惑星ダイナミズム2016年03月04日 00:55

惑星ダイナミズム
惑星ダイナミズム


インドネシアの地震をきっかけに、トバカルデラについて、初めて知った。

数十万年に一度、巨大な噴火を起こして、地球上の生命を脅かす。

この超ド級の火山に匹敵するのが、北アメリカ大陸のイエローストーンだ。

(イエローストーン国立公園)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%85%AC%E5%9C%92

「イエローストーン地区は北アメリカ大陸最大の火山地帯である。巨大カルデラの形成を伴う超巨大な噴火が約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回起こり」

「現在でも地下には非常に大量のマグマが溜まっており、近い将来(数十万年以内)にまた破局噴火を起こす可能性が高いとされている。」

最近も、隆起が観測されるなど、目が離せない状況らしい。

といっても、何十万年もの時間スケールだからな。

観測も大変だ・・・。

世界には、巨大噴火を起こす火山地域がいくつかあるらしい。

(破局噴火)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E5%B1%80%E5%99%B4%E7%81%AB

「地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる」

こんなのもある。

(洪水玄武岩)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E7%8E%84%E6%AD%A6%E5%B2%A9

「大陸地域で非常に膨大な量の玄武岩質溶岩が噴出しできたと考えられている玄武岩の巨大な岩体のこと。」

玄武岩といえば、海洋性の地殻だと思ってたら、陸上に噴き出すこともあるんですねえ。

「洪水玄武岩を形成した溶岩は地殻の下にあるマントルからもたらされたと考えられている。通常マントルが地表に露出することは極めて稀であり、洪水玄武岩の噴出は大陸の分裂など、地殻が引き裂かれて発生した亀裂などに由来すると考えられている。」

「最大規模のシベリア台地玄武岩の噴火時期は、史上最大規模の大量絶滅が起こったP-T境界と一致しており、この時期の大量絶滅の原因の一つと考えられている。」

(シベリア・トラップ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97

「ロシアのウラル山脈の東に、中央シベリア高原を中心として広がる洪水玄武岩である。緯度50 - 75度、経度60 - 120度にわたる面積2,000,000km2は、西ヨーロッパの面積に匹敵する。」

「2億5100万年前のP-T境界頃に200万年以上続いたと考えられる大規模な火山活動で、マントルプルームがシベリア・クラトンを貫いて噴出したもの。凝灰岩や火砕岩が分布し、珪長質である流紋岩やかんらん岩を伴うことから、爆発的噴火があったことが分かる。」

(プトラナ台地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%8A%E5%8F%B0%E5%9C%B0

「ロシア連邦にある玄武岩質の溶岩台地で、中央シベリア高原北西端の山岳地帯に広がっている。台地を形成しているのはシベリア・トラップで、最高峰は標高およそ1,700メートル (5,600 ft)のカーメン山である」

しかしだ、現在知られている限りの、この地球史上最大の噴火も、太陽系全体で見れば、大したことはない。

(火星の激変、超巨大火山噴火が原因か 研究)
http://www.afpbb.com/articles/-/3079098

「35億年前の火星で、フランス国土の半分ほどの大きさの火山が膨大な量の溶岩を噴出したため、その重さで火星の地殻とマントルの位置にずれが生じたとの研究結果が2日、発表された。」

「数億年間続いた火山性の隆起によって、火星表面が20~25度傾いたという。」

「火山から噴出した溶岩流は、広さ5000平方キロ、高さ12キロ以上に及ぶ「タルシス(Tharsis)ドーム」と呼ばれる溶岩台地を、直径が地球の約半分の火星上に形成した。」

まずは、このページの地図(画像参照)を見てみよう。

(火星の地形)
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0320a/contents/taiyoukei/kasei/kasei_02.html

「火星表面の高度分布をあらわした図です。緑色が火星表面の基準面の高度です。赤くなるほど高度が高く、青紫色になるほど高度が低くなります。」

「・タルシス山地
火星の赤道のあたりには、大規模な火山活動によってつくられたタルシス山地があります。タルシス山地は2つの山塊からなっています。南の山塊には3つの巨大火山、アスクレウス、パボニス、アルシアが直線状にならんでいます。北の山塊は南の山塊ほど大きくはありません。」

