オープンな日 ― 2016年06月21日 05:00
オープンな日
昼食後、ボクスターの屋根を開け放って、心ゆくまでオープンで走る。
アクアラインでは、さすがに閉じて走ったが、料金所で再び頭上を解き放つ。
帽子とサングラスは、この時期必携だな。
梅雨の晴れ間というか、空梅雨の日というか・・・。
浮世の雑事を済ませて、インスピレーションの柔らか系部品(?)のメンテナンスを依頼するために、神田のEx-scubaに向かう。
京葉道路は渋滞もなく順調で、放射7号を降りて、コイン駐車場を探して、ようやく到着する。
おみやげを忘れたかと、一瞬焦ったが、助手席の下に落ちていた。
やれやれ・・・。
お借りした部品をお返しし、メンテナンスを依頼して、浮沈子の中性浮力の悩みについて打ち明ける。
原因は、器材のコンフィギュレーションと心の乱れ、そして背筋・・・。
うーん、まあ、器材のバランスが悪ければ、確かにまともなトリムは取れない。
オープンサーキットだろうが、クローズドサーキットだろうが、呼吸が乱れれば中性浮力は崩れる。
呼吸が乱れるということは、心が乱れているからだと・・・。
そうだろうな。
足が下がるという話をしたら、それは背筋が弱いからだという。
胸を張り、頭を上げ、背筋を伸ばして一直線になる。
その姿勢を維持してバランスするためには、もちろん、器材のバランスが8割としても、2割はダイバー自身の筋力に頼ることになる。
水中でも、自分の身体は自分で支えるしかない。
慣れないうちは、筋肉痛で翌日まともに歩けなくなるという。
ははあ、浮沈子が腰痛だと思っていたのは、それが原因だったのか・・・。
中性浮力については、様々な意見、見解、そして対策があることが分かる。
100人に聞けば、100の答えが返ってくるに違いない。
そして、それはどれも正しい。
しかし、浮沈子は、自分で答えを出さなければならない。
自転車に初めて乗れた時のことを思い出す(半世紀近くも昔の話です)。
あの、異次元の体験を、もう一度身体と脳に蘇らせなければならない。
完全な静止。
走り続けなければ倒れてしまう自転車のように、安定した呼吸を維持しなければ崩れてしまう、ピンポイントの境地・・・。
静止した感覚を身に着けよ!。
イントラの宿題。
器材のメンテが終わって戻ってくるまでに、その感覚を身に着けたい。
無理なことは分かっているが、それが出来ない限り、先に進むことは出来ない。
トラブルの際や、ストレスが掛かった時だけでなく、ただ潜る時でさえ、心が乱れる。
呼吸の乱れは、心の乱れ。
昨夜は、さすがに疲れて、9時前に横になり、そのまま寝入ってしまった。
03ボクスターは、相変わらず快調に走り、不具合はほとんど感じられない。
トランスミッションの違和感は、相変わらずだがな。
来月、車検。
タイヤも交換して、もうしばらくは乗り続ける。
500km程を走り切って、54リッターの燃料を飲み込んだ。
燃費は、9kmを超えている。
文句のない数字だな。
まあ、床まで踏んでないけどな。
このクルマには、レーダーとかは付けない。
目くじら立てて走るクルマじゃない。
滑らかなエンジンの回転を楽しみながら、屋根を開け放って、ゆっくりと流すクルマだ。
いきなり駐車場に入れずに、近所をぐるりと走ってみる。
オープンのまま、サイドウインドウを上げて高速を走るのもいいが、一般道を、そのサイドウインドウを下して、ゆるゆると流すのもいい。
陽が落ちて、黄昏迫る住宅街を、静かに走らせる。
吹かさなければ、実に快適な乗用車だ。
田園調布の店に飾ってある、4Cスパイダーでは、このフィーリングは味わえないだろう。
あれは、エンジンの音を聞かせるクルマだしな。
このクルマを、終のクルマとして手元に残そうか?。
歳を取り、マニュアル車の運転が怪しくなっても、ティプトロニックSの2003年型ボクスターなら、安心して操ることが出来るしな。
83タルガのように、部品が出るかどうかを危ぶみながらメンテすることもなかろう(分からんぞお?)。
今日は、大井町にお土産を届けに行かなければならない。
夕方が都合がいいというので、それに合わせてフィットネスも行う予定でいる。
つーか、恐怖の(!)体脂肪率測定を行う予定だ。
減量期には、筋トレしていても、体脂肪率は上がるのが自然だ。
増量期に、筋トレを継続して、脂肪の燃焼を促進する運動を併せれば、体脂肪率は下がるということになっている。
それを、意図的に繰り返せば、ターゲットとする体重(適正体重とは限りませんが)周辺で、体脂肪率を下げることが出来る。
えっ?、何のために、体脂肪率を落とそうとしているのかってえ?、
もちろん、減圧症のリスクを軽減するためだ。
肥満は、テクニカルダイビングの敵である。
どの程度の軽減になるのかは別として、同時に筋力アップも必要だな。
背筋が弱くて、足が下がってしまったり、うなだれポーズで潜っているようでは、話にならない。
インスピの30kgを超える器材を、陸上で運んだり、持ち上げたりする必要もある。
心身の健康を維持し続けなければ、通常のダイビングよりもリスクを抱え込んで潜る、テクニカルダイビングを行うことは出来ない。
コーヒーも、朝の1杯だけにする(ほぼ、実践状態:一昨日は2杯飲んだがな)。
そのうち、完全に離脱する(希望的観測)。
その、朝のコーヒーも、あと一口で飲み終わる。
朝の散歩も終え、新たな1日の始まりを、心穏やかに迎える。
今日は、宿題にしているヘレンクルーズの航海記の続きを書こう。
ちょっと、調べたりしたいこともあったので、ネット環境が不自由では書けなかったから。
しかし、うーん、03ボクスターは、やっぱいいな・・・。
