久々に踏み込む ― 2017年01月27日 03:52
久々に踏み込む
冬の日の午後、神田まで首都高を走る。
足は、500E。
銀座方面が故障車渋滞の表示だったが、構わず突入。
安全運転の範囲内で、久々に踏み込む。
5リッターV8エンジンの咆哮が聞こえ、ややヘタリ気味のブリヂストンレグノが路面を蹴る。
浜崎橋ジャンクションの合流で渋滞を確認。
迷わず八重洲線(Y)にハンドルを切る(つーか、合流しないで左車線をキープするだけ)。
(首都高速八重洲線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%85%AB%E9%87%8D%E6%B4%B2%E7%B7%9A
「東京都千代田区の神田橋JCTから、港区の汐留JCTへ至る首都高速道路の路線である。途中に東京高速道路(以下、KK線)を挟むため、2区間に分かれている。」
(東京高速道路)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF
「この一般自動車道については外部から東京高速道路株式会社線、会社線、KK線とも呼ばれる。」
「首都高速都心環状線の汐留ジャンクション (JCT) と京橋JCTとの間をバイパスするルートを形成しており、途中の西銀座JCTで首都高速八重洲線に接続している。」
ややっこしい路線だが、ETC利用者はそのまま通過するだけで、トータルでは、環状1号線を通過する料金と同じだけ払うことになる。
年に1回、使うかどうかという程度だが、今日は大正解で、箱崎の手前で合流するまで、まるでサーキットのような感じで加速減速を繰り返す。
後ろから、最新型のベンツが追い付こうと飛ばしてくるが、25年も昔の500Eの敵ではない。
踏み込めば、ワープするように加速するし、ブレーキは真綿で締めるように減速する(もちろん、ワープったって、したことないですが)。
1.7トンの重量なりの慣性はあるけど、大排気量NAエンジンは、物理の法則をちょっとだけ違反する程のトルクを見せつける。
軽い!。
羽が生えたような軽やかささえ感じる。
これだ!。
これが、本来の500Eだな。
普段、のろのろと前の車のケツを追いかけ、絹の走りとか言いながら超低速走行に甘んじているが、ひとたび鞭を入れた時の活発さは、スポーツセダンとして、現代でも十分満足のいく走りを見せる。
まあ、燃費の方は、十分満足というわけにはいかないがな。
高速中心でも、リッター8km位がせいぜいだ。
今日は、そんなケチなことを言わずに、クルマが走りたいように走らせる。
コーナーの立ち上がりでは、しっかりと踏み込む・・・。
どこまでも続く、フワーっとした独特の加速。
そして、路面に吸い付くような減速。
コーナーでも、しっかりと曲がる。
怖くない。
強靭なボディと、足回りの妙が生む絶対的な安心感。
このクルマのポテンシャルの範囲で操る限り、ドライバーは至福の時間を過ごすことが出来る。
競うための走りではない。
味わい、堪能し、酔いしれるための走りだ。
軽やかに舞い、疾風の如く駆け抜ける・・・。
神田の出口(本町)で高速を降り、ETCが差額を告げる(110円:KK線の入り口までは450円)。
昼下がりのサーキットランは終わった(良い子は、マネしないでね!)。
用事を済ませて下道をトボトボと帰る。
夕方の渋滞にはまり、あれほど活発だった炎の走りはどこへやら・・・。
まあいい。
世界は、再びゆっくりとした時を刻み始める。
ワープ航行していたエンタープライズが、通常航行に戻ったようなもんだからな。
時間の流れ自体が、変わってしまうのも無理はない。
流れに乗って、てろてろ走っても、不満は感じない。
絹の走りだからな(今どきのクルマと比べると、ちょっと硬いですが)。
まあ、どうでもいいんですが。
画像は、本日、神田でゲットしたアイテム。
これが何かが分かる人は、ちょっとビョーキかも。
(The Razor Light Mount System:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=NQpoxqjTXaQ
3分1秒くらいに、ちらっと映っている。
緊急時にクリップをホースから外すために、Cの字型になっているクリップホルダー(つーのかあ?)。
