文明の寿命 ― 2016年09月19日 17:08
文明の寿命
地球外生命が存在するかどうかという議論に、否定的(悲観的ではなく)意見しかもっていない浮沈子(でも、正直言うと、いたらいいなとか思ってたりするかも)。
別に哲学的な命題だから、どうでもいいんですが。
月の裏側とかにいると、ちょっと近過ぎてヤバいとか思ってしまうが、他の恒星系に居たって、痛くも痒くもない。
だから、まして、高度な文明を持った宇宙人がダイソン球を作っていたとしても、全く問題はない。
(あのダイソン球と騒がれた星の謎がまた復活)
http://www.gizmodo.jp/2016/08/kic-8462852-got-more-mysterious.html
KIC 8462852という、色気のかけらもない名前の星だが、業界(?)でその名を知らぬ者はない。
(KIC 8462852)
https://ja.wikipedia.org/wiki/KIC_8462852
「2015年に主星のKIC 8462852Aに不規則な減光が発見された」
「彗星説を採用するなら直径200kmもの彗星が約64万8000個も列をなして通過しなければこの現象を説明できず、そんなことは極めて考えにくいことだいう。」
だから、ダイソン球なのかあ?。
まあいい。
浮沈子は、昔、自宅でパソコンサーバを運用していたことがあり、その際に計算資源の一部をSETI@HOMEに提供していた。
だから、その手の話を頭から否定していたわけではないし、可能性として否定できるものではない。
ただし、それを人類が認識できるかどうかという話になれば、不可能だと思っている。
そもそも、ドレイク式というのが怪しい。
(地球文明は1万年持続できるか?
海部宣男教授インタビュー(その2))
http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/column/c0801_1.html
「※ ドレイクの方程式・・・1960年代、アメリカの天文学者フランク・ドレイク博士が提案したもので、銀河系内で文明を持つ惑星の数を求める、わかりやすい方程式。」
掛け算だからな(最後は割り算ですが)。
どれか1つがゼロなら、Nはゼロだ。
地球外生命が誕生する確率はゼロだと思っているので、他の値がいくつであろうと関係ない。
Lというのが、文明(ここでは、電波を発する文明と定義)の存続期間ということだが、この地球では始まったばかりだ。
まだ、100年くらいしか経っていない。
(電波系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E7%B3%BB
「近代化により電波を受信し発声する機器が身近に置かれるようになる昭和期に現れ始め、「ラジオからの電波」から「テレビからの電波」といったように技術の進展に伴い“発生源”が変化してきている。」
よりによって、ここから引用しなくてもいいんだろうが、浮沈子も時々電波の影響で鬱になるので、共感できるな(最近は、2.4GHz帯:無線LANが多いけどな)。
(電波はいつから利用されている? ~電波の歴史)
http://www.arib-emf.org/01denpa/denpa01-05.html
「人類が電波を利用し始めたのは約120年前からで、1895年にイタリア人のマルコーニが無線電信を成功させたのが最初です。」
「わたしたちの国では、1925年にラジオ放送が、1953年にテレビ放送が、2003年には地上デジタルテレビ放送が開始され、電波は文化の発展にも貢献してきました。」
世界的にも、大きな差はないだろう(未確認:ラジオ放送は1906年頃?)。
そうすると、宇宙的には、少なくとも近所の星では流行っていないのかもしれない。
我々は、文明の指標として電波の使用を考えたり、フリーマン・ダイソンのように、大規模なエネルギーを使うということを考えるが、優れた文明程、省エネで、より弱いエネルギー変化を活用できるようになり、コミュニケーションを効率的に行い、或いはその頻度も少なく済ませることが出来るようになるので、外部に漏出する電波や恒星エネルギーの減少なども少ないとも考えられる。
そうすると、益々文明の発見なんておぼつかなくなるだろうな。
SETIなんていうのは、まあ、いってみれば、野蛮な未開人が、エネルギーや高出力の電波をダダ漏れにして、それを身勝手にも文明の指標だと一人合点しているだけに過ぎない。
仮に地球外文明人がいるとしても、もっとスマートに生活しているに違いないのだ。
植物とか、菌類のように、余計なことはせずに、種としての長寿命化を図っているに違いない。
電波なんか、出すわけないじゃん!?。
まして、ダイソン球なんてアホなもの作るわけはない。
恒星系を渡り歩こうとか、愚かなことを考えることもなく、その恒星系と運命を共にして、宇宙の塵に還る。
地球上の生命は、概ね1万年ほどの種の寿命があるらしい(平均で)。
話100倍として、人類が100万年生き永らえたとして、そのうち電波を発する期間というのはおそらく1000年もないのではないか。
電波を発する期間は、0.1パーセントということになる。
仮にそう考えると、ドレイクの式の中で、Lは非常に小さい値を取ることになる。
1000年よりも、もっと短いかもしれないしな。
電波文明の寿命なんて、せいぜいそんなもんだろう。
引用した記事では、銀河系の中に1000個あることになるが、浮沈子的には1個だな。
地球だけ。
もっとも、アンドロメダ銀河の中には、2個くらいあるかもしれない。
40億年後には合体するそうだから、そうすれば3個か。
(アンドロメダ銀河)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%80%E9%8A%80%E6%B2%B3
「約40億年後には天の川銀河 (Milky Way) とアンドロメダ銀河 (Andromeda) は衝突し、それから約20億年かけて1つの巨大な楕円銀河「ミルコメダ (Milkomeda)」を形成すると予想されている」
ミルク入りコメダコーヒーみたいなもんかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
もっとも、合体して落ち着くのは60億年後で、どう考えても地球文明は消えてなくなっているだろうから、結局、数は増えないだろう。
観測も、通信も、ましてや往来もできない。
しかし、だからどうだというのか。
地球人は、その住んでいる星の上での近所付きあい(国際関係ともいう)さえも苦手なくせに、これ以上、悩みの種を増やしたいのか。
地球外生命の探査などという、アホなことは止めて、近所付きあいに精を出す方が何倍もいい。
もし見つかったとしても、電波を使うなどという野蛮人が相手ということになる。
性格悪くて、ハイパーノバの自転軸をこっちに向けられて、ガンマ線バーストお見舞いされたらたまらんしな。
(大量絶滅:オルドビス紀末)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85#.E3.82.AA.E3.83.AB.E3.83.89.E3.83.93.E3.82.B9.E7.B4.80.E6.9C.AB
「2005年、NASAとカンザス大学の研究者により、近く(6000光年以内)で起こった超新星爆発によるガンマ線バーストを地球が受けたことが大量絶滅の引き金となった、という説が出されている」
あれだな、フォースの覚醒に出てきた、惑星丸ごと使って、恒星のエネルギーを放射するという最終兵器の阻止に失敗したみたいなやつだな。
オシレーター施設へのプロトン魚雷が、上手く投入できなかったんだろう。
フォースが足りないな・・・。
(スターキラー基地)
http://ja.starwars.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%9F%BA%E5%9C%B0
まあいい。
恒星間航行についても、ちっとネタを拾ったんだが、稿を改めて書く。
地球外生命が存在するかどうかという議論に、否定的(悲観的ではなく)意見しかもっていない浮沈子(でも、正直言うと、いたらいいなとか思ってたりするかも)。
別に哲学的な命題だから、どうでもいいんですが。
月の裏側とかにいると、ちょっと近過ぎてヤバいとか思ってしまうが、他の恒星系に居たって、痛くも痒くもない。
だから、まして、高度な文明を持った宇宙人がダイソン球を作っていたとしても、全く問題はない。
(あのダイソン球と騒がれた星の謎がまた復活)
http://www.gizmodo.jp/2016/08/kic-8462852-got-more-mysterious.html
KIC 8462852という、色気のかけらもない名前の星だが、業界(?)でその名を知らぬ者はない。
(KIC 8462852)
https://ja.wikipedia.org/wiki/KIC_8462852
「2015年に主星のKIC 8462852Aに不規則な減光が発見された」
「彗星説を採用するなら直径200kmもの彗星が約64万8000個も列をなして通過しなければこの現象を説明できず、そんなことは極めて考えにくいことだいう。」
だから、ダイソン球なのかあ?。
まあいい。
浮沈子は、昔、自宅でパソコンサーバを運用していたことがあり、その際に計算資源の一部をSETI@HOMEに提供していた。
だから、その手の話を頭から否定していたわけではないし、可能性として否定できるものではない。
ただし、それを人類が認識できるかどうかという話になれば、不可能だと思っている。
そもそも、ドレイク式というのが怪しい。
(地球文明は1万年持続できるか?
