思い違い?2017年02月02日 02:41

思い違い?
思い違い?


軍隊の最高指揮官が、兵隊が死傷してしまったら、辞めると言っている。

変な話だ。

最高指揮官の仕事は、如何に効率よく兵隊を殺すかにある。

人的損耗を最小限に抑え、敵兵力を削いで戦いに勝利するのが仕事だ。

その中で、軍人が死ぬのはやむを得ない。

それを承知で、任務に就く。

そういうもんだと思っていたが、我が国はどうやら特殊な発想らしいな。

(安倍首相 辞任を「覚悟」…南スーダン、自衛隊員死傷で)
http://mainichi.jp/articles/20170202/k00/00m/010/117000c

「橋本内閣では人質に犠牲者が出た場合、首相か官房長官が辞めると話していた」

ちょっと、性質が違うんじゃないのかあ?。

浮沈子は、答弁のやり取りの中で示したリップサービスだと思っている。

賭けてもいい。

絶対に辞めるわけはない。

答弁も、ビミョーだしな。

「もとより(自衛隊の)最高指揮官の立場でそういう覚悟を持たなければいけない」

実際に辞めるとは、一言も言っていない。

危険な南スーダンに派兵しているわけだから、何が起こってもおかしくはない。

(南スーダン | South Sudan > 危険情報・スポット情報・広域情報)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_301.html#ad-image-0

「2016年07月11日
レベル4
退避勧告
●首都ジュバ市
 :「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
●南スーダン全土(首都ジュバ市を除く)
 :「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」(継続)」

全土が、最高危険レベルの真っ赤に染まっている。

自衛以外での武器の行使も行うらしいしな。

ドンパチやるわけだから、当たることもある。

当たりどころが悪ければ、命はない。

インド洋上に上げた軍事衛星から、殺人光線(古っ!)出すわけじゃない。

その中で、いちいち首相が辞めていたら話にならない。

しかし、我が国にとっては、重い話ではある。

覚悟は必要かもな。

情勢分析も重要だろう。

そして、問題は、実際に死傷者が出た時の、国家としての対応ということになる。

特別職の国家公務員だからな。

それなりの対応はあるだろう。

運が良ければ、死体は回収してもらえるかもしれない。

二度と故郷の土を踏まずに、草生す屍となるかもしれない。

そういう「覚悟」で任地に赴くわけだから、最高指揮官である首相にも、相当の「覚悟」は当然求められている。

遠い遠い国での話だが、国際情勢の安定に寄与し、世界の平和のために尽力しているんだから、我々も恩恵を受けている(はず・・・)。

枕を高くして眠れるのも、命がけで戦っている人々がいるおかげだ。

感謝・・・。

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