ND2015年04月07日 21:45

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6月に登場するといわれている、マツダの新型ロードスター、コードネームはND(このままいくと、NGなんてのも出てくんのかあ?)。

(マツダ、6月発売予定の新型「ロードスター(ND)」を生産開始)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150305_691415.html

「マツダは3月5日、今年6月頃に国内で販売開始予定の新型「ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」を、本社宇品第1工場で生産を開始したと発表。」

生産車がない状態で、メディア関係者には先行量産車を試乗させている。

メディアでの露出で、宣伝費を浮かせようという、セコイ手法だ(そうなのかあ?)。

浮沈子は、近所の販売店で決算セールしてたNB6C型を所有し、クルクル回りながら(何度スピンしたことか・・・)暫く乗っていたが、回してもショボイエンジンと、年々緩くなる車体に辟易して手放した。

やがて、2003年型の素のボクスターを手に入れるが、その動機は、もう一度オープンカーに乗りたいという思いがあったからでもある。

NAとか、NCについては、全くといっていいほど知らない。

ボクスター(中古)を買う時に、同じマツダの店に行ってNCを試乗したが、ギャップを超えて着地した時の情けないボディの振動にガックリ来たのを覚えている。

浮沈子が、ボクスターを買うかもしれないといったら、営業さんは「当社の新車と、P社の中古車との比較ですかあ?」と憮然としていたが、値段的には同じくらいだった。

だって、P社の新車は倍以上するんだから、仕方ないじゃん・・・。

まあいい。

あれからもう4年が経ったわけだ。

6月発売というから、まだ先の話だが、浮沈子は今回は試乗するつもりでいる。

100kgの軽量化と、ボディサイズの見直しで、1から作り直したクルマになったから。

今のところ、悪い評判は聞いてないし・・・。

(【試乗記】マツダ新型『ROADSTER』プロトタイプに緊急試乗:斉藤聡)
http://jp.autoblog.com/2015/01/30/roadster/

「サスペンションは、フロントダブルウィッシュボーン式、リヤマルチリンク式を採用。」

NBまでは、リアもダブルウィッシュボーンだったが、NCからマルチリンクになったようだ。

もちろん、サスペンションは、形式だけでは判断できないが、前後ともストラットのボクスターに乗る身としては、気になるところだ。

(【試乗記】新型「マツダ ロードスター」 全てが自然で爽快な、これぞ"ザ・ロードスター")
http://jp.autoblog.com/2015/03/22/mazda-nd-roadster-first-drive/

「新型ロードスターは素晴らしく良く出来たクルマだが、少なくとも「このクルマとなら人生を棒に振ってしまっても構わない」と思うことは稀だろう。」

「そういうスポーツカーがあることはもちろん知っています。でも、それはマツダが作るクルマではないし、マツダ ロードスターではありません」

「全てが自然で爽快な新型ロードスターは、狂気を感じさせる扇情的なスポーツカーではない。」

まあ、どうでもいいんですが。

要するに、出来のいいクルマなんだろう。

もちろん、それが悪いわけではない。

原点回帰でも何でもいいが、過大な期待は元からない。

(【マツダ ロードスター 試乗】理屈抜きで楽しい4代目、乗り心地は歴代最良…片岡英明)
http://response.jp/article/2015/04/05/248380.html

「たまに巻き込むような挙動が見られるが、軽量ボディになったことにより、爽快に駆け抜ける感覚は強められている。」

ははあ、サスの容量不足なんじゃね?。

あんまり攻めると、途端にスピンする性格は変わってないようだな。

1600のNBは、ロードゴーイングゴーカートだったし・・・。

「速いスピードでコーナーを攻めるとロールは強めに出たし、フロントも逃げる素振りを見せた。」

そういえば、タイヤもプアだったな。

それが、ある意味では安全に繋がっていた。

絶対スピードが低い時点でブレイクする。

あるいは、バランスを崩して修正を余儀なくされる。

運転の上手下手が、てき面に出るわけだ。

ゴーカートと同じ。

(新型ロードスター公道試乗、期待を超える仕上がり)
http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20150323-20102392-carview/

「世界に、「速く曲がる」車はたくさんある。けれども「自然に曲がる」「きれいに曲がる」「楽しく曲がる」を体現しているスポーツカーがどれだけあるだろうか。新型ロードスターは、間違いなくその1台である。」

うーん、ものは言い様だな。

つまるところ、速くは曲がらないということだ。

(【試乗】マツダ 新型 ロードスター(4代目ND型) 公道試乗レポート/国沢光宏)
http://autoc-one.jp/mazda/roadster/report-2117519/0002.html

