減圧時間のリスク ― 2015年11月19日 02:04
減圧時間のリスク
(1118 窒素酔いと空気潜水)
http://jsuga.exblog.jp/25101248/
「ヘリウムの方が安価で安全であれば良いが、ヘリウムは高価であり、さらに、窒素酔いより恐ろしい減圧症については、ヘリウムの方が減圧停止時間が長い。減圧停止時間が長いということは、危急のさいに無事に浮上できない可能性が高いと言うことになる。」
ヘリウム混合ガスを使った減圧停止時間の延長と、それを使わずに空気で潜った際の窒素によるガス昏睡と、どちらのリスクが高いかという比較をしているが、当然、無意味だ。
というより、そういう比較は、有り得ない。
作業潜水の場合、危急の際の浮上は想定の範囲内だし、その際の対応についても手順が定められている。
減圧症は、起こらないに越したことはないが、起きることを前提に設備を整えることが義務付けられている。
だから、40mを限度として空気潜水を事実上禁じたことと、ヘリウムによるリスクを管理しなければならなくなったことは、セットで考えなければならない。
選択の問題ではないのだ。
空気潜水でガス昏睡を起こすことが、作業潜水で容認されたことなど一度もない。
そのリスクは、回避されなければならない前提で、作業が行われていなければならなかったわけで、まあ、いわば、全て違反なわけだ。
しかし、その違反は、なかなか目に見えない。
事故が起こらなければ分からないのだ。
今回の改定は、違反を起こせないように、可視化しただけ。
もちろん、50mでガス昏睡を起こさないダイバーだけを使って、減圧停止を短くして、安全に安く作業を終えることは可能だし、そういう会社が儲かることは当然だ。
それを禁じたわけだから、不満続出・・・。
50mでガス昏睡を起こす潜水士なんて、使い物にならない。
そいつは、プロダイバーじゃない。
そんな奴らを基準にして、改定を行うなんて、もってのほかだ・・・。
我が国には、言論の自由があり、表現者の自由は保障されているが、法は守らなければならない。
さらにいえば、30mより深い潜水では、ガイドラインとしてヘリウム混合ガスを使えということになっている。
もっといえば、40m以上では、窒素を混ぜてはならんといっているのだ。
ヘリオックスでなければならない。
40m以深で空気使うというのは、想定外である。
労働基準法違反で、業務命令を行えば犯罪となった・・・。
まあ、その前は、水中で酸素吸わせたら犯罪だったわけだから、規制当局が定める内容が正しいかどうかは、また別の話である。
「窒素酔いになりにくい潜水機が開発され、それを使えば空気で60mまで潜れる。そんな研究がいっさい望めなくなる。」
「まあ、そういう研究をするとすれば、自己責任で自由な立場でやればよいのであって、それは規則の外にあるから、できないことはないが、成功しても、使えないことだから、意欲を持ちにくい。」
気持ちは解る。
浮沈子も、半世紀空気で潜ってきたキャリアがあれば、当然そう考えたに違いない。
CCRは、原理的には、マウスピースの部分だけが死腔になる(厳密には、ガス交換を行っていない、口腔内や気管支の上部は全て死腔)。
マウスピースの逆止弁の間のガスは、確かに吐いたガスが滞留するから、再呼吸して、吐き出した二酸化炭素を吸い込むことになる。
マスク内にガス供給し、鼻から吸う大串式が、二酸化炭素の吸入を抑制するということなら、CCRはその意味でも優れた呼吸システムということになる。
ヘリウムが高価だというが、CCRなら、循環使用しているので、その点でもリーズナブルだ。
40cf(およそ6リッター)のシリンダーに30パーセントほど入れて、1週間のファンダイブでおつりがくる(使い切ることがないという意味)。
しかも、運用は、前世紀から始まっていて、その方法は確立している。
まあ、CCRの作業潜水での使用については、いろいろクリアしなければならない問題もあって、これからの話になっていくだろう。
水上との交信(フルフェイスマスクでどうよ?)、不足するガスの供給(3時間以上の連続潜水の場合)、二酸化炭素吸収材の交換(3時間以上の連続潜水の場合)。
訓練に要する時間とコスト、メンテナンスや頻発する故障に対する対応、バックアップ体制の確保(待機ダイバーもCCR使用)、運用限界(器材の設計、呼吸抵抗の増大などから、せいぜい100mまで)、エトセエトセだ。
万能ではない。
しかし、従来、スクーバで超能力者(?)によって行われていた作業ダイビングの大部分は、CCRによる混合ガス潜水で賄えてしまう(金がうなっていれば、オープンサーキットでも可)。
浮沈子は、水中で呼吸するためのガスは、基本的には空気は禁じられるべきだと確信している。
水深1mから、ダメ!。
