オープンな日2016年06月21日 05:00

オープンな日


昼食後、ボクスターの屋根を開け放って、心ゆくまでオープンで走る。

アクアラインでは、さすがに閉じて走ったが、料金所で再び頭上を解き放つ。

帽子とサングラスは、この時期必携だな。

梅雨の晴れ間というか、空梅雨の日というか・・・。

浮世の雑事を済ませて、インスピレーションの柔らか系部品(?)のメンテナンスを依頼するために、神田のEx-scubaに向かう。

京葉道路は渋滞もなく順調で、放射7号を降りて、コイン駐車場を探して、ようやく到着する。

おみやげを忘れたかと、一瞬焦ったが、助手席の下に落ちていた。

やれやれ・・・。

お借りした部品をお返しし、メンテナンスを依頼して、浮沈子の中性浮力の悩みについて打ち明ける。

原因は、器材のコンフィギュレーションと心の乱れ、そして背筋・・・。

うーん、まあ、器材のバランスが悪ければ、確かにまともなトリムは取れない。

オープンサーキットだろうが、クローズドサーキットだろうが、呼吸が乱れれば中性浮力は崩れる。

呼吸が乱れるということは、心が乱れているからだと・・・。

そうだろうな。

足が下がるという話をしたら、それは背筋が弱いからだという。

胸を張り、頭を上げ、背筋を伸ばして一直線になる。

その姿勢を維持してバランスするためには、もちろん、器材のバランスが8割としても、2割はダイバー自身の筋力に頼ることになる。

水中でも、自分の身体は自分で支えるしかない。

慣れないうちは、筋肉痛で翌日まともに歩けなくなるという。

ははあ、浮沈子が腰痛だと思っていたのは、それが原因だったのか・・・。

中性浮力については、様々な意見、見解、そして対策があることが分かる。

100人に聞けば、100の答えが返ってくるに違いない。

そして、それはどれも正しい。

しかし、浮沈子は、自分で答えを出さなければならない。

自転車に初めて乗れた時のことを思い出す(半世紀近くも昔の話です)。

あの、異次元の体験を、もう一度身体と脳に蘇らせなければならない。

完全な静止。

走り続けなければ倒れてしまう自転車のように、安定した呼吸を維持しなければ崩れてしまう、ピンポイントの境地・・・。

静止した感覚を身に着けよ!。

イントラの宿題。

器材のメンテが終わって戻ってくるまでに、その感覚を身に着けたい。

無理なことは分かっているが、それが出来ない限り、先に進むことは出来ない。

トラブルの際や、ストレスが掛かった時だけでなく、ただ潜る時でさえ、心が乱れる。

呼吸の乱れは、心の乱れ。

昨夜は、さすがに疲れて、9時前に横になり、そのまま寝入ってしまった。

03ボクスターは、相変わらず快調に走り、不具合はほとんど感じられない。

トランスミッションの違和感は、相変わらずだがな。

来月、車検。

タイヤも交換して、もうしばらくは乗り続ける。

500km程を走り切って、54リッターの燃料を飲み込んだ。

燃費は、9kmを超えている。

文句のない数字だな。

まあ、床まで踏んでないけどな。

このクルマには、レーダーとかは付けない。

目くじら立てて走るクルマじゃない。

滑らかなエンジンの回転を楽しみながら、屋根を開け放って、ゆっくりと流すクルマだ。

いきなり駐車場に入れずに、近所をぐるりと走ってみる。

オープンのまま、サイドウインドウを上げて高速を走るのもいいが、一般道を、そのサイドウインドウを下して、ゆるゆると流すのもいい。

陽が落ちて、黄昏迫る住宅街を、静かに走らせる。

吹かさなければ、実に快適な乗用車だ。

田園調布の店に飾ってある、4Cスパイダーでは、このフィーリングは味わえないだろう。

あれは、エンジンの音を聞かせるクルマだしな。

このクルマを、終のクルマとして手元に残そうか?。

歳を取り、マニュアル車の運転が怪しくなっても、ティプトロニックSの2003年型ボクスターなら、安心して操ることが出来るしな。

83タルガのように、部品が出るかどうかを危ぶみながらメンテすることもなかろう(分からんぞお?)。

今日は、大井町にお土産を届けに行かなければならない。

夕方が都合がいいというので、それに合わせてフィットネスも行う予定でいる。

つーか、恐怖の(!)体脂肪率測定を行う予定だ。

減量期には、筋トレしていても、体脂肪率は上がるのが自然だ。

増量期に、筋トレを継続して、脂肪の燃焼を促進する運動を併せれば、体脂肪率は下がるということになっている。

それを、意図的に繰り返せば、ターゲットとする体重(適正体重とは限りませんが)周辺で、体脂肪率を下げることが出来る。

えっ?、何のために、体脂肪率を落とそうとしているのかってえ?、

もちろん、減圧症のリスクを軽減するためだ。

肥満は、テクニカルダイビングの敵である。

どの程度の軽減になるのかは別として、同時に筋力アップも必要だな。

背筋が弱くて、足が下がってしまったり、うなだれポーズで潜っているようでは、話にならない。

インスピの30kgを超える器材を、陸上で運んだり、持ち上げたりする必要もある。

心身の健康を維持し続けなければ、通常のダイビングよりもリスクを抱え込んで潜る、テクニカルダイビングを行うことは出来ない。

コーヒーも、朝の1杯だけにする(ほぼ、実践状態:一昨日は2杯飲んだがな)。

そのうち、完全に離脱する(希望的観測)。

その、朝のコーヒーも、あと一口で飲み終わる。

朝の散歩も終え、新たな1日の始まりを、心穏やかに迎える。

今日は、宿題にしているヘレンクルーズの航海記の続きを書こう。

ちょっと、調べたりしたいこともあったので、ネット環境が不自由では書けなかったから。

しかし、うーん、03ボクスターは、やっぱいいな・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック