子を見よう。
もちろん、疑い例や、可能性例は増え続けていて、むしろ勢いを増している。
また、ギニアは新たな感染増加を止められない(画像参照)し、シエラレオネも押さえ込みに苦労している。
ここ数日は、この2か国も、若干増加傾向にある。
今回報道された、死者1万人という数字自体には、何の意味もない。
集計自体が怪しいし、実際にはもっと多くの患者が亡くなっているだろう。
数倍の可能性もある。
しかし、各国の公式の報告に頼るしかないというのも実情だ。
来月には、現地では雨季が到来する。
感染を広める人の移動が抑制されるというポジティブな面もあるが、トレースなどが行いにくくなるというネガティブな面もある。
昨年は、もちろん雨季になってから感染者の爆発的な増加が起こった。
1年以上続くエボラの流行。
「感染拡大のペースは以前に比べ鈍化しているものの、依然として死者、感染者ともに増加しており、終息の見通しは立っていない。」
共同通信の記者の見立てに、浮沈子は1票を投じよう。
(エボラ熱死者1万人超す 終息見通し立たず)
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=106935
「世界保健機関(WHO)は12日、エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が10日までの時点で2万4350人に上り、うち死者が1万4人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、死者は1万19人となる。」
(Situation summary
Data published on 12 March 2015:元記事)
http://apps.who.int/gho/data/view.ebola-sitrep.ebola-summary-20150312?lang=en
WHOは、こんな情報も流している。
(エボラ「今年半ばまでの感染停止可能」WHO幹部見通し)
http://www.asahi.com/articles/ASH3C56M8H3CUHBI027.html
「エイルワード事務局長補は11日に会見を開き、「今年半ばまでに感染を止めることは可能なはずだ」との見通しを明らかにした。」
リベリアに於いて確定患者の増加が止まったことを根拠にしているが、そもそも、そのこと自体が疑わしい。
理由はカンタン!。
リベリアですから(過去に、千人以上のの集計訂正をやってるし!)。
まあ、もう少し、様子を見よう。
もちろん、疑い例や、可能性例は増え続けていて、むしろ勢いを増している。
また、ギニアは新たな感染増加を止められない(画像参照)し、シエラレオネも押さえ込みに苦労している。
ここ数日は、この2か国も、若干増加傾向にある。
今回報道された、死者1万人という数字自体には、何の意味もない。
集計自体が怪しいし、実際にはもっと多くの患者が亡くなっているだろう。
数倍の可能性もある。
しかし、各国の公式の報告に頼るしかないというのも実情だ。
来月には、現地では雨季が到来する。
感染を広める人の移動が抑制されるというポジティブな面もあるが、トレースなどが行いにくくなるというネガティブな面もある。
昨年は、もちろん雨季になってから感染者の爆発的な増加が起こった。
1年以上続くエボラの流行。
「感染拡大のペースは以前に比べ鈍化しているものの、依然として死者、感染者ともに増加しており、終息の見通しは立っていない。」
共同通信の記者の見立てに、浮沈子は1票を投じよう。
地球外生命の誘惑 ― 2015年03月13日 21:20
地球外生命の誘惑
初めにはっきり断っておくが、未だかつて、地球以外で生命の痕跡が発見されたことはないし、もちろん、生命そのものが見つかったことも、一切ない。
一度だけ、火星から飛来したとされる隕石の中に、それらしき痕跡があったことはあるが、確定されたという情報は聞いていない。
(アラン・ヒルズ84001)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA84001
「様々な議論が行われたが、現在のところこの鎖状の構造が生物の痕跡であるかどうかの結論は出ていない。」
現代の科学では、液体の水の存在が生命の発生には不可欠と考えられており、逆に、それさえあれば生命の可能性を直ぐに語りたがる悪しき風潮が蔓延している。
由々しき事態だな。
(土星の衛星に生命の可能性…東京大学などの研究チームが発見)
http://response.jp/article/2015/03/13/246520.html
(土星衛星、生命が育つ環境 海底の熱水でできた物質確認)
http://www.asahi.com/articles/ASH3B5GMSH3BULBJ00J.html?iref=comtop_list_sci_n04
(木星の衛星ガニメデの地下に深さ100kmの海 - NASA)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/13/394/
去年の記事だが、こんなのもある。
(太陽系でエイリアンがいる可能性のある4つの衛星)
http://www.gizmodo.jp/2014/10/post_15574.html
