失敗 ― 2016年12月02日 13:50
失敗
(ロシア宇宙船、打ち上げ直後に通信途絶 ISSへの補給失敗)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35093096.html
「通信が途絶えた直後から、シベリア南部で火の玉など宇宙船の残骸と見られる物体を目撃したという情報がソーシャルメディアに相次いで投稿された。」
補給船だからいいというわけじゃない。
「プログレスには、船外活動用の新しい宇宙服やミニ温室、尿を水に変換してリサイクルするロシアの試作トイレなど2.5トン分の補給物資が搭載されていた。」
9日には、こうのとりが上がる予定だから、何か緊急で送らなくてはならないものがあれば、急遽積み込むことはできるだろう。
スペースXの発射台での爆発に続く、打ち上げの失敗。
宇宙へのアクセスは、21世紀になっても困難ということだ。
ロシアは、また一つ、失敗を積み重ねたということになる。
(7年後に宇宙旅行の事業化目指す ANAとHISが出資)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161201/k10010791781000.html
「大手航空会社のANAホールディングスと大手旅行会社のエイチ・アイ・エスは、次世代の宇宙輸送機の開発を進める名古屋市のベンチャー企業に出資し、7年後の宇宙旅行の事業化を目指すことになりました。」
記事では、米国での取り組みが紹介されている。
「ヴァージン・ギャラクティック社は、高度110キロの宇宙空間まで上昇することができる、飛行機のような形をした6人乗りの宇宙船の開発に取り組んでいて、一般の顧客に数分間、無重力状態を体験してもらう宇宙旅行の実現を目指しています。」
「ブルー・オリジン社は、高度100キロ以上の宇宙空間まで、人を乗せた宇宙船を運ぶロケットの開発に取り組んでいます。」
「宿泊しながら宇宙旅行を楽しむことができる宇宙ホテルの開業を目指しているのが、ビゲロー・エアロスペース社です。」
宇宙トイレとかじゃなくて、生卵みたいな人間を送り届ける事業では、失敗は直ちに人命の損失となる。
ヴァージンは、既にロケット開発で死んでるしな。
上手くいって当たり前という状況には程遠い。
コスト管理が厳しい民間企業で、どこまで技術的な担保がなされるのかは分からない。
当局による認可の問題にしても、航空機の審査とはわけが違うだろう。
何万時間ものテストをパスしなければ乗客を乗せられないというのであれば、7年で事業化という話は有り得ない。
その基準は、誰がどのように決め、評価するのか。
このニュースは、ちょっと早いクリスマスプレゼントのようなもんかな。
そもそも、ANAに、航空機開発の能力はない。
冗談半分、いや、全部冗談だと受け止めるのが常識というもんだ。
夢のない話をしてしまったが、浮沈子は、地球低軌道の宇宙旅行については、それなりのリスクを承知の上で実現することは可能だと思っている。
火星植民なんていう与太話とは違って、多くの実績と技術的な実証もある。
コストの問題は、相変わらずついてまわるにしても、解決不可能ではないし、弾道飛行で高度100kmというのは、現実的な方法だ。
航空機にロケット着けて飛ばすのがいいかどうかは分からないが、ブルーオリジンのエレベーターよりは、楽しめるだろう。
5分間の無重力体験に1400万円を払うかどうかは、個人の価値観による。
新車の911買った方がいいと思っているのは、浮沈子だけかもしれない(オプションも付けられるしな)。
まあ、どうでもいいんですが。
リスクを承知で、得難い経験をしたいという欲望はある。
テクニカルダイビングしかり、サーキット走行しかり。
しかし、宇宙旅行が現実の話になり、そのリスクが受任可能なレベルになるのは、もう少し先の話になるだろう。
挑戦に失敗はつきものだ。
ISSの運用は、それを織り込んで行われている。
何人かの民間人が、宇宙飛行に参加しているとはいえ、それは例外的な措置によるもので、公募されたりしたわけではない。
ああ、スペースシャトルの事故で亡くなった学校の先生もいたなあ。
(チャレンジャー号爆発事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%8F%B7%E7%88%86%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
「乗員の中には宇宙授業計画による最初の教師としてクリスタ・マコーリフが含まれていた」
(クリスタ・マコーリフ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%95
「あなたの夢以外によって、あなたの未来を制限してはいけません」
米国的な、あまりに米国的なキャラクターだったんだろう。
21年後の2007年に、当時、バックアップだったバーバラ・モーガンが、教師として宇宙に到達する。
そんなにしてまで、宇宙に行きたいのか。
それ程に魅力的な場所なのか。
まあ、地球の表面だって、宇宙の一部だけどな。
居心地いいし・・・。
浮沈子は、たまに水の中に漬かったり、地べたの上を、二酸化炭素や窒素酸化物をぶちまけながら走り回るだけで沢山だ。
行きたい方は、どうぞ行ってください。
失敗は、確実に死につながる。
来週の三菱の打ち上げが、成功することを祈ろう。
(ロシア宇宙船、打ち上げ直後に通信途絶 ISSへの補給失敗)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35093096.html
「通信が途絶えた直後から、シベリア南部で火の玉など宇宙船の残骸と見られる物体を目撃したという情報がソーシャルメディアに相次いで投稿された。」
補給船だからいいというわけじゃない。
「プログレスには、船外活動用の新しい宇宙服やミニ温室、尿を水に変換してリサイクルするロシアの試作トイレなど2.5トン分の補給物資が搭載されていた。」
9日には、こうのとりが上がる予定だから、何か緊急で送らなくてはならないものがあれば、急遽積み込むことはできるだろう。
スペースXの発射台での爆発に続く、打ち上げの失敗。
宇宙へのアクセスは、21世紀になっても困難ということだ。
ロシアは、また一つ、失敗を積み重ねたということになる。
(7年後に宇宙旅行の事業化目指す ANAとHISが出資)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161201/k10010791781000.html
「大手航空会社のANAホールディングスと大手旅行会社のエイチ・アイ・エスは、次世代の宇宙輸送機の開発を進める名古屋市のベンチャー企業に出資し、7年後の宇宙旅行の事業化を目指すことになりました。」
記事では、米国での取り組みが紹介されている。
「ヴァージン・ギャラクティック社は、高度110キロの宇宙空間まで上昇することができる、飛行機のような形をした6人乗りの宇宙船の開発に取り組んでいて、一般の顧客に数分間、無重力状態を体験してもらう宇宙旅行の実現を目指しています。」
「ブルー・オリジン社は、高度100キロ以上の宇宙空間まで、人を乗せた宇宙船を運ぶロケットの開発に取り組んでいます。」
「宿泊しながら宇宙旅行を楽しむことができる宇宙ホテルの開業を目指しているのが、ビゲロー・エアロスペース社です。」
宇宙トイレとかじゃなくて、生卵みたいな人間を送り届ける事業では、失敗は直ちに人命の損失となる。
ヴァージンは、既にロケット開発で死んでるしな。
上手くいって当たり前という状況には程遠い。
コスト管理が厳しい民間企業で、どこまで技術的な担保がなされるのかは分からない。
当局による認可の問題にしても、航空機の審査とはわけが違うだろう。
何万時間ものテストをパスしなければ乗客を乗せられないというのであれば、7年で事業化という話は有り得ない。
その基準は、誰がどのように決め、評価するのか。
このニュースは、ちょっと早いクリスマスプレゼントのようなもんかな。
そもそも、ANAに、航空機開発の能力はない。
冗談半分、いや、全部冗談だと受け止めるのが常識というもんだ。
夢のない話をしてしまったが、浮沈子は、地球低軌道の宇宙旅行については、それなりのリスクを承知の上で実現することは可能だと思っている。
火星植民なんていう与太話とは違って、多くの実績と技術的な実証もある。
コストの問題は、相変わらずついてまわるにしても、解決不可能ではないし、弾道飛行で高度100kmというのは、現実的な方法だ。
航空機にロケット着けて飛ばすのがいいかどうかは分からないが、ブルーオリジンのエレベーターよりは、楽しめるだろう。
5分間の無重力体験に1400万円を払うかどうかは、個人の価値観による。
新車の911買った方がいいと思っているのは、浮沈子だけかもしれない(オプションも付けられるしな)。
まあ、どうでもいいんですが。
リスクを承知で、得難い経験をしたいという欲望はある。
テクニカルダイビングしかり、サーキット走行しかり。
しかし、宇宙旅行が現実の話になり、そのリスクが受任可能なレベルになるのは、もう少し先の話になるだろう。
挑戦に失敗はつきものだ。
ISSの運用は、それを織り込んで行われている。
何人かの民間人が、宇宙飛行に参加しているとはいえ、それは例外的な措置によるもので、公募されたりしたわけではない。
ああ、スペースシャトルの事故で亡くなった学校の先生もいたなあ。
(チャレンジャー号爆発事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%8F%B7%E7%88%86%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
「乗員の中には宇宙授業計画による最初の教師としてクリスタ・マコーリフが含まれていた」
(クリスタ・マコーリフ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%95
「あなたの夢以外によって、あなたの未来を制限してはいけません」
米国的な、あまりに米国的なキャラクターだったんだろう。
21年後の2007年に、当時、バックアップだったバーバラ・モーガンが、教師として宇宙に到達する。
そんなにしてまで、宇宙に行きたいのか。
それ程に魅力的な場所なのか。
まあ、地球の表面だって、宇宙の一部だけどな。
居心地いいし・・・。
浮沈子は、たまに水の中に漬かったり、地べたの上を、二酸化炭素や窒素酸化物をぶちまけながら走り回るだけで沢山だ。
行きたい方は、どうぞ行ってください。
失敗は、確実に死につながる。
来週の三菱の打ち上げが、成功することを祈ろう。
宇宙人探索センター!? ― 2016年12月02日 22:38
宇宙人探索センター!?