「タルシス山地は約3000万平方kmの面積をもち、平均の高さは10kmです。したがって、3億立方kmのマグマの上昇によって形成されたことになります。」

この地域が、とんでもない量の物質を火星表面にぶちまけたことが分かる。

AFPの記事によれば、そのせいで地軸が傾いたとある。

地軸が傾くとくれば、浮沈子的に思い出すのはこれだな・・・。

(セカンドインパクト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88

「2000年9月13日、南極大陸のマーカム山に10センチメートルに満たない極小の隕石が、光速の95%のスピードで落下。その質量は4.02×1020トンに達し、洪水、津波、海水面上昇、噴火、地殻変動、地軸の変動などの環境激変をきたし、初期に南半球で約20億人の死者が出た。」

というのは、ゼーレの情報操作による虚偽の報道で、真実は異なるとされる。

まあ、どーせフィクションなので、どーでもいーんですが。

「この「災害」により南極大陸は消滅し、バクテリアさえ存在しない死の世界となった。さらに、それにともなう海水面上昇により多くの沿岸都市が海中に沈んだ。また、地軸の移動によって緯度が変わり、日本では四季がなくなり夏の気候になっている。」

実際、火星では、これに匹敵する事象が起こっていたわけだ。

まあ、35億年前の話だからな。

知ったこっちゃないしな。

地球だって、月の形成の原因になったジャイアントインパクトあったしな(23.4度の地軸の傾きは、この時に決まったそうです)。

負けねーぜ!。

まあいい。

金星なんて、自転が逆転するくらいのインパクト食らってるし、天王星は地軸が横向いちゃってるし。

他の惑星も、楽じゃないってことかあ?。

地球なんて、生命が蔓延るくらい、平穏な環境が続いてきたわけで、他の惑星に比べれば、穏やかな時期が続いているといえるんだろう。

少なくとも、2度の全球凍結とかもあったけどな。

大気も、水もふんだんにあるし。

地磁気のおかげで、太陽風からも守られてるしな。

世の中には、人類は宇宙に進出する運命だとか、火星に行くのは知的生命体としての義務だとか、世迷言を抜かす手合いがいるらしいが、浮沈子に言わせれば愚の骨頂である。

地球を一歩でも出た宇宙空間の過酷な環境に耐えられるのは、機械とか一部のバクテリアなどに限られる。

人類などという、複雑でデリケートな生物が、他の環境の中で集団として棲息することなどあり得ない。

早急に夢から覚めて、この地上での生活の改善を第一に考えるべきだな。

もちろん、何十億年か先には、太陽の死と共にこの恒星系の生命の死が訪れるだろうが、それは仕方ない。

生命という化学反応系が、無限に続くという保証はないのだ。

宇宙コロニー造るとか、他の恒星系に播種して生き延びるとか、セコイこと考えずに、ドーンと構えて地球と運命を共にするのがよろしい。

そんなに長く待たなくても、どーせ数十万年経てば、再度、トバクライシスが起こって、人類は、再び1万人位からやり直すことになるのだ。

ひょっとしたら、その前にイエローストーンで大噴火が起こるかもしれないしな(時期的には、たぶんこっちの方が早いし)。

それは、人類にはどうしようもないし、何の手立ても打てない。

隕石とかよりも確実で、避けようのない運命ということになる。

地球は、生命のゆりかごであることに違いはないが、たまに揺すり過ぎて、籠の中の卵をぶち壊しにすることもあるわけだ。

P-T境界(ペルム期と三畳紀の境目)みたいな、プルームの上昇による大噴火が起これば、人類はおろか、生命の存続すらも危うい。

(P-T境界)
https://ja.wikipedia.org/wiki/P-T%E5%A2%83%E7%95%8C

「古生物学上では史上最大級の大量絶滅が発生したことで知られている。」

大量絶滅で生き延びてきたのは、単なる偶然のような気もする。

結果的に生き延びられたから、浮沈子がヨタブログを書いているに過ぎない。

拡張を続けてきた大西洋が、消えてなくなるという話もある。

(2億年後に大西洋消滅の可能性)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8086/?ST=news

「イベリア半島沖の海底の地図が新たに作成され、新たな沈み込み帯が形成されつつある可能性が確認された。」

「この裂け目から、北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸が接近していって、2億2000万年ほど後には大西洋が消滅してしまう、と専門家は予測している。」