昼食後、ボクスターの屋根を開け放って、心ゆくまでオープンで走る。
アクアラインでは、さすがに閉じて走ったが、料金所で再び頭上を解き放つ。
帽子とサングラスは、この時期必携だな。
梅雨の晴れ間というか、空梅雨の日というか・・・。
浮世の雑事を済ませて、インスピレーションの柔らか系部品(?)のメンテナンスを依頼するために、神田のEx-scubaに向かう。
京葉道路は渋滞もなく順調で、放射7号を降りて、コイン駐車場を探して、ようやく到着する。
おみやげを忘れたかと、一瞬焦ったが、助手席の下に落ちていた。
やれやれ・・・。
お借りした部品をお返しし、メンテナンスを依頼して、浮沈子の中性浮力の悩みについて打ち明ける。
原因は、器材のコンフィギュレーションと心の乱れ、そして背筋・・・。
うーん、まあ、器材のバランスが悪ければ、確かにまともなトリムは取れない。
オープンサーキットだろうが、クローズドサーキットだろうが、呼吸が乱れれば中性浮力は崩れる。
呼吸が乱れるということは、心が乱れているからだと・・・。
そうだろうな。
足が下がるという話をしたら、それは背筋が弱いからだという。
胸を張り、頭を上げ、背筋を伸ばして一直線になる。
その姿勢を維持してバランスするためには、もちろん、器材のバランスが8割としても、2割はダイバー自身の筋力に頼ることになる。
水中でも、自分の身体は自分で支えるしかない。
慣れないうちは、筋肉痛で翌日まともに歩けなくなるという。
ははあ、浮沈子が腰痛だと思っていたのは、それが原因だったのか・・・。
中性浮力については、様々な意見、見解、そして対策があることが分かる。
100人に聞けば、100の答えが返ってくるに違いない。
そして、それはどれも正しい。
しかし、浮沈子は、自分で答えを出さなければならない。
自転車に初めて乗れた時のことを思い出す(半世紀近くも昔の話です)。
あの、異次元の体験を、もう一度身体と脳に蘇らせなければならない。
完全な静止。
走り続けなければ倒れてしまう自転車のように、安定した呼吸を維持しなければ崩れてしまう、ピンポイントの境地・・・。
静止した感覚を身に着けよ!。
イントラの宿題。
器材のメンテが終わって戻ってくるまでに、その感覚を身に着けたい。
無理なことは分かっているが、それが出来ない限り、先に進むことは出来ない。
トラブルの際や、ストレスが掛かった時だけでなく、ただ潜る時でさえ、心が乱れる。
呼吸の乱れは、心の乱れ。
昨夜は、さすがに疲れて、9時前に横になり、そのまま寝入ってしまった。
03ボクスターは、相変わらず快調に走り、不具合はほとんど感じられない。
トランスミッションの違和感は、相変わらずだがな。
来月、車検。
タイヤも交換して、もうしばらくは乗り続ける。
500km程を走り切って、54リッターの燃料を飲み込んだ。
燃費は、9kmを超えている。
文句のない数字だな。
まあ、床まで踏んでないけどな。
このクルマには、レーダーとかは付けない。
目くじら立てて走るクルマじゃない。
滑らかなエンジンの回転を楽しみながら、屋根を開け放って、ゆっくりと流すクルマだ。
いきなり駐車場に入れずに、近所をぐるりと走ってみる。
オープンのまま、サイドウインドウを上げて高速を走るのもいいが、一般道を、そのサイドウインドウを下して、ゆるゆると流すのもいい。
陽が落ちて、黄昏迫る住宅街を、静かに走らせる。
吹かさなければ、実に快適な乗用車だ。
田園調布の店に飾ってある、4Cスパイダーでは、このフィーリングは味わえないだろう。
あれは、エンジンの音を聞かせるクルマだしな。
このクルマを、終のクルマとして手元に残そうか?。
歳を取り、マニュアル車の運転が怪しくなっても、ティプトロニックSの2003年型ボクスターなら、安心して操ることが出来るしな。
83タルガのように、部品が出るかどうかを危ぶみながらメンテすることもなかろう(分からんぞお?)。
今日は、大井町にお土産を届けに行かなければならない。
夕方が都合がいいというので、それに合わせてフィットネスも行う予定でいる。
つーか、恐怖の(!)体脂肪率測定を行う予定だ。
減量期には、筋トレしていても、体脂肪率は上がるのが自然だ。
増量期に、筋トレを継続して、脂肪の燃焼を促進する運動を併せれば、体脂肪率は下がるということになっている。
それを、意図的に繰り返せば、ターゲットとする体重(適正体重とは限りませんが)周辺で、体脂肪率を下げることが出来る。
えっ?、何のために、体脂肪率を落とそうとしているのかってえ?、
もちろん、減圧症のリスクを軽減するためだ。
肥満は、テクニカルダイビングの敵である。
どの程度の軽減になるのかは別として、同時に筋力アップも必要だな。
背筋が弱くて、足が下がってしまったり、うなだれポーズで潜っているようでは、話にならない。
インスピの30kgを超える器材を、陸上で運んだり、持ち上げたりする必要もある。
心身の健康を維持し続けなければ、通常のダイビングよりもリスクを抱え込んで潜る、テクニカルダイビングを行うことは出来ない。
コーヒーも、朝の1杯だけにする(ほぼ、実践状態:一昨日は2杯飲んだがな)。
そのうち、完全に離脱する(希望的観測)。
その、朝のコーヒーも、あと一口で飲み終わる。
朝の散歩も終え、新たな1日の始まりを、心穏やかに迎える。
今日は、宿題にしているヘレンクルーズの航海記の続きを書こう。
ちょっと、調べたりしたいこともあったので、ネット環境が不自由では書けなかったから。
しかし、うーん、03ボクスターは、やっぱいいな・・・。
ヘレンクルーズ2016その3(南西諸島) ― 2016年06月21日 06:58
ヘレンクルーズ2016その3(南西諸島)
