絶句!2015年07月03日 01:09

絶句!


(2月の台湾機墜落は操縦ミスが原因、事故調査委が発表)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0PC13X20150702

「台湾の復興航空(トランスアジア航空)機が台北で墜落し43人が死亡した事故で、同国の飛行安全調査委員会(ASC)は2日、機長が正常に作動している方のエンジンを誤って停止させたことが事故原因とする報告をまとめた。」

「まずい。間違ったスロットルを引いてしまった」

そりゃ、まずいだろう!!。

浮沈子の推測が図星に近かったということだな。

(取り違い?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/02/07/7566750

「まさかねえ、左右取り違えたってことはないよねえ?。」

「浮沈子は、これらのことを総合すると、パイロットが左右のエンジンを取り違えてしまって、正常な第1エンジン(左側)を異常を起こした第2エンジンと間違えてスロットルを絞ったのではないかと考えている(燃料停止まで行っている)。」

ロイターの報道では、この機長、操縦試験に落第している。

「報告では、機長(41)が、2014年5月に行われたシミュレーター訓練で落第していたことも明らかになった。離陸時にエンジン停止が起きた場合の対処についての知識が不足していたためという。」

もちろん、ちゃんと補習して、最終的に合格したから飛ばしたんだろう(たぶん)。

人間だから、初めから完璧でなくても仕方ない。

まあ、結果的には最後までチョンボしたわけだけどな。

(2月墜落の台湾機長音声記録公表 8秒前「間違えた」)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015070201001526.html?ref=rank

「機長が墜落8秒前に「(エンジン弁を)閉め間違えた」と話していたことが2日、分かった。」

「当局は離陸から墜落までのやりとりなどをさらに詳しく調べ、来年4月に最終報告をまとめる。」

言葉もないな・・・。

浮沈子の記事に引用されているデータでは、10:54:20に第1エンジン(誤って止められた方)が再起動し、同:36にレコーダーが止っている。

墜落8秒前というのが本当なら、この8秒間は、機長にとっては悔悟の業火に焼かれた時間だったろう。

まあいい。

しかし、忘れてならないのは、そもそも右側の第2エンジンがなぜフレームアウトしたのかということだ。

(フレームアウト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88

「ジェットエンジンの燃焼室内にて燃焼が停止することによって生じる、エンジン停止のこと。」

まあ、ATR72のエンジンはターボプロップだけどな。

(プラット・アンド・ホイットニー・カナダ PW100)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80_PW100

実績のあるエンジンで、離陸時の停止というのは珍しい。

そっちの方の原因も、是非究明してもらいたいもんだな。

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