巨大大陸が再び誕生し、ということは、またまた分裂するということでもある。

その分裂の際には、P-T境界で起こったような、大規模な噴火を伴い、今度こそ、生命が滅亡する可能性もある。

つーか、滅亡したら、未来の人類はいなくなって、ヨタブログも書けないだろうから、この辺にすっかな・・・。

カウントダウン2016年03月04日 09:16

カウントダウン
カウントダウン


スペースXによる、SES-9の打ち上げの4回目のカウントダウンが始まっている。

(SES-9 MISSION)
http://www.spacex.com/webcast

まあ、このリンクは、パーシャルなものだから、後になって見ても何の役にも立たんけどな。

何度もやり直しをしているので、ちょっと整理をしておこうかな。

・第1度目:2月24日(日本時間2月25日、以下同じ):約30分前でカウントダウン停止:液体酸素の温度が高かったため
・第2度目:2月25日(2月26日):1分41秒前でカウントダウン停止:液体酸素の注入に問題発生
・第3回目:2月28日(2月29日):1分33秒前にカウントダウン停止(第1回目):進入禁止区域にボートが入ったため
・第3度目:2月28日(2月29日):0秒前(点火直後)にカウントダウン停止(第2回目):液体酸素が温まってしまった等で、出力が上がらなかったため

(SES-9 MISSION延期:1度目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/25/8028429

(Holding countdown.:2度目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/26/8030451

(2度あることは・・・:3度目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/29/8034048

打上時刻は、東部時間で夕方6時45分頃、日本時間では、朝の8時45分頃だ。

うーん、この時刻の縁起が悪いのかもしれない(んなこたぁ、ないでしょうが)。

まあいい。

3度の打ち上げ中止にいずれも絡んでいるのが液体酸素だ。

キンキンに冷やして体積を縮めて、パツンパツンに詰め込もうという仕様なので、それがダメな時にはしようがないのだ(なんちゃって!)。

フルスラスト仕様になってから、運用が定まっていないのかもしれないし、地上側の設備に問題があるのかもしれない。

3度目の2回目の中止については、ロケットに入れてから温まってしまったとのこと。

ぬるいビールじゃダメなわけだ。

入れたら、すぐに発射しないと・・・(子供は、分かんなくていいです!)。

まあ、どうでもいいんですが。

衛星の方は、それ程切羽詰まった日程で上げなくてもいいようなので、慎重に、最善のコンディションで打ち上げるのがよろしい。

(ファルコン9:打上げ記録)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B39#.E6.89.93.E4.B8.8A.E3.81.92.E8.A8.98.E9.8C.B2

そもそも、ファルコン9による静止衛星の打ち上げというのは、7号機、8号機、11号機、12号機、16号機、18号機である。

そして、回収実験が行われたのは、6号機(着水:着陸脚なし)、9号機(着水:着陸脚:成功!)、10号機(着水:着陸脚:成功!)、13号機(着水:着陸脚なし)、14号機(着艦)、15号機(着水:成功!)、17号機(着艦)、19号機(打ち上げ失敗)、20号機(着陸:成功!)、21号機(着艦:惜しい!)で、いずれも静止衛星ではない時だ。

そう、静止衛星打ち上げで、回収試験を行うというのは、今回が初めてということになる(フルスラストでの静止衛星打ち上げも初めて)。

成功の確率は、それだけ低くなるわけで、着陸脚と回収用の余分な燃料を積んで、5.3トンの静止衛星をスーパーシンクロナス・トランスファー軌道に上げようというんだから、困難さは今までで一番かも知れない。

(スーパーシンクロナス・トランスファー軌道)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/19/8022738

「通常の静止トランスファー軌道は、遠地点高度が静止軌道と同じ約3万5800kmだが、ロケットのエンジン噴射をさらに続け、これをもっと上げ、6万kmや10万kmといった、ぐんと高い軌道に衛星を乗せる。」

さて、この困難な打ち上げが成功裏に終わるのか、発射台での大爆発に終わるのか、注目されるところだ。

I have not yet begun to fight!2016年03月04日 13:00

I have not yet begun to fight!
I have not yet begun to fight!