なかなかダイビングの話にならない航海記。
正直なところ、ダイビングそのものの印象はあまりないのだ。
ログブックと薄暗い写真だけ。
記憶には残らない経験。
しかし、貴重な経験だったな。
浮沈子のダイビングスタイルでは、なかなか行うことのできない経験だ。
えっ?、どんなダイビングスタイルかってえ?。
CCRで、ドーンと潜って、あんま泳がないで沈船見て、ただ上がってくるだけのダイビング・・・。
サカナいらない、地形いらない、透視度いらない(10m位は欲しいけどな)。
写真は原則として撮らない。
ペネトレーションは、トレーニング以外にはしない。
まあ、そんなヘンタイダイバーには、ヘレンクルーズはもったいない。
透視度のいい暖かい海で、マクロも大物(今回は出ませんでしたが)の期待もあるダイビングは、実に楽しかったが、何度も来ようという感じではなかった。
浮沈子は1度でいい。
しかし、行って、本当に良かった。
航海した海域は、パラオの南西諸島といわれる地域だ。
(南西諸島 (パラオ))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E8%A5%BF%E8%AB%B8%E5%B3%B6_(%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%AA)
「・ソンソロール州
・・ファンナ島 (ソンソロール語:Fana パラオ語: Fanna)
・・ソンソロール島 (ソンソロール語:Dongosaro,Dongosaru パラオ語: Sonsorol)
人口24名
・・ポロアナ島 (ソンソロール語:Puro パラオ語: Pulo Anna)
人口10名
・・メリール島 (ソンソロール語:Melieli パラオ語: Merir)
人口5名
・ハトホベイ州
・・トビ島 (トビ語:Hatohobei パラオ語: Tobi)
人口20名
・・ヘレン環礁 (トビ語:Hotsarihie 英語: Helen Reef)
人口3名(国境警備隊員のみ)
・・トランジット環礁 (トビ語:Pieraurou 英語: Transit Reef)」
この中で、訪れたのは、順番に、以下の通り。
・ソンソロール島
・ヘレン島(ヘレン環礁)
・トビ島
・メリル島(メリール島)
・プルアナ島(ポロアナ島)
以下の呼称は、龍馬1号の中での用語に統一する。
各島々の位置などは、このページに示されている。
(ソンソロール州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%B7%9E
「・ソンソロール島:北緯05度19分28秒 東経132度13分16秒
・プルアナ島:北緯04度39分34秒 東経131度57分49秒
・メリル島:北緯04度19分27秒 東経132度18分37秒」
(ハトホベイ州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%99%E3%82%A4%E5%B7%9E
「・トビ島:北緯03度00分22秒 東経131度07分26秒
・ヘレン島:北緯03度00分 東経131度11分」
ヘレン島は、相当位置がずれている(トビ島と間違えてんじゃないのかあ?)。
グーグルマップでは、以下の位置にある。
北緯2.975271度, 東経131.811910度
まあ、どうでもいいんですが。
ちなみに、他の島は概ね合っているようだ。
コロールから出発して、最初の目的地であるソンソロール島までは、グーグルアースで約333kmある(直線距離)。
そこからヘレン島までは、264km(直線距離)。
島々の間を縫って走ったり、ヘレンでは、水路から礁湖に入ったりするので、実際にはもっと走っている。
およそ600kmの彼方の島まで行ってきたわけで、往復の距離は、1200kmを超えている。
ちなみに、ルートを追いかけて直線距離を測ってみると、以下になる。
・コロール→ソンソロール島:333km
・ソンソロール島→ヘレン島:264km
・ヘレン島→トビ島:77km
・トビ島→メリル島:196km
・メリル島→プルアナ島:54km
・プルアナ島→コロール:404km
単純に足し算しても、1328km。
実際には、それ以上走っていることになる。
ダイビング13本と、ヘレン島(2度)とトビ島への上陸をこなして、これだけの距離を走る。
その間の食事は20回・・・。
まあ、船客は、船の上では飲んでるか、食ってるか、寝てるかだがな。
サワラ5匹に、キハダ1匹を釣り上げ、食卓を飾ったりもした。
船でしか行くことが出来ない、絶海の孤島(ソンソロールのすぐ北にあるパナ島(ファンナ島)以外には、2つの島を同時に見ることは出来ない)。
「交通:
いずれの島にも空港がないため、船で訪問するのが一般的である。船は数ヶ月に1回定期船が出るほか、不定期で「パラオスポート号」によるダイビングツアーも行われる。」
えーとですね、龍馬1号でも、ダイビングツアー、やってます!。
まあいい。
今回のクルーズは、海はベタなぎに近く、浮沈子が殆ど酔わなかったほどだが、4回目の参加という方に聞いたら、荒れる時もあるようだ。
双胴船の間にある船体の底に、波がドーンと当たる音がするという(ひええーっ!)。
そんな恐ろしいこともなく、ゆるゆるとした揺れだけがあった。
360度、見渡す限りの水平線。
水の惑星、地球。
進めども、進めども、水ばかりの航海初日、朝目覚めて、まだ島影が見えていたのは、アンガウル島だったんだろうか?。
(アンガウル州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%83%AB%E5%B7%9E
