レーザー兵器 ― 2016年09月09日 00:44
レーザー兵器
21世紀になれば、何でもアリだ。
(米軍はF-35戦闘機を含む多くの軍用機にレーザー兵器の搭載を狙っている)
http://gigazine.net/news/20160901-laser-on-f35/
「F-35だけでなくあらゆる軍用機への配備が検討されています。」
レーザーかよ!?。
「F-35戦闘機にレーザー兵器を配備することは、まさに海兵隊が関心を持っている重大事だ」
海兵隊かあ・・・。
まあ、そうだろうな。
何十キロも届かないしな。
空軍とか、海軍は、やっぱレーダーとミサイルが基本だろう。
「敵が陸上から発射する地対空ミサイルや、敵の戦闘機が発射する空対空ミサイルを迎撃する目的で使われると予想されています。」
スゲー・・・。
「「AH-1 コブラ」や「MV-22 オスプレイ」など他の軍用機への配備も計画中」
コブラはともかくとして、オスプレイにレーザー兵器かあ?。
あんま、似合わないような気もするんだがな。
しかし、考えてみれば、鈍重な航空機にこそ、指向性兵器の適用があるような気もする。
ヘリやプロペラ機、そして、F35(鈍重ですかあ?)。
まあいい。
海兵隊の中将さんが、空対空戦闘を想定しているところがミソだ。
近接戦闘の高機動で劣る性能を、何とかカバーしたい・・・。
海兵隊の運用だと、ステルスとか、当てにできないこともあるしな。
丸見え近接戦闘における鈍重兵器の運用を、どうやって高度化するか。
(米海軍が1発100円のレーザー砲発射実験を公開、強力な破壊力もプレステ感覚で操作可能)
http://gigazine.net/news/20141212-us-navy-laser-weapon-movie/
艦艇のように、電気使い放題の環境とは異なるだろう。
やっぱ、エネルギー切れちゃうこともあるんじゃないのかあ?。
エンジンからの発電で、急速に充電してエネルギー放出することになるんだろうな(やっぱ、キャパシタ?)。
小型軽量化とともに、省エネも必要かもしれない。
しかし、エネルギー兵器だしな。
省エネするわけにもいかんだろう。
当然、他国も同じようなことを考えるに決まってる(つーか、スパイしてるだろうしな)。
ほぼ同時に実装することになるだろう。
さて、どうなることやら。
光線銃が飛び交う未来の戦場、飛んでいるのはドローンで、地上から発射しているのは、もちろん無人の戦車だ。
レーザー兵器といえば、この夏話題のシンゴジラにもでてくる(といっても、ゴジラ側ですが:画像参照)。
自衛隊には、まだ装備されていないようだな。
また、最近調べている核融合とかでは、レーザーを使って、ペレットを爆縮して臨界条件をクリアしようとしているらしい。
トカマク型とか、20世紀的核融合は、いささか時代遅れになりつつあるようだ。
トヨタも、未来の自動車エンジンに使いたいのか、出資しているようだしな。
(レーザーの対向照射による核融合燃料の新たな加熱機構を発見レーザー核融合の実用化へ前進)
https://www.hamamatsu.com/jp/ja/news/development/20160726000000.html
当然、発生した熱で蒸気タービン回して発電した電力で走るんだろう。
気に入らないクルマ見つけると、レーザー発射して、動けなくするとかな。
無敵だ・・・(何のために?)。
まあ、どうでもいいんですが。
レーザー兵器は、夢の兵器だと思っていた。
いつかは実現するとしても、それこそ、21世紀後半とか、ずっと先のことだと思っていた。
2020年に実戦配備して、1発百円で打ち放題(?)だなんて、それこそ夢のようだな。
霧とか、雨とかでも運用できるのかな。
雲の中とかでは使えないとか、そういう制約があると、実戦的ではないかもしれない。
(光線銃)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/10/8015127
そういえば、似たような記事を書いたのを思い出した。
(ファイバーレーザー技術で高エネルギー兵器の実用化が進む可能性)
https://aviation-space-business.blogspot.jp/2014/02/blog-post_23.html
「ファイバーレーザーなら電気効率は二倍近くになり、付属電力冷却装置も小さくできることで、全体を小さな構造にできるので、航空機やトラックへの搭載に道が開ける。」
ロッキード・マーチンだからな。
F35に積むのは、わけないだろうな。
21世紀になれば、何でもアリだ。