(大陸海軍)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8%E6%B5%B7%E8%BB%8D

「アメリカ独立戦争中の1775年に創設されたアメリカ13植民地の海軍である。」

「大陸海軍は行ったほとんどの戦闘で敗北を経験した。一時期なりと大陸海軍に関わった65隻の艦船(新造、転換、借上げ、貸与および捕獲による)の中で、わずか11隻を除いて破壊され、沈められ、捕獲された。大陸海軍はイギリス海軍の優位を揺り動かすことはなく、戦争全体の進展にはあまり影響を与えられなかった」

ショボかった、この米国海軍の前身の中で、精彩を放っていたのはこの人。

(ジョン・ポール・ジョーンズ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA_(%E8%BB%8D%E4%BA%BA)

「1777年にはジョン・ポール・ジョーンズは新造のスループ、レンジャーの艦長となり」

「1778年4月10日、ジョーンズはイギリス本土に奇襲を加えることを目的として、ブレストを出撃した。」

「ジョーンズが直率する隊は港の船舶を焼き払って回ったが、別の一隊はパブに押し入ると、そのまま飲み始めてしまったため、この奇襲は大した戦果を挙げることはできなかった。」

ったく、何やってんだか・・・。

「しかし、ジョーンズの目論見通りイギリス世論は英蘭戦争以来の本土攻撃に大きな衝撃を受けた。」

「この翌日の24日、レンジャーはベルファスト沖のノース海峡で、イギリス海軍のスループドレークと遭遇した(ノース海峡の海戦)。激しい戦いの後、レンジャーはドレークを降伏させた。イギリス海域でイギリス軍艦が敵艦に降伏したというのも、イギリス世論にとって衝撃であった。」

「ジョーンズはレンジャーの指揮権を他に譲り、しばらくパリで時を過ごしていたが、1779年8月、新たな指揮艦ボノム・リシャールを得て、イギリス艦攻撃のためにロリアンを出撃した。」

「9月23日、艦隊はフランボロー(現在のヨークシャー州西部)の沖合でバルト海からやってきたイギリスの船団に遭遇する。船団はフリゲイトのセラピスおよび、スループのカウンテス・オブ・スカボローに護衛されていた。」

「ボノム・リシャールはセラピスと一騎打ちを繰り広げることとなった。セラピスはボノム・リシャールより有力な艦であり、またボノム・リシャールは船体・装備とも万全な状況ではなかったため、舷舷相摩す戦闘はセラピス優勢で推移していた。」

「自らの優勢を見て取ったセラピスの艦長がジョーンズに降伏を勧告すると、ジョーンズは一言、"I have not yet begun to fight!" (こっちはまだ戦いを始めてもいないんだ!)と答えてこれを拒否したという」

この故事にちなんで、佐世保を母港とする米国海軍の強襲揚陸艦ボノム・リシャールのモットーには、標記に掲げたこのセリフが採用されている。

ちなみに、ジョーンズが乗っていた初代の艦は、この時に沈没してしまったので、あながち縁起がいいとは言えなんじゃね?。

(ボノム・リシャール (強襲揚陸艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%8E%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6)

写真を見ると、まるで空母だな。

(ワスプ級強襲揚陸艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E7%B4%9A%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6

「それまでの貨物揚陸艦(LKA)、ドック型揚陸艦(LPD)、ヘリコプター揚陸艦(LPH)、揚陸指揮艦(LCC)の各艦の機能を併せ持つものとして設計されている。そのため、全通甲板を装備しているほか、艦の後部にはウェルドックがある。改良点として、V/STOL機の運用能力強化とLCACの搭載隻数増大が図られている」

(LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇)
https://ja.wikipedia.org/wiki/LCAC-1%E7%B4%9A%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%9E%8B%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%87

ボノム・リシャールには、こんなの積んでんのか・・・(画像参照)。

佐世保に、こんなヤバイ艦船がいたとは知らなかったな。

この船は、攻撃型原子力潜水艦よりヤバイ。

戦域における、陸上攻撃の要となる艦船だ。

空母で爆撃しても、陸上部隊が進出しなければ占領は出来ない。

その橋頭保を確保し、大規模な陸上部隊の侵攻を行うための一番槍である。

切り込み隊長!。

そのヤバいのが、韓国に行ったという。

(米強襲揚陸艦、釜山入港…合同上陸訓練に参加へ)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160304-OYT1T50041.html