「アンガウル島はパラオ諸島の南、ペリリュー(ペレリウ)島の南西10kmに位置し、パラオを取り囲むサンゴ礁のさらに南にある。」
「定期船は週1便しかなくスケジュールが頻繁に変更され外洋上に位置するため波が荒く欠航も多い。容易に訪れ難い離島の一つである。」
南西諸島は、そのさらにさらに先にある。
容易に訪れ難い離島ばっかし・・・。
航海初日、浮沈子は、そんなことも知らないで、曇り空の下をひた走る龍馬1号の中で、朝飯をたらふく食っては、昨夜飲んだ酔い止めの効果で、直ぐに横になってはうつらうつらするという状態だった。
明日からのダイビングの器材も準備しなければならないが、なかなか手を付ける気にならない。
初めての船に慣れないということもあるし、器材が上手く稼働するかどうかも不安だ。
ナイトロックスの運用とか、ダイビング用に曳航しているテンダーボートのオペレーションがどうなっているかも分からない。
まあ、多くの船客が龍馬1号の経験者ではあったが、全くの初めてという方もいたので、少しは気が楽だがな。
午後には、今回の航海全般についてのブリーフィングがあるというので、その際に全貌は明らかになるはずだ。
それまでは、のんびりしよう・・・。
快調なエンジンの音がとどろく中、最後の島影も遠くかすんでいき、いよいよ絶海の孤島に向けて、外洋航海に乗り出した。
パラオ本島の環礁は、とっくに通り過ぎ、ローリングを中心とした揺れが大きくなっている。
比較的速い周期のローリングだ。
ほほう、珍しいな。
双胴船には、何度か乗ったことがあるが、波が高くなると、ヨーイングが出てくることがあった。
大島に、まだ双胴船が使われていたころの話だ。
酷く酔った記憶がある。
波が穏やかな海域でしか使えない船だと思っていた。
外洋かよ!?。
イントラが、以前に乗った時には、どこでもいいから降ろしてほしいと思う程の揺れが出たという。
そう、船酔いに関する不安も大きかった。
期待と不安が入り混じった気分を象徴するような、曇天の航海初日・・・。
天気も、ずーっとこんな調子だとつまんないな・・・。
そんなことを考えながら、昼食を食べ、午後3時からのブリーフィングを待つことにした。
なかなかダイビングの話にならない航海記。
正直なところ、ダイビングそのものの印象はあまりないのだ。
ログブックと薄暗い写真だけ。
記憶には残らない経験。
しかし、貴重な経験だったな。
浮沈子のダイビングスタイルでは、なかなか行うことのできない経験だ。
えっ?、どんなダイビングスタイルかってえ?。
CCRで、ドーンと潜って、あんま泳がないで沈船見て、ただ上がってくるだけのダイビング・・・。
サカナいらない、地形いらない、透視度いらない(10m位は欲しいけどな)。
写真は原則として撮らない。
ペネトレーションは、トレーニング以外にはしない。
まあ、そんなヘンタイダイバーには、ヘレンクルーズはもったいない。
透視度のいい暖かい海で、マクロも大物(今回は出ませんでしたが)の期待もあるダイビングは、実に楽しかったが、何度も来ようという感じではなかった。
浮沈子は1度でいい。
しかし、行って、本当に良かった。
航海した海域は、パラオの南西諸島といわれる地域だ。
(南西諸島 (パラオ))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E8%A5%BF%E8%AB%B8%E5%B3%B6_(%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%AA)
「・ソンソロール州
・・ファンナ島 (ソンソロール語:Fana パラオ語: Fanna)
・・ソンソロール島 (ソンソロール語:Dongosaro,Dongosaru パラオ語: Sonsorol)
人口24名
・・ポロアナ島 (ソンソロール語:Puro パラオ語: Pulo Anna)
人口10名
・・メリール島 (ソンソロール語:Melieli パラオ語: Merir)
人口5名
・ハトホベイ州
・・トビ島 (トビ語:Hatohobei パラオ語: Tobi)
人口20名
・・ヘレン環礁 (トビ語:Hotsarihie 英語: Helen Reef)
人口3名(国境警備隊員のみ)
・・トランジット環礁 (トビ語:Pieraurou 英語: Transit Reef)」
この中で、訪れたのは、順番に、以下の通り。
・ソンソロール島
・ヘレン島(ヘレン環礁)
・トビ島
・メリル島(メリール島)
・プルアナ島(ポロアナ島)
以下の呼称は、龍馬1号の中での用語に統一する。
各島々の位置などは、このページに示されている。
(ソンソロール州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%B7%9E
「・ソンソロール島:北緯05度19分28秒 東経132度13分16秒
・プルアナ島:北緯04度39分34秒 東経131度57分49秒
・メリル島:北緯04度19分27秒 東経132度18分37秒」
(ハトホベイ州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%99%E3%82%A4%E5%B7%9E
「・トビ島:北緯03度00分22秒 東経131度07分26秒
・ヘレン島:北緯03度00分 東経131度11分」
ヘレン島は、相当位置がずれている(トビ島と間違えてんじゃないのかあ?)。
グーグルマップでは、以下の位置にある。
北緯2.975271度, 東経131.811910度
まあ、どうでもいいんですが。