海部宣男教授インタビュー(その2))
http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/column/c0801_1.html
「※ ドレイクの方程式・・・1960年代、アメリカの天文学者フランク・ドレイク博士が提案したもので、銀河系内で文明を持つ惑星の数を求める、わかりやすい方程式。」
掛け算だからな(最後は割り算ですが)。
どれか1つがゼロなら、Nはゼロだ。
地球外生命が誕生する確率はゼロだと思っているので、他の値がいくつであろうと関係ない。
Lというのが、文明(ここでは、電波を発する文明と定義)の存続期間ということだが、この地球では始まったばかりだ。
まだ、100年くらいしか経っていない。
(電波系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E7%B3%BB
「近代化により電波を受信し発声する機器が身近に置かれるようになる昭和期に現れ始め、「ラジオからの電波」から「テレビからの電波」といったように技術の進展に伴い“発生源”が変化してきている。」
よりによって、ここから引用しなくてもいいんだろうが、浮沈子も時々電波の影響で鬱になるので、共感できるな(最近は、2.4GHz帯:無線LANが多いけどな)。
(電波はいつから利用されている? ~電波の歴史)
http://www.arib-emf.org/01denpa/denpa01-05.html
「人類が電波を利用し始めたのは約120年前からで、1895年にイタリア人のマルコーニが無線電信を成功させたのが最初です。」
「わたしたちの国では、1925年にラジオ放送が、1953年にテレビ放送が、2003年には地上デジタルテレビ放送が開始され、電波は文化の発展にも貢献してきました。」
世界的にも、大きな差はないだろう(未確認:ラジオ放送は1906年頃?)。
そうすると、宇宙的には、少なくとも近所の星では流行っていないのかもしれない。
我々は、文明の指標として電波の使用を考えたり、フリーマン・ダイソンのように、大規模なエネルギーを使うということを考えるが、優れた文明程、省エネで、より弱いエネルギー変化を活用できるようになり、コミュニケーションを効率的に行い、或いはその頻度も少なく済ませることが出来るようになるので、外部に漏出する電波や恒星エネルギーの減少なども少ないとも考えられる。
そうすると、益々文明の発見なんておぼつかなくなるだろうな。
SETIなんていうのは、まあ、いってみれば、野蛮な未開人が、エネルギーや高出力の電波をダダ漏れにして、それを身勝手にも文明の指標だと一人合点しているだけに過ぎない。
仮に地球外文明人がいるとしても、もっとスマートに生活しているに違いないのだ。
植物とか、菌類のように、余計なことはせずに、種としての長寿命化を図っているに違いない。
電波なんか、出すわけないじゃん!?。
まして、ダイソン球なんてアホなもの作るわけはない。
恒星系を渡り歩こうとか、愚かなことを考えることもなく、その恒星系と運命を共にして、宇宙の塵に還る。
地球上の生命は、概ね1万年ほどの種の寿命があるらしい(平均で)。
話100倍として、人類が100万年生き永らえたとして、そのうち電波を発する期間というのはおそらく1000年もないのではないか。
電波を発する期間は、0.1パーセントということになる。
仮にそう考えると、ドレイクの式の中で、Lは非常に小さい値を取ることになる。
1000年よりも、もっと短いかもしれないしな。
電波文明の寿命なんて、せいぜいそんなもんだろう。
引用した記事では、銀河系の中に1000個あることになるが、浮沈子的には1個だな。
地球だけ。
もっとも、アンドロメダ銀河の中には、2個くらいあるかもしれない。
40億年後には合体するそうだから、そうすれば3個か。
(アンドロメダ銀河)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%80%E9%8A%80%E6%B2%B3
「約40億年後には天の川銀河 (Milky Way) とアンドロメダ銀河 (Andromeda) は衝突し、それから約20億年かけて1つの巨大な楕円銀河「ミルコメダ (Milkomeda)」を形成すると予想されている」
ミルク入りコメダコーヒーみたいなもんかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
もっとも、合体して落ち着くのは60億年後で、どう考えても地球文明は消えてなくなっているだろうから、結局、数は増えないだろう。
観測も、通信も、ましてや往来もできない。
しかし、だからどうだというのか。
地球人は、その住んでいる星の上での近所付きあい(国際関係ともいう)さえも苦手なくせに、これ以上、悩みの種を増やしたいのか。
地球外生命の探査などという、アホなことは止めて、近所付きあいに精を出す方が何倍もいい。
もし見つかったとしても、電波を使うなどという野蛮人が相手ということになる。