2日(日本時間の3日未明)には、国連の制裁決議が行われ、ロシアが実務的な修正を加えたのみで、ほぼ原案通り可決した。

北朝鮮は、その数時間後に、日本海に向かって数発のミサイルを発射!。

その後出た声明に、浮沈子は度肝を抜かれた。

(「核弾頭を準備」北朝鮮 制裁などに強く反発)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010430831000.html

「情勢はこれ以上傍観していられない険悪な状況に達した。敵に対する軍事的な対応を先制攻撃できるようにすべて転換させる」

「今後も核武力をより一層強化して国家防衛のために実戦配備した核弾頭をいつでも撃てるように準備しなければならない」

制裁の効果なんて、全然ないんじゃね?。

お坊ちゃま君の言うことがホントなら、核弾頭は既に実戦配備されていて、準備が整えばいつでも撃てるということになる。

「アメリカ国防総省の当局者は「核兵器を小型化し、弾道ミサイルの弾頭に載せる能力が立証されたという証拠はない」と述べて、現時点で北朝鮮が小型化に成功したという証拠はないという見方を示しました。」

立証されてからじゃあ、遅過ぎるような気もするんだがな。

まあいい。

核攻撃に晒された米国やその同盟国(もちろん、我が国も)、ぐちゃぐちゃうるさい中国にだって落としかねないところだが、そういう事態にならないと強襲揚陸艦の出番はないんだろうか?。

それはないだろう?。

やるなら、さっさとやる方がいい。

イラクに対しては、大量破壊兵器の情報をでっちあげて、2度にわたる侵攻を行った米国のことだ。

いつ何が起こったって、不思議はない(北朝鮮には、石油ないけどな)。

何かの間違いで、トランプ大統領が就任するようなことがあれば、朝鮮半島が火の海になることは明らかだしな(マジヤバ!)。

あと3日で、5015演習が始まる。

どの段階で、どういう動きになるかは予断を許さない。

自衛隊が、どの程度関与することになるのか、今のところ不明だが、どーせ、裏ではいろいろやってるに違いない。

我が国に火の粉が飛んでこなければ、静観したいところだが、米軍基地がウヨウヨあるので、先制攻撃を受けた時には避けようがないだろう。

そんな時でも、我が国は専守防衛とか、夢みたいなこと言ってるんだろうか?。

「I have not yet begun to fight!」

そういうタイミングで、吐くセリフじゃないような気がするんだがな・・・。

専守防衛2016年03月04日 16:44

専守防衛
専守防衛


(防衛政策の基本)
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon03.html

「国防の基本方針:
①国際連合の活動を支持し、国際間の協調をはかり、世界平和の実現を期する。
②民生を安定し、愛国心を高揚し、国家の安全を保障するに必要な基盤を確立する。
③国力国情に応じ自衛のため必要な限度において、効率的な防衛力を漸進的に整備する。
④外部からの侵略に対しては、将来国際連合が有効にこれを阻止する機能を果たし得るに至るまでは、米国との安全保障体制を基調としてこれに対処する。」

愛国心の高揚とか、国際連合が我が国に対する侵略を将来有効に阻止してくれるとか、浮沈子から見ればトンチンカンな感じがしないでもないが、それなりに理由はあるんだろう。

(専守防衛)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%82%E5%AE%88%E9%98%B2%E8%A1%9B

「国民保護の重要性:
専守防衛の戦闘はそれすなわち「本土決戦」のことである。自国の及びその周辺で作戦するために国民への被害が出る危険性が高く、また住民のために作戦行動が大きく制約されると指摘されている。そのため、住民の被害を最小化して国民生活を守り、効率的かつ円滑に作戦行動するために軍民一体の体制を整備することが必要であり、そのために有事法制や国民保護(民間防衛)の整備が重要であると論者により主張されている」

愛国心のかけらもない浮沈子の場合、いるだけで邪魔になりそうだな。

いきなり本土決戦になるわけだから、自衛隊や米軍が自由に動けるように、我が国の国民は配慮しなければならんというわけだ。

そんなことにならないためにも、専守防衛などという糞の役にも立たない戦略はとっとと捨てて、常識溢れる先制攻撃を可能とする戦略に切り替えるべきだと思うんだがな。

「日本政府は、弾道ミサイル攻撃や核兵器攻撃に対し他国を攻撃する以外に自国を守る手段がない場合であれば他国への攻撃も自衛権の行使の範囲内であり、日本国憲法9条に抵触しないという見解を示している。」