(米軍はF-35戦闘機を含む多くの軍用機にレーザー兵器の搭載を狙っている)
http://gigazine.net/news/20160901-laser-on-f35/
「F-35だけでなくあらゆる軍用機への配備が検討されています。」
レーザーかよ!?。
「F-35戦闘機にレーザー兵器を配備することは、まさに海兵隊が関心を持っている重大事だ」
海兵隊かあ・・・。
まあ、そうだろうな。
何十キロも届かないしな。
空軍とか、海軍は、やっぱレーダーとミサイルが基本だろう。
「敵が陸上から発射する地対空ミサイルや、敵の戦闘機が発射する空対空ミサイルを迎撃する目的で使われると予想されています。」
スゲー・・・。
「「AH-1 コブラ」や「MV-22 オスプレイ」など他の軍用機への配備も計画中」
コブラはともかくとして、オスプレイにレーザー兵器かあ?。
あんま、似合わないような気もするんだがな。
しかし、考えてみれば、鈍重な航空機にこそ、指向性兵器の適用があるような気もする。
ヘリやプロペラ機、そして、F35(鈍重ですかあ?)。
まあいい。
海兵隊の中将さんが、空対空戦闘を想定しているところがミソだ。
近接戦闘の高機動で劣る性能を、何とかカバーしたい・・・。
海兵隊の運用だと、ステルスとか、当てにできないこともあるしな。
丸見え近接戦闘における鈍重兵器の運用を、どうやって高度化するか。
(米海軍が1発100円のレーザー砲発射実験を公開、強力な破壊力もプレステ感覚で操作可能)
http://gigazine.net/news/20141212-us-navy-laser-weapon-movie/
艦艇のように、電気使い放題の環境とは異なるだろう。
やっぱ、エネルギー切れちゃうこともあるんじゃないのかあ?。
エンジンからの発電で、急速に充電してエネルギー放出することになるんだろうな(やっぱ、キャパシタ?)。
小型軽量化とともに、省エネも必要かもしれない。
しかし、エネルギー兵器だしな。
省エネするわけにもいかんだろう。
当然、他国も同じようなことを考えるに決まってる(つーか、スパイしてるだろうしな)。
ほぼ同時に実装することになるだろう。
さて、どうなることやら。
光線銃が飛び交う未来の戦場、飛んでいるのはドローンで、地上から発射しているのは、もちろん無人の戦車だ。
レーザー兵器といえば、この夏話題のシンゴジラにもでてくる(といっても、ゴジラ側ですが:画像参照)。
自衛隊には、まだ装備されていないようだな。
また、最近調べている核融合とかでは、レーザーを使って、ペレットを爆縮して臨界条件をクリアしようとしているらしい。
トカマク型とか、20世紀的核融合は、いささか時代遅れになりつつあるようだ。
トヨタも、未来の自動車エンジンに使いたいのか、出資しているようだしな。
(レーザーの対向照射による核融合燃料の新たな加熱機構を発見レーザー核融合の実用化へ前進)
https://www.hamamatsu.com/jp/ja/news/development/20160726000000.html
当然、発生した熱で蒸気タービン回して発電した電力で走るんだろう。
気に入らないクルマ見つけると、レーザー発射して、動けなくするとかな。
無敵だ・・・(何のために?)。
まあ、どうでもいいんですが。
レーザー兵器は、夢の兵器だと思っていた。
いつかは実現するとしても、それこそ、21世紀後半とか、ずっと先のことだと思っていた。
2020年に実戦配備して、1発百円で打ち放題(?)だなんて、それこそ夢のようだな。
霧とか、雨とかでも運用できるのかな。
雲の中とかでは使えないとか、そういう制約があると、実戦的ではないかもしれない。
(光線銃)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/10/8015127
そういえば、似たような記事を書いたのを思い出した。
(ファイバーレーザー技術で高エネルギー兵器の実用化が進む可能性)
https://aviation-space-business.blogspot.jp/2014/02/blog-post_23.html
「ファイバーレーザーなら電気効率は二倍近くになり、付属電力冷却装置も小さくできることで、全体を小さな構造にできるので、航空機やトラックへの搭載に道が開ける。」
ロッキード・マーチンだからな。
F35に積むのは、わけないだろうな。
掘削 ― 2016年09月09日 01:38
掘削
(ちきゅう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%8D%E3%82%85%E3%81%86