ちなみに、他の島は概ね合っているようだ。
コロールから出発して、最初の目的地であるソンソロール島までは、グーグルアースで約333kmある(直線距離)。
そこからヘレン島までは、264km(直線距離)。
島々の間を縫って走ったり、ヘレンでは、水路から礁湖に入ったりするので、実際にはもっと走っている。
およそ600kmの彼方の島まで行ってきたわけで、往復の距離は、1200kmを超えている。
ちなみに、ルートを追いかけて直線距離を測ってみると、以下になる。
・コロール→ソンソロール島:333km
・ソンソロール島→ヘレン島:264km
・ヘレン島→トビ島:77km
・トビ島→メリル島:196km
・メリル島→プルアナ島:54km
・プルアナ島→コロール:404km
単純に足し算しても、1328km。
実際には、それ以上走っていることになる。
ダイビング13本と、ヘレン島(2度)とトビ島への上陸をこなして、これだけの距離を走る。
その間の食事は20回・・・。
まあ、船客は、船の上では飲んでるか、食ってるか、寝てるかだがな。
サワラ5匹に、キハダ1匹を釣り上げ、食卓を飾ったりもした。
船でしか行くことが出来ない、絶海の孤島(ソンソロールのすぐ北にあるパナ島(ファンナ島)以外には、2つの島を同時に見ることは出来ない)。
「交通:
いずれの島にも空港がないため、船で訪問するのが一般的である。船は数ヶ月に1回定期船が出るほか、不定期で「パラオスポート号」によるダイビングツアーも行われる。」
えーとですね、龍馬1号でも、ダイビングツアー、やってます!。
まあいい。
今回のクルーズは、海はベタなぎに近く、浮沈子が殆ど酔わなかったほどだが、4回目の参加という方に聞いたら、荒れる時もあるようだ。
双胴船の間にある船体の底に、波がドーンと当たる音がするという(ひええーっ!)。
そんな恐ろしいこともなく、ゆるゆるとした揺れだけがあった。
360度、見渡す限りの水平線。
水の惑星、地球。
進めども、進めども、水ばかりの航海初日、朝目覚めて、まだ島影が見えていたのは、アンガウル島だったんだろうか?。
(アンガウル州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%83%AB%E5%B7%9E
「アンガウル島はパラオ諸島の南、ペリリュー(ペレリウ)島の南西10kmに位置し、パラオを取り囲むサンゴ礁のさらに南にある。」
「定期船は週1便しかなくスケジュールが頻繁に変更され外洋上に位置するため波が荒く欠航も多い。容易に訪れ難い離島の一つである。」
南西諸島は、そのさらにさらに先にある。
容易に訪れ難い離島ばっかし・・・。
航海初日、浮沈子は、そんなことも知らないで、曇り空の下をひた走る龍馬1号の中で、朝飯をたらふく食っては、昨夜飲んだ酔い止めの効果で、直ぐに横になってはうつらうつらするという状態だった。
明日からのダイビングの器材も準備しなければならないが、なかなか手を付ける気にならない。
初めての船に慣れないということもあるし、器材が上手く稼働するかどうかも不安だ。
ナイトロックスの運用とか、ダイビング用に曳航しているテンダーボートのオペレーションがどうなっているかも分からない。
まあ、多くの船客が龍馬1号の経験者ではあったが、全くの初めてという方もいたので、少しは気が楽だがな。
午後には、今回の航海全般についてのブリーフィングがあるというので、その際に全貌は明らかになるはずだ。
それまでは、のんびりしよう・・・。
快調なエンジンの音がとどろく中、最後の島影も遠くかすんでいき、いよいよ絶海の孤島に向けて、外洋航海に乗り出した。
パラオ本島の環礁は、とっくに通り過ぎ、ローリングを中心とした揺れが大きくなっている。
比較的速い周期のローリングだ。
ほほう、珍しいな。
双胴船には、何度か乗ったことがあるが、波が高くなると、ヨーイングが出てくることがあった。
大島に、まだ双胴船が使われていたころの話だ。
酷く酔った記憶がある。
波が穏やかな海域でしか使えない船だと思っていた。
外洋かよ!?。
イントラが、以前に乗った時には、どこでもいいから降ろしてほしいと思う程の揺れが出たという。
そう、船酔いに関する不安も大きかった。
期待と不安が入り混じった気分を象徴するような、曇天の航海初日・・・。
天気も、ずーっとこんな調子だとつまんないな・・・。
そんなことを考えながら、昼食を食べ、午後3時からのブリーフィングを待つことにした。
ダイエットの効果 ― 2016年06月21日 09:07
ダイエットの効果
パンツが緩い・・・。
3月頃から、相当意識し始め、5月中旬に活動量計を導入し、さらに摂取カロリーのコントロールを始めた浮沈子の減量計画。
1年前から続けていた、量るだけダイエットは、まあ、体重の増加がなかった程度の効果しかなく(約1年で、2kgの減量)、このままでは、いつになっても標準体重には程遠いと自覚し、ほぼ1か月ほどで、あっさりと、1年間掛かって減らした分を超える(ほぼ2倍の)体重減少を実現した。
今朝の計量では、パラオに行く前の朝の計量よりも、2kg以上減っている。
結果、胴回りは細くなり、パンツが緩い・・・。
標準体重までは、まだ、相当の乖離があるが、射程距離に入ってきたことは確かだ。
この先、一直線に減少するかどうかは分からないし、夏に向けて、体調管理を併せて行う必要もあるので、ペースを保てるかどうかも分からない。
計画では、標準体重以下に一度落としてから、体脂肪率の改善を図るために、やや増量して、標準体重マイナスアルファに持っていくつもりでいる。
それ以降は、その体形を維持するためのトレーニングを継続する。