性格悪くて、ハイパーノバの自転軸をこっちに向けられて、ガンマ線バーストお見舞いされたらたまらんしな。
(大量絶滅:オルドビス紀末)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85#.E3.82.AA.E3.83.AB.E3.83.89.E3.83.93.E3.82.B9.E7.B4.80.E6.9C.AB
「2005年、NASAとカンザス大学の研究者により、近く(6000光年以内)で起こった超新星爆発によるガンマ線バーストを地球が受けたことが大量絶滅の引き金となった、という説が出されている」
あれだな、フォースの覚醒に出てきた、惑星丸ごと使って、恒星のエネルギーを放射するという最終兵器の阻止に失敗したみたいなやつだな。
オシレーター施設へのプロトン魚雷が、上手く投入できなかったんだろう。
フォースが足りないな・・・。
(スターキラー基地)
http://ja.starwars.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%9F%BA%E5%9C%B0
まあいい。
恒星間航行についても、ちっとネタを拾ったんだが、稿を改めて書く。
待つわ ― 2016年09月19日 20:29
待つわ
(「待つわ」 あみん:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=cG2N38Eq2IM
よく読むと、とんでもない歌詞だな。
(あみん 待つわ 歌詞)
http://j-lyric.net/artist/a000b2a/l005c01.html
「他の誰かにあなたがふられる日まで」
「誰も私の心 見ぬくことはできない」
しおらしい歌詞に秘められた本性が透けて見える。
「だけど あなたにだけは わかってほしかった」
分かっちゃったんじゃね?。
まあいい。
恒星間航行が不可能である話は、何度も書いた。
SFのネタとして、また、思考実験としては面白い話だが、物理的に実現することは不可能だ。
最も近い恒星であるアルファケンタウリまででさえ、約4.2光年ある。
40ちょうきろめーとる余りだ。
(光年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%B9%B4
「正確に 9 460 730 472 580 800 m、約9.5兆キロメートルである。」
人類の地平の一つであるボイジャー1号は、現在およそ地球から200億キロメートル辺りを、毎秒17キロメートルくらいで飛んでいる。
(ボイジャー1号)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC1%E5%8F%B7
「2015年1月19日現在、ボイジャー1号は太陽から約195億3600万km(130.239AU)の距離にあり、ボイジャー1号の速度は太陽との相対速度で17.015km/s(3.589AU/年)で、ボイジャー2号より約10%速い。」
打ち上げが1977年だから、ざっと40年かけてこの距離を稼いだことになる。
アルファケンタウリに向かっているわけではないが、仮にそうだとすると、約8万年掛かることになる。
いねえよ・・・。
たった1光年進むのに、2万年近くかかることになる・・・。
しかし、ひょっとすると、人類の滅亡の前に、恒星間航行を可能にするかすかな可能性がある方法が見えてきた(!)。
(【解説】ホーキング博士らの超高速宇宙探査計画)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/041500139/
この計画は、ヨタ話なので違う。
経済的にも、技術的にも、科学的にも行き詰って、決して実現することはない(浮沈子は、賭けてもいいと思っている)。
ドンガメのように、ゆっくりと確実に化学燃料で加速し、目標に向かって飛んだとしても、途中で電池は尽き、その成果を送ることはできない。
しかし、過去には地球の近くに来た恒星とかもあったらしい。
(ショルツ星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%84%E6%98%9F
「ショルツ星系は今から約7万年前に、太陽から5万2000天文単位(0.25パーセク、0.82光年)の距離を通過したと計算されている」
約77577.74kmだ。
これなら、秒速17kmでも、1まん4せん4ひゃく60ねんねんで行ける・・・。
やっぱ遠いよな。
星が近づいてくるのを見計らって、タイミングよく打ち出してやらなければならない。
そうして、なんとか向こうの重力に捕まえてもらって、周りを回っているかも知れない伴星とか、惑星にぶつからないように主星に近づいて、写真撮ったりしなければならない。
そんでもって、地球の方に向けて、電波出してデータを送る。
場合によっては、途中で何回か中継しないといけないかもな。
それにしても、1万年は永い。
しかしだ、あまり近くを通り過ぎると、彗星の巣であるオールトの雲をかき乱して、地球に雨あられのような隕石を降らせることになるかもしれない。