(BREAK AWAY CONNECTOR)
http://shop.gosidemount.com/en/break-away-connector
「Designed to simply deploy the long hose from the clip in an emergency.」
実際の緊急事態というよりは、練習用としての用途に向いている。
毎回、細いタイラップやOリングをぶっちぎるよりはスマートだしな。
しかし、金額を考えると、その方が安いということはある。
ゴムは、かなり硬くて、使ってみなければ評価はできない。
レイザー使ってる人が、みんな持ってるわけではないだろうが、ちょっと試してみたくなった。
浮沈子はビンボー人で、レイザー買えないからな。
このゴム製品で、せめて雰囲気だけでも味わおうと。
使ってみて、何か特筆すべき点があれば、また書く。
冬の日の午後、神田まで首都高を走る。
足は、500E。
銀座方面が故障車渋滞の表示だったが、構わず突入。
安全運転の範囲内で、久々に踏み込む。
5リッターV8エンジンの咆哮が聞こえ、ややヘタリ気味のブリヂストンレグノが路面を蹴る。
浜崎橋ジャンクションの合流で渋滞を確認。
迷わず八重洲線(Y)にハンドルを切る(つーか、合流しないで左車線をキープするだけ)。
(首都高速八重洲線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%85%AB%E9%87%8D%E6%B4%B2%E7%B7%9A
「東京都千代田区の神田橋JCTから、港区の汐留JCTへ至る首都高速道路の路線である。途中に東京高速道路(以下、KK線)を挟むため、2区間に分かれている。」
(東京高速道路)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF
「この一般自動車道については外部から東京高速道路株式会社線、会社線、KK線とも呼ばれる。」
「首都高速都心環状線の汐留ジャンクション (JCT) と京橋JCTとの間をバイパスするルートを形成しており、途中の西銀座JCTで首都高速八重洲線に接続している。」
ややっこしい路線だが、ETC利用者はそのまま通過するだけで、トータルでは、環状1号線を通過する料金と同じだけ払うことになる。
年に1回、使うかどうかという程度だが、今日は大正解で、箱崎の手前で合流するまで、まるでサーキットのような感じで加速減速を繰り返す。
後ろから、最新型のベンツが追い付こうと飛ばしてくるが、25年も昔の500Eの敵ではない。
踏み込めば、ワープするように加速するし、ブレーキは真綿で締めるように減速する(もちろん、ワープったって、したことないですが)。
1.7トンの重量なりの慣性はあるけど、大排気量NAエンジンは、物理の法則をちょっとだけ違反する程のトルクを見せつける。
軽い!。
羽が生えたような軽やかささえ感じる。
これだ!。
これが、本来の500Eだな。
普段、のろのろと前の車のケツを追いかけ、絹の走りとか言いながら超低速走行に甘んじているが、ひとたび鞭を入れた時の活発さは、スポーツセダンとして、現代でも十分満足のいく走りを見せる。
まあ、燃費の方は、十分満足というわけにはいかないがな。
高速中心でも、リッター8km位がせいぜいだ。
今日は、そんなケチなことを言わずに、クルマが走りたいように走らせる。
コーナーの立ち上がりでは、しっかりと踏み込む・・・。
どこまでも続く、フワーっとした独特の加速。
そして、路面に吸い付くような減速。
コーナーでも、しっかりと曲がる。
怖くない。
強靭なボディと、足回りの妙が生む絶対的な安心感。
このクルマのポテンシャルの範囲で操る限り、ドライバーは至福の時間を過ごすことが出来る。
競うための走りではない。
味わい、堪能し、酔いしれるための走りだ。
軽やかに舞い、疾風の如く駆け抜ける・・・。
神田の出口(本町)で高速を降り、ETCが差額を告げる(110円:KK線の入り口までは450円)。
昼下がりのサーキットランは終わった(良い子は、マネしないでね!)。
用事を済ませて下道をトボトボと帰る。
夕方の渋滞にはまり、あれほど活発だった炎の走りはどこへやら・・・。