たぶん、それが一番困難だろう。
中性浮力と同じで、体重というのは、意識してコントロールしなければ、増えたり減ったりするのだ(まあ、概ね増えますけど・・・)。
が、それは、早くても来年の話だ。
その頃には、さらに胴回りが細くなって、パンツが緩くなるに違いない(希望的観測)。
どうせ買い替えるなら、その時に買えばいいか?。
いや、それとも、少しきつめのパンツを今買って、身体をそれに合わせるためのモチベーションにしようか?。
しかしなあ、こればっかりは、履けないものは履けないしなあ・・・。
早朝散歩した時には降っていなかった雨が、とうとう降り出したようだ。
今日は夕方まで降っているらしい。
梅雨時なんだから、当たり前だ。
パラオでの、バケツの底を抜いたような土砂降りではなく、蕭蕭と降る小雨だ。
これじゃ、散歩にも行けないな。
雨の日の運動量の確保も課題だ。
まあ、来月からは、大井町のアトレ本館が休館日になる日以外は、ほぼ毎日通うことが出来るが、それにしたって雨の日には電車で行くことになるわけで、貴重な往復の運動ができなくなる(その分、フィットネスで頑張るっきゃない)。
今朝の散歩で気づいたんだが、坂を上る際に、少しは身軽になったような気がした。
春先に比べて、4kg程度しか落ちていないので、気のせいといえばそれまでかも知れないし、ぜい肉より筋肉の方が落ちているに違いないので、体感できるような効果があるとも思えないが、それでも気分的には悪くない。
その4kg(8ポンド以上!)の重りを付けて歩いていたわけだから、確かに違いはあるはずだ。
水中では、浮力にしかならない体脂肪も、陸上では(大気中では)、しっかりマイナス浮力になっている(ふつー、そういう言い方はしないけどな)。
浮沈子が、体脂肪を気にしているのは、通常生活での健康維持ということもあるが、それ以上に、ダイビングで窒素を溜め込む速度が遅い組織として知られているからだ。
つーことは、短時間の潜水ではM値以下に留まることになり、問題にはなりにくいが、溜め込むのが遅いということは、排出速度も遅いために、長時間のダイビングでは減圧停止による排出がなかなか出来ないということになる。
一旦溜めたら、ちっとずつしか減らないわけだ。
もちろん、減圧計画では、それも考慮して停止深度と停止時間を決めていくわけだが、個人差や体調による差が激しいために、ヒットするかどうか(減圧症を発症するかどうか)は、実際潜ってみなけりゃあ分からないといっても過言ではない。
浮沈子の場合には、それ以前に、停止できないという大問題があるんだがな。
まあいい。
いずれにしても、遅い組織である体脂肪などの脂肪組織は、多いよりも少ない方がいい。
余りぺらぺらだと、スタミナとか保温(体温の維持)の問題も出てくるが、それは別の方法でカバーできる。
ウエイトを減らすという意味でも、素っ裸の浮力は少ない方がいい。
筋肉なしのガリガリでは、ダイビングそのもののリスクが高まるので、スリムな筋肉質がよろしい。
高齢者には、辛いところだ。
若者は、元々そういう体形なので、何の苦労もせずに、しれっと潜れたりする。
羨ましい。
それを目指しているわけだから、ある程度の目安というのはある。
細身の筋肉質。
標準体重以下、体脂肪率も標準以下。
そして、何よりも、それを維持する。
体重が軽くなると、別の効果も表れる。
相対的な運動能力の向上。
動かさなければならない身体全体の質量が減るわけだから、全ての運動が容易になる。
スタミナの問題はあるが、別に、マラソンするわけではない。
体脂肪が減ることにより、循環機能の改善にも繋がる。
血圧、心臓、血管系にとって、悪いことは何もない。
肺の換気能が同じなら、身体器官に送り込める相対的な酸素の量も多くなるわけで、エネルギー効率も高まる(希望的観測)。
陸上では、単純に、動きやすくなるとともに、関節への負担も小さくなる。
軽けりゃいいってもんでもないが、重すぎるよりはいい。
減量の効果は、まだまだある。
食う量を減らしても、腹が空きにくくなる。
減量のせいなのか、食習慣が馴染んできた脳のせいなのかは知らないが、お腹が空いて空いて、堪らなかった状態は、現在では殆どない。
胃袋が小さくなるというのが、本当なのかは知らないが、腹いっぱい食べた時の量が、確かに減った。
たぶん、今は、どんぶり2杯は一気には食えない(そんなに食ってたのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
話は変わるが、活動量計のトレンドは、どうやら2極化してきたようだ。
ビボフィットシリーズや、ミスフィットシリーズのような、心拍計を持たない長期間の運用(数か月電池交換無し)が可能なタイプと、心拍計で、ストレス評価も行いつつ、アクティビティーに対応した高機能タイプ(その代わり、1週間に1回程度の充電が必要)である。
(ASUS、脈拍センサ搭載活動量計「ASUS VivoWatch」を6月24日より発売)
http://japan.cnet.com/mobile/35084555/
「ASUSTeK Computerは6月18日、日々の歩数や移動距離、消費カロリー、脈拍、睡眠時間などを手首に着けておくだけで記録する、腕時計タイプの活動量計「ASUS VivoWatch」を日本市場向けに発売すると発表した。同日より店頭での予約受け付けを開始し、6月24日より販売を開始する。」
まあ、外連味のない、極々ふつーの活動量計で、何か目新しいものがあるわけではない。
「紫外線量を調べられるUVセンサを内蔵」
そんなもんなくても、てめえの目玉でよく見ればいいだけじゃん!?(人間の目には、紫外線は見えません)。
「重量は、約50g」
ビボフィット(初代)の約2倍だが、腕時計としては軽い方だろう。
いくら高い製品を買ったとしても、運動しなけりゃただの重りだ(50gじゃ、効果はないに等しいがな)。
スマホの着信や、SNSの受信を通知する機能もあるらしい。
(ASUS、IP67準拠の防塵防水性能を持つ活動量計&スマートウオッチ)
http://news.mynavi.jp/news/2016/06/20/217/
防水機能がショボくて、プールでは使えないというので、この点では、ビボフィットやミスフィットが優れている(50m防水)。
日常生活防水プラスアルファでは、アクティビティ用としては、やや不安だ。
デザインコンセプトからしても、アウトドアでガンガン使うという方向性は感じられない。
日常生活の中で、僕は(私は)健康に配慮していますよというアピールを、さりげなく行う、スマートなガジェットであると見た。
おしゃれアイテムなのだ。
そういう方向性なんだろうな。
少しでも、市場を広げていくためには、ガチガチのフィットネス野郎だけでは数に限りがあって、健康に関心がある女性とか、優男(?)にも振り向いてもらわなくてはならない。
ちなみに、アンドロイドウエアではない、独自のOSのようだ(まあ、簡単な機能しかないしな)。
(ASUS、Android / iOS対応のスマートウォッチ「VivoWatch」を6月24日に国内発売)
http://getnews.jp/archives/1478938
「外観は ZenWatch 風ですが、Android Wear デバイスではありません。独自の OS を搭載」
浮沈子的には、関心こそあるものの、買う気は全く起きない。
着けっ放しがいい。
心拍監視なんていらないし、UVをカットする気もない。
「幸福度(Hapiness Index)や UV 指標を計測することもできます。」
余計なお世話だ!。
浮沈子の幸福度は、目下のところ、中性浮力がどれ程取れるかに掛かっている。
活動量計じゃあ、そういうのは計測できない。
が、まあ、そのうちダイビングでも、そういう機能が付いたダイコンが出てくるかもな。
世も末だな・・・。
パンツが緩い・・・。
3月頃から、相当意識し始め、5月中旬に活動量計を導入し、さらに摂取カロリーのコントロールを始めた浮沈子の減量計画。
1年前から続けていた、量るだけダイエットは、まあ、体重の増加がなかった程度の効果しかなく(約1年で、2kgの減量)、このままでは、いつになっても標準体重には程遠いと自覚し、ほぼ1か月ほどで、あっさりと、1年間掛かって減らした分を超える(ほぼ2倍の)体重減少を実現した。
今朝の計量では、パラオに行く前の朝の計量よりも、2kg以上減っている。
結果、胴回りは細くなり、パンツが緩い・・・。
標準体重までは、まだ、相当の乖離があるが、射程距離に入ってきたことは確かだ。
この先、一直線に減少するかどうかは分からないし、夏に向けて、体調管理を併せて行う必要もあるので、ペースを保てるかどうかも分からない。
計画では、標準体重以下に一度落としてから、体脂肪率の改善を図るために、やや増量して、標準体重マイナスアルファに持っていくつもりでいる。
それ以降は、その体形を維持するためのトレーニングを継続する。
たぶん、それが一番困難だろう。
中性浮力と同じで、体重というのは、意識してコントロールしなければ、増えたり減ったりするのだ(まあ、概ね増えますけど・・・)。
が、それは、早くても来年の話だ。
その頃には、さらに胴回りが細くなって、パンツが緩くなるに違いない(希望的観測)。
どうせ買い替えるなら、その時に買えばいいか?。
いや、それとも、少しきつめのパンツを今買って、身体をそれに合わせるためのモチベーションにしようか?。
しかしなあ、こればっかりは、履けないものは履けないしなあ・・・。
早朝散歩した時には降っていなかった雨が、とうとう降り出したようだ。
今日は夕方まで降っているらしい。
梅雨時なんだから、当たり前だ。
パラオでの、バケツの底を抜いたような土砂降りではなく、蕭蕭と降る小雨だ。
これじゃ、散歩にも行けないな。
雨の日の運動量の確保も課題だ。
まあ、来月からは、大井町のアトレ本館が休館日になる日以外は、ほぼ毎日通うことが出来るが、それにしたって雨の日には電車で行くことになるわけで、貴重な往復の運動ができなくなる(その分、フィットネスで頑張るっきゃない)。
今朝の散歩で気づいたんだが、坂を上る際に、少しは身軽になったような気がした。
春先に比べて、4kg程度しか落ちていないので、気のせいといえばそれまでかも知れないし、ぜい肉より筋肉の方が落ちているに違いないので、体感できるような効果があるとも思えないが、それでも気分的には悪くない。
その4kg(8ポンド以上!)の重りを付けて歩いていたわけだから、確かに違いはあるはずだ。
水中では、浮力にしかならない体脂肪も、陸上では(大気中では)、しっかりマイナス浮力になっている(ふつー、そういう言い方はしないけどな)。
浮沈子が、体脂肪を気にしているのは、通常生活での健康維持ということもあるが、それ以上に、ダイビングで窒素を溜め込む速度が遅い組織として知られているからだ。
つーことは、短時間の潜水ではM値以下に留まることになり、問題にはなりにくいが、溜め込むのが遅いということは、排出速度も遅いために、長時間のダイビングでは減圧停止による排出がなかなか出来ないということになる。
一旦溜めたら、ちっとずつしか減らないわけだ。