PADIは、商売とかが絡んでるから、正面切って言えないだけで、指導団体の中にはそういう正論を吐いているところもある。
クローズドでも、オープンでも、ナイトロックスだけ。
40m以深はトライミックスかヘリオックスだけ。
うーん、まとも過ぎて、コメントできない・・・。
浮沈子的には、30mからトライミックスにしといて欲しいんだがな。
記事中にROVの話があって、いろいろ面白い話もあるようだが、稿を改めて書く。
(1118 窒素酔いと空気潜水)
http://jsuga.exblog.jp/25101248/
「ヘリウムの方が安価で安全であれば良いが、ヘリウムは高価であり、さらに、窒素酔いより恐ろしい減圧症については、ヘリウムの方が減圧停止時間が長い。減圧停止時間が長いということは、危急のさいに無事に浮上できない可能性が高いと言うことになる。」
ヘリウム混合ガスを使った減圧停止時間の延長と、それを使わずに空気で潜った際の窒素によるガス昏睡と、どちらのリスクが高いかという比較をしているが、当然、無意味だ。
というより、そういう比較は、有り得ない。
作業潜水の場合、危急の際の浮上は想定の範囲内だし、その際の対応についても手順が定められている。
減圧症は、起こらないに越したことはないが、起きることを前提に設備を整えることが義務付けられている。
だから、40mを限度として空気潜水を事実上禁じたことと、ヘリウムによるリスクを管理しなければならなくなったことは、セットで考えなければならない。
選択の問題ではないのだ。
空気潜水でガス昏睡を起こすことが、作業潜水で容認されたことなど一度もない。
そのリスクは、回避されなければならない前提で、作業が行われていなければならなかったわけで、まあ、いわば、全て違反なわけだ。
しかし、その違反は、なかなか目に見えない。
事故が起こらなければ分からないのだ。
今回の改定は、違反を起こせないように、可視化しただけ。
もちろん、50mでガス昏睡を起こさないダイバーだけを使って、減圧停止を短くして、安全に安く作業を終えることは可能だし、そういう会社が儲かることは当然だ。
それを禁じたわけだから、不満続出・・・。
50mでガス昏睡を起こす潜水士なんて、使い物にならない。
そいつは、プロダイバーじゃない。
そんな奴らを基準にして、改定を行うなんて、もってのほかだ・・・。
我が国には、言論の自由があり、表現者の自由は保障されているが、法は守らなければならない。
さらにいえば、30mより深い潜水では、ガイドラインとしてヘリウム混合ガスを使えということになっている。
もっといえば、40m以上では、窒素を混ぜてはならんといっているのだ。
ヘリオックスでなければならない。
40m以深で空気使うというのは、想定外である。
労働基準法違反で、業務命令を行えば犯罪となった・・・。
まあ、その前は、水中で酸素吸わせたら犯罪だったわけだから、規制当局が定める内容が正しいかどうかは、また別の話である。
「窒素酔いになりにくい潜水機が開発され、それを使えば空気で60mまで潜れる。そんな研究がいっさい望めなくなる。」
「まあ、そういう研究をするとすれば、自己責任で自由な立場でやればよいのであって、それは規則の外にあるから、できないことはないが、成功しても、使えないことだから、意欲を持ちにくい。」
気持ちは解る。
浮沈子も、半世紀空気で潜ってきたキャリアがあれば、当然そう考えたに違いない。
CCRは、原理的には、マウスピースの部分だけが死腔になる(厳密には、ガス交換を行っていない、口腔内や気管支の上部は全て死腔)。
マウスピースの逆止弁の間のガスは、確かに吐いたガスが滞留するから、再呼吸して、吐き出した二酸化炭素を吸い込むことになる。
マスク内にガス供給し、鼻から吸う大串式が、二酸化炭素の吸入を抑制するということなら、CCRはその意味でも優れた呼吸システムということになる。
ヘリウムが高価だというが、CCRなら、循環使用しているので、その点でもリーズナブルだ。
40cf(およそ6リッター)のシリンダーに30パーセントほど入れて、1週間のファンダイブでおつりがくる(使い切ることがないという意味)。
しかも、運用は、前世紀から始まっていて、その方法は確立している。
まあ、CCRの作業潜水での使用については、いろいろクリアしなければならない問題もあって、これからの話になっていくだろう。
水上との交信(フルフェイスマスクでどうよ?)、不足するガスの供給(3時間以上の連続潜水の場合)、二酸化炭素吸収材の交換(3時間以上の連続潜水の場合)。
訓練に要する時間とコスト、メンテナンスや頻発する故障に対する対応、バックアップ体制の確保(待機ダイバーもCCR使用)、運用限界(器材の設計、呼吸抵抗の増大などから、せいぜい100mまで)、エトセエトセだ。
万能ではない。
