カフェインと糖質の罠2016年07月17日 02:36

カフェインと糖質の罠
カフェインと糖質の罠


(シュワシュワだぜ
ペプシ史上最強の炭酸「ペプシストロング5.0GV」がヤバそう)
http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164139/

「ペプシストロング5.0GVは420mlペットボトルも販売される(市場想定価格は130円前後)。」

自販機用に開発されたこの製品が、近所で売られている(120円)。

しかも、夜のお散歩のルートにあるのだ。

今回、2本目を買ってしまって、ラベルを読んで焦る(画像参照)。

「・エネルギー:46kcal(注:11.5g×4kcal)
・炭水化物:11.5g
・カフェイン:19mg」

「なおGV(ガスボリューム)とは、飲料中の炭酸ガスの含有量を表す単位。標準状態において、1Lの液体に1Lの炭酸ガスが溶けている場合を1GVという。」

標準状態って、やっぱ、0℃1気圧っていう、あれかなあ?。

(標準状態)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E7%8A%B6%E6%85%8B

「圧力:
指定される圧力は、標準状態圧力(英: standard-state pressure, SSP)と呼ばれる。」

「しばしばSSPにおける量であることを表す為に ° を付けて表され・・・」

「SSPの設定として主なものが二種類あり、一つは、歴史的に用いられてきた、標準大気圧をSSPとする

p°≡(←合同記号)1atm = 101325Pa

であり、もう一つは1981年にIUPACが推奨した

p°≡(←合同記号)1bar = 100000Pa
である。」

「SSPの慣習的な1気圧(1 atm)から105パスカル(1バール、1 bar)への変更が主張され、IUPACの推奨はこの主張に沿って行われた。20年以上(2004年当時)を経過してもIUPACの推奨はしばしば無視されており、化学熱力学のデータベースに二種類の設定があることで混乱が見られる」

浮沈子は、当然、1気圧といえば1013mb(ミリバール)と覚えていたので、こっちを考えてたんだがな。

最近は、そうとは限らないないらしい・・・。

標準状態は、温度についても規定されている。

「温度:
基準とする温度には、SATPとSTPがある。温度は右下の添え字で示される。」

「SATP:
基準の温度を25セルシウス度(298.15ケルビン)とするものがSATP(標準環境温度と圧力、英: standard ambient temperature and pressure)と定義される。」

「気体の標準状態としては、現在は主にSATPが使われる。」

「STP:
基準の温度を0セルシウス度(273.15ケルビン)とするものがSTP(標準温度と圧力、英: standard temperature and pressure)と定義される。」

ペプシの場合は、どっちなんだろう?。

(発泡性のお酒、その設備と技術)
http://www.kitasangyo.com/e-Academy/Gas/data/sparkling_sake_ed3.2.pdf

「(基礎知識)炭酸ガス含有量の単位、「ガスボリューム(CO2GV)」:
・「ガスは1.5キロ入っている、2キロは入れたい」などという表現をする人がいるが、炭酸ガス含有量を客観的に表現しようとすると「xx℃の環境で圧力yykg/cm2」という表現をしなければならない。(清涼飲料業界では習慣的に、実測読み取り値ではなく、「20℃換算の圧力」で yykg/cm (またはzzMP)と表現することに注意)」

「・温度に依存しない表現として「炭酸ガスボリューム」という単位がある。これは「対象となる液体から炭酸ガスを完全に抜き出したら、もとの液体の何倍の体積(ボリューム)になるか」ということ。」

「たとえば2.8炭酸ガスボリューム(また2.8CO2GV、2.8GV、2.8ボル)はイラストのようなイメージ。(ここでいうガスの体積は0℃、1気圧での体積)」

「・炭酸ガス含有量は商品によって随分差がある。代表的飲料のGVは下表のとおり。」

「代表的なガス入り飲料の炭酸ガス含有量:
商品名:GV
・シャンパン:5.0-5.5
・にごり酒(活性清酒):4.0-4.1
・ペリエ 3.8-3.9
・コカコーラ 3.7-3.8
・(ヘッフェ)バイツェンビール:3.0-3.1
・日本のラガービール:2.6-2.8
・ファンタオレンジ:1.9-2.0
・微炭酸ワインの例:1.5-1.8
・ギネスビール:1.12」

