前進なのか2015年04月27日 09:42

前進なのか


AI講習で、足踏みが続いている。

海洋プレゼンテーションは、惨憺たる有様になった。

基準違反(複数:またかあ?)、受講生を危険に晒した(二度も!!)、プレブリーフィングが冗長・・・、エトセエトセ。

リハーサル不足と、杜撰な計画、きちんとやるべきことをイメージしないで、ほぼぶっつけ本番状態で、場当たり的に対応しているので、トラブル対応もできず、コントロールも行き届かない。

こんな状態では、せっかく海プレやっても、いつまでたっても合格点は出ない。

効率が悪いということで、大井町のプールで、海プレを想定した練習を行うことになった。

やれやれ。

もちろん、全く何も考えず、工夫もしなかったというわけではない。

今回も、静止スキル(オーラルでのホバリング)の実施場所や、位置取りについては、事前にイメージしたし、実際にも、まあまあ出来た方だろう。

コントロールについても、ちらちらと見ては、指示を出したりした(それが適切だったかどうかは、別ですが)。

トラブルの想定が不十分といわれても、経験の浅い浮沈子には、テキストに書いていないトラブルを想定することは難しい。

アドバイスをもっらったり、経験を重ねていくしかない(想像力ないので)。

安全管理についても、問題が多発した(水底で放置、水面で放置:漂流!、潜行時の落下!!)。

他にもいろいろあって、結果は悲惨で、講評はボロボロだったが、浮沈子的には学ぶところが多かった。

多過ぎて、混乱しているくらいだ。

受講生との距離とか、具体的でためになるアドバイスもあって、そういったノウハウを得られたという点では前進といえるかもしれない。

自分で考えて工夫するという点では、まだまだ課題は多い。

プレブリーフィングについては、ポイントを教わったので、少しは改善出来るだろう。

こういうAI候補生を教える側の苦労といったら、並大抵ではないだろうな。

有り難いことに、今の浮沈子は、その立場にはいない(それどころじゃない!)。

教える人間を育てる側には、一生身を置くことはないだろうが、苦労しているのは見ていて分かる。

まあいい。

AIにしても、インストラクターにしても、いつまでに取らなければならないという期限はない。

体力と気力が限界を迎えるまでという期限しかない(まあ、昨日は体力の限界でしたが)。

筋肉痛の朝、これを書いていて、ようやく気持ちの整理が付く。

混乱していた気持ちが静まる。

また、改善して取り組んでいこうという意欲が出てくる。

天気が良かったこともあり、頭のてっぺんが日焼けしてヒリヒリするが、中身もそうとうイカレているので、いろいろメンテナンスしなければ、まともに動いてくれない。

現地に忘れてきたアイテムを送ってもらう段取りをして、ようやく落ち着いた。

精神的にもまいっていたことの証だな。

同時に2つのことが出来ない浮沈子の、ある意味では限界かもしれない。

それを、何とかしようというのだから、かなり大変な話であることは、初めから分かっている。

これは、AIの認定を取るとか、インストラクターになるとかいうことではなく、自分自身への挑戦なのだと改めて認識する。

それを再確認できたことだけでも、大きな前進である。