しかし、従来、スクーバで超能力者(?)によって行われていた作業ダイビングの大部分は、CCRによる混合ガス潜水で賄えてしまう(金がうなっていれば、オープンサーキットでも可)。
浮沈子は、水中で呼吸するためのガスは、基本的には空気は禁じられるべきだと確信している。
水深1mから、ダメ!。
PADIは、商売とかが絡んでるから、正面切って言えないだけで、指導団体の中にはそういう正論を吐いているところもある。
クローズドでも、オープンでも、ナイトロックスだけ。
40m以深はトライミックスかヘリオックスだけ。
うーん、まとも過ぎて、コメントできない・・・。
浮沈子的には、30mからトライミックスにしといて欲しいんだがな。
記事中にROVの話があって、いろいろ面白い話もあるようだが、稿を改めて書く。
水中ロボット ― 2015年11月19日 03:05
水中ロボット
(第1回 ペンギンカメラの衝撃)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110615/274126/
「ペンギンの背中に超小型カメラを装着し(つまりペンギンにカメラマンになってもらい)撮影したものなのだ。南極の氷の下、人間は長時間潜水できないし、潜水艇を用いても、ペンギンは素早すぎて追い切れない。ならば、いっそ、小型カメラをくっつけてしまえ、という発想でものにした貴重な映像だ。」
データロガーを生物にくっ付けて、一定時間後に回収して、中のデータを取り出しては、ああでもない、こうでもないと頭を抱える・・・。
それに、カメラをつけて、映像も記録して・・・。
そういう発想で見れば、画像記録付きデータロガー(バイオロギング)なのかもしれない。
しかし、浮沈子が見るところ、これは生体に括り付けたROVのようなもんだ。
(ROV)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/08/7180330
「遠隔操作無人探査機(えんかくそうさむじんたんさき、Remotely operated vehicle; ROV)は遠隔操作で動く水中探査機である。」
略語からして、適切ではない(別に、遠隔操作しているわけではないから)。
しかし、最終的には、映像(動画)を撮ってくるわけだから、そのプロセスはどうでもいいのだ。
須賀次郎氏のブログに、ROVの話があった後に、この記事を読んで、ピンときたわけだ。
ははあ、ROVの動力とか、コントロールを生物任せにするとこうなるんだな。
BOV(Biological operated vehicle)というわけだ。
まあ、どうでもいいんですが。
船上からコントロールするのではなく、ダイバーによって水中からコントロールされるという須賀氏のイメージにぴったりの映像がある。
(Thunder Tiger TTRobotix Seawolf - Deepsea Challenger Featured in 2015 DEMA Show)
https://www.youtube.com/watch?v=wSsWZNEUIdM
TTロボティクスといえば、ドローンの会社だな。
このシーウルフというROVが、どれほどのものかは分からないが、途中まででもダイバーを引っ張ってくれると有り難いな。
超音波で、ダイバーと交信し、近距離ならケーブルなしで運用できると有り難い。
自撮りとかも、やってくれるようになるだろう。
というか、浮沈子が以前に構想したロボットバディだ。
(バディ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/12/15/7517480
「水中でのダイバーの心強い味方、頼れる相棒、タフで元気で、安心できる真の友・・・。」
何でも自動化される世の中になってきた。
調査や研究についてはともかく、レジャーダイビングをサポートするロボットは、遠からず出現するだろう。
シーウルフで自撮りするのは時間の問題だし、小型化され、自分で泳いで行って、生物の背中に取り付いて、必要な記録をしたら戻ってくるようになるかもしれない。
水中ロボットかあ。
その芽は、確実に出てきている。
うらしまとかもあったしな。
(うらしま)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%BE
「将来的には最大深度6000m、航続距離3000kmを目指している。」
手軽に買ったりするわけにはいかないなあ。
最大水深1000m、航続距離30km位なら、小笠原でダイオウイカ狙えるかもしれない。
潜水艇より手軽で、ダイバーより融通が利くロボット。
カメラとか搭載して、自律航行し、オモシロ映像をゲットしてくる奴。
人間なんて、飽和潜水したって、どーせ1000m位までしか行けないし、遊びで潜るとしたら100mかそこいらだ。
