出ましたねえ ― 2016年03月07日 23:06
出ましたねえ
こういう形で出してくるか・・・。
(ノートPCを駆逐する? Windows 10スマホ+ノート型Continuumドックの衝撃)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1603/07/news126.html
「ノートPC型Continuumドック「HP Mobile Extender」です。本製品からは、既存のノートPCを駆逐してしまうと感じるほどの威力を感じました。」
思わず、食いついてしまった浮沈子!。
コンティニュアムには、それなりの可能性を感じているので、なんか目新しい話でもあるのかと、必死に読む。
「プロセッサを搭載しないPC型Continuumドック:
12.5型の液晶ディスプレイ、46.5Whの大容量バッテリー。トラックパッド付きキーボード、そしてUSB-Cなどの端子で構成されています。」
有線接続のディスプレイと、キーボードがくっついたやつだと思えばいい(無線でも繋がりそうですな)。
ノートパソコンみたいなカッコをしているから、ややっこしくなるのだ。
タブレット端末というのは、外付けキーボード側には、通常CPUもメモリーもストレージも付いていない。
デスクトップパソコンのキーボードと同じで、単機能のデバイスである。
このMobile Extenderは、ディスプレイも、そうして外出しにしたということだ。
これを、もう一歩進めると、スマホ側のディスプレイが不要になる可能性もあるな・・・。
CPUとメモリーとストレージのコアがあって、通信とバッテリーが付いている。
もちろん、スマホの形をした操作・表示用のパッドはあるが、それは分離して使う。
マンマシンインターフェースと、コアの完全分離だ。
スマホ調の操作と、パソコン調の操作が、外付けデバイスで切り替えられる。
ゆくゆくは、VRインターフェースも接続して、ドップリと没入できる。
まあ、そこまでは、今回の展示では突っ込んでいないようだがな。
「筆者は最近、自宅ではこれまで使っていたデスクトップPCの使用をやめ、ノートPCを外部ディスプレイにつないで使うようになりました。その方が外出先と家でPCの環境を統一でき、アプリのインストールやOSバージョンアップなどの管理が楽になるためです。」
これは、浮沈子の使い方と同じだ。
このブログを書いている環境は、レノボX220のアナログ映像出力でエイサーの24インチのモニターに出し、音声はUSBでボーズのサウンドシステムに出している。
シンクパッドのフルピッチキーボードは、手の小さい浮沈子には、いささか大き過ぎるくらいだ。
もちろん、どこへ行くにも、このノートを持ち歩いていく(近所のレストランとかは、タブレットですが)。
それが、スマホとクラムシェル型の外付けデバイスになったと思えばいいのかもしれない。
もっとデカイ画面と、リッチなキーボードで使いたければ、そういう使い方も当然できる。
「ContinuumでフルWindowsが動く日は訪れるか:
現時点のContinuumはあくまで簡易PCのような出来栄えで、WebやSNSの閲覧なら十分な場合もありますが、複数ウィンドウの表示は不可能。Microsoft OfficeもPC版のようなフル機能は使えず、例えばExcelではピポットテーブルも動きません。」(ピ「ボ」ットテーブルです、念のため)
まあ、そこはしようがない。
それでいいという人だけが、そういう使い方に移ればいいのだ。
しかし、HPは、例によって、サーバー売りたいので、しつこくリモートデスクトップを勧めてくる。
(HP、防水防塵Windowsスマホ「HP Elite x3」発表)
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/mwc2016/20160222_744609.html
「Continuumで利用できないアプリケーションについては、同社のシンクライアントソリューション「HP Workspace」でカバーする。」
つまり、スマホをシンクライアントにして、ネットワーク越しにクラウド上の仮想デスクトップを操作させるというものだ。
一度でも、こいつを使ったことがある方は分かるが、とてもじゃないが使い物にならない。
企業内の高速LAN接続で、やっとこさ使えるかどうかという状況だ。
もっとも、浮沈子は、最近は企業向けのソリューションに触れていないので、これ以上のコメントはできない。
個人向けのサービスにも触れたことはあるが、光回線の接続でも、手元にファイルを持ってこようとしたときには、イラっとする。
サーバー側の問題が大きいんだろうが、それをクリアするために投資する気にはなれないな。
コンティニュアム自体が、リモートデスクトップなので、二重に仮想化することになるしな。
まあ、どうでもいいんですが。
ITメディアの記事は、こう締めくくっている。
「今後MicrosoftがContinuumを充実させ、フルWindows 10に近いユーザー体験を提供する方向に動くのかには疑問も残ります。」
「タブレットに比べてはるかに普及率の高いスマートフォンがPCを兼ね、Mobile Extenderのようなアクセサリーで場所を問わず自由に使えるようになれば、スマートフォンがノートPCを駆逐し、市場が一変する恐れもあります。」