浮沈子が、哲学的にも、科学的にも、心情的(!)にも認めていない地球外生命。
どーせ、金の使い道に困っている米国の研究所辺りが、暇に飽かせて御託を並べたり、論文書いてるだけだろうと思ったら、なんと、我が国にもそういう不埒な(!)研究を、堂々と行っている機関が最近出来たらしい。
(自然科学研究機構
アストロバイオロジーセンター)
http://abc-nins.jp/
省略名が、「ABC」(Astro Biology Center)と、如何にも怪しい(そうかあ?)。
そもそも、組織図では「宇宙生命探査プロジェクト室」となっているのに、他の表記は「系外生命探査プロジェクト室」になっている(センター長のあいさつでは、前者ですが)。
(アストロバイオロジーセンターとは)
http://abc-nins.jp/about_ABC.html
「系外生命探査プロジェクト室:
ハビタブル惑星における大気の分析とバイオマーカーの確認」
(ABC Staff list:)
http://abc-nins.jp/member.html
「BIO: 系外生命プロジェクト室」(誰もいません)
(アストロバイオロジーセンター開所式 センター長挨拶)
http://abc-nins.jp/ABC_opening_remark151120web.pdf
「二つ目の宇宙生命探査プロジェクト室(平成 28 年度以降設置予定)では、ハビタブル惑星における生命の存在確認を目標とします。」
ますます怪しい・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
このセンターは、実際には国立天文台の中にあって、数人の研究者が組織内異動で登録されている程度だ。
どうやら、太陽系内の地球以外の惑星や衛星などの生命探査とかには、関わらないようにしているのかもしれない。
そっちは、他でやってくれと。
また、地球近傍の宇宙空間に浮遊する生命体(たぶん、地球由来)についても、知らん顔を決め込むつもりだ(そうなのかあ?)。
出自が、天文台だからな。
あいさつの中では、TMTやすばる望遠鏡の話が出てくる。
そこで使われる観測装置の開発というのが、メインになるんだろう。
そのためには、ベースとなる研究をやってますという形が必要なのかもしれない。
宇宙望遠鏡なくても、地上の望遠鏡で頑張るぞと。
(生命がいるかもしれない惑星の”影”の観測に成功
〜将来の地球外生命探索への重要な足がかり〜)
http://abc-nins.jp/press/20161128_K2-3d.html
赤色矮星の惑星の影による減光を観測したという。
(GROUND-BASED TRANSIT OBSERVATION OF THE HABITABLE-ZONE SUPER-EARTH K2-3D:原論文)
https://arxiv.org/pdf/1610.01333v2.pdf
こんな記事もあった。
(生命誕生のカギを宇宙に探す新拠点誕生!)
http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v13/n2/%E7%94%9F%E5%91%BD%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%82%92%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AB%E6%8E%A2%E3%81%99%E6%96%B0%E6%8B%A0%E7%82%B9%E8%AA%95%E7%94%9F%EF%BC%81/71662#.VrMkLtGAl0Q.twitter
「田村センター長は、「天文学、惑星科学、生物学など、興味を持っている分野をまず学ぶことから始めるのがいいと思います。ポスドク以降は、当機構やELSIのような受け皿ができつつありますから、チャレンジングな分野ですが安心して研究に参画できるはずです」と話す。」
ELSIは、東工大の研究機関のようだ。
(The Earth-Life Science Institute (ELSI))
http://www.elsi.jp/ja/
就職の不安から、研究者がいなくなるのを食い止めようという方策なんだろう。
涙ぐましいな。
生命科学は、応用分野でいくらでも人材が欲しい状況があるので、宇宙人を探せプロジェクトに身を投じるというのは、ちょっと考え物だ。
渡米して、NASAのプロジェクトにでも潜り込んだ方がいいかもしれない。
実際、そういうケースが多いんだろうな。
日本でも、宇宙人探せますよ・・・(そうなのかあ?)。
まあいい。
「技術の進歩により、第二の地球の発見どころか、そこに生命を求めることができる時代が来たのだ。」
煽るなあ。
重要なことは、実際に見つかるかどうかではない。
いるかも知れない状況を引っ張って、探査を続けることが重要だ。
「現在NASAは火星における生命探査に力を注いでおり、2015年4月には「地球外生命体の兆候は10年以内に見つけることができるだろう」と宣言した。これに対しABCは、太陽系を超えた場所でのアストロバイオロジーの展開を目指しているといえるだろう。」
浮沈子的には、どっちもいない方に1票なんだが、一昔前は、SFネタでしかなかった地球外生命が、我が国においても、国費を投じて研究される対象となったというのは感慨深いものがある。
見つけちまった日には、大変なことになる。
系外惑星なら、毒にも薬にもならないが、太陽系で、火星とか、小惑星とか、地球近傍で見つかったということになれば、地球生命の起源にとっても影響は大きい。
生命は、宇宙にとって必然なのか、偶然なのか。
広くあまねく遍在するのか、唯一無二の存在なのか。
そして、ひょっとしたら、地球生命は、太古の昔に火星から飛んできた種(?)から生まれた火星生命の末裔だったりするのかもしれない。
火星は、早々に干からびてしまって、イカタコ星人は生まれなかったかもしれないが、運よく、地球では繁栄することが出来たわけだ。
そして、そのたった1回の生命の種まきだけが成功して、地球は植物によるテラフォーミングに成功した。
酸素を利用する生態系が生まれ、何度か絶滅しかかって、人類という変種まで生み出した。
まあ、あまり長くは続かないだろうけどな。
なあんてことになったら、ABCへの就職活動が盛んになって、やっぱポスドクの就職浪人であふれ返っちゃうんじゃないのかあ?。
でも、まあ、太陽系内の生命探査は対象じゃないからな。
地道に分光観測して、生命由来の分子の兆候を探すしかない。
仕掛け的には、TMT対策なんだろうな。
遠い星々の話なら、生臭いことはないだろう。
火星に見つかっちゃったりすると、環境問題になるかもな。
火星の環境を壊すなとかな。
どっかの、電気自動車会社の社長と喧嘩したりしてな。
地球外生命探査は、浮沈子には、そのことだけでも畏れ多い話に聞こえる。
タブーとは言わないけど、慎重に扱うべき命題だ。
こうして、ヨタブログのネタにしているだけでも、罰当たりな気分になる。
しかしなあ、我が国政府が、宇宙人を探せプロジェクト(?)を組織化して、人モノ金を付けるというのも時代を感じさせる話だ。
21世紀だからな。
ちっとは、未来的な話がないとな。
宇宙は不思議に満ちている。
その、最も理解し難い存在が、地球上の生命であり、人類という種の出現であり、その発達した脳が、限りない好奇心に満ち溢れていることだ。
我々は、どこから来たのか。
我々は、何者か。
我々は、どこへ行くのか。
初めの2つの問いは、答えが何であれ、変えようはない。
3つ目だけが、選択しうる。
いや、ひょっとしたら、選択の余地はないのかもしれないけどな・・・。
浮沈子が、哲学的にも、科学的にも、心情的(!)にも認めていない地球外生命。
どーせ、金の使い道に困っている米国の研究所辺りが、暇に飽かせて御託を並べたり、論文書いてるだけだろうと思ったら、なんと、我が国にもそういう不埒な(!)研究を、堂々と行っている機関が最近出来たらしい。
(自然科学研究機構
アストロバイオロジーセンター)
http://abc-nins.jp/
省略名が、「ABC」(Astro Biology Center)と、如何にも怪しい(そうかあ?)。
そもそも、組織図では「宇宙生命探査プロジェクト室」となっているのに、他の表記は「系外生命探査プロジェクト室」になっている(センター長のあいさつでは、前者ですが)。