まあいい。
世界は、再びゆっくりとした時を刻み始める。
ワープ航行していたエンタープライズが、通常航行に戻ったようなもんだからな。
時間の流れ自体が、変わってしまうのも無理はない。
流れに乗って、てろてろ走っても、不満は感じない。
絹の走りだからな(今どきのクルマと比べると、ちょっと硬いですが)。
まあ、どうでもいいんですが。
画像は、本日、神田でゲットしたアイテム。
これが何かが分かる人は、ちょっとビョーキかも。
(The Razor Light Mount System:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=NQpoxqjTXaQ
3分1秒くらいに、ちらっと映っている。
緊急時にクリップをホースから外すために、Cの字型になっているクリップホルダー(つーのかあ?)。
(BREAK AWAY CONNECTOR)
http://shop.gosidemount.com/en/break-away-connector
「Designed to simply deploy the long hose from the clip in an emergency.」
実際の緊急事態というよりは、練習用としての用途に向いている。
毎回、細いタイラップやOリングをぶっちぎるよりはスマートだしな。
しかし、金額を考えると、その方が安いということはある。
ゴムは、かなり硬くて、使ってみなければ評価はできない。
レイザー使ってる人が、みんな持ってるわけではないだろうが、ちょっと試してみたくなった。
浮沈子はビンボー人で、レイザー買えないからな。
このゴム製品で、せめて雰囲気だけでも味わおうと。
使ってみて、何か特筆すべき点があれば、また書く。
スーパーバード8 ― 2017年01月27日 08:05
スーパーバード8
通信衛星や放送衛星には、区分所有というのがある。
マンションのようなもんだな。
そして、あたかも、その衛星が丸ごと自分ちであるかのように宣伝する・・・。
(Superbird-B2 後継機の調達について)
http://www.sptvjsat.com/wp-content/uploads/Web140425_SB_B2.pdf
「通信衛星 Superbird-B2 の後継機について、その調達に必要な諸契約の手続きを完了しましたので、お知らせいたします。」
「スカパーJSAT はその後継機(『Superbird-8』と呼称)を調達」
やや分かり辛い。
これは、実はきらめき1号のことだ。
浮沈子も、ちょっと混乱した。
(防衛省、Xバンド通信衛星「きらめき1号」の年内打ち上げを断念・運搬途中の損傷が確認)
http://market.newsln.jp/news/201606171707000000.html
「スカパーJSATは、子会社である株式会社ディー・エス・エヌが、防衛省より受注した「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に関連し、同社より衛星調達業務を請け負っております。今般、本事業衛星1号機を打上場所であるギアナ宇宙センターへ輸送中に、輸送コンテナが変形する事象が発生したことが確認されました。調査の結果、1号機及びそれに相乗りする自社衛星Superbird-8への損傷も認められたため、今年度中の衛星打ち上げは困難と見込まれます。」
これは、区分所有における表現の問題だな。
区分所有している自社衛星部分だから、独自の名前を付けてもいいが、物理的には1機の衛星だからな。
スカパーは、インテルサットの衛星についても区分所有していて、独自の名前を付けている。
(JCSAT-85)
http://www.jsat.net/jp/contour/jcsat-85.html
「米国インテルサット社が保有する衛星(Intelsat 15)のKuバンド中継機の一部を当社が区分所有しています。」
片やきらめき1号と名乗り、此方スーパーバード8と名乗る。
が、実は同じ衛星だ。
つまり、たまたまBOD方式による調達をかけたから、区分所有になってややこしくなったわけで、今までのB2と実態は変わらないということだ。
