X-CCR見参!2015年11月18日 00:19

X-CCR見参!
X-CCR見参!


先ごろ開かれたDEMAショーにも登場した、チェコ共和国製のリブリーザー。

その名も、X-CCR。

究極ですな。

この後、出すとしたら、Z-CCRとかになんのかあ?。

(The next step in the evolution of HammerHead CCR)
http://iqsub.com/www/

画像や解説を見る限り、目新しい仕掛けとかはない。

最近の、コンベンショナルなECCRである。

最初から、セカンダリーのダイコンを装着することを想定していて、そのためのアウトプットを備えている。

バッテリーは、最近流行のリチウムイオン電池で、画像には映っていないが、生のままの18650を使うようだ(2本:独立)。

筐体はジャーゲンセン・マリーンのものに似てるが、ヘッドユニットや、モニター周りは独自みたいだな。

CO2センサーも付いていて、てんこ盛りだ。

外連味のない、信頼性に注力した作りに好感度、高っ!。

有機ELのモニターには、コンパスも付いていて、サービス精神旺盛だ。

よく見ると、シリンダーの残量計が付いている。

ポセイドンみたいなもんだ(パーセント表示)。

もう、そういう時代なんだろう。

ヘッドアップディスプレイには、シンプルなLEDランプのみ。

ここにたくさんの情報を出すかどうかは、運用思想にもよるので一概には言えない。

モニターとアラートだけでいいという考え方もある。

「Every unit is tested to 150m before it leaves the factory CE approval in process」

信頼性には、お墨付きのようだな。

(X-CCR)
https://www.facebook.com/Xrebreather/

去年の9月からの情報が出ている。

まだ、ざっとしか見ていないが、ヘッドユニットの中の様子も見れたりして、楽しい(浮沈子好みだな)。

ビデオを見て気になるのは、ヘッドユニットのコネクターが露出してるところだが、運用上問題になるようなら、カバー付けるとか対策すればいい。

変なところに入らなければ、このまま行ける感じだ。

カウンターラングは、コンベンショナルな前側も、最近流行のバックマウントも、何でもありだな。

こうしてみると、CCRがコンピューターのデバイスであることが分かる。

ということは、いずれは自動運転自動車のようなことになるわけだ。

水中では、そう簡単にはいかないだろうが、そのうち何とかするに決まってる。

自動中性浮力維持装置と、水中ナビゲーションシステム、当然、水中スクーターがセットになって、人間は、息してるだけでいい(CCRの大切な動力源ですから)。

チェコといえば、レボとかもそうじゃなかったっけえ?。

(rEvo REBREATHERS)
http://www.revo-rebreathers.com/

うーん、分からん・・・。

まあいい。

久々の新型リブリーザーに、興奮気味の浮沈子である。

暖冬か?2015年11月18日 02:31

暖冬か?
暖冬か?


今年の冬は、暖冬なのか?。

(エルニーニョ続き暖冬に 気象庁)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11H1A_R11C15A1000000/

「気象庁は11日までに、太平洋赤道域の海面水温が南米ペルー沖で高まるエルニーニョ現象が継続し、来春にかけて続く可能性が高いとの監視速報を発表した。」

一般に、エルニーニョが発達すると、東日本の太平洋側では、暖冬になり、日照時間が短くなる傾向があるようだ。

(エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴)
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/elnino/learning/tenkou/nihon1.html

「エルニーニョ現象発生時の冬(12〜2月)の天候の特徴」

「統計的に有意な傾向は以下のとおりです。
・平均気温 :東日本で高い傾向。
・降 水 量 :なし。
・日照時間 :東日本太平洋側で並か少ない傾向。」

降水量は、やや多い程度なのかあ?。

まあいい。

世界気象機関では、エルニーニョが、かつてないほど発達し、気象的にも大きな影響を与えるとしている。

(エルニーニョ現象、年末までに過去最大規模に=世界気象機関)
http://jp.reuters.com/article/2015/11/17/elnnino-record-idJPKCN0T60C820151117

「気候変動や温暖化で地球の環境は大きく変化し、エルニーニョ現象も過去にはあり得ない規模になっていると警戒を促した。」

ははあ、温暖化の影響もあるのかあ・・・。

(エルニーニョ監視速報(No.278))
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho1.html

「今後の見通し: 今後、春にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い。」

「エルニーニョ予測モデルは、エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差が今後初冬にかけて極大となり、その後、同海域の海面水温が次第に基準値に近づいていくと予測している(図9)。以上のことから、今後、春にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い。」