(アストロバイオロジーセンターとは)
http://abc-nins.jp/about_ABC.html
「系外生命探査プロジェクト室:
ハビタブル惑星における大気の分析とバイオマーカーの確認」
(ABC Staff list:)
http://abc-nins.jp/member.html
「BIO: 系外生命プロジェクト室」(誰もいません)
(アストロバイオロジーセンター開所式 センター長挨拶)
http://abc-nins.jp/ABC_opening_remark151120web.pdf
「二つ目の宇宙生命探査プロジェクト室(平成 28 年度以降設置予定)では、ハビタブル惑星における生命の存在確認を目標とします。」
ますます怪しい・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
このセンターは、実際には国立天文台の中にあって、数人の研究者が組織内異動で登録されている程度だ。
どうやら、太陽系内の地球以外の惑星や衛星などの生命探査とかには、関わらないようにしているのかもしれない。
そっちは、他でやってくれと。
また、地球近傍の宇宙空間に浮遊する生命体(たぶん、地球由来)についても、知らん顔を決め込むつもりだ(そうなのかあ?)。
出自が、天文台だからな。
あいさつの中では、TMTやすばる望遠鏡の話が出てくる。
そこで使われる観測装置の開発というのが、メインになるんだろう。
そのためには、ベースとなる研究をやってますという形が必要なのかもしれない。
宇宙望遠鏡なくても、地上の望遠鏡で頑張るぞと。
(生命がいるかもしれない惑星の”影”の観測に成功
〜将来の地球外生命探索への重要な足がかり〜)
http://abc-nins.jp/press/20161128_K2-3d.html
赤色矮星の惑星の影による減光を観測したという。
(GROUND-BASED TRANSIT OBSERVATION OF THE HABITABLE-ZONE SUPER-EARTH K2-3D:原論文)
https://arxiv.org/pdf/1610.01333v2.pdf
こんな記事もあった。
(生命誕生のカギを宇宙に探す新拠点誕生!)
http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v13/n2/%E7%94%9F%E5%91%BD%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%82%92%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AB%E6%8E%A2%E3%81%99%E6%96%B0%E6%8B%A0%E7%82%B9%E8%AA%95%E7%94%9F%EF%BC%81/71662#.VrMkLtGAl0Q.twitter
「田村センター長は、「天文学、惑星科学、生物学など、興味を持っている分野をまず学ぶことから始めるのがいいと思います。ポスドク以降は、当機構やELSIのような受け皿ができつつありますから、チャレンジングな分野ですが安心して研究に参画できるはずです」と話す。」
ELSIは、東工大の研究機関のようだ。
(The Earth-Life Science Institute (ELSI))
http://www.elsi.jp/ja/
就職の不安から、研究者がいなくなるのを食い止めようという方策なんだろう。
涙ぐましいな。
生命科学は、応用分野でいくらでも人材が欲しい状況があるので、宇宙人を探せプロジェクトに身を投じるというのは、ちょっと考え物だ。
渡米して、NASAのプロジェクトにでも潜り込んだ方がいいかもしれない。
実際、そういうケースが多いんだろうな。
日本でも、宇宙人探せますよ・・・(そうなのかあ?)。
まあいい。
「技術の進歩により、第二の地球の発見どころか、そこに生命を求めることができる時代が来たのだ。」
煽るなあ。
重要なことは、実際に見つかるかどうかではない。
いるかも知れない状況を引っ張って、探査を続けることが重要だ。
「現在NASAは火星における生命探査に力を注いでおり、2015年4月には「地球外生命体の兆候は10年以内に見つけることができるだろう」と宣言した。これに対しABCは、太陽系を超えた場所でのアストロバイオロジーの展開を目指しているといえるだろう。」
浮沈子的には、どっちもいない方に1票なんだが、一昔前は、SFネタでしかなかった地球外生命が、我が国においても、国費を投じて研究される対象となったというのは感慨深いものがある。
見つけちまった日には、大変なことになる。
系外惑星なら、毒にも薬にもならないが、太陽系で、火星とか、小惑星とか、地球近傍で見つかったということになれば、地球生命の起源にとっても影響は大きい。
生命は、宇宙にとって必然なのか、偶然なのか。
広くあまねく遍在するのか、唯一無二の存在なのか。
そして、ひょっとしたら、地球生命は、太古の昔に火星から飛んできた種(?)から生まれた火星生命の末裔だったりするのかもしれない。
火星は、早々に干からびてしまって、イカタコ星人は生まれなかったかもしれないが、運よく、地球では繁栄することが出来たわけだ。
そして、そのたった1回の生命の種まきだけが成功して、地球は植物によるテラフォーミングに成功した。
酸素を利用する生態系が生まれ、何度か絶滅しかかって、人類という変種まで生み出した。
まあ、あまり長くは続かないだろうけどな。
なあんてことになったら、ABCへの就職活動が盛んになって、やっぱポスドクの就職浪人であふれ返っちゃうんじゃないのかあ?。
でも、まあ、太陽系内の生命探査は対象じゃないからな。
地道に分光観測して、生命由来の分子の兆候を探すしかない。
仕掛け的には、TMT対策なんだろうな。
遠い星々の話なら、生臭いことはないだろう。
火星に見つかっちゃったりすると、環境問題になるかもな。
火星の環境を壊すなとかな。
どっかの、電気自動車会社の社長と喧嘩したりしてな。
地球外生命探査は、浮沈子には、そのことだけでも畏れ多い話に聞こえる。
タブーとは言わないけど、慎重に扱うべき命題だ。
こうして、ヨタブログのネタにしているだけでも、罰当たりな気分になる。
しかしなあ、我が国政府が、宇宙人を探せプロジェクト(?)を組織化して、人モノ金を付けるというのも時代を感じさせる話だ。
21世紀だからな。
ちっとは、未来的な話がないとな。
宇宙は不思議に満ちている。
その、最も理解し難い存在が、地球上の生命であり、人類という種の出現であり、その発達した脳が、限りない好奇心に満ち溢れていることだ。
我々は、どこから来たのか。
我々は、何者か。
我々は、どこへ行くのか。
初めの2つの問いは、答えが何であれ、変えようはない。
3つ目だけが、選択しうる。
いや、ひょっとしたら、選択の余地はないのかもしれないけどな・・・。
ダブルウィッシュボーン ― 2016年12月03日 21:23
ダブルウィッシュボーン
(ダブルウィッシュボーン式サスペンション)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
「上下一対のアームでタイヤを支持するもので、レーシングカーや高級スポーツカーに多用されている。」
そのうち、月面車というのも、多用車種に入るかもしれない。
アポロの月面車は、ポルシェの設計によるといわれる(未確認)。
このページに、取説が出ている。
(Apollo 17 LRV Technical Information)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/a17/A17_LunarRover2.pdf
よく見ると、前後輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションであるのみならず、4輪操舵システムであることも分かる。
インホイールモーター式の電気自動車で、銀亜鉛電池(シルバー・ジンク・バッテリーズとある)で回す。
電動ステアリングだが、ブレーキはドラム式だ(資料ページの9ページ最後に記述あり)。
この資料、夢中になって読んでしまった。
さらに詳細な資料は、このページで見ることが出来る。
