一大事!2015年06月28日 23:38

一大事!
一大事!


ファルコン9が、木っ端微塵に砕け散った!。

発射台が空しく映っているだけ・・・。

さあ、大変なことになったな。

もう、1段目の回収どころじゃなくなったわけだ。

リフトオフして、3分後くらいか(正確ではありません)。

続報は、いずれ出るだろうが、ツイッターに出ているコメントは、以下の通り。

(SpaceX@SpaceX)
https://twitter.com/spacex

「The vehicle experienced an anomaly on ascent. Team is investigating. Updates to come.」
(車両は、上昇の異常を経験しました。チームが調査中です。アップデート来ています。:自動翻訳のまま)

取り急ぎ、アップする(今夜は眠れなくなりそうだな・・・)。

「Falcon 9 experienced a problem shortly before first stage shutdown. Will provide more info as soon as we review the data.」
(ファルコン 9 は、最初の段階のシャット ダウンの直前に問題を経験しました。我々 はデータを確認するとすぐにより多くの情報を提供します。:自動翻訳のまま:追加)

1段目の燃焼停止直前にトラぶったようだ。

(SpaceX CRS-7 Mission Press Kit:追加)
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/spacex_nasa_crs-7_presskit.pdf

「0:03 1st stage engine shutdown/main engine cutoff (MECO)」

やっぱ、3分後くらいだな。

こりゃあ、大変なことになるかも・・・。

(SpaceX’s CRS-7 Mission Ends In Catastrophic Failure, Loss Of Vehicle:追加)
http://techcrunch.com/2015/06/28/watch-spacex-launch-crs-7-and-attempt-rocket-recovery-via-drone-live-now/

写真右上の時計を見ると、爆発時に2分20秒となっている。

(米民間宇宙船打ち上げ失敗 無人物資輸送手段失う:追加)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/28/kiji/K20150628010632180.html

共同通信、早いな。

「米宇宙ベンチャーのスペースXは28日、国際宇宙ステーションに物資輸送する無人のドラゴン宇宙船を米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げたが、ファルコン9ロケットが上空で爆発し打ち上げは失敗した。」

「米国はスペースシャトルの退役以降、有人飛行をロシアのソユーズ宇宙船に頼る状態。短期間に相次いだ失敗で宇宙大国の威信は失墜した。」

「米国の民間宇宙開発をけん引してきたスペースXは、ステーションに飛行士を運ぶ有人型ドラゴンも開発中。米ボーイングと並んで17年以降にシャトル後継として有人飛行を始める計画だが、今回の失敗で先行きは不透明になった。」

うーん、この失敗の影響は大きい。

原因次第だろうが、技術的な問題以上の影響が出る。

ボーイングは、密かに快哉を叫んでいるかもしれない・・・(三菱もかあ?)。

(SpaceX Falcon 9 Rocket Breaks Up After Launch With Space Station Cargo:追加:動画出ます)
http://www.nbcnews.com/science/space/watch-spacex-launch-nasa-cargo-try-land-falcon-9-rocket-n383166

動画を見ると、エンジンの燃焼は最後まで安定しているようで、初めの爆発は、上の方で起こっているようにも見える。

浮沈子が思い出したのは、ソユーズでもあった、機体のの共振というヤツだ。

(プログレスM-27M補給船の失敗、ロケット第3段と補給船との共振による異常分離が引き金に)
http://www.sorae.jp/030607/5538.html

「ロケットの第3段とプログレスM-27Mが結合した状態において、何らかの理由で振動が始まり、それが両者が結合された状態での固有振動数と一致していたことから振動が増幅され、その結果両者は異常な分離に至ったと考えられる。」

まあ、爆発の直接の原因については、燃料タンクの破損や燃料漏れなど、二次的なものだろうが、真の原因が何かを突き止めるのには時間が掛かりそうだ。

ツイッターでは、東部時間12:30から、緊急記者会見を行うと発表されている。

「We are planning a @SpaceX launch contingency news conference no earlier than 12:30pm ET. Watch at: http://www.nasa.gov/nasatv

NASAが直接行うようだな。

まあ、当然だろう。

今回の失敗が、再使用に伴う改良と関係してないことを祈るばかりだ。

まあ、今日が、別の意味で歴史に残る日となったことは残念だが、人の作りし物は、すべて壊れるという真実を、改めて確認したわけだ。

ちと、ドハデだったけどな・・・。

「There was an overpressure event in the upper stage liquid oxygen tank. Data suggests counterintuitive cause.」
(上部の段階の液体酸素タンクに重圧イベントがあった。データは、直感に反する原因を示しています。)

うーん、概ね動画見て感じたとおりだな。

会見時間になったが、20分延期された。

その間に、我が国のマスコミも、報道を乗せ始めたのでリンクを張っておく。

(米無人ロケット、打ち上げ直後爆発 ISS運用に影響か:朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASH6Y0232H6XULBJ008.html

(米スペースXのロケット爆発 無人宇宙船の打ち上げ失敗:日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM28H63_Y5A620C1FF8000/

(スペースXの「ファルコン」、打ち上げに失敗<動画>打ち上げから2分後に爆発:元ネタはロイター)
http://toyokeizai.net/articles/-/74971

ついでに、会見が行われるフロリダのケネディ宇宙センターも。

(ケネディ宇宙センター)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

「ケネディ宇宙センターの敷地の大部分は安全・環境保全のために立ち入り禁止となっているため、周辺は大型猛禽類やワニの生息する野生動物の自然保護区にもなっている。」

爆発音で、ワニも驚いたろうな。

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