それも困るしな。
「7万年前のショルツ星に匹敵する距離まで恒星が太陽系に接近するような出来事は、900万年に1回程度の頻度で起きていると考えられている」
ああ、なんという悠久の時の流れか。
ちょっと前には、ウォルフ424というのが、たった7700年で近づくと言われてたのにな。
(7500年後? ~Wolf424~)
http://yamagamiplanning.sakura.ne.jp/guide/timeleaper/wolf424
記事にもあるように、その後、このネタは消えたようだ。
「どうやら、2013年11月時点では、Wolf424という恒星は、太陽系に1光年まで近づくことはないようです。」
残念!。
まあ、それにしたって、7700年後だ。
基本的には、900万年ー7万年=893万年待つことになる。
そうすれば、1万年くらいでたどり着ける可能性の距離まで近付いてくれる恒星が現れる。
太陽系近傍の星をリストアップするという話もあるらしい。
(グリーゼ近傍恒星カタログ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BC%E8%BF%91%E5%82%8D%E6%81%92%E6%98%9F%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%B0
「地球から25パーセク(81.54光年)以内の恒星を収録する。」
さらに、銀河系内の恒星をカタログ化する作業もある。
(恒星10億個以上、史上最も詳細な「銀河系地図」 ESA公開)
http://www.afpbb.com/articles/-/3100994
「宇宙望遠鏡「ガイア(Gaia)」の観測データから、天の川銀河(Milky Way)の恒星10億個以上で構成される銀河系地図が作製された。」
「11億5000万個の星が記録されている。」
多いとみるか、たったそれだけとみるか。
「それでもなお、銀河系に存在する星の推定総数の約1%にすぎない。」
しかし、この調査には、地球に近づいてくる恒星を発見するというオマケ(?)もついてくる。
「うち200万個の星については、固有運動の軌跡も示されているという。」
この中には、1光年以内に近づく危ない星も見つかるかもしれないな。
(HIP 85605)
https://ja.wikipedia.org/wiki/HIP_85605
「2014年、HIP 81605は24万年から47万年以内に太陽から0.13-0.65光年の距離に近づくと推定された」
「距離 22.2光年? 200光年?」
「ただし、HIP 85605の視差のデータに大幅な誤差があり、仮に現在、太陽から200光年の位置にHIP 85605があるとすると、280万年後に単に太陽から30光年の距離を通過するだけになる」
まあ、この手の星は、余り近付いて欲しくはないな。
「あなたと私の恋 いつかどこかで
結ばれるってことは 永遠の夢」
もちろん、夢のままでいい。
恒星が余り近付き過ぎるのは、悪夢だ。
もっとも、その前に、小惑星とかが落っこちてきそうだがな。
(「待つわ」 あみん:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=cG2N38Eq2IM
よく読むと、とんでもない歌詞だな。
(あみん 待つわ 歌詞)
http://j-lyric.net/artist/a000b2a/l005c01.html
「他の誰かにあなたがふられる日まで」
「誰も私の心 見ぬくことはできない」
しおらしい歌詞に秘められた本性が透けて見える。
「だけど あなたにだけは わかってほしかった」
分かっちゃったんじゃね?。
まあいい。
恒星間航行が不可能である話は、何度も書いた。
SFのネタとして、また、思考実験としては面白い話だが、物理的に実現することは不可能だ。
最も近い恒星であるアルファケンタウリまででさえ、約4.2光年ある。
40ちょうきろめーとる余りだ。
(光年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%B9%B4
「正確に 9 460 730 472 580 800 m、約9.5兆キロメートルである。」
人類の地平の一つであるボイジャー1号は、現在およそ地球から200億キロメートル辺りを、毎秒17キロメートルくらいで飛んでいる。
(ボイジャー1号)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC1%E5%8F%B7
「2015年1月19日現在、ボイジャー1号は太陽から約195億3600万km(130.239AU)の距離にあり、ボイジャー1号の速度は太陽との相対速度で17.015km/s(3.589AU/年)で、ボイジャー2号より約10%速い。」
打ち上げが1977年だから、ざっと40年かけてこの距離を稼いだことになる。
アルファケンタウリに向かっているわけではないが、仮にそうだとすると、約8万年掛かることになる。
いねえよ・・・。