「地球深部探査センター(CDEX)の地球深部探査船(掘削船)」
海底下数千メートルに穴を掘り、そこからコアと呼ばれる円筒形のサンプルを採取して、ああでもない、こうでもないと研究する。
しかし、この船の本当の目的は異なる・・・。
<妄想の世界へと旅立つ浮沈子・・・>
我が国の長期的な課題といえば、核廃棄物の最終処分場である。
10万年とか、100万年とかいう長期間、安定して管理できる地層を持たない日本列島。
そこで考えたのが、海に穴掘って埋めてしまおうという話だ。
もちろん、そんなことは大っぴらには言えないし、極秘事項になっている。
プレートが運動しているといっても、100万年掛かってやっと100キロくらいだ。
どうってことはない。
単なる海洋投棄ではなく、深い穴掘って埋めてしまうので、そう簡単には上がってこない。
しかし、場所によっては、熱水とか噴出してまずいことになる。
([ScienceNews2016]海底資源を「養殖」 人工チムニー開発(2016年9月2日配信):動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=gQPV7lK9mHY
「海底の熱水噴出孔には、ときに数千年という長い時間をかけて煙突状に堆積した噴出物が生じます。これをチムニーと言い、希少な金属元素などを豊富に含んでいます。 最近このチムニーを人工的に作って資源を回収するというユニークな構想が進んでいます。」
まあ、今のところはそういうチャラい話に現を抜かしていればいい。
そうではなくて、いくら掘っても、何もなく、科学的には何の面白みもなく、地層が安定していて当分変化がないところを探しているのだ。
深海に、穴掘って埋める。
テロ対策もバッチリだしな。
そして、そんなことはとっくに忘れてしまったある日、ゴジラが上陸するわけだ。
保管の期間としては十分だろうし、沈み込む頃には放射性物質は十分に崩壊しているわけだから、火山の火口からマグマになって噴出しても問題はない。
浮沈子は、以前から、この船の存在を胡散臭いと思ってたんだが、そう考えると納得がいく話だ。
どっちかといえば、あまり深い水深で掘りたくないしな。
死んだ昔の海山とかに掘ってしまえば、簡単でいいかもしれない。
(天皇海山群)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%B5%B7%E5%B1%B1%E7%BE%A4
「ホットスポットは移動するものであるとの研究が出てきており、従来考えられていた、プレートの移動向きの変更説は、見直しが進められている」
うーん、もう少し、研究が必要だな。
陸上だと、いろいろうるさい話が絶えないが、海の底ならあまり問題はないだろう。
(人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか?)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120723/Sugomori_9320.html?_p=2
「不安定で地層処理のできない日本は、最終廃棄物処理場が作れない国だ」
「最終的な選択肢は、「どこかの外国にお願いする」か「高レベル放射性廃棄物を無害なものに処理できる技術」を研究するしかない。」
そんなことはない。
しかし、安全は十分確保する必要がある。
海底にせっせと穴掘っている掘削船ちきゅう。
君の本当の使命を知っているのは、ごく一部の関係者と、浮沈子だけなのだよ・・・。
(ちきゅう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%8D%E3%82%85%E3%81%86
「地球深部探査センター(CDEX)の地球深部探査船(掘削船)」
海底下数千メートルに穴を掘り、そこからコアと呼ばれる円筒形のサンプルを採取して、ああでもない、こうでもないと研究する。
しかし、この船の本当の目的は異なる・・・。
<妄想の世界へと旅立つ浮沈子・・・>
我が国の長期的な課題といえば、核廃棄物の最終処分場である。
10万年とか、100万年とかいう長期間、安定して管理できる地層を持たない日本列島。
そこで考えたのが、海に穴掘って埋めてしまおうという話だ。
もちろん、そんなことは大っぴらには言えないし、極秘事項になっている。
プレートが運動しているといっても、100万年掛かってやっと100キロくらいだ。
どうってことはない。
単なる海洋投棄ではなく、深い穴掘って埋めてしまうので、そう簡単には上がってこない。