なーんだ・・・。
よくよく考えてみれば、今回打ち上げられた独自衛星については、Dの代替ではないことになるんじゃないのか。
浮沈子は、てっきりスーパーバードD(スカパー名:N-SAT-110)の代替だと思ってたんだがな。
この衛星については、既にJCSAT-110Rというバックアップが上がっている(2011年 8月7日:ちなみに、この衛星も区分所有)。
つまり、従来、3機の民間衛星(B2、D、C2)に分散していたトランスポンダーは、きらめき1号と3号に集約され、今回打ち上げとなった2号機は、全く新規ということになる。
衛星の軌道をみても、それは明らかだ。
・B2:東経162度(スーパーバード8も同じ)
・D:東経110度
・C2:東経144度
公表されているわけではないが、きらめき2号はインド洋上に配置されることになっているらしい。
(防衛通信衛星を打ち上げ H2Aロケットに搭載 種子島)
http://www.sankei.com/life/news/170124/lif1701240026-n1.html
「きらめき2号はうち1基の後継機で、順調にいけばインド洋上空の静止軌道で3月から運用する。」
故意か過失かは分からないが、またまた、産経に騙されてしまったわけだな。
つまり、きらめき2号は、どの衛星の後継機でもない、真っ新な独立した軍事衛星として上がったわけだ。
まあ、もちろん、産経も騙された口だろう(そうなのかあ?)。
防衛省自体が、現行2機の代替として調達をかけていたわけだからな(産経の記事では、どちらの衛星の後継機かは、明記されていない)。
予算上、数を揃える必要があったのかもしれない。
現行3機から、そのまま3機に置き換えるわけだから、通りもいいというわけだ。
しかしてその実体は、現行3機を2機に集約して、1機増設ということになった。
で、場所はインド洋上空。
「国連平和維持活動(PKO)への参加などで自衛隊の活動地域が拡大する中、指揮・統制力の向上が期待される。」
トランスポンダーの搭載本数は未公表だが、必要にして十分な通信能力を確保しているんだろう(たぶん)。
しかし、当然、スーパーバード8(きらめき1号)よりは軽い。
だから、H2Aで上がった。
しかし、H2A204は、静止軌道上に6トンの打ち上げ能力を有する。
(H-IIAロケット)
http://h2a.mhi.co.jp/lineup/h2a/index.html
まあ、正確にはGTO(静止遷移軌道)だけどな。
今回、どの軌道に入れたかは分からない。
衛星側の燃料を節約する観点からは、ロングコースト静止トランスファ軌道の方がいいけど、そうすると4820kgになる。
15年の耐用年数を確保する観点からは、こっちで上げたとみるべきなのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
スーパーバード8として上がるのは、確かにB2の代替だ。
配置も東経162度と決まっている。
そうすると、C2後継機として配置されるきらめき3号は、東経144度でいいんだろうか?。
被ってるしな。
通信需要から考えれば、また、バックアップとしても、同じような経度に配置しておく意味はある。
そのまま、置き換えで行くのかもしれない。
スーパーバード9(?)は、30本くらいのトランスポンダーを積むことになる(C2は、28本+アルファ)。
もちろん、H2Aでは上がらない(たぶん)。
15年の耐用年数を満たし、しこたま中継器を積んで、ニューギニアのちょい北辺りに据えられるんだろう。
いろいろ調べて、様々なことが分かってきた。
防衛省がいろいろ画策していることや、スカパー側から見た衛星の実情も見えてきた。
民間企業としては、安い打ち上げを使いたいというのは当然だが、打ち上げのタイミングを自由に設定したいという需要があることも知った。
衛星バスについても、個別の衛星の需要にどれだけ応えられるかということがポイントだ。
民間であれ、軍需であれ、そこのところは変わらない。
Xバンドであることと、独自の暗号を掛けていること、3軍で異なる通信方式(プロトコル?)を調整する機能が付いていることくらいだろう(そうなのかあ?)。
Xバンド専用軍事衛星は上がったが、民間相乗りの衛星は来年になる。