簡単に水深を稼いで、見てきたような映像を持って帰れれば、ロボットで十分だろう。
当然、360度映像である。
水中グーグルストリートだな。
リアルタイムで流せれば、すごい話だ。
そのうち、そういうのも出てくるかもしれない。
そういう時代だろう、21世紀って!。
空気潜水で、60mまで安く行くとか、そういう話じゃないんじゃね?。
(第1回 ペンギンカメラの衝撃)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110615/274126/
「ペンギンの背中に超小型カメラを装着し(つまりペンギンにカメラマンになってもらい)撮影したものなのだ。南極の氷の下、人間は長時間潜水できないし、潜水艇を用いても、ペンギンは素早すぎて追い切れない。ならば、いっそ、小型カメラをくっつけてしまえ、という発想でものにした貴重な映像だ。」
データロガーを生物にくっ付けて、一定時間後に回収して、中のデータを取り出しては、ああでもない、こうでもないと頭を抱える・・・。
それに、カメラをつけて、映像も記録して・・・。
そういう発想で見れば、画像記録付きデータロガー(バイオロギング)なのかもしれない。
しかし、浮沈子が見るところ、これは生体に括り付けたROVのようなもんだ。
(ROV)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/08/7180330
「遠隔操作無人探査機(えんかくそうさむじんたんさき、Remotely operated vehicle; ROV)は遠隔操作で動く水中探査機である。」
略語からして、適切ではない(別に、遠隔操作しているわけではないから)。
しかし、最終的には、映像(動画)を撮ってくるわけだから、そのプロセスはどうでもいいのだ。
須賀次郎氏のブログに、ROVの話があった後に、この記事を読んで、ピンときたわけだ。
ははあ、ROVの動力とか、コントロールを生物任せにするとこうなるんだな。
BOV(Biological operated vehicle)というわけだ。
まあ、どうでもいいんですが。
船上からコントロールするのではなく、ダイバーによって水中からコントロールされるという須賀氏のイメージにぴったりの映像がある。
(Thunder Tiger TTRobotix Seawolf - Deepsea Challenger Featured in 2015 DEMA Show)
https://www.youtube.com/watch?v=wSsWZNEUIdM
TTロボティクスといえば、ドローンの会社だな。
このシーウルフというROVが、どれほどのものかは分からないが、途中まででもダイバーを引っ張ってくれると有り難いな。
超音波で、ダイバーと交信し、近距離ならケーブルなしで運用できると有り難い。
自撮りとかも、やってくれるようになるだろう。
というか、浮沈子が以前に構想したロボットバディだ。
(バディ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/12/15/7517480
「水中でのダイバーの心強い味方、頼れる相棒、タフで元気で、安心できる真の友・・・。」
何でも自動化される世の中になってきた。
調査や研究についてはともかく、レジャーダイビングをサポートするロボットは、遠からず出現するだろう。
シーウルフで自撮りするのは時間の問題だし、小型化され、自分で泳いで行って、生物の背中に取り付いて、必要な記録をしたら戻ってくるようになるかもしれない。
水中ロボットかあ。
その芽は、確実に出てきている。
うらしまとかもあったしな。
(うらしま)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%BE
「将来的には最大深度6000m、航続距離3000kmを目指している。」
手軽に買ったりするわけにはいかないなあ。
最大水深1000m、航続距離30km位なら、小笠原でダイオウイカ狙えるかもしれない。
潜水艇より手軽で、ダイバーより融通が利くロボット。
カメラとか搭載して、自律航行し、オモシロ映像をゲットしてくる奴。
人間なんて、飽和潜水したって、どーせ1000m位までしか行けないし、遊びで潜るとしたら100mかそこいらだ。
簡単に水深を稼いで、見てきたような映像を持って帰れれば、ロボットで十分だろう。
当然、360度映像である。
水中グーグルストリートだな。
リアルタイムで流せれば、すごい話だ。
そのうち、そういうのも出てくるかもしれない。
そういう時代だろう、21世紀って!。
空気潜水で、60mまで安く行くとか、そういう話じゃないんじゃね?。
テスラる! ― 2015年11月19日 03:52
テスラる!
