太平洋時間(PST)2017年01月08日 06:18

太平洋時間(PST)
太平洋時間(PST)


ファルコン9の打ち上げは、太平洋時間(PST Pacific Standad Time UTC-8)で9日の午前10時22分になったらしい。

(Iridium is excited・・・)
https://twitter.com/IridiumComm/status/817433409958146048

「Jan 9 at 10:22am PST」

天気次第ということになる。

(アメリカの時差と現在時刻)
https://www.time-j.net/WorldTime/Country/US

太平洋時間は、日本とは17時間の差があるから、10日(火曜日)の早朝3時22分ということになる。

1月8日といってたのに、どうやら1日遅れたらしい(天候が原因のようです)。

寝てるよ・・・。

(Revving our Engine – Static Fire Test Complete)
http://blog.iridium.com/2017/01/06/static-fire-test-complete/

「With completion of the static fire test, our first launch has just gotten that much closer・・・」

スタティックファイアテストというのは、例の9月に爆発したやつのことだ。

無事に終わって何よりだ。

ちゃんと調べてないんだが、今回ばかりは、テストの後に衛星を積み込む手順と思われる(未確認)。

とりあえず、第一関門は通り抜けたわけだ。

後は、打ち上げを待つばかり。

結果は、目が覚めてから見ることになる。

10基の衛星が、無事に軌道上にあるか、文字通り星屑になってしまっているかは、その時に分かる・・・。

雨が降り出した日曜日2017年01月08日 17:08

雨が降り出した日曜日
雨が降り出した日曜日


しょぼしょぼと雨が降る。

夕べ夜更かしして、昼過ぎまで寝ていて、夕方から起き出した浮沈子。

不健全な生活パターンが始まる・・・。

明け方に食べてから寝たので、空腹感はそれほどないが、そろそろ餌を漁りに行く時間だ。

世界は今日も回っている。

ファルコン9ロケットは、火曜の明け方以降(天候がビミョーなようです)に打ち上げとなるらしい。

ヨーロッパでは、寒波の襲来で凍死者まで出ている。

(寒波に襲われた欧州 2日間で移民やホームレスら23人が死亡)
http://news.livedoor.com/article/detail/12511044/

「イタリアでも、寒波により48時間で7人が死亡したとされている。」

寒い寒いと言いながらも、暖かい部屋でごろごろしていられるというのは、贅沢な話だ。

ロシアは、AFP的感覚では、欧州になるんだろうな。

デカい国だからな。

宇宙では、火星探査機が撮影した地球と月のツーショットが発表された。

(2億キロ先の青い地球=火星探査機から撮影-NASA)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010700230&g=int

あんま、綺麗な画像じゃないな。

「地球撮影と同じ露出で月を撮影すると、暗くてほとんど見えないため、露出を変えて撮影した画像を組み合わせた。」

合成かあ・・・。

実際に見える画像じゃないんだ・・・。

まあいい。

(地球と月のツーショットで振り返る、宇宙写真の歩み)
http://www.gizmodo.jp/2015/09/post_18413.html

「地球と月の全体像が1つのフレームに収まった最初の写真」

1977に、ボイジャー1号が撮影している。

丸ごとじゃないけど、月から地球を撮った画像として有名なのは、アポロ8号が撮影した写真だ。

「地球の出」

今回公開された写真を撮った、マーズリコネッサンスオービターも、2007年に撮影している。

「暗く写ってしまった月と明るく照らされた地球とのコントラストのため、この写真は加工されています。」

ははあ、前にも画像処理しているんだ・・・。

中国国家航天局による嫦娥5号の画像も出ている。

加工されているのかもしれないけど、月に比べて地球が明るいということが良く分かる。

そうか、地球って、明るいんだ・・・。

(アルベド:太陽系天体のアルベド)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%89#.E5.A4.AA.E9.99.BD.E7.B3.BB.E5.A4.A9.E4.BD.93.E3.81.AE.E3.82.A2.E3.83.AB.E3.83.99.E3.83.89

「天体:種類:可視幾何
・水星:惑星:0.142
・金星:惑星:0.67
・地球:惑星:0.367
・・月:衛星:0.12
・火星:惑星:0.15
・・フォボス:衛星:0.071
・・ダイモス:衛星:0.068
・木星:惑星:0.52
・・イオ:衛星:0.63
・・エウロパ:衛星:0.67
・・ガニメデ:衛星:0.43
・・カリスト:衛星:0.17
・土星:惑星:0.47
・・ヤヌス:衛星:0.17
・・ミマス:衛星:0.962
・・エンケラドゥス:衛星:1.375
・・テティス:衛星:1.229
・・ディオネ:衛星:0.998
・・レア:衛星:0.949
・・タイタン:衛星:0.2
・・ハイペリオン:衛星:0.3
・・イアペトゥス:衛星:0.6
・天王星:惑星:0.51
・・ミランダ:衛星:0.32
・・アリエル:衛星:0.39
・・ウンブリエル:衛星:0.21
・・チタニア:衛星:0.27
・・オベロン:衛星:0.23
・海王星:惑星:0.41
・・トリトン:衛星:0.719
・冥王星:準惑星:0.5–0.7
・・カロン:衛星:0.372」

