スピード582015年04月07日 23:45

スピード58
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このところ、ブログの更新のペースが落ちていて、余り書けないでいる。

体調不良というのもあるのだが、2月以来、浮世のことにかまけていて、ちょっと忙しかったりする。

この1週間も、あっという間に過ぎて、エボラの更新になった。

画像は、4月5日付のウィキの数字を反映させたものだが、1日当りの感染者数は先週から僅かに増加している(48人余り:先週は43人余り)。

この間のニュースはこんなのがあった。

(エボラ熱:シエラレオネも学校再開へ 教育の立て直し急務)
http://mainichi.jp/select/news/20150407k0000e030181000c.html

「ユニセフなどが予防体制を整備した後、ギニア、リベリアでは学校を再開したが、戻った子供たちは8〜9割にとどまった。」

「元々、現地では政府や自治体が学校や生徒の数を正確に把握していないなど、教育システムが機能していなかった。」

そんでもって、8割から9割の子供が学校に戻ったことは、どうやって把握できたんだろうか?。

そもそも、生徒数はともかく、学校の数を把握していないというのは、どういうことなんだろうか?。

うーん、浮沈子には、到底理解できないな。

こういう情況の中で、エボラの感染者なんて、正確に捕捉できるわけがない。

確定患者が殆ど増えていない中、疑い、可能性を含む患者の増加は続いている。

特にシエラレオネは、一部地域に禁足令を敷いて以降、大幅に増加した。

3月23日から29日までの増加が114人であるのに対して、30日から4月5日までの増加は194人と、ほぼ倍増である。

実態を正確に反映している数字が何なのか。

それすら明確になっていないのではないか。

一方、非常事態を宣言したギニアでは、フォレカリア県の増加は落ち着いてきたが、首都コナクリは、相変わらず増加が続いている。

その数字も、フランス大使館が発表している確定患者数だけが頼りだ。

(Points de situation)
http://www.ambafrance-gn.org/-Points-de-situation-

ギニア保健省からの発表は、3月9日以降、出ていない。

リベリアも、3月12日以降の数字はない。

WHOが集計する数字は、リベリア当局が出している数字とは異なる。

画像の集計は、英語版のウィキから取っているが、これは、WHOの数字である。

まあ、どうでもいいんですけど。

どーせ、どの数字を取ってみても、当てにならないことに変わりはない。

東京は、さっきから小雨が降り出しているが、現地は連休辺りから雨季に入る。

半年間、支援や状況把握が困難になるわけで、その間に終息を確認するということは難しくなるだろう。

学校数の把握がままならない地域だ。

終息宣言なんか出したって、誰が信用するかよ!。

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