泥と梯子2016年04月01日 13:17

泥と梯子


いやあ、知らなかったとはいえ、こんなことがあるんですねえ!。

(豪、中国企業に北部ダーウィンの港湾を99年間貸与 海兵隊駐留の米国は反発)
http://www.sankei.com/world/news/160331/wor1603310042-n1.html

「米海兵隊が南シナ海をにらんで駐留するオーストラリア北部ダーウィンで、駐留拠点にほど近い港湾を中国企業に99年間貸与する契約が締結」

目と鼻の先に、不倶戴天の敵がちゃっかり居座る。

商売は中国と、安全保障は米国と、そういう腹なんだろうが、オバマとしては面白くないどころではない。

契約は、去年の10月で、記事は米国が秘密裏に行っていた豪州市民へのアンケートのリークがメインだが、まあ、あきれた話ではある。

我が国に大勢の観光客が来て、爆買いするという話とはわけが違う。

この契約に、スキャンダルが絡んでいたりしたら、現政権の命取りだろうな。

「港湾の資産価値(3億9千万豪ドル)を大幅に上回る契約額に疑問の声も出ている。」

表向きの契約額は、約5億豪ドル(約430億円)だそうだ。

もちろん、裏金が動いたに違いない。

なんたって、経済合理性だからな。

顔に泥を塗られ、梯子を外されても、米国は拠点を移すわけにはいかないんだろう。

そんなことをすれば、さらに醜態をさらすことになる。

中国の民間企業に怯えて、尻尾を巻いて逃げ出したってかあ?。

我が国は、捕鯨船に酪酸ぶっかけた海賊を称賛してやまないこんな国に、虎の子のステルス潜水艦をくれてやろうとしているわけだ。

浮沈子は、反対だな。

大反対だ!。

豪州といえば、1970年の万国博覧会で、ユニークな展示館を作ったことを思い出す。

(オーストラリア記念館)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%A8%98%E5%BF%B5%E9%A4%A8

「2014年5月に解体工事の施工者募集が行われ、同年8月に解体された。」

こんな最近まで、残ってたとは知らなかったな。

取り壊されてよかった。

クジラは保護するが、カンガルーは平気で撲殺する、訳のわからん国だ。

白豪主義とか、今でも取ってるんだろう。

「人種差別問題:
住民の主流を占める白人による、オーストラリア先住民アボリジニや他の有色人種の移民に対する迫害や差別の歴史があり、現在も黄色人種、黒人、中東系などの有色人種に対する優越思想や白豪主義が一部に存在し、2005年にはクロナラ暴動が発生した。」

「なお、オーストラリア・ウェスタンシドニー大学の調査によると、オーストラリア国民の10人に1人が「人種至上主義者」であることが明らかになり、人種差別的視点を持つ者が少なくないことが明らかとなった。」

万博の時のキャッチフレーズは、確か135度上の隣人だったような気がするが、こっちからお断りだ(正確には、「東経135度上の隣人」)。

まあ、どうでもいいんですが。

なんともやりきれない思いだな。

フィリピンで一緒になったオージーは、みんな明るくて、分かりにくい英語話して、楽しかったがな。

トゥダイとか言ってな・・・。

中国人だって、米国人だって、一人一人は、決して悪い奴じゃないけどな(人にもよりますが)。

一体、何がいけないんだか・・・。

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