(Lunar Roving Vehicle Systems Handbook: Apollo 17, LRV-3, MSC Flight Control Division, MSC 06474, 2 October 1972)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/alsj-LRVdocs.html
サスペンションの詳細、ブレーキシステム、ステアリングシステムについても、設計図が出ている。
4輪操舵システムは、なかなか凝った仕掛けになっている(内輪差とかも、ちゃんと考慮している)。
こっちは、後で、ちゃんと読もう。
で、気になった記事はこれ。
(アウディの月面探査ローバー、打ち上げを前に最終テストに臨む)
http://jp.autoblog.com/2016/12/02/audi-lunar-rover-nearly-ready-for-moon/
「ついに探査ローバー「ルナ・クワトロ」の開発が完了」
画像を見ると、片持ちハブが付いているサスペンションは、ダブルウィッシュボーンだ。
こんな落ちも付いている。
「このミッションが成功すれば、探査車が撮影した「3Dで360度のパノラマ画像」が届くことになり、1972年にアポロ17号が月面に到着した際に使用し、現在も月面に放置されている探査車の様子が明らかになるだろう。なぜならコンテストで指定されている着地点は、このアポロ17号が到着した地点に程近い場所だからだ。」
まあ、クワトロシステムであることは言うまでもないだろうが、たぶん、電気モーターだろうな。
「電気を動力とする4輪駆動で、これをアウディは自社の技術に準え「e-tron」と「クワトロ」と呼んでいる。」
笑っちゃうぜ!。
「アウディが支援するパートタイム・サイエンティストのチームは、「ALINA(アリナ)」と呼ばれるランディング・モジュール(着陸船)に2台のルナ・クワトロを載せ、月面に到着させる予定だ。」
2台体制というのが、なかなか狙ってる感じだ。
ボーイングの下請けで、44年も前に月面車を送り込んでいたポルシェにしてみれば、今さら何だという感じだろうな。
(Audi Mission to the Moon – Mission Statement:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=vBsV2PAaHRo
いくつか動画は上がっている。
月面車といっても、ちっこいプラモデルのようなクルマだ。
アポロの時は、宇宙飛行士2人も乗せて、資料採集も行うというミッションだった。
民間企業が、宣伝と賞金目当てでチャレンジする時代だ。
国家の威信をかけて、湯水の如く金をつぎ込んだ時代とは違う。
世界は変わり、平和の中で宇宙競争が行われるようになった。
結構な話だ。
グーグルで検索し、ぽちっと押すと、そのコストのいくばくかが、アウディの月面車に化ける時代だ。
(Google Lunar X Prize)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Lunar_X_Prize
「Xプライズ財団は民間が開発した無人探査機で月面を探査することを提案し2007年9月にアメリカでコンテストがスタートした。」
現在も、期限を延長して行われているんだろう。
我が国からも参加があるようだ(詳しくは知りません)。
(HAKUTO)
https://team-hakuto.jp/index.html
こっちは、ダブルウィッシュボーンじゃないしな。
まあいい。
来年には、実機が上がるらしい。
月にウサギが行くのが先か、ダブルウィッシュボーンが行くのか。
浮沈子は、どう見ても、アウディの勝ちのような気がするんだがな。
リジッドサスじゃあ、月面はきついんじゃないのかあ?。
アポロの月面車の資料は、とても44年前とは思えない。
電気自動車だしな。
もちろん、現代の電気自動車は、はるかに複雑な制御をしているんだろうが、この時代に、月着陸船にコンパクトに収納するところまで考えて、ち密に作られている。
宇宙飛行士が、動きづらい宇宙服を着て操縦できるように、インターフェイスも考えられている。
いや、ブレーキ以外は・・・。
レバー引くだけ・・・。
ワイヤー駆動式ドラムブレーキ(回生なし:たぶん:浮沈子の自転車の後輪とおんなじ)・・・。
ショボ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
3台の月面車は、今もそのまま置き去りにされている。
その重量分の月の石や砂と引き換えに。
電池も放電し、レゴリスのほこりをかぶって放置車両になっている。
米国の歴史的遺産だ。
今後しばらくは、NASAが、月面に降り立つことはないだろう。
地球ー月のL2で、小惑星をぐりぐりするくらいだ。
中国やインドは、月面目指すかもしれない。
無人探査くらいはやるだろうな。
我が国も、後を追いかけるんだろう。
米国は、火星有人探査で忙しいからな。
もう、月なんか行っても、誰も驚かないし、有難味もない。
月面で、無人探査車のレースとか、企画したら面白いだろうな。
先に行って500m動くんじゃなくて、速く走る、文字通りのレースだ。
おう、アウディとか、真っ先に乗ってきそうだな。
本家のポルシェも、出てくるかもしれない(VWが、待った掛けるかもな)。
米国からは、テスラとかな。
日産も、出てこないかな。
ホンダは、出ないかもな(電気自動車ないし)。
えっ?、サスペンション?。
もちろん、ダブルウィッシュボーンに決まってんじゃん・・・。
(ダブルウィッシュボーン式サスペンション)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
「上下一対のアームでタイヤを支持するもので、レーシングカーや高級スポーツカーに多用されている。」
そのうち、月面車というのも、多用車種に入るかもしれない。
アポロの月面車は、ポルシェの設計によるといわれる(未確認)。
このページに、取説が出ている。
(Apollo 17 LRV Technical Information)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/a17/A17_LunarRover2.pdf
よく見ると、前後輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションであるのみならず、4輪操舵システムであることも分かる。
インホイールモーター式の電気自動車で、銀亜鉛電池(シルバー・ジンク・バッテリーズとある)で回す。
電動ステアリングだが、ブレーキはドラム式だ(資料ページの9ページ最後に記述あり)。
この資料、夢中になって読んでしまった。
さらに詳細な資料は、このページで見ることが出来る。
(Lunar Roving Vehicle Systems Handbook: Apollo 17, LRV-3, MSC Flight Control Division, MSC 06474, 2 October 1972)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/alsj-LRVdocs.html
サスペンションの詳細、ブレーキシステム、ステアリングシステムについても、設計図が出ている。
4輪操舵システムは、なかなか凝った仕掛けになっている(内輪差とかも、ちゃんと考慮している)。
こっちは、後で、ちゃんと読もう。
で、気になった記事はこれ。
(アウディの月面探査ローバー、打ち上げを前に最終テストに臨む)
http://jp.autoblog.com/2016/12/02/audi-lunar-rover-nearly-ready-for-moon/
「ついに探査ローバー「ルナ・クワトロ」の開発が完了」
画像を見ると、片持ちハブが付いているサスペンションは、ダブルウィッシュボーンだ。
こんな落ちも付いている。
「このミッションが成功すれば、探査車が撮影した「3Dで360度のパノラマ画像」が届くことになり、1972年にアポロ17号が月面に到着した際に使用し、現在も月面に放置されている探査車の様子が明らかになるだろう。なぜならコンテストで指定されている着地点は、このアポロ17号が到着した地点に程近い場所だからだ。」
まあ、クワトロシステムであることは言うまでもないだろうが、たぶん、電気モーターだろうな。
