電気ポルシェ2015年03月14日 09:01

電気ポルシェ


なんと、アウディに続いて、ポルシェも電気自動車に注力することになったようだ。

(ポルシェ、電気自動車をラインアップに追加か-テスラに挑む)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NL5IW06S972Y01.html

「テスラは極めて実際的なアプローチを持っており、基準を打ち出した。ポルシェもこの領域に挑む必要がある」

「ポルシェは充電が必要となるまでの走行距離として500キロ以上を目指していると語った。充電には高速道路で給油する以上の時間はかからないとも述べた。」

ウソだろう?。

それが本当なら、バッテリー式電気自動車だって、捨てたもんじゃない。

(アウディ、航続距離500kmの電気自動車を2018年に投入…新型SUVに)
http://response.jp/article/2015/03/11/246326.html

「航続距離はR8 e-トロンをさらに上回り500km以上にもおよぶという。車名などは不明だが、「大型プレミアム・セグメントに投入する」としている。」

アウディのバッテリーと同じだとは思うが、充電時間が3分間とはどこにも書いていない(ポルシェの記事にも、3分とは書いてないけど)。

まあ、乗用車レベルのクルマ(トラックとかじゃなくって)なら、現在のバッテリーでも量を積めば航続距離は伸ばせる。

テスラは600kg以上のバッテリーを積んでいる(未公表のため、推定値)。

1トン積めば、ヘタレバッテリーだって、500kmくらいはワケない。

問題は、充電時間で、それだけのバッテリーを受電するには、何時間も(何十時間も)掛かってしまうということになる。

やり方がないわけではない。

ユニットを小分けにして、10系統くらいにして、ばらばらに充電すれば、理屈の上では10分の1の時間で満タンに出来る。

電池の特性として、満タンに近づくにつれて、充電時間が長くなるということがあるようなので(詳しくは知りません)、80パーセントくらいでガマンすれば、短時間の充電でもそこそこ走れるということになる。

アウディが2018年に出すということなので、要素技術の目処は、現時点で立っているということなんだろう。

まあ、パナメーラとかカイエンとか、そのあたりからになると思うが、そのうち911も「ウイーーーン」とかいって加速するようになるのかもしれない。

それにしても、アウディとポルシェの要素技術の共有というのは、エスカレートする一方だな。

素のマカン(4気筒ターボ)のエンジンはアウディのまんまだし。

(ポルシェの最新SUV「マカン」に試乗)
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015011547661.html

「今回の“素マカン”に積まれる2リッター4気筒ターボエンジンは、フォルクスワーゲン/アウディ系のパワーアップ版といっていい。」

「「911」などの本格スポーツカーではいまだに絶対不可侵の純血を守りつつも、「パナメーラ」「カイエン」やマカンではグループ内の技術資産を巧妙に活用して利益を出す。こうしたビジネスモデルこそが、ポルシェの強みである。」

絶対不可侵の純潔かあ?。

浮沈子は、時間の問題だと思うけどな。