比較できるように、幾何アルベドだけ並べた。

火星って、意外に暗いんだな。

土星の衛星には、ピカピカのが多い気がする(たまたまなのかあ?)。

反射率から見ると、太陽系も違って見える。

月は地球に比べて、光を反射しないということも確認できた。

惑星の中では、地球は、金星、木星、天王星、土星、海王星に次いで幾何アルベドが大きい。

つーか、地球より暗いのは、火星と水星だけ。

惑星としては、明るい方ではないのだ。

ああ、もちろん、反射率だけ見ているので、実際の明るさとは異なるし、そもそも距離とかによって、見え方は変わる。

誕生この方、地球から眺めるしかなかった人類は、20世紀以降、宇宙から眺める視点を持った。

だからどーした!?、という話もあるが、宇宙から眺めると、地球の味わいも格別なんだろう。

特に、地球低軌道からではなく、天体としての地球が丸ごと写っているという写真は、いろいろなことを考えさせてくれる。

21世紀になっても、人類はこの星で、この星だけで暮らしていかなければならない。

どっかの電気自動車会社のしゃちょーは、火星に植民地作ると息巻いているが、浮沈子は与太話だとせせら笑っている(フフン・・・)。

命がけの有人探査くらいはやるかもしれないけど、そこから先には行けないだろう。

地球は特別だ。

この星で生まれ、この星で生きる。

エネルギーと物質の境が無くなり、物質と生命の境が消え、科学がどれだけ発達しようと、そのことは変わりない。

他の恒星系で生命が生まれるかどうかは分からない。

生命が、物質進化の必然だという考えもあるが、少なくとも今のところ、それを証明することは出来ていない。

天の川銀河の一角にある、ショボい主系列星の岩石惑星であるこの星だけに起こった奇跡かもしれない。

浮沈子は、そう信じているし、そう考えることで心の平安を得ている。

宇宙に知的生命が溢れかえり、光速を超えて地球にやって来るなんてのは、安っぽいSFドラマの見過ぎだ。

浮沈子も大好きだけどな。

宇宙人が大挙して攻め寄せてくるよりは、人類が孤独であることの方が、はるかに心安らかに生きることが出来よう。

2億500万キロ離れた宇宙空間から見れば、取るに足らない星かも知れないが、地球は我々が拠り所とする唯一の天体だ。

この星の上では、今日(自転周期ですが)も、さまざまな出来事が起こり、知的生命体である人類は、悲喜交々の感慨を抱く。

しかし、それは取るに足らないことなんだろうか?。

そんなことはない。

我々は、その日常の中に生きていて、日々の生活を営むことによって、宇宙への思いを馳せることも出来る。

逆はない。

それが、生命というものだ。

自らの存在を維持し続けることでしか、世界を認識できない。

業のようなもんかもな。

さて、雨の中、気温は4度になった。

そろそろ、食物探索行動に移るとするか。

宇宙の与太話では、腹が満たされることはない・・・。

1週間延期?2017年01月08日 23:29

1週間延期?


ファルコン9の打ち上げが、1週間延期になるかも。

(SpaceX Falcon 9 RTF postponed to Jan. 14)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/spacex-falcon-9-rtf-postponed-to-jan-14/

「9:54 PST(12:54 EST /午前17時54分GMT)1月14日、2017年に打ち上げに向けて取り組んでいる」(自動翻訳のまま)

延期の件はいいとして、東部標準時間が掲げられていることに注目だな。

首都ワシントンがあり、人口も多い。

まあ、どうでもいいんですが。

東京では、しとしとと雨が降り続いていて、鬱々たる気分だ。

体調も思わしくなく、ごろごろしている。

「SpaceXはまだ遅延を確認していない。」(同上)

ツイッターにも、追加の情報はない。

衛星ビジネスは、打ち上げの遅延を想定しているだろうから、あわてる必要はない。

科学観測のように、天体の運行に絶対的なタイムスケジュールが拘束される打ち上げとは異なる。

人気の打ち上げ会社の遅延ということは、他の衛星ビジネスにとっても遅延ということだから、競争に影響はないのだ(たぶん)。

この情報は、いずれにしても、公表されたものではない。

インサイダー情報だからな。

ツイッターが、一番早いソースだから、それに注目というところか・・・。

(@SpaceX:スペースXのツイッター)
https://twitter.com/spacex

(SpaceX, Iridium Now Planning for Jan. 14 Falcon Rocket Blastoff at Vandenberg Air Force Base:元記事:追加)
https://www.noozhawk.com/article/weather_willing_spacex_iridium_hope_for_launch_monday_from_vafb_20170107