そして、その後もきらめき3号が上がる。
浮沈子的には、H3で上げられればいいと思っているが、スカパーはファルコン9で上げたいだろうな。
それにしても、増大する通信需要を15年の長きに渡って、たった3機の衛星で賄えるのかという疑問は残る。
今後、4号機以降の展開、低軌道衛星の投入も考えていかざるを得ないだろう。
そこでもPFIなのかあ?。
そして、民間に丸投げする中で、国産ロケットの使用を追求しなければならないのかあ?。
我が国の国防というのは、国家の安寧を図るための、のっぴきならない話ではなく、橋を架けたり道路を作ったりする公共事業マターなのかもしれない。
そういう風潮になってきている。
隣の国では、我が国の国土を飛び越えていくICBMの開発に余念がないし、ちっこい離島を巡って、核心的利益を振りかざす国もある。
ズレてる・・・。
我が国が、再び他国を侵略するための戦争を起こす意図があれば別だが、防衛のための戦力を保持するのは当然だ。
もちろん、過大な戦力を持つ必要はないが、十分な実力がなければ役には立たない。
必要最小限ではダメだろう。
しかも、どの程度必要なのかは、時代と共に変化していく。
即応するためには、マージンが必要だろう。
ドンパチやらかすだけの時代は過去になった。
戦場における情報戦にこそ、勝利しなければならない。
戦略的にも戦術的にも、情報基盤の重要性は増すばかりだ。
全てを衛星で賄うことは現実的ではないが、残存性が高く、広域をカバーできることを考えれば、もっと重視されてもいいと思うんだがな。
別に、軍事衛星をジャンジャン上げるだけが能ではないだろう。
我が国が保有する民間衛星全てに、Xバンド中継器を搭載するよう「追求」することも出来るかもしれない。
国防なくして、商売なし!。
まあいい。
そういう視点で見ると、今回の打ち上げは、いろいろ考えさせるものがある。
浮沈子自身が無関心だったことの反省も込めて、防衛通信網の今後に注目だな。
通信衛星や放送衛星には、区分所有というのがある。
マンションのようなもんだな。
そして、あたかも、その衛星が丸ごと自分ちであるかのように宣伝する・・・。
(Superbird-B2 後継機の調達について)
http://www.sptvjsat.com/wp-content/uploads/Web140425_SB_B2.pdf
「通信衛星 Superbird-B2 の後継機について、その調達に必要な諸契約の手続きを完了しましたので、お知らせいたします。」
「スカパーJSAT はその後継機(『Superbird-8』と呼称)を調達」
やや分かり辛い。
これは、実はきらめき1号のことだ。
浮沈子も、ちょっと混乱した。
(防衛省、Xバンド通信衛星「きらめき1号」の年内打ち上げを断念・運搬途中の損傷が確認)
http://market.newsln.jp/news/201606171707000000.html
「スカパーJSATは、子会社である株式会社ディー・エス・エヌが、防衛省より受注した「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に関連し、同社より衛星調達業務を請け負っております。今般、本事業衛星1号機を打上場所であるギアナ宇宙センターへ輸送中に、輸送コンテナが変形する事象が発生したことが確認されました。調査の結果、1号機及びそれに相乗りする自社衛星Superbird-8への損傷も認められたため、今年度中の衛星打ち上げは困難と見込まれます。」
これは、区分所有における表現の問題だな。
区分所有している自社衛星部分だから、独自の名前を付けてもいいが、物理的には1機の衛星だからな。
スカパーは、インテルサットの衛星についても区分所有していて、独自の名前を付けている。
(JCSAT-85)
http://www.jsat.net/jp/contour/jcsat-85.html
「米国インテルサット社が保有する衛星(Intelsat 15)のKuバンド中継機の一部を当社が区分所有しています。」
片やきらめき1号と名乗り、此方スーパーバード8と名乗る。
が、実は同じ衛星だ。
つまり、たまたまBOD方式による調達をかけたから、区分所有になってややこしくなったわけで、今までのB2と実態は変わらないということだ。