たった1光年進むのに、2万年近くかかることになる・・・。
しかし、ひょっとすると、人類の滅亡の前に、恒星間航行を可能にするかすかな可能性がある方法が見えてきた(!)。
(【解説】ホーキング博士らの超高速宇宙探査計画)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/041500139/
この計画は、ヨタ話なので違う。
経済的にも、技術的にも、科学的にも行き詰って、決して実現することはない(浮沈子は、賭けてもいいと思っている)。
ドンガメのように、ゆっくりと確実に化学燃料で加速し、目標に向かって飛んだとしても、途中で電池は尽き、その成果を送ることはできない。
しかし、過去には地球の近くに来た恒星とかもあったらしい。
(ショルツ星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%84%E6%98%9F
「ショルツ星系は今から約7万年前に、太陽から5万2000天文単位(0.25パーセク、0.82光年)の距離を通過したと計算されている」
約77577.74kmだ。
これなら、秒速17kmでも、1まん4せん4ひゃく60ねんねんで行ける・・・。
やっぱ遠いよな。
星が近づいてくるのを見計らって、タイミングよく打ち出してやらなければならない。
そうして、なんとか向こうの重力に捕まえてもらって、周りを回っているかも知れない伴星とか、惑星にぶつからないように主星に近づいて、写真撮ったりしなければならない。
そんでもって、地球の方に向けて、電波出してデータを送る。
場合によっては、途中で何回か中継しないといけないかもな。
それにしても、1万年は永い。
しかしだ、あまり近くを通り過ぎると、彗星の巣であるオールトの雲をかき乱して、地球に雨あられのような隕石を降らせることになるかもしれない。
それも困るしな。
「7万年前のショルツ星に匹敵する距離まで恒星が太陽系に接近するような出来事は、900万年に1回程度の頻度で起きていると考えられている」
ああ、なんという悠久の時の流れか。
ちょっと前には、ウォルフ424というのが、たった7700年で近づくと言われてたのにな。
(7500年後? ~Wolf424~)
http://yamagamiplanning.sakura.ne.jp/guide/timeleaper/wolf424
記事にもあるように、その後、このネタは消えたようだ。
「どうやら、2013年11月時点では、Wolf424という恒星は、太陽系に1光年まで近づくことはないようです。」
残念!。
まあ、それにしたって、7700年後だ。
基本的には、900万年ー7万年=893万年待つことになる。
そうすれば、1万年くらいでたどり着ける可能性の距離まで近付いてくれる恒星が現れる。
太陽系近傍の星をリストアップするという話もあるらしい。
(グリーゼ近傍恒星カタログ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BC%E8%BF%91%E5%82%8D%E6%81%92%E6%98%9F%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%B0
「地球から25パーセク(81.54光年)以内の恒星を収録する。」
さらに、銀河系内の恒星をカタログ化する作業もある。
(恒星10億個以上、史上最も詳細な「銀河系地図」 ESA公開)
http://www.afpbb.com/articles/-/3100994
「宇宙望遠鏡「ガイア(Gaia)」の観測データから、天の川銀河(Milky Way)の恒星10億個以上で構成される銀河系地図が作製された。」
「11億5000万個の星が記録されている。」
多いとみるか、たったそれだけとみるか。
「それでもなお、銀河系に存在する星の推定総数の約1%にすぎない。」
しかし、この調査には、地球に近づいてくる恒星を発見するというオマケ(?)もついてくる。
「うち200万個の星については、固有運動の軌跡も示されているという。」
この中には、1光年以内に近づく危ない星も見つかるかもしれないな。
(HIP 85605)
https://ja.wikipedia.org/wiki/HIP_85605
「2014年、HIP 81605は24万年から47万年以内に太陽から0.13-0.65光年の距離に近づくと推定された」
「距離 22.2光年? 200光年?」
「ただし、HIP 85605の視差のデータに大幅な誤差があり、仮に現在、太陽から200光年の位置にHIP 85605があるとすると、280万年後に単に太陽から30光年の距離を通過するだけになる」
まあ、この手の星は、余り近付いて欲しくはないな。
「あなたと私の恋 いつかどこかで
結ばれるってことは 永遠の夢」
もちろん、夢のままでいい。
恒星が余り近付き過ぎるのは、悪夢だ。
もっとも、その前に、小惑星とかが落っこちてきそうだがな。
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