「期待値を少し下回ったのは、路面のギャップでブルブル感が出ていることくらいか。」

ああ、やっぱそうなんだあ・・・。

NCと同じ、柔いボディのオープンカーだ。

もちろん、どんなクルマでも、振動はある。

バネで車体を支えている以上、振動はボディに伝わるし、完全な剛体でない限り、固有の振動数がある。

そこに嵌ってしまえば、ボヨヨンという感じになるのだ。

まして、1トンを切るバネ上重量では、バネ下からの入力を支えきれないで、クルマ全体が振動する。

(マツダ ND ロードスター初公道動画試乗レポート~国沢光宏のキビシイ目~:動画出ます)
http://autoc-one.jp/mazda/roadster/report-2117519/0004.html

「例えば2速のコーナーの立ち上がりで、ハンドル切ってアクセル開けてパワーでテールが流れると、そういうような出力はないです(:2分17秒辺りから)」

まあ、そうだろうな。

つまり、そういう走らせ方は出来ないクルマだ。

この後に、燃費いいですね、と続くが、軽いクルマの美点である。

何にもしなくても、ふつーに走らせてるだけで燃費が良くなる。

Sの場合、1トンそこそこだ。

まあ、そこに拘る方はいないだろうが、いいに越したことはない。

良く出来たクルマなんだろう。

そこは間違いない。

で、それ以上のものは何もない(たぶん)。

試乗車が販売店に来て、ボーナス前の商談が一段落したら、浮沈子も乗りに行く。

そこで確認するのは、ボディのボヨヨンという振動と、ハンドルを切った時のロールのスピード、サスの粘り、エンジンの吹け、ブレーキの癖、エトセエトセ・・・。

NBと比べてどうよ?。

そして、ボクスターとは棲む世界が違うことを再確認して終わる。

いいじゃん、別に!。

軽くて、コンパクトなクルマ、オープンに出来て、気軽に乗れる。

ひらりひらりと峠を舞い、高速での燃費もいい。

そこには、ボクスターにはない楽しみがある。

純粋に走らせるだけの楽しみではなく、走った後の美味しい食事や、美しい景色、財布に優しいガソリン代(無鉛プレミアム推奨)、何より新車で買う喜び!(最近、ないんだよなあ・・・)。

まあ、食事や景色は共通ですが。

子育てや介護に忙しい方は、なかなか手を出せないクルマだろうが、運よく手に入れられたら、とことん楽しまれることを勧める。

浮沈子も、乗っていて楽しかったことは事実だ。

それはそれで、終わった話である。

そこはもう、卒業した世界だ。

いや、また戻ってもいいかも。

だが、もう戻ることは出来ないだろうな・・・。

スピード582015年04月07日 23:45

スピード58
スピード58


このところ、ブログの更新のペースが落ちていて、余り書けないでいる。

体調不良というのもあるのだが、2月以来、浮世のことにかまけていて、ちょっと忙しかったりする。

この1週間も、あっという間に過ぎて、エボラの更新になった。

画像は、4月5日付のウィキの数字を反映させたものだが、1日当りの感染者数は先週から僅かに増加している(48人余り:先週は43人余り)。

この間のニュースはこんなのがあった。

(エボラ熱:シエラレオネも学校再開へ 教育の立て直し急務)
http://mainichi.jp/select/news/20150407k0000e030181000c.html

「ユニセフなどが予防体制を整備した後、ギニア、リベリアでは学校を再開したが、戻った子供たちは8〜9割にとどまった。」

「元々、現地では政府や自治体が学校や生徒の数を正確に把握していないなど、教育システムが機能していなかった。」

そんでもって、8割から9割の子供が学校に戻ったことは、どうやって把握できたんだろうか?。

そもそも、生徒数はともかく、学校の数を把握していないというのは、どういうことなんだろうか?。

うーん、浮沈子には、到底理解できないな。

こういう情況の中で、エボラの感染者なんて、正確に捕捉できるわけがない。

確定患者が殆ど増えていない中、疑い、可能性を含む患者の増加は続いている。

特にシエラレオネは、一部地域に禁足令を敷いて以降、大幅に増加した。

3月23日から29日までの増加が114人であるのに対して、30日から4月5日までの増加は194人と、ほぼ倍増である。

実態を正確に反映している数字が何なのか。

それすら明確になっていないのではないか。

一方、非常事態を宣言したギニアでは、フォレカリア県の増加は落ち着いてきたが、首都コナクリは、相変わらず増加が続いている。

その数字も、フランス大使館が発表している確定患者数だけが頼りだ。

(Points de situation)
http://www.ambafrance-gn.org/-Points-de-situation-

ギニア保健省からの発表は、3月9日以降、出ていない。

リベリアも、3月12日以降の数字はない。

WHOが集計する数字は、リベリア当局が出している数字とは異なる。

画像の集計は、英語版のウィキから取っているが、これは、WHOの数字である。

まあ、どうでもいいんですけど。

どーせ、どの数字を取ってみても、当てにならないことに変わりはない。

東京は、さっきから小雨が降り出しているが、現地は連休辺りから雨季に入る。

半年間、支援や状況把握が困難になるわけで、その間に終息を確認するということは難しくなるだろう。

学校数の把握がままならない地域だ。

終息宣言なんか出したって、誰が信用するかよ!。