なーんだ・・・。
よくよく考えてみれば、今回打ち上げられた独自衛星については、Dの代替ではないことになるんじゃないのか。
浮沈子は、てっきりスーパーバードD(スカパー名:N-SAT-110)の代替だと思ってたんだがな。
この衛星については、既にJCSAT-110Rというバックアップが上がっている(2011年 8月7日:ちなみに、この衛星も区分所有)。
つまり、従来、3機の民間衛星(B2、D、C2)に分散していたトランスポンダーは、きらめき1号と3号に集約され、今回打ち上げとなった2号機は、全く新規ということになる。
衛星の軌道をみても、それは明らかだ。
・B2:東経162度(スーパーバード8も同じ)
・D:東経110度
・C2:東経144度
公表されているわけではないが、きらめき2号はインド洋上に配置されることになっているらしい。
(防衛通信衛星を打ち上げ H2Aロケットに搭載 種子島)
http://www.sankei.com/life/news/170124/lif1701240026-n1.html
「きらめき2号はうち1基の後継機で、順調にいけばインド洋上空の静止軌道で3月から運用する。」
故意か過失かは分からないが、またまた、産経に騙されてしまったわけだな。
つまり、きらめき2号は、どの衛星の後継機でもない、真っ新な独立した軍事衛星として上がったわけだ。
まあ、もちろん、産経も騙された口だろう(そうなのかあ?)。
防衛省自体が、現行2機の代替として調達をかけていたわけだからな(産経の記事では、どちらの衛星の後継機かは、明記されていない)。
予算上、数を揃える必要があったのかもしれない。
現行3機から、そのまま3機に置き換えるわけだから、通りもいいというわけだ。
しかしてその実体は、現行3機を2機に集約して、1機増設ということになった。
で、場所はインド洋上空。
「国連平和維持活動(PKO)への参加などで自衛隊の活動地域が拡大する中、指揮・統制力の向上が期待される。」
トランスポンダーの搭載本数は未公表だが、必要にして十分な通信能力を確保しているんだろう(たぶん)。
しかし、当然、スーパーバード8(きらめき1号)よりは軽い。
だから、H2Aで上がった。
しかし、H2A204は、静止軌道上に6トンの打ち上げ能力を有する。
(H-IIAロケット)
http://h2a.mhi.co.jp/lineup/h2a/index.html
まあ、正確にはGTO(静止遷移軌道)だけどな。
今回、どの軌道に入れたかは分からない。
衛星側の燃料を節約する観点からは、ロングコースト静止トランスファ軌道の方がいいけど、そうすると4820kgになる。
15年の耐用年数を確保する観点からは、こっちで上げたとみるべきなのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
スーパーバード8として上がるのは、確かにB2の代替だ。
配置も東経162度と決まっている。
そうすると、C2後継機として配置されるきらめき3号は、東経144度でいいんだろうか?。
被ってるしな。
通信需要から考えれば、また、バックアップとしても、同じような経度に配置しておく意味はある。
そのまま、置き換えで行くのかもしれない。
スーパーバード9(?)は、30本くらいのトランスポンダーを積むことになる(C2は、28本+アルファ)。
もちろん、H2Aでは上がらない(たぶん)。
15年の耐用年数を満たし、しこたま中継器を積んで、ニューギニアのちょい北辺りに据えられるんだろう。
いろいろ調べて、様々なことが分かってきた。
防衛省がいろいろ画策していることや、スカパー側から見た衛星の実情も見えてきた。
民間企業としては、安い打ち上げを使いたいというのは当然だが、打ち上げのタイミングを自由に設定したいという需要があることも知った。
衛星バスについても、個別の衛星の需要にどれだけ応えられるかということがポイントだ。
民間であれ、軍需であれ、そこのところは変わらない。
Xバンドであることと、独自の暗号を掛けていること、3軍で異なる通信方式(プロトコル?)を調整する機能が付いていることくらいだろう(そうなのかあ?)。
