ジュピター2015年05月14日 00:58

ジュピター
ジュピター


グアムに来ている。

13日のJAL941便で着いた。

荷造りの煩わしさ、空港までのアクセス(今回は、500E出動)、台風の影響、エトセエトセ・・・。

ストレス溜まるなあ。

ストレス解消のためのリゾートダイビングのはずが、全然そうなっていないことに気付く。

大井町のプールで、CCRのセルフトレーニングダイブしているのが、浮沈子にとっては最もリラックスできる(温かいし・・・)。

なんてこった・・・。

まあいい。

JALにしたのは、ネットで検索したら、たまたま一番安かったから。

機上では、ちっこいモニターで映画を観て過ごした。

(ジュピター(映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%BC_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29

「ウォシャウスキー姉弟による2015年のSFアクション映画。」

ウォシャウスキーといえば、マトリックスだが、姉の方は性転換したらしい(マトリックスのころは兄)。

(ウォシャウスキー姉弟)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A7%89%E5%BC%9F

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は、その手の話にあんまり興味がない。

(トランスジェンダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC

生物学的な性と、人間社会の中における性が、必ずしもマッチングしているわけではない。

そこんとこの折り合いを、どういう形で着けるかという話なんだろう。

で、その「マトリックス」後の完全オリジナル作品である「ジュピター」なんだが、浮沈子的評価は低い。

大方の評価と同じだ。

楽しめるが、軽い。

世界観の理解に、やや苦しむ。

様々な過去の物語やSF映画のパクリ(オマージュとかいってるけどな)に彩られた、娯楽作品だな。

こんなもんに、1億7千6百万ドルも掛ける気が知れない。

が、そうはいっても、ロマンスあり、活劇あり、物語ありと、ヒット作の要素は備えているし、映画を観ている時は夢中になれる。

んで、観終わった後には何も残らない。

例えば、マトリックスを見た後には、思わずデュラセルの電池を買ってしまったが、そういう影響力(?)というのはない。

ヤマト運輸のトラックを2度見る度に、ドキッとするとか・・・。

砂の惑星デューンとか、ブレードランナーとか、浮沈子が観て知っている映画だけでも、シーンの構成や映像に共通するものがある。

物語的には、オズの魔法使いとか、メーテルリンクの青い鳥なども、下敷きになっているようだ。

シンデレラも、そうなのかあ?。

なんたって、家政婦が地球の「所有者」の女王陛下になっちゃうという、荒唐無稽、支離滅裂を絵に描いたような筋書きなわけだし(米国人って、王家とか好きなんだな)。

主人公がハチと戯れるシーンは、エクソシスト2を思い出したな(あれはイナゴだったが)。

宇宙船のメカが、ゴチャゴチャし過ぎているのが気になるし、登場する宇宙人があんまりコスト掛けてるように見えないというのが弱い点だ。

主人公のキャラも、描き切れているとはいえない。

部下の責任取って退役させられた軍人のオッサンは、なかなかいい味出してたけどな。

魔法の水で若返っちゃうという、有りがちなシーンは、エリジウムを思い出した。

久々の映画だが、考えてみると、飛行機の中で観るくらいしか縁がなくなってしまった。

背中に翼を生やして飛びまくる映画も、この間ユナイテッドの中で見たような気がしたし。

(キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC

「元米空軍パラシュート兵のサム・ウィルソンに助けを求め、そして彼はウイングスーツ「ファルコン」を準備する。」

まあ、分かる人だけ、分かってください。

主人公を演じた女優さんは、ミラ・クニスというが、なかなかの名演技だったな。

(ミラ・クニス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%B9

もう30過ぎで、子供も生まれたというが、今後も活躍して欲しい女優さんだ。

さて、この調子で行くと、ハンガーゲームの最新作も、機上で鑑賞することになるんだろうか?。

(全世界を熱狂させる映画『ハンガー・ゲーム』最新作が6月日本公開!)
http://www.fashion-press.net/news/14005

原作を読んでしまったが、浮沈子的には映画館で観たいと思う内容ではなかった。

旅客機の中で、客を静かにさせておくためのツールとして導入されている映像コンテンツでなら、観てもいいかな?。

って、次のフライトはいつになるんだろう・・・。