自動運転の画像が出ている記事。
(テスラ「モデルS」が高速道路をオートパイロットで走行し波紋)
http://news.livedoor.com/article/detail/10845662/
「運転席無人のテスラ「モデルS」がオートパイロット機能でオランダの高速道路を走行」
この記事の筆者をはじめ、否定的な見解が多い。
まあ、そうだろうな。
浮沈子も、ドキッとした。
映像の開始10秒後に、助手席に乗っている人物の左足の一部と思しきものが映っているので、無人ではないのだろう(画像参照)。
ああ、もちろん、映像を撮っている方は乗ってるしな。
ひょっとしたら、無人でも走るんじゃないのかあ?。
オートパイロット機能が、我が国だけ導入延期になってるわけは、容易に理解できるな。
無人で走らせるヤツが、絶対に出てくるだろう。
つーか、まだ、人が乗ってるだけマシかもしれない。
「幸いこの短いビデオでは恐ろしい事態は起こらなかった」
まあ、高速道路の走行車線走るだけってのが、一番簡単だけどな。
これがテスラの実力であり、どこも追従できない。
しかし、考えてみれば、走り始めとか、停車するときはどうしたんだろうか?。
そこまで自動化されてれば、どこかでUターンして戻ってくることも可能だろう。
ロボットカーの登場である。
しかし、まあ、なんだな、ドライバーの着座してない状態での自動走行というのは、想定外だろう。
オートパイロットにしてから、運転席を離れたのかもしれないが、その段階でオートパイロットを切るというのも危険極まりない。
その辺りの仕様がどうなっているかは不明だが、ヤバイ話だ。
この映像は、しっかりコピーして、記念にとって置こう。
自動運転の画像が出ている記事。
(テスラ「モデルS」が高速道路をオートパイロットで走行し波紋)
http://news.livedoor.com/article/detail/10845662/
「運転席無人のテスラ「モデルS」がオートパイロット機能でオランダの高速道路を走行」
この記事の筆者をはじめ、否定的な見解が多い。
まあ、そうだろうな。
浮沈子も、ドキッとした。
映像の開始10秒後に、助手席に乗っている人物の左足の一部と思しきものが映っているので、無人ではないのだろう(画像参照)。
ああ、もちろん、映像を撮っている方は乗ってるしな。
ひょっとしたら、無人でも走るんじゃないのかあ?。
オートパイロット機能が、我が国だけ導入延期になってるわけは、容易に理解できるな。
無人で走らせるヤツが、絶対に出てくるだろう。
つーか、まだ、人が乗ってるだけマシかもしれない。
「幸いこの短いビデオでは恐ろしい事態は起こらなかった」
まあ、高速道路の走行車線走るだけってのが、一番簡単だけどな。
これがテスラの実力であり、どこも追従できない。
しかし、考えてみれば、走り始めとか、停車するときはどうしたんだろうか?。
そこまで自動化されてれば、どこかでUターンして戻ってくることも可能だろう。
ロボットカーの登場である。
しかし、まあ、なんだな、ドライバーの着座してない状態での自動走行というのは、想定外だろう。
オートパイロットにしてから、運転席を離れたのかもしれないが、その段階でオートパイロットを切るというのも危険極まりない。
その辺りの仕様がどうなっているかは不明だが、ヤバイ話だ。
この映像は、しっかりコピーして、記念にとって置こう。
世界で一番有名なドリンク ― 2015年11月19日 04:24
世界で一番有名なドリンク
(墜落機の爆発物写真掲載か 「イスラム国」機関誌)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015111801001775.html
「写真の「爆弾」は缶ジュースのような缶で、起爆装置のようなものが写っている。」
(Isis claims 'Schweppes can bomb' blew up Russian Metrojet flight 9268 in Egypt's Sinai - Dabiq)
http://www.ibtimes.co.uk/isis-claim-schweppes-can-bomb-blew-russian-metrojet-flight-9268-egypts-sinai-dabiq-1529374
「A can of Schweppes Gold which Isis claims brought down a Russian passenger plane」(キャプションより)
これだな(画像参照)。
(Schweppes Gold Pineapple 275ml)
https://eg.bkam.com/en/products/schweppes-gold-pineapple-275ml--1749217
いま、世界でもっとも有名な飲み物であることは間違いないだろう。
記事の写真は、衝撃的だ。