Xバンド専用軍事衛星は上がったが、民間相乗りの衛星は来年になる。
そして、その後もきらめき3号が上がる。
浮沈子的には、H3で上げられればいいと思っているが、スカパーはファルコン9で上げたいだろうな。
それにしても、増大する通信需要を15年の長きに渡って、たった3機の衛星で賄えるのかという疑問は残る。
今後、4号機以降の展開、低軌道衛星の投入も考えていかざるを得ないだろう。
そこでもPFIなのかあ?。
そして、民間に丸投げする中で、国産ロケットの使用を追求しなければならないのかあ?。
我が国の国防というのは、国家の安寧を図るための、のっぴきならない話ではなく、橋を架けたり道路を作ったりする公共事業マターなのかもしれない。
そういう風潮になってきている。
隣の国では、我が国の国土を飛び越えていくICBMの開発に余念がないし、ちっこい離島を巡って、核心的利益を振りかざす国もある。
ズレてる・・・。
我が国が、再び他国を侵略するための戦争を起こす意図があれば別だが、防衛のための戦力を保持するのは当然だ。
もちろん、過大な戦力を持つ必要はないが、十分な実力がなければ役には立たない。
必要最小限ではダメだろう。
しかも、どの程度必要なのかは、時代と共に変化していく。
即応するためには、マージンが必要だろう。
ドンパチやらかすだけの時代は過去になった。
戦場における情報戦にこそ、勝利しなければならない。
戦略的にも戦術的にも、情報基盤の重要性は増すばかりだ。
全てを衛星で賄うことは現実的ではないが、残存性が高く、広域をカバーできることを考えれば、もっと重視されてもいいと思うんだがな。
別に、軍事衛星をジャンジャン上げるだけが能ではないだろう。
我が国が保有する民間衛星全てに、Xバンド中継器を搭載するよう「追求」することも出来るかもしれない。
国防なくして、商売なし!。
まあいい。
そういう視点で見ると、今回の打ち上げは、いろいろ考えさせるものがある。
浮沈子自身が無関心だったことの反省も込めて、防衛通信網の今後に注目だな。
2m2時間 ― 2017年01月27日 21:03
2m2時間
やや安定を欠いているが、一応、2mに2時間粘ってみた。
昨日ゲットした、ブレイクアウェイコネクターは、スナップのサイズが合わなくて、残念ながら試せなかった。
次回、乞うご期待だな。
といっても、大井町のプールが使えるのは31日まで。
新品のタンクが残っていれば、もう1回くらい潜れるかもしれない。
今日は、マスクの中に水が入ってきて困った。
スカートの部分が、ヘタってきたんだろうか?。
顔が小さくなったのかも(まさか・・・)。
ストラップの調整とか、スイミングキャップの具合とかで、ずいぶん変わる。
手抜きしないで、ちゃんとしないとな。
まあいい。
少しフィンキックを練習する。
バックワードキックは、ちゃんとトリムが取れていないと、その場で行ったり来たりになる。
どうも、尻上がりになる癖が、抜けていないようだ。
トリムのコンフィギュレーションとしても有効だな。
頭の中では、あの歌が聞こえてくる・・・。
(敏いとうとハッピー&ブルー(よせばいいのに).flv:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=cU9k5fz8_N0
「いつまでたっても だめなわたーしねー・・・。」
まあどうでもいいんですが。
画像を見ると、いつもより上下の動きが激しいように見えるが、3mより下に行ってないので、スケールが異なるせいだ(そおかあ?)。
安定しているときは、10cm程度の動きになる。
こまめにBCやウエイトを調整したり、ウエストのDリングの位置を動かして、安定したトリムが取れるように努力しているが、その度に深度が乱れる。
深度の乱れは呼吸の乱れ、呼吸の乱れは心の乱れ。
心頭滅却すれば火もまた涼し(なんか、ちょっと違うような・・・)。
喝っ!。
大井町の駅ビル7階、水深4mのダイビングプールでの修行も、そろそろ卒業しなければならない。
ウエイトの位置を調節し、フィンを動かしてバランスを取る癖をなくし、苦手のオープンサーキットで、呼吸を調整して中性浮力を維持し、ウエイトなどの微調整で、トリムを改善し、足を揃えた基本姿勢、さらにフィンワークの練習まで。