別に、一切の手段がないわけではない。

スタンダードミサイルやパトリオットミサイルで防御できる。

しかし、完全に防ぐことは不可能だし、こっちの弾が切れれば撃ち込まれ放題になる。

ということは、わずかでも防衛手段を持つ限り、先制攻撃はできないということになるんだろうか?。

「専守防衛:
専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたときにはじめて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢をいいます。」

防衛省のページでは、専守防衛というのは「姿勢」だといっているので、先制攻撃を絶対しないといっているわけではない。

「武力攻撃事態法においては先制的自衛権が可能とされており、また、個別的か集団的かに関わらず、自衛権とは必ずしも日本の領域に留まるものではないということは、従来の政府による国会答弁でも確認されている」

(武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%8A%9B%E6%94%BB%E6%92%83%E4%BA%8B%E6%85%8B%E7%AD%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%88%91%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%81%A8%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%AB%E5%9B%BD%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AE%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B

「二 武力攻撃事態 武力攻撃が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態をいう。
三 武力攻撃予測事態 武力攻撃事態には至っていないが、事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態をいう。」

「武力攻撃事態等(武力攻撃事態及び武力攻撃予測事態をいう。以下同じ。)」

「イ 武力攻撃事態等を終結させるためにその推移に応じて実施する次に掲げる措置
(1) 武力攻撃を排除するために必要な自衛隊が実施する武力の行使、部隊等の展開その他の行動
(2) (1)に掲げる自衛隊の行動及びアメリカ合衆国の軍隊が実施する日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(以下「日米安保条約」という。)に従って武力攻撃を排除するために必要な行動が円滑かつ効果的に行われるために実施する物品、施設又は役務の提供その他の措置
(3) (1)及び(2)に掲げるもののほか、外交上の措置その他の措置」

その他の措置とかばっかで、どこまでなんだか不明だが、ヤバイと思ったら先制攻撃できるということのようだ。

なんだ、出来るんじゃん!?。

どーせ、憲法との整合性も、問題なくOKということなんだろうな。

こういう流れを見ながら、憲法改正を任期中にやりたいとか、9条改正して、自衛隊を憲法の中で明確に位置付けたいとか、もっと簡単に憲法改正できるようにしたいとかいうのを見ていると、こう、時代の変化というか、我が国の立ち位置の変化を感じないわけにはいかない。

専守防衛の記事にリンクされていたニューズウイークの記事は、本日時点でも読むことが出来る。

(専守防衛を捨てたドイツ軍の行く先は)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/11/post-3098.php

「第二次大戦後のドイツでは、ナチスのような軍事政権の復活を防ぐために軍隊の任務は専守防衛に限定され、文民統制が敷かれた。そして兵士たちは自分の良心に従い、命令に黙従しないことと定められた。」

「ドイツ空軍のユルゲン・ローゼ中佐は、07年にアフガニスタンでの作戦の部隊編成を命じられたとき、ドイツ兵特有の権利を行使してこれを拒んだ。米軍主導のタリバン空爆作戦を助けるため、戦闘機6機で偵察隊を編成する任務は、国際法違反ではないかと考えたからだ。」

「ところが過去15年間に、後方支援から始まった外国紛争での役割が拡大。また11年の徴兵制の廃止により、軍事行為に抵抗感のある兵士はいなくなり、志願して入隊してくる者ばかりになってしまった。」

「最高裁は、議会の承認を得たものなら憲法違反ではないとの判断を下した。」

「国外派兵が可能になった今、大戦後のドイツ軍の誓いとして残っているのは、兵士の良心と不服従が認められる権利だけなのかもしれない。」

まあ、読みやすいように、ポイントを流れに沿って並べ替えてみただけ。

この記事の末尾は、予定調和というか、さもありなんという文章で終わっている。

「アフガニスタンでの任務を拒んだローゼによると、その後空軍は彼の代わりを探して何事もなかったように作戦を遂行した。ローゼは言う。「兵士1人の力では軍隊という巨大なマシンを止められない」」