「電気を動力とする4輪駆動で、これをアウディは自社の技術に準え「e-tron」と「クワトロ」と呼んでいる。」
笑っちゃうぜ!。
「アウディが支援するパートタイム・サイエンティストのチームは、「ALINA(アリナ)」と呼ばれるランディング・モジュール(着陸船)に2台のルナ・クワトロを載せ、月面に到着させる予定だ。」
2台体制というのが、なかなか狙ってる感じだ。
ボーイングの下請けで、44年も前に月面車を送り込んでいたポルシェにしてみれば、今さら何だという感じだろうな。
(Audi Mission to the Moon – Mission Statement:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=vBsV2PAaHRo
いくつか動画は上がっている。
月面車といっても、ちっこいプラモデルのようなクルマだ。
アポロの時は、宇宙飛行士2人も乗せて、資料採集も行うというミッションだった。
民間企業が、宣伝と賞金目当てでチャレンジする時代だ。
国家の威信をかけて、湯水の如く金をつぎ込んだ時代とは違う。
世界は変わり、平和の中で宇宙競争が行われるようになった。
結構な話だ。
グーグルで検索し、ぽちっと押すと、そのコストのいくばくかが、アウディの月面車に化ける時代だ。
(Google Lunar X Prize)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Lunar_X_Prize
「Xプライズ財団は民間が開発した無人探査機で月面を探査することを提案し2007年9月にアメリカでコンテストがスタートした。」
現在も、期限を延長して行われているんだろう。
我が国からも参加があるようだ(詳しくは知りません)。
(HAKUTO)
https://team-hakuto.jp/index.html
こっちは、ダブルウィッシュボーンじゃないしな。
まあいい。
来年には、実機が上がるらしい。
月にウサギが行くのが先か、ダブルウィッシュボーンが行くのか。
浮沈子は、どう見ても、アウディの勝ちのような気がするんだがな。
リジッドサスじゃあ、月面はきついんじゃないのかあ?。
アポロの月面車の資料は、とても44年前とは思えない。
電気自動車だしな。
もちろん、現代の電気自動車は、はるかに複雑な制御をしているんだろうが、この時代に、月着陸船にコンパクトに収納するところまで考えて、ち密に作られている。
宇宙飛行士が、動きづらい宇宙服を着て操縦できるように、インターフェイスも考えられている。
いや、ブレーキ以外は・・・。
レバー引くだけ・・・。
ワイヤー駆動式ドラムブレーキ(回生なし:たぶん:浮沈子の自転車の後輪とおんなじ)・・・。
ショボ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
3台の月面車は、今もそのまま置き去りにされている。
その重量分の月の石や砂と引き換えに。
電池も放電し、レゴリスのほこりをかぶって放置車両になっている。
米国の歴史的遺産だ。
今後しばらくは、NASAが、月面に降り立つことはないだろう。
地球ー月のL2で、小惑星をぐりぐりするくらいだ。
中国やインドは、月面目指すかもしれない。
無人探査くらいはやるだろうな。
我が国も、後を追いかけるんだろう。
米国は、火星有人探査で忙しいからな。
もう、月なんか行っても、誰も驚かないし、有難味もない。
月面で、無人探査車のレースとか、企画したら面白いだろうな。
先に行って500m動くんじゃなくて、速く走る、文字通りのレースだ。
おう、アウディとか、真っ先に乗ってきそうだな。
本家のポルシェも、出てくるかもしれない(VWが、待った掛けるかもな)。
米国からは、テスラとかな。
日産も、出てこないかな。
ホンダは、出ないかもな(電気自動車ないし)。
えっ?、サスペンション?。
もちろん、ダブルウィッシュボーンに決まってんじゃん・・・。
似てねーよ! ― 2016年12月04日 00:29
似てねーよ!
最近、ブログ上での下品な言葉遣いが目立ってきて、自分で書いていて、少し反省している。
たまには、正しく品格ある日本語を綴り、姿勢をしゃんとして文章を書かなければならない。
とはいうものの、短く読みやすく、端的に印象を語るうえで、多少語彙が乱れることはやむを得ない。
今日は、久しぶりに秋葉原に出向き、袋物を買い漁ってきた(2個も)。
足は500E。
83タルガを出動させようと思ったのだが、ちょっと寒かったので、温める時間がもどかしかった。
で、軟弱にも楽ちんなセダンでお出かけ。
下道で、ゆるゆると走る。
5リッターV8の低速でのトルクは、実に豊かで快適だ。
ガソリンを湯水のように使って、何のストレスもなく、土曜日の昼時の都会を走る。
最近、コンパクトカーを市場で乗りついで、ストレス溜め込んでしまったので、83タルガとか、500Eで発散しないとな。
別に、急加速したり、床まで踏まなくたっていい。
ふつーの道で、ふつーの走りをすれば、違いが分かる。
タイヤの一転がり目の軽やかな発進。
穏やかだが交通の流れを確実にリードする余裕の加速。
減速したいだけ、止まりたいだけ、意のままに気持ちよく利くブレーキの心地よさ。
人間が、この手の乗り物を動かすときに、どのくらいの加速を想定し、どのくらいの減速を期待して操作系をコントロールするかを、知り尽くしている感じがする。
83タルガは、パワステじゃないので、駐車するときとかは別だけどな。
いや、それは、慣れてるからだけでしょう?。
そうかもしれない。
初めて乗った時とかは、ちょっとビビったこともあったしな。
クルマなんて、そんなものかもしれない。
慣れてしまえば、みな似ているのかもしれない・・・。
そうかな?。
そうなんだろうか?。
国産の、それなりのセダンを所有したことがないので、浮沈子が偏った感覚になっているのかもしれない。
短い試乗だけで、クラウンやマークXの何が分かる?。
新型86や、BRZ、ロードスターやアバルトスパイダーの良さなんて、分かりっこない。
しかし、今回のコンパクトカーの試乗では、普段乗りしているクルマとの違いが、相当ハッキリ分かった。
コストを切り詰め、最適解を求めて妥協を繰り返し、なんとか収めて数を売りまくらなければならない宿命にあるクルマが、どういうものかを実感した。
特にハイブリッドは、クラスの中で高価格帯といわれる部類に入る。
ガソリン車の最上級車よりも高かったりする。
燃費がいいのは当たり前で、その上で、ドラビリで顧客を納得させなければならない。
クラスを超えた、上質の乗り味を、ちょっと利かせて、差額を払ってもらわなければならないのだ。
そこを出せるかどうか。
浮沈子が、フィットやアクアに乗ってみたのは、ノートが、正にそれをやってのけたと感じたから。
上級車種から、ダウンサイジングして、大きな不満なく、普段乗りできると思ったから。
残念ながら、フィットにも、アクアにも、そういうレベルでの付加価値はない。
元々、そういうクルマじゃないしな。
アクアは、ヴィッツと差別化するためのクルマだし、フィットは、ガソリンモデルと差別化できればそれでいい。
ノートだって、高速走れば、それなりのクルマなんだろうし、上級車種から乗り換える顧客は、そういうシーンでの上質な乗り味に慣れているわけだからな。
つーか、そういう目で見てはいけないのかもしれない。
コンパクトカーは、近所の足として乗るクルマだ。
2台持ちで、お父さんはセダンかSUV持ってて、長距離乗るときはそれで行く。
いい歳した息子は、SUV借りて乗ってくしな。
お母さんとか、学校行ってる娘さんとかは、ちょっと手に余る感じだから、2台目はコンパクトカーでいい。
そこに付加価値付けて、地球に優しいハイブリッドや、低速でのドラビリに優れた電気自動車を選べれば、それに越したことはない。
ノートは、充電しなくていいしな。
(ポルシェ、初の市販電気自動車「ミッションE」プロジェクトに人材を追加採用)
http://jp.autoblog.com/2016/07/28/porsche-mission-e-hiring-911-electric/
「現時点における我々の見解として、911の電気自動車またはハイブリッド・バージョンを提供することは理に適っていない。911の狭いレイアウトでは(電動化するには)多くの不都合が生じるからだ」
ポルシェは、スポーツカーや、それと似た特性を持ったクルマ「だけ」を作っている特殊な自動車メーカーだ。