この中に爆薬を仕込み、真ん中の起爆装置で点火する。
右は、タイマーか何かで、I/Oスイッチが付いている。
起爆装置点火用のバッテリーも入ってるんだろうな。
ヤバイ写真だ。
こんなもんで、224人の命が奪われたというのが悲し過ぎる。
(墜落機の爆発物写真掲載か 「イスラム国」機関誌)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015111801001775.html
「写真の「爆弾」は缶ジュースのような缶で、起爆装置のようなものが写っている。」
(Isis claims 'Schweppes can bomb' blew up Russian Metrojet flight 9268 in Egypt's Sinai - Dabiq)
http://www.ibtimes.co.uk/isis-claim-schweppes-can-bomb-blew-russian-metrojet-flight-9268-egypts-sinai-dabiq-1529374
「A can of Schweppes Gold which Isis claims brought down a Russian passenger plane」(キャプションより)
これだな(画像参照)。
(Schweppes Gold Pineapple 275ml)
https://eg.bkam.com/en/products/schweppes-gold-pineapple-275ml--1749217
いま、世界でもっとも有名な飲み物であることは間違いないだろう。
記事の写真は、衝撃的だ。
この中に爆薬を仕込み、真ん中の起爆装置で点火する。
右は、タイマーか何かで、I/Oスイッチが付いている。
起爆装置点火用のバッテリーも入ってるんだろうな。
ヤバイ写真だ。
こんなもんで、224人の命が奪われたというのが悲し過ぎる。
スピード80 ― 2015年11月19日 05:54
スピード80
(Ebola Situation Report - 18 November 2015)
http://apps.who.int/ebola/current-situation/ebola-situation-report-18-november-2015
(エボラ熱再発症の女性退院 - 英看護師)
http://news.mynavi.jp/news/2015/11/13/014/
「エボラ出血熱の治療を終えて退院した約9カ月後に再び発症し一時、危篤状態となった英国の女性看護師ポーリン・カファキーさん(39)が回復し、ロンドンの病院を退院した。」
「地元の英北部スコットランドに戻り、最大都市グラスゴーの病院で最後の治療を受けているという。」
良かった。
(ギニア最後のエボラ患者が回復、終息宣言秒読みに MSF)
http://www.afpbb.com/articles/-/3067082
「国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は17日、ギニアで判明している最後のエボラ出血熱患者の回復を明らかにした。」
「公式の終息宣言は、ウイルスの潜伏期間の2倍に相当する42日間に新規の患者が現れないことが確認された後となる。」
「WHOは先週、シエラレオネでエボラ感染が終息したと宣言。リベリアも9月に終息宣言が出ている。」
「ギニアがこれに続くことは、流行の中心地となった西アフリカ3国の「エボラからの解放」を意味するため、寄せられる期待は大きい。」
いよいよだな。
もう、時間の問題だろう。
何か、予期せぬことが起こっても、それは、想定の範囲内ということになる。
対処可能だし、やり方は分かっている。
その体制も、とりあえずある。
長かったな、この1年半近く。
エボラを追い続けてきた。
追い付くことができるのか、それとも、人類を恐怖に陥れることになるのか。
スピードが大切だと思って、そういうタイトルを付けた。
このタイトル以外にも記事を書いたが、メインだけで80回にもなるとは思わなかったな。
浮沈子の懸念は、今のところ外れている。
それは、悪い話ではない。
不顕性キャリアの問題は、専門家が今後対応していくことになるのだろう。
ワクチンの話とか、治療薬の話もあまり聞かなくなった。
現実の対応が終わり、これからが本当の仕事になる方々も多いだろう。
致死性の高い感染症は、それ故に研究が困難だ。
後遺症の問題もある。
今までもあったのだろうが、余り話題にはならなかったのかもしれない。
クリスマスには間に合わなかったが、年内に終息宣言を出せるかもしれない。
推定では、2年前の12月に最初の感染があったといわれている。
ほぼ、2年前ということになる。
WHOに最初の感染報告が上がったのは、昨年の3月だ。
その間に、感染者は100人を超えていたと思われる。
(2014年の西アフリカエボラ出血熱流行:流行の始まり)