たぶん、こっちだろうな。

つまり、炭酸ガスを抜き出して、0℃1気圧(1atm=1013.25mbかあ?)にした時の体積ということなんだろう。

5.0GVというのは、およそシャンパンに匹敵する。

コルクの栓が吹っ飛ぶヤツだ。

ポーン・・・!。

(スパークリングワイン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3

「日本ではスパークリングワインの総称としてシャンパンの語が使われることもあるが、本来はAOCの規定に従った、フランスのシャンパーニュ地方産のスパークリングワインにのみ許された呼称である。」

(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ:AOC)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AC

「フランスの農業製品、フランスワイン、チーズ、バターなどに対して与えられる認証であり、製造過程及び最終的な品質評価において、特定の条件を満たしたものにのみ付与される品質保証である。日本語に翻訳すると「原産地統制呼称」「原産地呼称統制」などとなる。」

まあ、どうでもいいんですが。

ペットボトル入りの発泡酒は、既に販売されている。

(サントネージュ リラ スパークリング 白)
https://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/ste_neige/rela/J47SN.html

「リラックスした時間にワインだけでも気軽に楽しめるペットボトルのカジュアルなワイン」

GVの表示はないが、圧力はやや低いかもしれない。

いろいろ調べて、蘊蓄を垂れているが、結局のところ、糖質とカフェインを摂取してしまったわけで、その言い訳をしているに過ぎない(いつものパターン・・・)。

飲んでから気付いたということにしたかったのだが、カフェインについては確信犯だ。

まあいい。

コーヒー断ちは、とうとう10日目が過ぎたが、こういう風にカフェインを別ルートで摂取しているからだと分かってきた。

もちろん、全く摂らない日もあるので、依存からは抜け出せそうな気もしている。

ウーロン茶とかにも入っているので、注意しなくてはならない(強力炭酸ペプシよりも含有量は多い)。

糖質については、厳密な制限を考えれば、炭水化物11.5gというのは無視できない量になる。

(なぜ糖質制限が議論されるのか)
http://www.daiwa-pharm.com/info/fukuda/7038/

「最近(2014年3月)、世界保健機関(WHO)は糖類摂取量を総エネルギー量の5%以下にすることを目標にすべきだと発表しました。」

「「糖類」というのは、グルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)などの単糖類と、蔗糖(グルコースとフルクトースが結合)などの二糖類が含まれます。」

「成人の1日の平均的な摂取エネルギーを2000キロカロリーとすると、その5%というのは100キロカロリーになります。糖類1グラムは4キロカロリーですので、100キロカロリーは25gということになります。」

11.5gというのは、1日摂取量の約半分ということになる。

浮沈子は、特に糖質制限をしているわけではない。

摂取カロリーを抑えるために、仕方なく好物のどんぶり飯を止めているに過ぎない。

ノンカロリーの牛丼とか、開発されれば毎食でも食う!(ありえねー・・・)。

ちょっと整理しておこうか。

(炭水化物と糖質ってどう違うの?)
http://microdiet.net/diet/000323.html

「炭水化物とは糖質+食物繊維」

「糖質は「糖類」「多糖類」など」

「糖類とは、単糖類と二糖類の総称」

「確かに糖質を抑えることで血糖値が改善する、体重が減少するとの報告はありますが、短くて数週間、長くても数年の短期間であり、10年、20年単位での長期的かつ正しく検証された報告はまだありません。」

検証される頃には、浮沈子のダイエットはとっくに終わってしまっているので、やっぱ糖質制限した方が良かったとか言われても困るんだがな。

繰り返して書いておくが、浮沈子の今回のダイエットは、結果として糖質を削っているのであって、それが目的ではない。

パンはあまり食べていないが、米の飯は、ほとんど毎日食べる。

レモンジュースには1杯当たり9.7gの糖質が含まれているしな。

脳の要求に対して、少しは応えてやらなければ、総カロリーを抑制するという本来の目的への協力は得られない。

自分の脳との葛藤を、如何にコントロールするかというのは、ダイエットの基本中の基本だ。

人間は、糖質で太るのでもなければ、脂質で太るのでもない(タンパク質だって、食べ過ぎればいくらでも太ります)。

脳によって太るのである。

頭を使って痩せなければ、絶対に成功しない。

意志が強いとか、良い生活習慣とか、健康な食生活とか、運動の習慣とか、それぞれ言い方は異なるが、全ては脳が司っている。

何か特定の栄養素を制限したところで、他の栄養素を摂り過ぎれば元も子もない。

葉物野菜にだって糖質は含まれているしな。

脂溶性ビタミンだって、効率よく摂取するには油も摂らなければならない。

(脂溶性ビタミン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E6%BA%B6%E6%80%A7%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3