もちろん、減圧計画では、それも考慮して停止深度と停止時間を決めていくわけだが、個人差や体調による差が激しいために、ヒットするかどうか(減圧症を発症するかどうか)は、実際潜ってみなけりゃあ分からないといっても過言ではない。
浮沈子の場合には、それ以前に、停止できないという大問題があるんだがな。
まあいい。
いずれにしても、遅い組織である体脂肪などの脂肪組織は、多いよりも少ない方がいい。
余りぺらぺらだと、スタミナとか保温(体温の維持)の問題も出てくるが、それは別の方法でカバーできる。
ウエイトを減らすという意味でも、素っ裸の浮力は少ない方がいい。
筋肉なしのガリガリでは、ダイビングそのもののリスクが高まるので、スリムな筋肉質がよろしい。
高齢者には、辛いところだ。
若者は、元々そういう体形なので、何の苦労もせずに、しれっと潜れたりする。
羨ましい。
それを目指しているわけだから、ある程度の目安というのはある。
細身の筋肉質。
標準体重以下、体脂肪率も標準以下。
そして、何よりも、それを維持する。
体重が軽くなると、別の効果も表れる。
相対的な運動能力の向上。
動かさなければならない身体全体の質量が減るわけだから、全ての運動が容易になる。
スタミナの問題はあるが、別に、マラソンするわけではない。
体脂肪が減ることにより、循環機能の改善にも繋がる。
血圧、心臓、血管系にとって、悪いことは何もない。
肺の換気能が同じなら、身体器官に送り込める相対的な酸素の量も多くなるわけで、エネルギー効率も高まる(希望的観測)。
陸上では、単純に、動きやすくなるとともに、関節への負担も小さくなる。
軽けりゃいいってもんでもないが、重すぎるよりはいい。
減量の効果は、まだまだある。
食う量を減らしても、腹が空きにくくなる。
減量のせいなのか、食習慣が馴染んできた脳のせいなのかは知らないが、お腹が空いて空いて、堪らなかった状態は、現在では殆どない。
胃袋が小さくなるというのが、本当なのかは知らないが、腹いっぱい食べた時の量が、確かに減った。
たぶん、今は、どんぶり2杯は一気には食えない(そんなに食ってたのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
話は変わるが、活動量計のトレンドは、どうやら2極化してきたようだ。
ビボフィットシリーズや、ミスフィットシリーズのような、心拍計を持たない長期間の運用(数か月電池交換無し)が可能なタイプと、心拍計で、ストレス評価も行いつつ、アクティビティーに対応した高機能タイプ(その代わり、1週間に1回程度の充電が必要)である。
(ASUS、脈拍センサ搭載活動量計「ASUS VivoWatch」を6月24日より発売)
http://japan.cnet.com/mobile/35084555/
「ASUSTeK Computerは6月18日、日々の歩数や移動距離、消費カロリー、脈拍、睡眠時間などを手首に着けておくだけで記録する、腕時計タイプの活動量計「ASUS VivoWatch」を日本市場向けに発売すると発表した。同日より店頭での予約受け付けを開始し、6月24日より販売を開始する。」
まあ、外連味のない、極々ふつーの活動量計で、何か目新しいものがあるわけではない。
「紫外線量を調べられるUVセンサを内蔵」
そんなもんなくても、てめえの目玉でよく見ればいいだけじゃん!?(人間の目には、紫外線は見えません)。
「重量は、約50g」
ビボフィット(初代)の約2倍だが、腕時計としては軽い方だろう。
いくら高い製品を買ったとしても、運動しなけりゃただの重りだ(50gじゃ、効果はないに等しいがな)。
スマホの着信や、SNSの受信を通知する機能もあるらしい。
(ASUS、IP67準拠の防塵防水性能を持つ活動量計&スマートウオッチ)
http://news.mynavi.jp/news/2016/06/20/217/
防水機能がショボくて、プールでは使えないというので、この点では、ビボフィットやミスフィットが優れている(50m防水)。
日常生活防水プラスアルファでは、アクティビティ用としては、やや不安だ。
デザインコンセプトからしても、アウトドアでガンガン使うという方向性は感じられない。
日常生活の中で、僕は(私は)健康に配慮していますよというアピールを、さりげなく行う、スマートなガジェットであると見た。
おしゃれアイテムなのだ。
そういう方向性なんだろうな。
少しでも、市場を広げていくためには、ガチガチのフィットネス野郎だけでは数に限りがあって、健康に関心がある女性とか、優男(?)にも振り向いてもらわなくてはならない。
ちなみに、アンドロイドウエアではない、独自のOSのようだ(まあ、簡単な機能しかないしな)。
(ASUS、Android / iOS対応のスマートウォッチ「VivoWatch」を6月24日に国内発売)
http://getnews.jp/archives/1478938
「外観は ZenWatch 風ですが、Android Wear デバイスではありません。独自の OS を搭載」
浮沈子的には、関心こそあるものの、買う気は全く起きない。
着けっ放しがいい。
心拍監視なんていらないし、UVをカットする気もない。
「幸福度(Hapiness Index)や UV 指標を計測することもできます。」
余計なお世話だ!。
浮沈子の幸福度は、目下のところ、中性浮力がどれ程取れるかに掛かっている。
活動量計じゃあ、そういうのは計測できない。
が、まあ、そのうちダイビングでも、そういう機能が付いたダイコンが出てくるかもな。
世も末だな・・・。
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