市場の動向や、戦略的な観点から、その方針が不変なものであるとは限らないが、少なくとも現場のポリシーとしては、今の技術では、電動911を作ることは難しい。
ポルシェにしたって、思い通りのクルマ作りを行っているわけではない。
5年で朽ちてしまうクルマなら、なおさらやりたいようには出来ない。
それだけのコストは掛けられないし、一方で、現世利益は追求しなければならない。
そういうキビシー世界のクルマは、浮沈子のテキトーなインプレなんて、受け付けっこないのだ。
他行ってくれと・・・。
営業さんの一人は、浮沈子の乗っているクルマを見て、乗れるうちは乗り続けた方がいいですよと、本音を漏らしていた。
違いない。
クルマの世界は、ある意味で、階級社会だ。
法定速度が100kmまでと決められていても、その速度での快適さは雲泥の差になる。
所有する満足度、万が一事故にあった時のダメージ、そして、到着した後のドライバーのコンディション。
4つの車輪が付いている、同じような形をした乗り物でも、それらは皆、似て非なるものに違いない。
秋葉原からの帰り道、ちょっと寄り道をして、東京ゲートブリッジを渡ってみた。
(東京ゲートブリッジ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8
「・長さ:2,618m
・高さ:橋梁最上部 87.8m」
(東京ゲートブリッジについて)
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/gatebridge/gatebridgeQAx.html#gaiyou
「航路限界高:54.6m(船舶が下を通ることによる桁下の高さ制限)」
道路の高さとしては、およそ60m位になるんだろうか。
中央防波堤側から上って、Uターンして戻ってきたが、登り下りの坂が、結構きつく見える。
500Eの本領発揮というところだ。
大型のトレーラーが、ひいひい登っている横を、すいすい追い越していく(自動速度取締機があるのでご用心:覆面もいます:今日も掴まってました)。
同乗者は、そうとうキツイ登りと思っていたようだが、アクセル踏んでる浮沈子は、それ程とは感じられなかった。
コンパクトカーで走ったら、どうなんだろうか。
或いは、電気自動車で走ったら?。
(ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」の年間目標販売台数を2万台に設定)
http://jp.autoblog.com/2016/11/29/porsche-to-sell-20000-mission-e-yearly/
「2015年のポルシェ「911」の販売台数が全世界で3万1,350台だったことから見ても、この目標は非常に高いと言える。」
スポーツカーとしての電気自動車を、年間で2万台売ろうというのだ。
クルマの大きさだって、パナメーラくらいになる。
どでかいクルマだ。
それでも、売れるだろうな。
値段次第だけどな。
性能だって、まさか、テスラに負けるわけにはいかないよな。
(テスラModel S P100D、次回のOTAアップデートで加速性能を引き上げ。ブガッティにも負けない俊足へ)
http://japanese.engadget.com/2016/11/16/model-s-p100d-ota/
「Model S P100Dの0-100km/h加速が2.4秒になるとのこと。」
「スーパースポーツカー ブガッティChiron はEVのセダンに0-100km/h加速で負けることになるわけです。」
テスラは、とんでもないクルマを出してしまった。
オマケに、問題山積の自動運転機能も付いている。
航続距離は、既に572kmとアナウンスされている。
(ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」の市販化を決定! 2020年末までに発売予定)
http://jp.autoblog.com/2015/12/07/porsche-mission-e-2020-launch/
「2基の永久磁石同期モーターは合計600PSを超える最高出力」
「各ホイールへ自動でトルク配分をおこなうポルシェ・トルク・ベクトリングを備えた4輪駆動システムおよび4輪操舵を採用」
「0-100km/h加速は3.5秒以下」
「1回のフル充電による航続距離は500kmを越える」
「ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは8分を切る」
「15分で80%まで充電可能」
ミッションEのスペックを一部、超えてしまっているのだ。
ポルシェは、意地にかけても、このスペックを超えてくるだろう。
911とのヒエラルキーを守らなければならないのと、ライバルのモデルSをぶち破らないといけないわけで、難しい選択を迫られることになるかもしれない。
このまま、モデルSが進化を続ければ、最高速は300km以上(リミッター解除すれば、すぐできそうだしな)、航続距離は600km以上(時間の問題だな)、充電スタンドの周りが停電するほどの超高圧充電で、80パーセントまでは5分くらいになるかもしれない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
遥か雲の上の戦いをしり目に、コンパクトカークラスでも、し烈な争いが展開している。
今回の一連の試乗で、浮沈子が最も強く感じたのは、そのことだった。
見かけや、基本機能がおなじでも、クルマは似て非なるもの。
それは、偉いか偉くないかということだけではなく、その個性を生かした乗り方が出来るかどうかという問題でもある。
500Eや、83タルガの個性を遺憾なく発揮したりしたら、免許が何枚あっても足りない。
コンパクトカーなら、1枚で十分な気がする(ふつー、そうです!)。
ああ、やはり、正しい日本語には程遠いな。
ここにも、似て非なるものが・・・。
最近、ブログ上での下品な言葉遣いが目立ってきて、自分で書いていて、少し反省している。
たまには、正しく品格ある日本語を綴り、姿勢をしゃんとして文章を書かなければならない。
とはいうものの、短く読みやすく、端的に印象を語るうえで、多少語彙が乱れることはやむを得ない。
今日は、久しぶりに秋葉原に出向き、袋物を買い漁ってきた(2個も)。
足は500E。
83タルガを出動させようと思ったのだが、ちょっと寒かったので、温める時間がもどかしかった。
で、軟弱にも楽ちんなセダンでお出かけ。
下道で、ゆるゆると走る。
5リッターV8の低速でのトルクは、実に豊かで快適だ。
ガソリンを湯水のように使って、何のストレスもなく、土曜日の昼時の都会を走る。
最近、コンパクトカーを市場で乗りついで、ストレス溜め込んでしまったので、83タルガとか、500Eで発散しないとな。
別に、急加速したり、床まで踏まなくたっていい。
ふつーの道で、ふつーの走りをすれば、違いが分かる。
タイヤの一転がり目の軽やかな発進。
穏やかだが交通の流れを確実にリードする余裕の加速。
減速したいだけ、止まりたいだけ、意のままに気持ちよく利くブレーキの心地よさ。
人間が、この手の乗り物を動かすときに、どのくらいの加速を想定し、どのくらいの減速を期待して操作系をコントロールするかを、知り尽くしている感じがする。
83タルガは、パワステじゃないので、駐車するときとかは別だけどな。
いや、それは、慣れてるからだけでしょう?。
そうかもしれない。
初めて乗った時とかは、ちょっとビビったこともあったしな。
クルマなんて、そんなものかもしれない。
慣れてしまえば、みな似ているのかもしれない・・・。
そうかな?。
そうなんだろうか?。
国産の、それなりのセダンを所有したことがないので、浮沈子が偏った感覚になっているのかもしれない。
短い試乗だけで、クラウンやマークXの何が分かる?。
新型86や、BRZ、ロードスターやアバルトスパイダーの良さなんて、分かりっこない。
しかし、今回のコンパクトカーの試乗では、普段乗りしているクルマとの違いが、相当ハッキリ分かった。
コストを切り詰め、最適解を求めて妥協を繰り返し、なんとか収めて数を売りまくらなければならない宿命にあるクルマが、どういうものかを実感した。
特にハイブリッドは、クラスの中で高価格帯といわれる部類に入る。
ガソリン車の最上級車よりも高かったりする。
燃費がいいのは当たり前で、その上で、ドラビリで顧客を納得させなければならない。