「水洗いや加熱調理による損失が少なく、油と一緒に調理し摂取することにより吸収率が高まる。なお、過剰に摂取した場合、水溶性ビタミンのように尿で排出されないので人体に害を及ぼす場合がある。」

「主な脂溶性ビタミン:
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK」

何かを制限したり、沢山食べたからといって、痩せるわけではないのだ。

摂取する総カロリーの制限と、消費カロリーの管理に尽きる(それ以外は、全て気休めに過ぎないと言ってしまおう!)。

もちろん、単純に引き算して解決するわけではない。

個人差もあるし、日々の体調によっても変わる。

結果は、長期的な体重の変動となって現れるので、それを見て答え合わせをし続けなければならない。

狩猟採集的な食生活が長かった人類が、農耕牧畜を始めて摂取栄養素の構成が変化してきたのは最近の話だ(狩猟採集は数百万年前からおよそ1万年前まで:農耕牧畜は、せいぜい1万年前から)。

飢えることがない現代の先進国では、何でも食べ放題になっている。

しかも、自転車(しかも、電動アシスト付き!)、バイク、自動車、電車、船、飛行機、ロケット(まあ、一部ですが)を利用して、自らの足で歩くことは殆どない。

動かざる者、食うべからず!(基礎代謝分(必須栄養素含む)は、食わんとな・・・)。

ダイエットは、この失われた自然の摂理である飢えと、本来なら動物が食物を得るための運動(だから、動物なんだが)を基本としている。

自然には失われているので、人工的(意図的)に飢えを作り、無駄な運動をしなければならない。

わざわざ糖質を減らしたり(ライス、小盛りでお願いします)、電車に乗ってフィットネスに通ったりしなければならない(まあ、基本的には歩いて行きたいんですが)。

今日は(もう、昨日ですが)、フィットネスでフル筋トレと有酸素系(水泳含む)のハーフメニューで、往復自転車というちょっと軽めの運動で、歩数計は14,061歩だった(少し散歩したので)。

体重設定を64kgにしたので、基礎代謝が1693kcalになっている。

この数字は、体温37度の欧米人を基本にしているので、体温35度の浮沈子の場合は3割弱割り引かなければならない。

実際には、多く見積もっても1200kcal程度になる。

アクティブの活動量が263kcal(歩数だけ)と有酸素系の運動(100kcal(エアロバイク)+100kcal(クロストレーナー)+300kcal(500m水泳+ジャグジー:←運動ねえ・・・)+100kcal(往復自転車)位)なので、約1850kcal燃やしたことになる。

摂取カロリーは、800kcal以下(コーラ含む)に抑えている。

このところ、週末過食症状態が続いていたので、思い切って減らしてみた。

瞬間最低体重は、63.35kgを記録した。

フィットネスの体脂肪計では、63.6kgというのが標準体重になっていたので、瞬間的にはこれを下回ったことになる(もちろん、食事や水分補給で、あっという間に65kgになりましたが)。

もちろん、継続できなければ元の木阿弥になる。

実質的には、ようやく66kgの壁が破れてきた程度だ。

突破はしていない。

来週いっぱい掛かって、破れるかどうか。

今月中に、65kgの壁が破れれば上等だ。

瞬間最大体重(概ね夕飯後)でも、65kgを超えない状況だ。

瞬間最低体重では、62kg台を連発することになる。

日変化量が2kg以上あるので、そうならなければ突破とはいえない。

来月からは、コーラ飲んでる場合ではなくなる。

減りにくい体重(標準体重以下)になり、基礎代謝も下がり、自重筋トレや有酸素系の運動の効率も下がる。

次回の体脂肪率の測定は、8月上旬(基本的に毎月1回)を予定しているが、おそらく骨格筋量も落ちているだろう。

筋肉の発熱量も期待できない。

益々痩せにくいな。

痩せれば痩せるほど痩せにくくなる。

これは、自然の摂理だ。

筋トレを強化するか、有酸素系の運動量を増やすか。

有酸素系は、エアロバイクとクロストレーナーで200kcalずつ、水泳で1000mというのをフルメニューということにしているので、これ以上は増やせないだろう(まだ、これに往復ウォーキングというのは、やったことがない)。

