巷の減圧ソフト(V-Planner) ― 2015年09月30日 09:59
巷の減圧ソフト(V-Planner)
浮沈子が使っている減圧ソフトの一つである、Vプランナーを紹介(宣伝?)する。
(V-Planner)
http://www.hhssoftware.com/v-planner/
アンドロイド版(無料)は日本語化されたものもあるようだな。
(ロコダイバーズが日本語化を行った人気の減圧計算ソフト、"V-Planner android版"が本日発表になりました。)
https://www.facebook.com/locodivers/posts/283106925068070
浮沈子は、由緒正しい(?)パソコン版しか知らなかった。
で、せっかくなのでアンドロイド版を入れてみた(画像参照)。
一応、日本語化されている。
敢えて、あらゆる設定を一番緩くして、保守性を最低にした状態で、空気潜水、海水、40m、作業時間60分、潜降・浮上速度は毎分10mというケースでどうなるかを計算してみた。
「V-Planner(保守性「0」)
24m,1min(24秒)
21m,3min
18m,5min
15m,8min
12m,11min
9m,16min
6m,26min
3m,44min」
厚労省が公表している減圧式(というか、ZH-L16AのセットB)にぶち込んで計算すると、こうなる。
「厚労省(安全率「1」)
12m,5min
9m,13min
6m,21min
3m,42min」
どっちがいいとかいうレベルではないが、浅い深度での停止時間に大きな差がないというのは意外だったな。
もちろん、Vプランナーのデフォルトでは、標準で保守性(+2)が設定されていて、それで計算するとこうなる。
「「V-Planner(保守性「+2」)
24m,1min(24秒)
21m,4min
18m,6min
15m,8min
12m,13min
9m,19min
6m,30min
3m,52min」
せめて、このくらいの保守性で運用しないとヤバそうだ。
さらに、85パーセントのグラディエント・ファクター(浅い深度)を与えるとこうなる(GFSはパソコン版にしかないようだな)。
「「V-Planner(保守性「+2」、GFS「85」)
24m,1min(24秒)
21m,4min
18m,6min
15m,9min
12m,13min
9m,19min
6m,35min
3m,81min」
もちろん、ビュールマンだって、そういう設定を行えるようにすれば、それなりの値が出てくるだろう。
試しに、M値を単純に1.1で割った値で判定するとこうなる。
「厚労省(安全率「1.1」)
15m,5min
12m,11min
9m,19min
6m,36min
3m,76min」
どのアルゴリズムがいいとかいう話ではなく、運用の際に保守性をどう与えるかの方が重要というか、影響はでかいわけだな。
今回は、コード中に安全率を直書きしたわけだが、その他は従来通りである。
初回停止深度の値も変わっている。
コードは、もう少し手を入れてから公開する。
浮沈子が使っている減圧ソフトの一つである、Vプランナーを紹介(宣伝?)する。
(V-Planner)
http://www.hhssoftware.com/v-planner/
アンドロイド版(無料)は日本語化されたものもあるようだな。
(ロコダイバーズが日本語化を行った人気の減圧計算ソフト、"V-Planner android版"が本日発表になりました。)
https://www.facebook.com/locodivers/posts/283106925068070
浮沈子は、由緒正しい(?)パソコン版しか知らなかった。
で、せっかくなのでアンドロイド版を入れてみた(画像参照)。
一応、日本語化されている。
敢えて、あらゆる設定を一番緩くして、保守性を最低にした状態で、空気潜水、海水、40m、作業時間60分、潜降・浮上速度は毎分10mというケースでどうなるかを計算してみた。
「V-Planner(保守性「0」)
24m,1min(24秒)
21m,3min
18m,5min
15m,8min
12m,11min
9m,16min
6m,26min
3m,44min」
厚労省が公表している減圧式(というか、ZH-L16AのセットB)にぶち込んで計算すると、こうなる。
「厚労省(安全率「1」)
12m,5min
9m,13min
6m,21min
3m,42min」
どっちがいいとかいうレベルではないが、浅い深度での停止時間に大きな差がないというのは意外だったな。
もちろん、Vプランナーのデフォルトでは、標準で保守性(+2)が設定されていて、それで計算するとこうなる。
「「V-Planner(保守性「+2」)
24m,1min(24秒)
21m,4min
18m,6min
15m,8min
12m,13min
9m,19min
6m,30min
3m,52min」
せめて、このくらいの保守性で運用しないとヤバそうだ。
さらに、85パーセントのグラディエント・ファクター(浅い深度)を与えるとこうなる(GFSはパソコン版にしかないようだな)。
「「V-Planner(保守性「+2」、GFS「85」)
24m,1min(24秒)
21m,4min
18m,6min
15m,9min
12m,13min
9m,19min
6m,35min
3m,81min」
もちろん、ビュールマンだって、そういう設定を行えるようにすれば、それなりの値が出てくるだろう。
試しに、M値を単純に1.1で割った値で判定するとこうなる。
「厚労省(安全率「1.1」)
15m,5min
12m,11min
9m,19min
6m,36min
3m,76min」
どのアルゴリズムがいいとかいう話ではなく、運用の際に保守性をどう与えるかの方が重要というか、影響はでかいわけだな。
今回は、コード中に安全率を直書きしたわけだが、その他は従来通りである。
初回停止深度の値も変わっている。
コードは、もう少し手を入れてから公開する。
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