しかし、場所によっては、熱水とか噴出してまずいことになる。
([ScienceNews2016]海底資源を「養殖」 人工チムニー開発(2016年9月2日配信):動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=gQPV7lK9mHY
「海底の熱水噴出孔には、ときに数千年という長い時間をかけて煙突状に堆積した噴出物が生じます。これをチムニーと言い、希少な金属元素などを豊富に含んでいます。 最近このチムニーを人工的に作って資源を回収するというユニークな構想が進んでいます。」
まあ、今のところはそういうチャラい話に現を抜かしていればいい。
そうではなくて、いくら掘っても、何もなく、科学的には何の面白みもなく、地層が安定していて当分変化がないところを探しているのだ。
深海に、穴掘って埋める。
テロ対策もバッチリだしな。
そして、そんなことはとっくに忘れてしまったある日、ゴジラが上陸するわけだ。
保管の期間としては十分だろうし、沈み込む頃には放射性物質は十分に崩壊しているわけだから、火山の火口からマグマになって噴出しても問題はない。
浮沈子は、以前から、この船の存在を胡散臭いと思ってたんだが、そう考えると納得がいく話だ。
どっちかといえば、あまり深い水深で掘りたくないしな。
死んだ昔の海山とかに掘ってしまえば、簡単でいいかもしれない。
(天皇海山群)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%B5%B7%E5%B1%B1%E7%BE%A4
「ホットスポットは移動するものであるとの研究が出てきており、従来考えられていた、プレートの移動向きの変更説は、見直しが進められている」
うーん、もう少し、研究が必要だな。
陸上だと、いろいろうるさい話が絶えないが、海の底ならあまり問題はないだろう。
(人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか?)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120723/Sugomori_9320.html?_p=2
「不安定で地層処理のできない日本は、最終廃棄物処理場が作れない国だ」
「最終的な選択肢は、「どこかの外国にお願いする」か「高レベル放射性廃棄物を無害なものに処理できる技術」を研究するしかない。」
そんなことはない。
しかし、安全は十分確保する必要がある。
海底にせっせと穴掘っている掘削船ちきゅう。
君の本当の使命を知っているのは、ごく一部の関係者と、浮沈子だけなのだよ・・・。
ライバル ― 2016年09月09日 23:56
ライバル
もんじゅには、強力なライバルがいる。
(国際リニアコライダー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
片や、生臭いエネルギー開発、此方、クソの役にも立たない基礎科学の分野で、経費的には互角だろうな。
もちろん、研究が成功したときの成果物としては、もんじゅが圧倒的に多いが、その見込みはないに等しいし、もんじゅの次の実証炉を建てなければならないことを考えれば、単体では比較できない。
今後、数兆円をつぎ込んで、やっぱ、出来ませんでしたということになる可能性もある。
それに、危ない。
高速炉について調べていくと、次々とヤバイ話が出てくる。
コストを下げようとして大型化すればするほど、ヤバさは増してくる。
何か、筋が悪いというか、異なるアプローチを採らなければ、先が見えない。
政治的な環境も悪いしな。
米国は、スリーマイル事故、欧州はチェルノブイリが、ボディーブローのように効いていて、フクシマでとどめを刺された国もある。
ここは、一度撤退するというのが正解だろう。
その代わりに、何か、華のある事業を探すということになるわけだ。
もんじゅは、再稼働させても、世界一でもなければ、唯一でもないし、結果的には、ロシアや中国の後追いをすることになる。
世界的に斜陽な原子力を、科学技術の観点からメインに持ってくる時代じゃない。
さて、何にしようか・・・。
航空宇宙分野や、情報科学、生命科学など、伸び盛りの話はいくらでもあるが、どれも手垢がついていて、新鮮味はない。
核融合も、持ってかれちゃったしなあ。
残りカスのような話の中で、身の丈に合った話としては、ILCくらいしかないというのが実態だ。
でもなあ、ポストスーパーカミオカンデ(ハイパーカミオカンデというらしい)の話もあるし、素粒子物理だけに偏るわけにもいかないし、候補地が岩手だし(だって、地味じゃん!?)。