たぶん、それが限界だろうな。

筋トレ強化は、少し考えてもいい。

負荷を上げるか、回数を増やす。

まあ、負荷は上げたくないので(重いの、イヤだしな)、回数を10回×3本(標準の範囲内です)にするくらいかな。

さて、コーラ飲んだ程度のエネルギー(46kcal)くらいは、このブログを書いているうちに脳が消費してくれたろうから、ぼちぼち寝るとしよう・・・。

危険なダイエット2016年07月17日 22:50

危険なダイエット


極端な低カロリー摂取を行うダイエットは、危険という話がある。

(気をつけて!「超低カロリーダイエット」が招く悲劇とは?)
http://howcollect.jp/article/11664

「「The Telegraph」によれば、約110kg(約244ポンド)のイギリス人女性が、結婚式を前に1日500kcalの食事のダイエット方式を続け、約19kg(42ポンド)の減量には成功したものの、11週間後に亡くなってしまう出来事がありました。」

「このタイプのダイエットを続けると、「吐き気、疲れやすさ、下痢、寒気、生理不順、抜け毛」といった症状に悩まされることがあります。もしも、食物繊維が不足していれば、便秘に悩まされることもあるでしょう。」

最近便秘気味の浮沈子はドキッとする。

昨日は、週末過食を抑制するために800kcal以下にしたというのも気になる。

今日は早速、900kcalを超えて食べてしまった。

もう少し食べてもいいかな・・・。

「一般的に、1日に800kcal以下の摂取を心がけるダイエットは、「超低カロリーダイエット」と言われています。これらのほとんどが、シリアルバーやスープ、スムージーだけで食事を構成しなければならず、医師の観察下で行なわないと、先のような危険を招く可能性があるといいます。」

浮沈子の場合は、それ程過酷なことはしていない。

自分で決めたルールは、自分で適当に破っている。

カフェイン断ちにしても、今日だってしっかりウーロン茶は飲んだ。

日曜日は、原則としてフィットネスを休みということにしているので、今日は大っぴらにでれでれと過ごしている。

後で、少し散歩に行くくらいだ。

運動しない日の体重の戻りは、今までよりも少ない。

もちろん、水分は十分に摂っている。

この時期の水分補給は、文字通り死活問題だからな。

「極端な低カロリーダイエットは、早い段階で効果があったとしても、すぐにリバウンドしやすいとも言われています。」

「体重が減る時に、体脂肪のみならず、筋肉も約30%程減ることになります。低カロリーダイエットは持続するのが非常に難しいため、多くの人がリバウンドを経験し、逆に太ってしまうのです。この時、筋肉が減った状態で体脂肪ばかりが増えていくため、ますます太りやすくなります。」