浮沈子は、我が国が、攻め込まれても反撃しません的ヘンタイ憲法の国是を改めて、近代国家としてふさわしい軍事力を備えるべきだと考えているし、そのためには専守防衛なんぞという幻影はさっさと捨てるべきだとも思っている。

別に他国を侵略せよと言っているわけではない。

国際協調も結構だし、国連中心主義でも構わないが、自分ちの防衛は自分でできるようにすべきだろう。

敗戦国として、世界に誓った国是をひっくり返して、かつての(?)占領国と一緒になって積極的平和主義に走るのも、まあ、いいとしよう。

今、世界は、何度目かのパラダイムの転換を迎えようとしている。

米国の影響力が低下し、ポスト冷戦の構図が書き換えられようとしているように見える。

共和党選挙の中で、米国が韓国や我が国から撤退するという議論が公開されている。

浮沈子が前々から懸念している事態が、いよいよ現実の政策選択の場に上がってきているということだ。

もちろん、共和党主流派やトランプさんが、そういう選択をするというわけではない。

しかし、米国内では、そういう議論があるということは知っておいた方がいい。

そうなれば、我が国も韓国も、核武装に走るという見通しだが、それは何とも言えないな。

韓国は、北に進軍したくて仕方ないかも知れないが、そうすれば、ただで(多大の犠牲を払ってでもいいですが)北朝鮮の核を手に入れることも可能だ。

我が国は、そう簡単に核兵器を持つという選択をすることはないだろう。

いや、分からんな。

するかもしれない。

そして、それを先制攻撃に使うわけだな。

武力攻撃予測事態になったと、時の政府が判断すれば、さっそく使うわけだ。

固体燃料ロケットの技術は、その時のために温存してあるわけだしな。

残存性を高めるために、リニア新幹線に積んで、不定期に走らせておけばいい。

トンネルばっかだしな。

明かり区間は、発射のために残してあるしな(実際は、空気抜きらしいです)。

(L0系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/L0%E7%B3%BB

「車体幅 2.9m」

(イプシロンロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

「直径 2.6 m」

収まりもいいしな(長さとかは、適当に調整してな)。

武力攻撃事態法に定める指定公共機関には、当然、JR東海も含まれているしな。

まあ、どうでもいいんですが。

今日は、何か、妄想が果てしなく広がってしまって、収拾がつかなくなった。

最後に、こんな記事をリンクしておこう。

(ドイツではナチス禁止という原則)
http://europeanlife.web.fc2.com/other/nazi-verbot.html

「ドイツでは刑法第86条、86a条(StGB §86, 86a)で「憲法秩序に反する団体組織のシンボルの使用」について細かく定められており、違反すると罰金か最大で懲役3年が科せられます。「シンボル」には旗、マーク、制服、言い回し、挨拶や敬礼などが含まれ、「禁止された政党、団体のシンボル」「過去の国家社会主義団体のシンボル」「取り違える可能性のある似通ったシンボル」を使用してはならないとあります。具体的には「ハーケンクロイツ」「ハイルヒットラー」「ジークハイル」「ホルスト・ヴェッセル・リート(ナチスの党歌)」「ヒットラー敬礼/ドイツ敬礼(右掌を平らにし、目の高さに斜め上に真っすぐ伸ばす)」といった事柄が挙げられます。」

88(画像参照)というのが、HH(アルファベットの8番目:浮沈子は、ピンときましたな:子供は、分かんなくていいです!)で、ハイル・ヒットラーだからダメというのも、ちとやりすぎの感無きにしも非ずだがな・・・。

レゲーラ2016年03月04日 19:16

レゲーラ
レゲーラ


最後の内燃機関駆動自動車がブガッティ・シロンとすれば、最後のハブリッド・ハイパーカー(メーカーは、メガカーといっているらしい)は、ケーニグセグ・レゲーラかもしれない。

(【ジュネーブ・モーターショー】ブガッティ「シロン」を超えた? ケーニグセグ「レゲーラ」は地球で最もクレイジーなハイブリッド車)
http://jp.autoblog.com/2016/03/02/koenigsegg-regera-geneva-official/

動画で、サイドビュー(画像参照)を見ると、割とふつーの感じもするな。

シロンの、尋常ならざるデザインとは異なり、スーパーカーの韻を踏んでいる。

(【ジュネーブモーターショー16】ケーニグセグ レゲーラ…PHVスーパーカー[詳細画像])
http://response.jp/article/2016/03/03/270884.html