クラスを超えた、上質の乗り味を、ちょっと利かせて、差額を払ってもらわなければならないのだ。
そこを出せるかどうか。
浮沈子が、フィットやアクアに乗ってみたのは、ノートが、正にそれをやってのけたと感じたから。
上級車種から、ダウンサイジングして、大きな不満なく、普段乗りできると思ったから。
残念ながら、フィットにも、アクアにも、そういうレベルでの付加価値はない。
元々、そういうクルマじゃないしな。
アクアは、ヴィッツと差別化するためのクルマだし、フィットは、ガソリンモデルと差別化できればそれでいい。
ノートだって、高速走れば、それなりのクルマなんだろうし、上級車種から乗り換える顧客は、そういうシーンでの上質な乗り味に慣れているわけだからな。
つーか、そういう目で見てはいけないのかもしれない。
コンパクトカーは、近所の足として乗るクルマだ。
2台持ちで、お父さんはセダンかSUV持ってて、長距離乗るときはそれで行く。
いい歳した息子は、SUV借りて乗ってくしな。
お母さんとか、学校行ってる娘さんとかは、ちょっと手に余る感じだから、2台目はコンパクトカーでいい。
そこに付加価値付けて、地球に優しいハイブリッドや、低速でのドラビリに優れた電気自動車を選べれば、それに越したことはない。
ノートは、充電しなくていいしな。
(ポルシェ、初の市販電気自動車「ミッションE」プロジェクトに人材を追加採用)
http://jp.autoblog.com/2016/07/28/porsche-mission-e-hiring-911-electric/
「現時点における我々の見解として、911の電気自動車またはハイブリッド・バージョンを提供することは理に適っていない。911の狭いレイアウトでは(電動化するには)多くの不都合が生じるからだ」
ポルシェは、スポーツカーや、それと似た特性を持ったクルマ「だけ」を作っている特殊な自動車メーカーだ。
市場の動向や、戦略的な観点から、その方針が不変なものであるとは限らないが、少なくとも現場のポリシーとしては、今の技術では、電動911を作ることは難しい。
ポルシェにしたって、思い通りのクルマ作りを行っているわけではない。
5年で朽ちてしまうクルマなら、なおさらやりたいようには出来ない。
それだけのコストは掛けられないし、一方で、現世利益は追求しなければならない。
そういうキビシー世界のクルマは、浮沈子のテキトーなインプレなんて、受け付けっこないのだ。
他行ってくれと・・・。
営業さんの一人は、浮沈子の乗っているクルマを見て、乗れるうちは乗り続けた方がいいですよと、本音を漏らしていた。
違いない。
クルマの世界は、ある意味で、階級社会だ。
法定速度が100kmまでと決められていても、その速度での快適さは雲泥の差になる。
所有する満足度、万が一事故にあった時のダメージ、そして、到着した後のドライバーのコンディション。
4つの車輪が付いている、同じような形をした乗り物でも、それらは皆、似て非なるものに違いない。
秋葉原からの帰り道、ちょっと寄り道をして、東京ゲートブリッジを渡ってみた。
(東京ゲートブリッジ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8
「・長さ:2,618m
・高さ:橋梁最上部 87.8m」
(東京ゲートブリッジについて)
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/gatebridge/gatebridgeQAx.html#gaiyou
「航路限界高:54.6m(船舶が下を通ることによる桁下の高さ制限)」
道路の高さとしては、およそ60m位になるんだろうか。
中央防波堤側から上って、Uターンして戻ってきたが、登り下りの坂が、結構きつく見える。
500Eの本領発揮というところだ。
大型のトレーラーが、ひいひい登っている横を、すいすい追い越していく(自動速度取締機があるのでご用心:覆面もいます:今日も掴まってました)。
同乗者は、そうとうキツイ登りと思っていたようだが、アクセル踏んでる浮沈子は、それ程とは感じられなかった。
コンパクトカーで走ったら、どうなんだろうか。
或いは、電気自動車で走ったら?。
(ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」の年間目標販売台数を2万台に設定)
http://jp.autoblog.com/2016/11/29/porsche-to-sell-20000-mission-e-yearly/
「2015年のポルシェ「911」の販売台数が全世界で3万1,350台だったことから見ても、この目標は非常に高いと言える。」
スポーツカーとしての電気自動車を、年間で2万台売ろうというのだ。
クルマの大きさだって、パナメーラくらいになる。
どでかいクルマだ。
それでも、売れるだろうな。
値段次第だけどな。
性能だって、まさか、テスラに負けるわけにはいかないよな。
(テスラModel S P100D、次回のOTAアップデートで加速性能を引き上げ。ブガッティにも負けない俊足へ)
http://japanese.engadget.com/2016/11/16/model-s-p100d-ota/
「Model S P100Dの0-100km/h加速が2.4秒になるとのこと。」
「スーパースポーツカー ブガッティChiron はEVのセダンに0-100km/h加速で負けることになるわけです。」
テスラは、とんでもないクルマを出してしまった。
オマケに、問題山積の自動運転機能も付いている。
航続距離は、既に572kmとアナウンスされている。
(ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」の市販化を決定! 2020年末までに発売予定)
http://jp.autoblog.com/2015/12/07/porsche-mission-e-2020-launch/
「2基の永久磁石同期モーターは合計600PSを超える最高出力」
「各ホイールへ自動でトルク配分をおこなうポルシェ・トルク・ベクトリングを備えた4輪駆動システムおよび4輪操舵を採用」
「0-100km/h加速は3.5秒以下」
「1回のフル充電による航続距離は500kmを越える」
「ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは8分を切る」
「15分で80%まで充電可能」
ミッションEのスペックを一部、超えてしまっているのだ。
ポルシェは、意地にかけても、このスペックを超えてくるだろう。
911とのヒエラルキーを守らなければならないのと、ライバルのモデルSをぶち破らないといけないわけで、難しい選択を迫られることになるかもしれない。
このまま、モデルSが進化を続ければ、最高速は300km以上(リミッター解除すれば、すぐできそうだしな)、航続距離は600km以上(時間の問題だな)、充電スタンドの周りが停電するほどの超高圧充電で、80パーセントまでは5分くらいになるかもしれない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
遥か雲の上の戦いをしり目に、コンパクトカークラスでも、し烈な争いが展開している。
今回の一連の試乗で、浮沈子が最も強く感じたのは、そのことだった。
見かけや、基本機能がおなじでも、クルマは似て非なるもの。
それは、偉いか偉くないかということだけではなく、その個性を生かした乗り方が出来るかどうかという問題でもある。
500Eや、83タルガの個性を遺憾なく発揮したりしたら、免許が何枚あっても足りない。
コンパクトカーなら、1枚で十分な気がする(ふつー、そうです!)。
ああ、やはり、正しい日本語には程遠いな。
ここにも、似て非なるものが・・・。
まともな話 ― 2016年12月04日 10:24
まともな話
地球外生命探査という、浮沈子にとっては納得いかない話を追いかけていたら(納得いくまで、追いかけるだけさ!)、まともな話にぶち当たった。
(プラネット・ナイン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%B3