ありがちなパターンだな。

運動せずに、カロリーを減らすだけのダイエットは、極端な低カロリーを招きやすい(そうしないと、なかなか痩せない)とともに、こういうリスクも伴うのだ。

身体に対する負担を、可能な限り減らしつつ、タイトロープを渡っていくようなコントロールが必要だ。

基礎代謝分のカロリー摂取は、どうしても必要だが、それを見極めるのは難しい。

どうしても誤差が生じる。

そこは、運動で調整しながら、体重変化をトレースし続けるしかないのだ。

浮沈子のBMIは、22.9程度で、既に標準的な値(22)に近い。

そこから、64キロの標準体重を突破して減量を続けようとしている。

基本的に運動が嫌いで、ガツガツ動いて痩せるのが嫌な浮沈子は、それでも動かなければ筋肉を失っていくので、仕方なく動いている。

カロリー摂取をコントロールし始めてから、2か月間で、72kgから65kgへ7kg減ったが、今後は、そんな減り方は出来ない。

運動を強化することは困難だし、摂取カロリーの極端な減少は、様々な障害を伴う。

実際、1000kcal以下に抑えるというのは、かなり無謀な制限になってしまう。

医師の管理下に置いて、様々なチェックをしながら行わなければ危険だろう。

まあ、1日やそこらで死ぬことはない。

筋肉や脂肪は、そんな時のためにとってあるわけだからな。

そいつを、もったいなくも燃やしてしまおうというのがダイエットだ。

超過していた分は、ウエイトトレーニングにはちょうどいいかもしれないが、それが無くなって来れば、普通の運動になる。

体重は減らない。

しかもだ、基礎代謝自体が減ってくるので、益々減らない。

一昨日から、基礎代謝を見直して、1日辺り1400kcalにして、その程度のカロリーは摂取しようとしている。

まあ、明日位までは、少し少なめに抑えようとは思っているがな。

その先は、かなり厳密にコントロールしていかなければならないだろう。

本当に難しいのは、標準体重を超えてからだというのは、想定の範囲内だ。

だから、それ以降は、減量のペースを落とすようにしている。

1か月に1kg程度。

摂取カロリーを極端に減らさずに、有酸素系の運動量で調節する。

リバウンドに転じようとする脳の圧力を、減量を継続するという方針で抑え込みながら、ソフトランディングさせるために、標準体重を割り込んで減量する。

しかし、同じペースで落とすのは、リスクが高いし、元々、過去の経験上無理なことは分かっている。

前にも、標準体重近辺で減量速度が落ちて、そこで無理な減量を行ってリバウンドしたことが2度もある。

今回は、その轍を踏まずに、一度通り越してから、標準体重よりもやや低めの体重をキープするという方針に変えている。

精神的にも、その方が安定するし、継続もしやすい。

ダイエットは、目標体重に戻した後が始まりともいう。

その体重をキープし続けることの方が、減量よりも100倍困難だ。

では、どこまで落としてから、どこまで戻すかというのが問題になる。

個人によっても異なるし、年齢や性別、コンディションによって様々だろう。

標準体重というのも、単に統計的に有病率が低いというだけの数字で、それがその人にとってのベストの体重かどうかは分からないのだ。

人によっては、標準体重よりも多い方が健康なのかもしれない。

そこは、生活の様式など、個人差もあって一般的には言えないだろう。

体重とか、体脂肪率というのは、あくまで外形的な要素でしかなく、健康というのは総合的に判断されなければならない。

特に、高齢者の場合は、既に何らかの疾病を抱えていることが多く、それらとの兼ね合いもあるので、一概には言えないのだ。

浮沈子が58kgを目標体重に置いているのは、そこから2kg増やした60kgを最終ターゲットにしているから。

BMIは21程度で、特に減らし過ぎということもないし、40年前の体重と同じということもある。

減量の過程で減ってしまった筋肉を、ある程度取り戻していくためのマージンでもある。

たぶん、体脂肪率は13パーセント程度になる(まあ、15パーセント以下ならいいかな)。

これは、昨年の今頃に比べて、約半分の値だ。

極端な筋肉質というわけではなく、通常の範囲内の少なめの値ということで、決して無理な設定ではない。

筋肉量は現在からは若干落ちるが、標準的な範囲になるだろう。

問題は、そのコンディションを維持し続けることだ。

摂取カロリーのコントロールは、一生続く。

運動の習慣も、運動出来る限り続ける。

加齢に伴って運動量が減ってくれば、それに応じて、摂取カロリーも変化するだろう。

その管理を続けるしか、体重や体脂肪を維持することは出来ないし、その外形的な要素が担保する健康や活動を維持することもできない。

最低でも10年間、できれば20年は続けたいな。

今は、その長い長いダイエット生活の助走に過ぎない。

いつまでに、何kgにするかという目標にしたって、自分で決めて自分でコントロールするしかない。

何度も書くが、飽食の時代にダイエットするというのは、脳が行うしかない。

人為的に飢餓状態を作り、捕食活動に替わる人工的な運動を復活させるしかないのだ。

さて、今日は、ほとんど動いていないので、ビボフィット(初代)の赤いバーは、1日中出っ放しだった。

そろそろ近所を散歩して、消してくるかな・・・。