https://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%A5%BF%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1%E6%B5%81%E8%A1%8C#.E6.B5.81.E8.A1.8C.E3.81.AE.E5.A7.8B.E3.81.BE.E3.82.8A
「3月22日にギニア政府は、フランスのリヨンにある研究所から病気がエボラ出血熱であるとの報告を受け、その時点での感染被疑者は80人、死亡者は59人だと発表した。ギニア保健省からの通告に基づき、WHOは3月23日に第1報を出した」
浮沈子が記事にしたのは、7月9日。
感染者は800人を超え、死者も500人を超えていた。
もう、誰もが、危機感を抱き始めてはいたが、2万人を超える感染者と、1万人を超える死者を出すとは、この時には想像もできなかったな。
もっと、小規模で終息するかと思っていた。
リベリアで、爆発的に増えだしたときにはビビった。
国境を越えて、世界中に広がる懸念もあったしな。
去年の秋になっても、増加は続いていたが、年末頃になって、ようやくピークが見えてきた。
年明けからは、終息への期待が高まった。
春先には、収まってきて、ようやく先が見えてきた。
夏までには完全終息すると思っていたが、長期的な感染が続いて、秋になった。
いくらなんでも、もう大丈夫だろう。
今回の流行の終息は、文字通り時間の問題だ。
この間に、コンゴでも異なる流行があったことも忘れてはならない。
まあ、あっちはすぐに収まったけどな。
何がこれだけ大規模な流行を引き起こしたのかは、十分に検証される必要があるだろう。
基本的には医療資源が乏しく、感染症に対応できなかったということもあるが、それは、今までの流行も同じだ。
初発の対応で遅れたこと、独自の埋葬習慣、首都に広がったこと、当初、移動が制限されなかったこと、感染症に対する知識の欠如、政治的対立を引きずっていたこと、エトセエトセ。
国際援助のタイミングも悪かったな。
もっと早い時期に、大規模に投入すべきだった。
失わずに済んだ命は多い。
しかし、終わったことを嘆いても仕方ない。
前を見て、進むだけだ。
そうあってほしいし、そうすべきだろう。
こういうことを書けるようになったことに、本当に感謝すべきだ。
エボラは、人が人に感染させて広がる。
エボラのスピードは、つまり、人間が感染させるスピードに他ならない。
絶対的な感染力が大きくなくても、そのスピードがこれ程早くなるというのは異例だ。
そこから、しっかりと学び取らなければ、再び同じことが起こる。
アホじゃないんだから、それだけはやめてもらいたいな。
エボラは、いつの日か、必ず人間の中に戻ってくる。
これまでもそうだったし、これからも、きっとそうだ。
明日か、来年か、もっと先かは分からない。
確かなことは誰にもわからないのだ。
ただし、1つだけ言えるとすれば、我々がエボラのことを忘れた頃に、それはやってくるだろうということだ。
おごることなく、備えを忘れず、正しく恐れ、怯まないこと。
今回、医療関係者の犠牲者が多かったことは、記憶しておくべきだろう。
劣悪な状況の中で、十分な対策を取れずに罹患してしまったことは残念だ。
今日の安寧が、彼らの尊い犠牲の上に築かれたものであることも、また、確かである・・・。
(Ebola Situation Report - 18 November 2015)
http://apps.who.int/ebola/current-situation/ebola-situation-report-18-november-2015
(エボラ熱再発症の女性退院 - 英看護師)
http://news.mynavi.jp/news/2015/11/13/014/
「エボラ出血熱の治療を終えて退院した約9カ月後に再び発症し一時、危篤状態となった英国の女性看護師ポーリン・カファキーさん(39)が回復し、ロンドンの病院を退院した。」
「地元の英北部スコットランドに戻り、最大都市グラスゴーの病院で最後の治療を受けているという。」
良かった。
(ギニア最後のエボラ患者が回復、終息宣言秒読みに MSF)
http://www.afpbb.com/articles/-/3067082
「国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は17日、ギニアで判明している最後のエボラ出血熱患者の回復を明らかにした。」
「公式の終息宣言は、ウイルスの潜伏期間の2倍に相当する42日間に新規の患者が現れないことが確認された後となる。」
「WHOは先週、シエラレオネでエボラ感染が終息したと宣言。リベリアも9月に終息宣言が出ている。」
「ギニアがこれに続くことは、流行の中心地となった西アフリカ3国の「エボラからの解放」を意味するため、寄せられる期待は大きい。」