「ミッドシップに搭載されるエンジンは、5.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ。最大出力1100hp、最大トルク127.5kgmを発生する。」

こんだけ馬力出すわけだから、ドッカンターボになっちまうだろうという心配は無用だ。

「モーターは合計3個。後輪左右用に各1個、残るひとつは、エンジンのクランク部分にレイアウト。このモーターが、低回転域のエンジントルク不足を補い、エンジンスターターとしても機能する。」

モンスターカーにおいて、ハイブリッドターボは相性がいいのだ。

オートブログの記事では、パワーウエイトレシオと、加速の関係を詳細に記述している。

「車両重量がたったの1,590kg、最高出力は1,500hp以上である」

「ブガッティ「シロン」は1,500psだが、ケーニグセグのレゲーラよりも500kgほど重い1,995kgだ。」

「これだけの差がありながら、レゲーラの加速力は0-100km/hが2.8秒と、シロンの2.5秒に比べると控え目だ。」

「しかし、軽量で高出力であるため、高速域に入ればブガッティに追いつき、追い越すことになるだろう。」

「0-200km/hに要するタイムは、レゲーラが6.6秒、シロンが6.5秒以下。そして0-300km/hでは、ついにレゲーラがシロンを逆転する。シロンがこの非常識な速度に達するまで13.5秒を要するのに対し、レゲーラはなんと10.9秒で達成してしまう。」

「つまり、2.6秒も早く300km/hに到達するのだ。これだけでも十分驚きだが、その勢いは止まらない。ケーニグセグは0-400km/hまで20秒で到達するクルマを作ってしまったのである。たったの20秒で400km/h!」

シロンの0-400km(注意!:0-400mではありません!)は公開されていない。

レスポンスの記事では、レゲーラは、20秒以下とある。

地べたに張り付くクルマで、そんな加速(と、最高速度)が必要なのか?。

ユーチューブとかで見ると、よく、滑走路とかで競争している動画があるが、ああいうところでないと、その辺のサーキットですら、最高速を出すことは出来ないんじゃないのかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

もちろん、その超ド級の性能は、必要から生まれたものではない。

見栄だな・・・。

拘り・・・。

ビョーキとでも言っておこう。

走りのゆとりを求めるとしても、そんなに過剰なゆとりはいらないだろう。

ゆとりといえば、こんな記事も見つけた。

(ベントレー 最高峰モデル「ミュルザンヌ」の新ラインアップを世界初公開)
http://carview.yahoo.co.jp/news/newmodel/20160303-10240358-carview/

「新型ミュルザンヌの最大のトピックは、ホイールベースを延長した「ミュルザンヌ・エクステンデッド・ホイールベース(以下ミュルザンヌEWB)」の導入だろう。」

「ミュルザンヌEWBは250mmの拡大スペースをリヤシートの足元に充当。航空機のファーストクラスのようなレッグレストを設けて、世界一リラックスできる室内環境を作り上げたと自負している。」

浮沈子は、先代を青山のコーンズで見たことがあるだけだが、ミュルザンヌは特別のクルマだ。

「パワーユニットは6.8LのV8エンジンを搭載。最高出力512ps(377kW)、最大トルク1020Nmを発揮し、ZF製8速トランスミッションとの組み合わせとなる。」

運転手付きのセダンとしては、有り余る性能である。

「新型ミュルザンヌは静止状態から100km/hまでわずか5.3秒で駆け抜け、最高速度は296km/hを達成。」

こっちも、過剰なゆとりだな。

話が飛んだ。

過剰なゆとりは、何を生むかということを言いたかったのだが、浮沈子は、余り良く分からない。

そういう体験に乏しいからともいうし、仮にそういう経験をしても、何かを感得することが出来ないからともいう。

アドレナリンの分泌を抑えることも出来ず、踏めるだけ踏んでしまいそうだ。

そういう人向けのクルマではないんだろう。

節度をわきまえ、自分をコントロールして、人様の顰蹙を買わないように生活できる方だけが、ハンドルを握ることが出来るわけだ。

で、出せる時は、しっかり出す。

その時に出せないようなら、過剰な性能はいらない。

そこそこの性能のクルマで、キリキリと引き出して楽しめばいいのだ。

それも、一つの在り方ではある。