東北復興という錦の御旗はあるけど、華がないよなあ。
基礎物理という話だしなあ。
成果物ないしなあ。
関連産業限られるし、巷で宣伝されてるほどの波及効果は期待できない。
米国が撤退し、欧州が手を引いた後の、ババ抜きのババのような話だ。
核融合と違って、引けば当たるというのは分かっているが、何しろ地味過ぎる話だ。
ノーベル賞3つは確実というような、何か保証でもあればいいんだろうが、そんなもんは、やってみなくちゃ分からないし、何も出てこないというのが一般の感覚だろう。
原子炉とは比較にならないとはいえ、放射線出るしな。
加速器は、Jパークでも事故起こしてるしな。
これからは、そういうリスク取る話は、しばらくご法度だろう。
夢もなければ、華もない、リスクは相対的には少ないかもしれないが皆無じゃないし、成果はほとんど期待できない。
タダのトンネル、電車が走らない地下鉄掘るようなもんだ。
ILCについては、このブログでも何度か取り上げた。
(こんなもん、いらない!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/08/24/7746355
「そんな優良な地盤があるなら、核廃棄物の貯蔵庫にすればいい。」
(無駄飯食い)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/08/23/6956293
「リニア実験線のトンネルに転用できる(どきっ!)」
相変わらずのヨタ記事だが、今回は、もんじゅの代わりとしてどうかという観点で見てみた。
うーん、派手さに欠ける以外は、まあ、悪くはないか。
各国の協力は、財政面では殆ど受けられないと思った方がいいだろう。
これは、ジャパンマターだ。
全部、丸抱えするつもりでないと、失敗するだろう。
我が国には、そんな力はもうない。
残念だが、もんじゅ止めて、以上終わりにした方がいいな。
岩手以外での盛り上がりは全くない。
皆無だ。
それ(ILC)が何であるかさえも知らないし、知ったところで何か興味が出るような話でもない。
(もしも日本にILCができたら)
https://aaa-sentan.org/ILC/about-ilc/why-in-japan/
「・ILCで変わる日本:
技術の産業波及、地質や環境などの調査、教育・医療・文化育成への利用など」
「・国民の誇り、世界の尊敬と安全保障:
国際的な地位の向上、国民の日本に対する誇りも醸成、日本の安全保障にも貢献」
「・日本発、世界へ。科学を創造する「知の拠点」:
世界中の素粒子物理および加速器科学の研究者及び学生は日本に集うことになります。」
(以下略)
なんか、コピペしていて恥ずかしくなってきたのでやめる。
欧州や米国が手を引いたということは、国民がそれだけ賢いということなのかもしれない。
おいそれとは、騙されないぞ。
歯の浮くような話ではなく、これから人口が加速度的に減っていく中で、この国をどうするかという観点から見る必要もあるだろう。
研究者とその家族は、概ね3年から5年で帰国してしまう。
100年経って打ち捨てる時、我が国には、何も残らない。
まあ、今まで我が国が世界から恩恵を被ってきたわけだから、少しでもお返しをしたいということなら分からないでもないが、もんじゅの代わりになるんだろうか?。
浮沈子は、これからは、科学や文化の面でも、予算削減は必至だと考えている。
縮退していく我が国の中に、何を残そうとしていくのか。
穴掘って、デッカイ蛍光灯点けて遊んでる場合じゃないんじゃね?。
もんじゅには、強力なライバルがいる。
(国際リニアコライダー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
片や、生臭いエネルギー開発、此方、クソの役にも立たない基礎科学の分野で、経費的には互角だろうな。
もちろん、研究が成功したときの成果物としては、もんじゅが圧倒的に多いが、その見込みはないに等しいし、もんじゅの次の実証炉を建てなければならないことを考えれば、単体では比較できない。
今後、数兆円をつぎ込んで、やっぱ、出来ませんでしたということになる可能性もある。
それに、危ない。
高速炉について調べていくと、次々とヤバイ話が出てくる。
コストを下げようとして大型化すればするほど、ヤバさは増してくる。
何か、筋が悪いというか、異なるアプローチを採らなければ、先が見えない。
政治的な環境も悪いしな。
米国は、スリーマイル事故、欧州はチェルノブイリが、ボディーブローのように効いていて、フクシマでとどめを刺された国もある。