「OEMと良好な関係を保ちたいMicrosoftとしては、このような理由からContinuumの拡充に慎重な姿勢を取る可能性もあります。」
そのPCが、まともに売れなくなってきたから、モバイルに手を伸ばして生き残りを図っているわけで、M社も必死なのだ。
「モバイルにおけるiOS/Androdプラットフォームとの競合を考えるのならば、Continuumの拡充はMicrosoftにとって大きな武器になります。これはContinuumが今後どこまで充実するのかにもよります」
HPのスマホ「Elite x3」は、一昔前のノートパソコン並みの計算資源を持っている。
あとは、OS側で、どこまで許すかというさじ加減だけだろう。
マルチウインドウ、フルスペックのウインドウズ10を走らせることが出来ないわけはない。
それとも、逆に、ノートパソコン(デスクトップでもいいですが)の方が、極小になって、電話機能を備えるようになるかも知れない。
実際、スティックPCとかあるしな。
あれに電池と通信を仕込んで、シムカードを差せば、コアシステムは出来上がる。
フルスペックのOSが、極小で動くコアと、独立したマンマシンインターフェース。
浮沈子は、そっちに進んでいくような気がするんだがな。
フリック入力したい人は、スマホ型インターフェースを外付け(無線接続)すればいいし、浮沈子のように、普段はキーボードと老眼に優しいデカイ画面が欲しい方は、そうすればいい。
お出かけの時には、クラムシェル型のモバイルエクステンダーを持っていけばいいのだ。
VRに没入したい時には、ヘッドギアを着けるということになる。
そのうち、コアシステムは、腕時計の中に納まって、無線接続されたマンマシンインターフェースと、自動的につながるようになるだろう。
データはクラウドで管理し、実行はコアシステムで動く。
リッチクライアントに近い感じかな。
コアシステムとマンマシンインターフェースの分離が、現実になるかどうかは分からない。
ひとえに、マイクロソフトが、どう生き残ろうとしているのかに掛かっているといってもいい。
ハイエンドパソコンがなくなることはない。
ゲームとか、一部の重たいアプリケーションは、その計算機パワーを必要としているからだ。
それは、特殊な使い方(というか、コンピューター本来の使い方)として残っていく。
チャラいアプリや、テキストベースのお仕事(表計算含む)、静止画や動画の簡単な加工くらいは、腕時計の中で処理してもらおう。
企業レベルの膨大な計算資源にアクセスするには、クラウド経由で入ればいい。
時代と共に、計算機(?)と人間のかかわりは形が変わっていく。
最終的には、人体に組み込まれていくだろうが、それまでの間には、様々な態様がある。
ウインドウズ10モバイルは、その一時の仮の姿だ。
こういう形で出してくるか・・・。
(ノートPCを駆逐する? Windows 10スマホ+ノート型Continuumドックの衝撃)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1603/07/news126.html
「ノートPC型Continuumドック「HP Mobile Extender」です。本製品からは、既存のノートPCを駆逐してしまうと感じるほどの威力を感じました。」
思わず、食いついてしまった浮沈子!。
コンティニュアムには、それなりの可能性を感じているので、なんか目新しい話でもあるのかと、必死に読む。
「プロセッサを搭載しないPC型Continuumドック:
12.5型の液晶ディスプレイ、46.5Whの大容量バッテリー。トラックパッド付きキーボード、そしてUSB-Cなどの端子で構成されています。」
有線接続のディスプレイと、キーボードがくっついたやつだと思えばいい(無線でも繋がりそうですな)。
ノートパソコンみたいなカッコをしているから、ややっこしくなるのだ。
タブレット端末というのは、外付けキーボード側には、通常CPUもメモリーもストレージも付いていない。
デスクトップパソコンのキーボードと同じで、単機能のデバイスである。
このMobile Extenderは、ディスプレイも、そうして外出しにしたということだ。
これを、もう一歩進めると、スマホ側のディスプレイが不要になる可能性もあるな・・・。
CPUとメモリーとストレージのコアがあって、通信とバッテリーが付いている。
もちろん、スマホの形をした操作・表示用のパッドはあるが、それは分離して使う。
マンマシンインターフェースと、コアの完全分離だ。
スマホ調の操作と、パソコン調の操作が、外付けデバイスで切り替えられる。
ゆくゆくは、VRインターフェースも接続して、ドップリと没入できる。
まあ、そこまでは、今回の展示では突っ込んでいないようだがな。
「筆者は最近、自宅ではこれまで使っていたデスクトップPCの使用をやめ、ノートPCを外部ディスプレイにつないで使うようになりました。その方が外出先と家でPCの環境を統一でき、アプリのインストールやOSバージョンアップなどの管理が楽になるためです。」
これは、浮沈子の使い方と同じだ。
このブログを書いている環境は、レノボX220のアナログ映像出力でエイサーの24インチのモニターに出し、音声はUSBでボーズのサウンドシステムに出している。
シンクパッドのフルピッチキーボードは、手の小さい浮沈子には、いささか大き過ぎるくらいだ。
もちろん、どこへ行くにも、このノートを持ち歩いていく(近所のレストランとかは、タブレットですが)。
