午前4時の雑感2016年10月10日 04:56

午前4時の雑感


目を閉じていても、様々な思いが去来して寝付かれない。

2時間ほど粘って、再び食堂に降りてきてしまう。

猫もいない。

漁船のエンジンの音しかしない。

雨は上がって、風もない。

ヤモリのチッチッチという鳴き声がするくらいだ。

明後日には、日本に帰る。

48時間後には、飛行機の中だ(ディレイしなければね)。

もう、里心が付いている。

心は、ダイビングを離れ、CCRを離れてしまう。

部屋の中で、BCやカウンタラングを乾かしている。

それ以外の部品は、乾いていて、既にひとまとめにして、箱詰めできるようにしてある。

今日潜るのに必要な、最低限の器材以外は、概ね片付いている。

黄色い蓋のCCR用のケースは、さすがに手運びでは大変なので、最後に車で運んでもらう。

ちょっと寂しい気もするが、十分潜ったので心残りはない。

猫が屋根の上を歩く。

音がするので、それとわかる。

CCRのメンテナンスについては、日本に帰ってから直ぐに手配をしていかないと、次回のダイビングの予定に影響が出る。

4月はいいとしても、その次が問題だな。

4月に来られるかどうかもわからない。

5月の連休明けか、夏休み前か。

その辺りまでには、せめて一度来たい。

ヘリウムが手に入っていれば、なお良い。

来年、何度来られるかはわからないが、最低でも、年に2回は来たいな。

DD前でも、沈船でも、贅沢は言わない(十分、贅沢ですけど)。

できれば、ペネトレーションなしにしてもらいたいんだがな。

まあ、どうでもいいんですが。

今回は、実際の減圧ダイビングはなく、シミュレーションだけを行ったが、次回は、エアディリュエントでの減圧ダイビングを行うかもしれない。

イントラの考え次第だ。

視標があるところでなら、実際の減圧停止も無理なくできるところはデモできている。

まあ、その状態がいつでも可能とは限らないし、トラブルが起こればブルウォーターでの減圧停止になるわけだから、おいそれとはさせないかもしれないしな。

セブは、ドロップオフ沿いだったので、確実に視標があったが、沈船ではそうはいかないのだ。

難易度は高い。

コンチキのハウスリーフは、8mくらいからなだらかなスロープになっていて、墜落のリスクもない。

ああいうところで、安易に潜っていた浮沈子のレベルというのは、相当に低いわけだ。

だから、計器飛行状態になったとたんに馬脚を現す。

上下1mは、当たり前、下手すると2mもぶれる。

これでは、危なくて減圧停止なんてさせられっこない。

ローセットに切り替えて、減圧効率を下げたとしても、停止自体に不安があるので、より長時間になるパターンを選択するわけにもいかない。

そこをマスターするまでは、実際の減圧停止を伴うダイビングは無理だ。

まだまだ先は長いということになる。

ニワトリが鳴き出し、夜明けが近いことを告げている。

コーヒーも飲み終わったことだし、そろそろ退散しよう。

どーせ眠れないだろうが、身体を横にして、休めておくだけでもいい。

身体に堪えるナイトロックスダイビングだからな・・・。

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