ここは、一度撤退するというのが正解だろう。
その代わりに、何か、華のある事業を探すということになるわけだ。
もんじゅは、再稼働させても、世界一でもなければ、唯一でもないし、結果的には、ロシアや中国の後追いをすることになる。
世界的に斜陽な原子力を、科学技術の観点からメインに持ってくる時代じゃない。
さて、何にしようか・・・。
航空宇宙分野や、情報科学、生命科学など、伸び盛りの話はいくらでもあるが、どれも手垢がついていて、新鮮味はない。
核融合も、持ってかれちゃったしなあ。
残りカスのような話の中で、身の丈に合った話としては、ILCくらいしかないというのが実態だ。
でもなあ、ポストスーパーカミオカンデ(ハイパーカミオカンデというらしい)の話もあるし、素粒子物理だけに偏るわけにもいかないし、候補地が岩手だし(だって、地味じゃん!?)。
東北復興という錦の御旗はあるけど、華がないよなあ。
基礎物理という話だしなあ。
成果物ないしなあ。
関連産業限られるし、巷で宣伝されてるほどの波及効果は期待できない。
米国が撤退し、欧州が手を引いた後の、ババ抜きのババのような話だ。
核融合と違って、引けば当たるというのは分かっているが、何しろ地味過ぎる話だ。
ノーベル賞3つは確実というような、何か保証でもあればいいんだろうが、そんなもんは、やってみなくちゃ分からないし、何も出てこないというのが一般の感覚だろう。
原子炉とは比較にならないとはいえ、放射線出るしな。
加速器は、Jパークでも事故起こしてるしな。
これからは、そういうリスク取る話は、しばらくご法度だろう。
夢もなければ、華もない、リスクは相対的には少ないかもしれないが皆無じゃないし、成果はほとんど期待できない。
タダのトンネル、電車が走らない地下鉄掘るようなもんだ。
ILCについては、このブログでも何度か取り上げた。
(こんなもん、いらない!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/08/24/7746355
「そんな優良な地盤があるなら、核廃棄物の貯蔵庫にすればいい。」
(無駄飯食い)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/08/23/6956293
「リニア実験線のトンネルに転用できる(どきっ!)」
相変わらずのヨタ記事だが、今回は、もんじゅの代わりとしてどうかという観点で見てみた。
うーん、派手さに欠ける以外は、まあ、悪くはないか。
各国の協力は、財政面では殆ど受けられないと思った方がいいだろう。
これは、ジャパンマターだ。
全部、丸抱えするつもりでないと、失敗するだろう。
我が国には、そんな力はもうない。
残念だが、もんじゅ止めて、以上終わりにした方がいいな。
岩手以外での盛り上がりは全くない。
皆無だ。
それ(ILC)が何であるかさえも知らないし、知ったところで何か興味が出るような話でもない。
(もしも日本にILCができたら)
https://aaa-sentan.org/ILC/about-ilc/why-in-japan/
「・ILCで変わる日本:
技術の産業波及、地質や環境などの調査、教育・医療・文化育成への利用など」
「・国民の誇り、世界の尊敬と安全保障:
国際的な地位の向上、国民の日本に対する誇りも醸成、日本の安全保障にも貢献」
「・日本発、世界へ。科学を創造する「知の拠点」:
世界中の素粒子物理および加速器科学の研究者及び学生は日本に集うことになります。」
(以下略)
なんか、コピペしていて恥ずかしくなってきたのでやめる。
欧州や米国が手を引いたということは、国民がそれだけ賢いということなのかもしれない。
おいそれとは、騙されないぞ。
歯の浮くような話ではなく、これから人口が加速度的に減っていく中で、この国をどうするかという観点から見る必要もあるだろう。
研究者とその家族は、概ね3年から5年で帰国してしまう。
100年経って打ち捨てる時、我が国には、何も残らない。
まあ、今まで我が国が世界から恩恵を被ってきたわけだから、少しでもお返しをしたいということなら分からないでもないが、もんじゅの代わりになるんだろうか?。
浮沈子は、これからは、科学や文化の面でも、予算削減は必至だと考えている。
縮退していく我が国の中に、何を残そうとしていくのか。
穴掘って、デッカイ蛍光灯点けて遊んでる場合じゃないんじゃね?。
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