「木星の第2衛星エウロパ、同じく第3衛星ガニメデ、さらに土星第2衛星エンケラドゥス、土星第6衛星タイタンという4つの衛星が写されています。実はこの4つの共通点は、生物が住んでいる可能性がある、でないにしても少ないくとも水がある、ということ。実際はどうなのでしょうか、夢は広がるばかりです。」
「NASAの宇宙探査機ガリレオのおかげで、エウロパの地表下に液体の水が広がっていること、そしてガニメデの内部にも海がある可能性があることがわかりました。 またエンケラドゥスにおいては、探査機カッシーニの小型探査機が、大規模な地下海の証拠となる水氷の泉の噴出を発見しました。一方タイタンでは衛星を包む濃い大気の下に冷たい液体の炭化水素の湖があることも新たにわかったことのひとつです。」
「将来的に技術が進めばさらにもっと多くのことがわかるはずです。
はたして本当に生物がいるのでしょうか?」
世の中に蔓延する地球外生命に関する期待に反して、浮沈子は断言する。
地球外生命に人類が遭遇する可能性は、ゼロだ。
少なくとも、太陽系の中で、数十億年に渡って、液体の水を保持し続けているのは地球だけである。
木星や土星の衛星にしても、せいぜい化学合成細菌レベルに留まる(木星以遠の衛星では、光合成は無理だしな)。
それも、150km以上の氷の下とか、絶対に調べられっこない場所に、いるかもしれないというレベルの話である。
いるわきゃ、ないっしょ?。
太陽系で、生命が持続的に生存出来るのは地球だけだ。
宇宙空間で材料が合成されたりすることはあっても、生命としての活動を行うというレベルではない。
炭素を含んだ化合物レベルまでなら、星間物質として確認されている。
(星間分子の一覧)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%96%93%E5%88%86%E5%AD%90%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
「以下の分子は科学文献において検出が報告されているが、その後他の科学者による確認がなされていない分子である。」
「H2NH2CCOOH Glycine」
アミノ酸じゃん!。
(グリシン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%B3
「グリシンは様々な生体物質の原料として利用されている。」
未確認というのが、いかにも怪しい・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
液体の水があったって、生命が誕生するかどうかはわからない。
恒星からの距離や、電離層の有無、ちょうどいい重力や、安定した気候など、生命のゆりかごたる条件は厳しい。
空の上から材料が降ってきたからって、そう簡単に生命は出来ない。
浮沈子的には、太陽系内には、地球外生命なんているわけないと確信している。
もちろん、ちょうどいい恒星系があって、岩石惑星がハビタブルゾーンにいれば、生命が育まれる可能性は高い。
あんまり条件が良過ぎても、進化はしない。
地球生命も、酸素の毒性とか、全球凍結とか、大陸分裂に伴う大火災などの大規模絶滅を乗り越えて、現在の繁栄を勝ち取ったわけだ。
のんびりした環境だと、科学合成細菌や、せいぜい光合成細菌止まりで、真核生物とか多細胞生物なんて出てこないかもしれない。
まあ、真核生物は、酸素耐性を獲得するための進化だから、ここまでは行くかもしれないな。
大部分の生命の進化は、ここまででおしまい。
そのうち、恒星の寿命が来て、一巻の終わりとなり、再び、星間ガスからやり直すということになる。
そういう意味では、地球生命というのは、なかなか良くやってきたといってもいい。
安定した太陽のおかげで、紆余曲折を経て、現在の生態系を築き上げたわけだ。
人類などという、出来損ないの種族まで作り上げた。
十分だろう。
太陽系の中に、別の生態系があったら、それはそれで面白いかもしれないが、絶世の美女とか、イカタコ星人とかを期待してはイカンなあ。
まず、100パーセント生命はないと思って間違いない。
いるかもしれないというなら、同じ条件で化学進化から生命を発生させてから言って欲しいな。
科学予算を分捕るネタとして使うなら、もう一捻り欲しいところだ。
二酸化炭素を吸着する生物とか(まあ、地球でも植物とか、サンゴとか居ますけど)、放射能を食べてくれる生物とか(ゴジラかよ!?)。
まあいい。
いるかもしれない、などという言葉に騙されてはならない。
調べてみて、居なかったら責任取って、向こう10年は予算なしとか、しっかり条件付けて研究してもらわんとな。
初めにはっきり断っておくが、未だかつて、地球以外で生命の痕跡が発見されたことはないし、もちろん、生命そのものが見つかったことも、一切ない。
一度だけ、火星から飛来したとされる隕石の中に、それらしき痕跡があったことはあるが、確定されたという情報は聞いていない。
(アラン・ヒルズ84001)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA84001
「様々な議論が行われたが、現在のところこの鎖状の構造が生物の痕跡であるかどうかの結論は出ていない。」
現代の科学では、液体の水の存在が生命の発生には不可欠と考えられており、逆に、それさえあれば生命の可能性を直ぐに語りたがる悪しき風潮が蔓延している。
由々しき事態だな。
(土星の衛星に生命の可能性…東京大学などの研究チームが発見)
http://response.jp/article/2015/03/13/246520.html