いよいよだな。
もう、時間の問題だろう。
何か、予期せぬことが起こっても、それは、想定の範囲内ということになる。
対処可能だし、やり方は分かっている。
その体制も、とりあえずある。
長かったな、この1年半近く。
エボラを追い続けてきた。
追い付くことができるのか、それとも、人類を恐怖に陥れることになるのか。
スピードが大切だと思って、そういうタイトルを付けた。
このタイトル以外にも記事を書いたが、メインだけで80回にもなるとは思わなかったな。
浮沈子の懸念は、今のところ外れている。
それは、悪い話ではない。
不顕性キャリアの問題は、専門家が今後対応していくことになるのだろう。
ワクチンの話とか、治療薬の話もあまり聞かなくなった。
現実の対応が終わり、これからが本当の仕事になる方々も多いだろう。
致死性の高い感染症は、それ故に研究が困難だ。
後遺症の問題もある。
今までもあったのだろうが、余り話題にはならなかったのかもしれない。
クリスマスには間に合わなかったが、年内に終息宣言を出せるかもしれない。
推定では、2年前の12月に最初の感染があったといわれている。
ほぼ、2年前ということになる。
WHOに最初の感染報告が上がったのは、昨年の3月だ。
その間に、感染者は100人を超えていたと思われる。
(2014年の西アフリカエボラ出血熱流行:流行の始まり)
https://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%A5%BF%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1%E6%B5%81%E8%A1%8C#.E6.B5.81.E8.A1.8C.E3.81.AE.E5.A7.8B.E3.81.BE.E3.82.8A
「3月22日にギニア政府は、フランスのリヨンにある研究所から病気がエボラ出血熱であるとの報告を受け、その時点での感染被疑者は80人、死亡者は59人だと発表した。ギニア保健省からの通告に基づき、WHOは3月23日に第1報を出した」
浮沈子が記事にしたのは、7月9日。
感染者は800人を超え、死者も500人を超えていた。
もう、誰もが、危機感を抱き始めてはいたが、2万人を超える感染者と、1万人を超える死者を出すとは、この時には想像もできなかったな。
もっと、小規模で終息するかと思っていた。
リベリアで、爆発的に増えだしたときにはビビった。
国境を越えて、世界中に広がる懸念もあったしな。
去年の秋になっても、増加は続いていたが、年末頃になって、ようやくピークが見えてきた。
年明けからは、終息への期待が高まった。
春先には、収まってきて、ようやく先が見えてきた。
夏までには完全終息すると思っていたが、長期的な感染が続いて、秋になった。
いくらなんでも、もう大丈夫だろう。
今回の流行の終息は、文字通り時間の問題だ。
この間に、コンゴでも異なる流行があったことも忘れてはならない。
まあ、あっちはすぐに収まったけどな。
何がこれだけ大規模な流行を引き起こしたのかは、十分に検証される必要があるだろう。
基本的には医療資源が乏しく、感染症に対応できなかったということもあるが、それは、今までの流行も同じだ。
初発の対応で遅れたこと、独自の埋葬習慣、首都に広がったこと、当初、移動が制限されなかったこと、感染症に対する知識の欠如、政治的対立を引きずっていたこと、エトセエトセ。
国際援助のタイミングも悪かったな。
もっと早い時期に、大規模に投入すべきだった。
失わずに済んだ命は多い。
しかし、終わったことを嘆いても仕方ない。
前を見て、進むだけだ。
そうあってほしいし、そうすべきだろう。
こういうことを書けるようになったことに、本当に感謝すべきだ。
エボラは、人が人に感染させて広がる。
エボラのスピードは、つまり、人間が感染させるスピードに他ならない。
絶対的な感染力が大きくなくても、そのスピードがこれ程早くなるというのは異例だ。
そこから、しっかりと学び取らなければ、再び同じことが起こる。
アホじゃないんだから、それだけはやめてもらいたいな。
エボラは、いつの日か、必ず人間の中に戻ってくる。
これまでもそうだったし、これからも、きっとそうだ。
明日か、来年か、もっと先かは分からない。
確かなことは誰にもわからないのだ。
ただし、1つだけ言えるとすれば、我々がエボラのことを忘れた頃に、それはやってくるだろうということだ。
おごることなく、備えを忘れず、正しく恐れ、怯まないこと。
今回、医療関係者の犠牲者が多かったことは、記憶しておくべきだろう。
劣悪な状況の中で、十分な対策を取れずに罹患してしまったことは残念だ。
今日の安寧が、彼らの尊い犠牲の上に築かれたものであることも、また、確かである・・・。
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