ややこしい説明は飛ばした。

画像は、図9の予測グラフだ。

海面水温が3度も高くなるというのは、確かに異常だな。

今後の推移を見守る必要がある。

地域によっては、異常気象の影響をもろに受けることになる。

浮沈子的には、南の島の気候がどうなるかが心配だな(この時期、日本にいない日も多いので)。

(エルニーニョ監視速報(No.278) <監視・予測資料>)
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho5.html#region

へんなページに追いやられているが、図10が西太平洋地域だ。

うーん、水温、低いのかあ・・・。

といっても、0.5度とか、そんなもんだな。

(エルニーニョで干ばつ深刻 NGO警告、数百万人飢餓の恐れ)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H2M_W5A111C1000000/

「地球全体に異常気象をもたらすエルニーニョ現象の影響で、アフリカや中米など世界各地が深刻な干ばつに見舞われている。」

「アフリカ東部のエチオピアでは雨期の6~8月に雨不足に見舞われ、農作物の不作で約820万人に食料援助が必要な状況。アフリカ南部のマラウイでも干ばつや洪水が発生し、10月から来年3月にかけ280万人に援助が必要という。ジンバブエでも大規模な干ばつが起きている。」

そうか、降水量が変化して、農業への被害甚大というわけだ。

ダイビングの際の水温どころじゃないな。

(暖冬予想のはずが エルニーニョ猛発達で関東にドカ雪が降る)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/169449

「今年はスーパーエルニーニョというほど強烈に発達しているのです。時折、寒気が吹き込むことはあるにせよ、暖冬は間違いありません」

暖かい冬は、寒いのが苦手な浮沈子には結構な話だが、特に貧しい地域で干ばつが起こり、食糧問題を引き起こす。

世界は繋がっていて、一つの村なのだ。

(世界がもし100人の村だったら)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%8C%E3%82%82%E3%81%97100%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%9D%91%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89

(もしも世界が100人の村ならば)
http://www.romi-nakano.jp/100people/index.html

「ひとり (そう、たったひとり) は大学の教育を受け
そして ひとりだけがコンピューターを所有しています」

やれやれ、今は、もう少し持っていそうだな。

「お金に執着することなく 喜んで働きましょう
かつて一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく 自由に踊りましょう
誰も聞いていないかのごとく のびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように 生きていきましょう」

浮沈子は、幸せである。

それだけは、間違いない・・・。

加速2015年11月18日 17:47

加速
加速


0-100km加速が4秒とか、3秒とか、スーパースポーツの基準として、加速力が重視されているという話はよく聞く。

ちっとでも、人より速く走りたいとか、先に行きたいという時に、重宝はするんだが、それが気持ちいい走りに繋がるかどうかは別の話だ。

ベイロンは、2.5秒で加速するらしい。

先日取り上げたモデルS(テスラ)の2台モーター仕様は、3秒くらい。

ロケットのような加速という記事もあったな。

まあいい。

で、ロケットの本気出した加速って、どーよ?。

(スペースX 有人宇宙飛行船のエンジン 27回の性能テストに成功)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/1/11473.html

「緊急時にはドラゴン宇宙船をわずか1.2秒で時速160キロまで加速できる」

やっぱ、はえーな・・・。

問題は、このエンジンの読み方だ。

「スペースX社が「SuperDracos」と呼んでいるエンジン」

1 スーパー・ドレイコース
2 スーパー・ドラコ(ス?)
3 (略して)スードラ

まあ、3はないな(わからんぞお?)。

記事によって、1または、2が使われている。

(ロケットから脱出せよ! - 「ドラゴンV2」宇宙船のちょっと変わった初飛行:追加)
http://news.mynavi.jp/series/dragonaborttest/002/

浮沈子的には、ドラゴン宇宙船の子供みたいな感じで、ドラコに1票だな。

久々の、スペースXネタだが、肝心のファルコン打ち上げ再開のニュースはない。

品質管理の問題(設計の問題じゃないかと思うんだが)から、爆発を起こして木っ端みじんになった事故から、5か月。

そろそろ、何かアナウンスがあってもいいんじゃないかと思うんだがなあ・・・。

戦場2015年11月18日 20:09

戦場
戦場


世界が戦場になりつつある。

(パリ近郊で激しい銃撃戦 死傷者の情報も)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151118/k10010310901000.html