それが、スマホとクラムシェル型の外付けデバイスになったと思えばいいのかもしれない。
もっとデカイ画面と、リッチなキーボードで使いたければ、そういう使い方も当然できる。
「ContinuumでフルWindowsが動く日は訪れるか:
現時点のContinuumはあくまで簡易PCのような出来栄えで、WebやSNSの閲覧なら十分な場合もありますが、複数ウィンドウの表示は不可能。Microsoft OfficeもPC版のようなフル機能は使えず、例えばExcelではピポットテーブルも動きません。」(ピ「ボ」ットテーブルです、念のため)
まあ、そこはしようがない。
それでいいという人だけが、そういう使い方に移ればいいのだ。
しかし、HPは、例によって、サーバー売りたいので、しつこくリモートデスクトップを勧めてくる。
(HP、防水防塵Windowsスマホ「HP Elite x3」発表)
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/mwc2016/20160222_744609.html
「Continuumで利用できないアプリケーションについては、同社のシンクライアントソリューション「HP Workspace」でカバーする。」
つまり、スマホをシンクライアントにして、ネットワーク越しにクラウド上の仮想デスクトップを操作させるというものだ。
一度でも、こいつを使ったことがある方は分かるが、とてもじゃないが使い物にならない。
企業内の高速LAN接続で、やっとこさ使えるかどうかという状況だ。
もっとも、浮沈子は、最近は企業向けのソリューションに触れていないので、これ以上のコメントはできない。
個人向けのサービスにも触れたことはあるが、光回線の接続でも、手元にファイルを持ってこようとしたときには、イラっとする。
サーバー側の問題が大きいんだろうが、それをクリアするために投資する気にはなれないな。
コンティニュアム自体が、リモートデスクトップなので、二重に仮想化することになるしな。
まあ、どうでもいいんですが。
ITメディアの記事は、こう締めくくっている。
「今後MicrosoftがContinuumを充実させ、フルWindows 10に近いユーザー体験を提供する方向に動くのかには疑問も残ります。」
「タブレットに比べてはるかに普及率の高いスマートフォンがPCを兼ね、Mobile Extenderのようなアクセサリーで場所を問わず自由に使えるようになれば、スマートフォンがノートPCを駆逐し、市場が一変する恐れもあります。」
「OEMと良好な関係を保ちたいMicrosoftとしては、このような理由からContinuumの拡充に慎重な姿勢を取る可能性もあります。」
そのPCが、まともに売れなくなってきたから、モバイルに手を伸ばして生き残りを図っているわけで、M社も必死なのだ。
「モバイルにおけるiOS/Androdプラットフォームとの競合を考えるのならば、Continuumの拡充はMicrosoftにとって大きな武器になります。これはContinuumが今後どこまで充実するのかにもよります」
HPのスマホ「Elite x3」は、一昔前のノートパソコン並みの計算資源を持っている。
あとは、OS側で、どこまで許すかというさじ加減だけだろう。
マルチウインドウ、フルスペックのウインドウズ10を走らせることが出来ないわけはない。
それとも、逆に、ノートパソコン(デスクトップでもいいですが)の方が、極小になって、電話機能を備えるようになるかも知れない。
実際、スティックPCとかあるしな。
あれに電池と通信を仕込んで、シムカードを差せば、コアシステムは出来上がる。
フルスペックのOSが、極小で動くコアと、独立したマンマシンインターフェース。
浮沈子は、そっちに進んでいくような気がするんだがな。
フリック入力したい人は、スマホ型インターフェースを外付け(無線接続)すればいいし、浮沈子のように、普段はキーボードと老眼に優しいデカイ画面が欲しい方は、そうすればいい。
お出かけの時には、クラムシェル型のモバイルエクステンダーを持っていけばいいのだ。
VRに没入したい時には、ヘッドギアを着けるということになる。
そのうち、コアシステムは、腕時計の中に納まって、無線接続されたマンマシンインターフェースと、自動的につながるようになるだろう。
データはクラウドで管理し、実行はコアシステムで動く。
リッチクライアントに近い感じかな。
コアシステムとマンマシンインターフェースの分離が、現実になるかどうかは分からない。
ひとえに、マイクロソフトが、どう生き残ろうとしているのかに掛かっているといってもいい。
ハイエンドパソコンがなくなることはない。
ゲームとか、一部の重たいアプリケーションは、その計算機パワーを必要としているからだ。
それは、特殊な使い方(というか、コンピューター本来の使い方)として残っていく。
チャラいアプリや、テキストベースのお仕事(表計算含む)、静止画や動画の簡単な加工くらいは、腕時計の中で処理してもらおう。
企業レベルの膨大な計算資源にアクセスするには、クラウド経由で入ればいい。
時代と共に、計算機(?)と人間のかかわりは形が変わっていく。
最終的には、人体に組み込まれていくだろうが、それまでの間には、様々な態様がある。
ウインドウズ10モバイルは、その一時の仮の姿だ。
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