昔から、地球から遠いところに、観測不能(ここ、重要です!)な未知の星があって、そこには、ひょっとしたら宇宙人の基地があったりして、謎の円盤は、そこから飛んでくるとか、そういうヨタ話はあったような気がする(なんか、混ざってるような気も・・・)。
浮沈子の中では、UFOが発進するのは月の裏側の基地とか、未知の惑星は太陽の反対側とか、遠い惑星は反物質から出来てるだとか、そういう個別の話が、ごっちゃになってしまっている。
「仮説上の惑星テュケー、仮説上の恒星ネメシス、その他の第9番惑星とは異なります。」
初めに、こうやって断らないといけないくらい、未知の惑星については、多くが語られているようだ。
「いくつかの太陽系外縁天体の軌道に関する研究結果から、プラネット・ナインが存在する間接的な証拠を発表した」
「計算によると、プラネット・ナインは離心率の大きな楕円軌道を1万年から2万年の周期で公転していると見積られている。」
「プラネット・ナインは地球の10倍の質量と、2倍から4倍の大きさを持つと推定されている」
「2016年2月には、土星探査機カッシーニの観測結果からプラネット・ナインの真近点角が117.8+11
−10°であると発表された。また、この観測結果より、プラネット・ナインは太陽から約630auの位置にある可能性が示された」
間接的な証拠は、いくつか上がっていて、あとは広大な星域を観測して、直接的な証拠を見つけるだけになってきている。
すばるを使った観測が行われるという話もある。
(「第9惑星」日米研究グループがすばる望遠鏡で探索へ)
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/251915.html
「日本とアメリカの共同研究グループが、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」を使って実際に存在するのか、探索に挑戦することになりました。」
「探索には、「すばる望遠鏡」に取りつけられている極めて高い感度で、広い範囲を撮影できるカメラを使用」
「まず今月下旬から来月上旬にかけて、予測された場所の周辺を観測します。」
「この観測で手がかりを得られれば、さらに詳しい観測を行い、「第9惑星」の発見を目指すということです。」
「1年ほどの期間で発見を目指したい」
(主焦点カメラ Suprime-Cam:使われたのは、たぶん、これ)
http://subarutelescope.org/Introduction/instrument/j_SCam.html
「すばるは口径8メートル級の望遠鏡の中で、唯一視野の非常に広い主焦点を持つ望遠鏡」
「満月とほぼ同じ大きさの34分角x27分角という広い視野を一度に撮影することができます。」
「太陽系外縁部の小天体の探索などに威力を発揮」
9月から10月にかけて、予備観測が行われたということになる。
来年あたりに、発見のニュースが出るかもしれない。
この話は、まともな話だ。
軌道計算で予測され、カッシーニの位置情報の解析でも、未知の重力原の存在が指摘され、両者の一致するエリアが存在し、国立天文台が世界に誇る20世紀の遺産(?)であるすばるがお出ましになった。
今回、新たな惑星が発見されても、我々の生活には、何の影響もないだろう。
教科書が書き替わり、宇宙ネタで食ってる雑誌が売れ、出版社が多少儲かるだけだ。
エリスの発見などを契機として、冥王星が惑星から降格になり、浮沈子が覚えていた太陽系の惑星というのは一部変わってしまった。
宇宙の実態としては、何一つ変わっていないんだがな。
人類の宇宙観の変化を、ちびっとだが、身を持って体験したわけだ。
その新たな変化が、もしかしたら来年、もう一度訪れるかもしれない。
犯人(?)は、相当追い詰められている。
ネタは挙がっている。
大人しく、出てこい!?。
(「迷」王星?:追加:記事書いてました)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/01/21/7997242
地球外生命探査という、浮沈子にとっては納得いかない話を追いかけていたら(納得いくまで、追いかけるだけさ!)、まともな話にぶち当たった。
(プラネット・ナイン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%B3
昔から、地球から遠いところに、観測不能(ここ、重要です!)な未知の星があって、そこには、ひょっとしたら宇宙人の基地があったりして、謎の円盤は、そこから飛んでくるとか、そういうヨタ話はあったような気がする(なんか、混ざってるような気も・・・)。
浮沈子の中では、UFOが発進するのは月の裏側の基地とか、未知の惑星は太陽の反対側とか、遠い惑星は反物質から出来てるだとか、そういう個別の話が、ごっちゃになってしまっている。
「仮説上の惑星テュケー、仮説上の恒星ネメシス、その他の第9番惑星とは異なります。」
初めに、こうやって断らないといけないくらい、未知の惑星については、多くが語られているようだ。
「いくつかの太陽系外縁天体の軌道に関する研究結果から、プラネット・ナインが存在する間接的な証拠を発表した」
「計算によると、プラネット・ナインは離心率の大きな楕円軌道を1万年から2万年の周期で公転していると見積られている。」
「プラネット・ナインは地球の10倍の質量と、2倍から4倍の大きさを持つと推定されている」
「2016年2月には、土星探査機カッシーニの観測結果からプラネット・ナインの真近点角が117.8+11
−10°であると発表された。また、この観測結果より、プラネット・ナインは太陽から約630auの位置にある可能性が示された」
間接的な証拠は、いくつか上がっていて、あとは広大な星域を観測して、直接的な証拠を見つけるだけになってきている。
すばるを使った観測が行われるという話もある。
(「第9惑星」日米研究グループがすばる望遠鏡で探索へ)
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/251915.html
「日本とアメリカの共同研究グループが、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」を使って実際に存在するのか、探索に挑戦することになりました。」
「探索には、「すばる望遠鏡」に取りつけられている極めて高い感度で、広い範囲を撮影できるカメラを使用」
「まず今月下旬から来月上旬にかけて、予測された場所の周辺を観測します。」
「この観測で手がかりを得られれば、さらに詳しい観測を行い、「第9惑星」の発見を目指すということです。」
「1年ほどの期間で発見を目指したい」
(主焦点カメラ Suprime-Cam:使われたのは、たぶん、これ)
http://subarutelescope.org/Introduction/instrument/j_SCam.html
「すばるは口径8メートル級の望遠鏡の中で、唯一視野の非常に広い主焦点を持つ望遠鏡」
「満月とほぼ同じ大きさの34分角x27分角という広い視野を一度に撮影することができます。」
「太陽系外縁部の小天体の探索などに威力を発揮」
9月から10月にかけて、予備観測が行われたということになる。
来年あたりに、発見のニュースが出るかもしれない。
この話は、まともな話だ。
軌道計算で予測され、カッシーニの位置情報の解析でも、未知の重力原の存在が指摘され、両者の一致するエリアが存在し、国立天文台が世界に誇る20世紀の遺産(?)であるすばるがお出ましになった。
今回、新たな惑星が発見されても、我々の生活には、何の影響もないだろう。
教科書が書き替わり、宇宙ネタで食ってる雑誌が売れ、出版社が多少儲かるだけだ。
エリスの発見などを契機として、冥王星が惑星から降格になり、浮沈子が覚えていた太陽系の惑星というのは一部変わってしまった。
宇宙の実態としては、何一つ変わっていないんだがな。
人類の宇宙観の変化を、ちびっとだが、身を持って体験したわけだ。
その新たな変化が、もしかしたら来年、もう一度訪れるかもしれない。
犯人(?)は、相当追い詰められている。
ネタは挙がっている。
大人しく、出てこい!?。
(「迷」王星?:追加:記事書いてました)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/01/21/7997242
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