まあ、フランスは、仕方ないよな。

自分で宣戦布告しちゃったんだし。

これから何があっても驚かない。

(米国発パリ行き2便が目的地変更、爆破警告電話か 乗客乗員は無事)
http://jp.reuters.com/article/2015/11/18/air-france-diverted-idJPKCN0T70DW20151118

これは、9.11を思い出させる。

模倣犯かもしれないし、ブラフなのかもしれない。

注意すべき点は、米国発というところか。

何にしても、大事故に至らなくてよかった。

考えてみれば、航空機の爆破予告というのは、現実的には意味がない。

結果に対して犯行声明すればいい。

威力業務妨害だな。

次は、いつ、どこでテロが起きるんだろうか?。

恐怖、不安、そして、萎縮・・・。

テロリストの狙い通り、浮沈子は落ち込んでいく。

しかし、彼らが予想もしなかった事態が起こる可能性がある。

過剰報復だ。

プロ同士なら抑制も効くが、市民の感情がエスカレートした時、何が起こるかは分からない。

今回のパリテロがもたらしたものは、オランド政権の暴走だとみている。

それを突き動かしているのは、市民の声だろう。

米国は、対岸の火事と思っているが、何かあれば動き出す。

オバマ政権のうちは何もないかもしれないが、来年は選挙だ。

この時期に、動きがあれば、情勢は一変する。

事態は、欧米対ISの様相を崩していないが、我が国も巻き込まれていくかもしれない。

カナダはビビって、空爆から手を引いた。

(カナダ首相 公約どおりISへの空爆停止表明)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151117/k10010309921000.html

「カナダは、これまでアメリカが主導する有志連合の一員として、戦闘機6機を派遣して、シリアやイラクで過激派組織ISに対する空爆作戦を続けてきました。」

「しかし、カナダのトルドー首相は16日、トルコでのG20に出席したあと記者会見し、「私たちは選挙でカナダの戦闘機による空爆作戦を停止すると明確に約束した」と述べ、公約どおり、空爆作戦を停止する考えを改めて示しました。」

「カナダが空爆作戦から離脱するのは、これまでの作戦で思うような成果があがっていないことからの判断とみられています。」

かといって、自ら地上戦に参加するわけではない。

自国の戦争と思っていないから。

米国の基本的姿勢も同じだ。

戦場は、大西洋を隔てた彼方にある・・・。

そうだろうか?。

空爆の効果がないというのが本当ならば、空爆に参加しているかどうかは、テロの対象としての選択理由にはならないかもしれない。

自爆とか、銃撃とか、そういうドハデなテロではない、パーシャルなテロ、ソフトテロとでもいうような、新たな戦術が出てきてもおかしくない。

そう、恐怖と不安を醸成するのに、毎回の爆弾は不要だ。

一発の現実の爆弾が、100回の仮想の爆弾を実現する。

オオカミ少年にならないように、何回かに1回はやるかもしれないし、爆発させずに発見させるだけでも効果はある。

分断し、混乱させ、威力を削ぐ。

フランスの暴走を、米国やロシアは押し留めようとするだろうが、止まらんだろうな。

これは、フランスの戦争なのだ。

戦場が世界に拡大すれば、世界が巻き込まれる。

いや、既に巻き込まれている。

テロ支援国家というのがあったが(今でも、あるでしょうが)、テロリストが国家を作ってしまったら(国家とは認められていないでしょうが)、手が付けられない。

オバマ政権は、支配地域を抑え込んでおけばよしとしている。

戦場を極小化しておくコストで、精一杯だ。

テロの脅威が米国に及ぶまでは、そのままだろうな。

フランスは、欧州全体を巻き込んでいく(でないと、抑止出来ない)。

戦場は拡大し、戦費は嵩むことになる。

米国が絡んだ戦争では、ろくなことは起こらない。

原爆の使用、絨毯爆撃、化学兵器の使用(枯れ葉作戦)、劣化ウラン弾、無人機攻撃・・・。

それは、いずれも、非戦闘員の桁違いの悲劇を生んでいく。

米国だからというわけでは、もちろんない。

強大な軍事力を背景にしている国家なら、どこでも同じだろう。

圧倒的な物量とテクノロジーで、短期的には効果を上げるが、その後が続かない。

成功しているのは、我が国くらいじゃないのかあ?。

(パリ近郊で激しい銃撃戦 1人死亡 5人拘束)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151118/k10010311281000.html

「安全な場所はない」

「どの町でいつおきてもおかしくない」

画像の女性がいった言葉が突き刺さる・・・。