数か月かけて取り組んできたけど、まだまだだな。
潜り込みが足りない。
ただ浮いているだけならいいが、ちょっとでもなにかをすると、基本姿勢が崩れる。
残圧系の確認、ウエイトの位置の調整、ダイコンの確認、エトセエトセ・・・。
その度にグラグラし、あたふたし、ジタバタする。
180バールから吸って、残圧30。
本日のSACは10.4リッター。
少し、吸い過ぎだな。
ちょっとだけ、泳いだけどな。
それ程の運動量ではない。
やはり、浅いところでの深度の維持にガスを使っているということだ。
今日は、東京地方は昼間気温が上がって、16度近くまで行った。
春の陽気だ。
強い風で帽子を飛ばされたが、暖かい春の風だったな。
来週の月曜は、20度まで上がる予想になっている。
その一方で、朝方は冷える。
さらに、暖かい日と寒い日が交互に訪れる季節になってきた。
梅一輪 いちりんほどの 暖かさ(嵐雪)
つまりは、まだまだ寒いということか・・・。
やや安定を欠いているが、一応、2mに2時間粘ってみた。
昨日ゲットした、ブレイクアウェイコネクターは、スナップのサイズが合わなくて、残念ながら試せなかった。
次回、乞うご期待だな。
といっても、大井町のプールが使えるのは31日まで。
新品のタンクが残っていれば、もう1回くらい潜れるかもしれない。
今日は、マスクの中に水が入ってきて困った。
スカートの部分が、ヘタってきたんだろうか?。
顔が小さくなったのかも(まさか・・・)。
ストラップの調整とか、スイミングキャップの具合とかで、ずいぶん変わる。
手抜きしないで、ちゃんとしないとな。
まあいい。
少しフィンキックを練習する。
バックワードキックは、ちゃんとトリムが取れていないと、その場で行ったり来たりになる。
どうも、尻上がりになる癖が、抜けていないようだ。
トリムのコンフィギュレーションとしても有効だな。
頭の中では、あの歌が聞こえてくる・・・。
(敏いとうとハッピー&ブルー(よせばいいのに).flv:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=cU9k5fz8_N0
「いつまでたっても だめなわたーしねー・・・。」
まあどうでもいいんですが。
画像を見ると、いつもより上下の動きが激しいように見えるが、3mより下に行ってないので、スケールが異なるせいだ(そおかあ?)。
安定しているときは、10cm程度の動きになる。
こまめにBCやウエイトを調整したり、ウエストのDリングの位置を動かして、安定したトリムが取れるように努力しているが、その度に深度が乱れる。
深度の乱れは呼吸の乱れ、呼吸の乱れは心の乱れ。
心頭滅却すれば火もまた涼し(なんか、ちょっと違うような・・・)。
喝っ!。
大井町の駅ビル7階、水深4mのダイビングプールでの修行も、そろそろ卒業しなければならない。
ウエイトの位置を調節し、フィンを動かしてバランスを取る癖をなくし、苦手のオープンサーキットで、呼吸を調整して中性浮力を維持し、ウエイトなどの微調整で、トリムを改善し、足を揃えた基本姿勢、さらにフィンワークの練習まで。
数か月かけて取り組んできたけど、まだまだだな。
潜り込みが足りない。
ただ浮いているだけならいいが、ちょっとでもなにかをすると、基本姿勢が崩れる。
残圧系の確認、ウエイトの位置の調整、ダイコンの確認、エトセエトセ・・・。
その度にグラグラし、あたふたし、ジタバタする。
180バールから吸って、残圧30。
本日のSACは10.4リッター。
少し、吸い過ぎだな。
ちょっとだけ、泳いだけどな。
それ程の運動量ではない。
やはり、浅いところでの深度の維持にガスを使っているということだ。
今日は、東京地方は昼間気温が上がって、16度近くまで行った。
春の陽気だ。
強い風で帽子を飛ばされたが、暖かい春の風だったな。
来週の月曜は、20度まで上がる予想になっている。
その一方で、朝方は冷える。
さらに、暖かい日と寒い日が交互に訪れる季節になってきた。
梅一輪 いちりんほどの 暖かさ(嵐雪)
つまりは、まだまだ寒いということか・・・。
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