(土星衛星、生命が育つ環境 海底の熱水でできた物質確認)
http://www.asahi.com/articles/ASH3B5GMSH3BULBJ00J.html?iref=comtop_list_sci_n04
(木星の衛星ガニメデの地下に深さ100kmの海 - NASA)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/13/394/
去年の記事だが、こんなのもある。
(太陽系でエイリアンがいる可能性のある4つの衛星)
http://www.gizmodo.jp/2014/10/post_15574.html
「木星の第2衛星エウロパ、同じく第3衛星ガニメデ、さらに土星第2衛星エンケラドゥス、土星第6衛星タイタンという4つの衛星が写されています。実はこの4つの共通点は、生物が住んでいる可能性がある、でないにしても少ないくとも水がある、ということ。実際はどうなのでしょうか、夢は広がるばかりです。」
「NASAの宇宙探査機ガリレオのおかげで、エウロパの地表下に液体の水が広がっていること、そしてガニメデの内部にも海がある可能性があることがわかりました。 またエンケラドゥスにおいては、探査機カッシーニの小型探査機が、大規模な地下海の証拠となる水氷の泉の噴出を発見しました。一方タイタンでは衛星を包む濃い大気の下に冷たい液体の炭化水素の湖があることも新たにわかったことのひとつです。」
「将来的に技術が進めばさらにもっと多くのことがわかるはずです。
はたして本当に生物がいるのでしょうか?」
世の中に蔓延する地球外生命に関する期待に反して、浮沈子は断言する。
地球外生命に人類が遭遇する可能性は、ゼロだ。
少なくとも、太陽系の中で、数十億年に渡って、液体の水を保持し続けているのは地球だけである。
木星や土星の衛星にしても、せいぜい化学合成細菌レベルに留まる(木星以遠の衛星では、光合成は無理だしな)。
それも、150km以上の氷の下とか、絶対に調べられっこない場所に、いるかもしれないというレベルの話である。
いるわきゃ、ないっしょ?。
太陽系で、生命が持続的に生存出来るのは地球だけだ。
宇宙空間で材料が合成されたりすることはあっても、生命としての活動を行うというレベルではない。
炭素を含んだ化合物レベルまでなら、星間物質として確認されている。
(星間分子の一覧)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%96%93%E5%88%86%E5%AD%90%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
「以下の分子は科学文献において検出が報告されているが、その後他の科学者による確認がなされていない分子である。」
「H2NH2CCOOH Glycine」
アミノ酸じゃん!。
(グリシン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%B3
「グリシンは様々な生体物質の原料として利用されている。」
未確認というのが、いかにも怪しい・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
液体の水があったって、生命が誕生するかどうかはわからない。
恒星からの距離や、電離層の有無、ちょうどいい重力や、安定した気候など、生命のゆりかごたる条件は厳しい。
空の上から材料が降ってきたからって、そう簡単に生命は出来ない。
浮沈子的には、太陽系内には、地球外生命なんているわけないと確信している。
もちろん、ちょうどいい恒星系があって、岩石惑星がハビタブルゾーンにいれば、生命が育まれる可能性は高い。
あんまり条件が良過ぎても、進化はしない。
地球生命も、酸素の毒性とか、全球凍結とか、大陸分裂に伴う大火災などの大規模絶滅を乗り越えて、現在の繁栄を勝ち取ったわけだ。
のんびりした環境だと、科学合成細菌や、せいぜい光合成細菌止まりで、真核生物とか多細胞生物なんて出てこないかもしれない。
まあ、真核生物は、酸素耐性を獲得するための進化だから、ここまでは行くかもしれないな。
大部分の生命の進化は、ここまででおしまい。
そのうち、恒星の寿命が来て、一巻の終わりとなり、再び、星間ガスからやり直すということになる。
そういう意味では、地球生命というのは、なかなか良くやってきたといってもいい。
安定した太陽のおかげで、紆余曲折を経て、現在の生態系を築き上げたわけだ。
人類などという、出来損ないの種族まで作り上げた。
十分だろう。
太陽系の中に、別の生態系があったら、それはそれで面白いかもしれないが、絶世の美女とか、イカタコ星人とかを期待してはイカンなあ。
まず、100パーセント生命はないと思って間違いない。
いるかもしれないというなら、同じ条件で化学進化から生命を発生させてから言って欲しいな。
科学予算を分捕るネタとして使うなら、もう一捻り欲しいところだ。
二酸化炭素を吸着する生物とか(まあ、地球でも植物とか、サンゴとか居ますけど)、放射能を食べてくれる生物とか(ゴジラかよ!?)。
まあいい。
いるかもしれない、などという言葉に騙されてはならない。
調べてみて、居なかったら責任取って、向こう10年は予算なしとか、しっかり条件付けて研究してもらわんとな。
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