リユーザブルだあ? ― 2017年02月07日 01:44
リユーザブルだあ?
(兼松、小型ロケットのベクタースペースシステムズと業務提携)
http://sorae.jp/030201/2017_02_06_kane.html
兼松といえば、昔、兼松江商と名乗っていたころ、製鉄とかに手を出してたような気がする。
今は、何やってんだかよく知らない。
重厚長大産業からの乗り替えに失敗して、債権放棄してもらって復活した。
で、今度は宇宙産業かよ!?。
二の舞じゃね?。
まあ、どうでもいいんですが。
(兼松、小型ロケット分野への進出~ベクタースペースシステムズとの業務提携~)
http://www.kanematsu.co.jp/press/20170203_001551.html
「ベクターのCEO Jim Cantrellは、大型ロケット打上げの有力企業である米国SpaceX(スペースX)の創業メンバー」
ほほう、筋は悪くないんだな。
「昨今は、小型衛星の打上げ需要が高まっておりますが、中・大型衛星打上げ時に大型ロケットの空きスペースに小型衛星を搭載して打上げているのが現状です。そのため、打上げ時期や宇宙に衛星を投入する軌道が制限されるといった課題を抱えています。」
どっかで聞いたような話だが、ホントに需要があるかどうかは分からない。
金にならない隙間産業じゃないかと思うんだがな。
(Vector Launch Vehicle Family)
http://vectorspacesystems.com/technology/
ソラエにも引用されているが、このページの「Vector Vehicle Family Comparison」の表を見て、腰を抜かしそうになった。
「Reusable 1st stage:Yes(Vector-R):Yes(Vector-H)」
動画を見ても、回収方法とかは分からない。
つーか、ピックアップトラックけん引の、安っぽいトレーラーから立ち上がったロケット(たぶん、ベクターR)は、湯気を出してるだけでうんともすんとも言わない。
一応、P-18Dという別のロケットの映像はあった。
(Video)
http://vectorspacesystems.com/video/
これは、前身の会社のやつだ。
「CTO John Garveyはベクターに加わる前に米国Garvey Space Corp.(GSC)で15年間、小型ロケットの研究・開発を行ってきた実績があります。」(兼松のプレスより)
「ベクターは、そのGSCの知的財産・資産・人材を2016年に引き継ぎ、2018年からの本格的な小型衛星専用ロケット打上げサービスの開始に向け開発を進めており、既に米国NASAを始めとして数カ国で受注を獲得するなど、注目を集めています。」
まあ、どうでもいいんですが。
ホントに、上がるのかねえ・・・。
観測ロケットに毛を生やして(!)、小型衛星打ち上げようという話については、先日もこのブログで取り上げた。
(宇宙の電動ターボ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/01/30/8341247
あっちは、まあ、上がることは上がりそうだし、それなりの目算もあるようだが、こっちの方はビミョーな感じだ。
特に、リユーザブルというのが引っかかるな。
年間100回(ベクターR)打ち上げ可能というのも、眉唾だなあ。
1.7億円弱(オンデマンドだと7割増し)で上げるというが、採算取れんのかあ?。
とにかく、1段目の回収方法も分からないので、コメントしようがない。
浮沈子は、眉唾だと思っている。
ピックアップトラックけん引だからな。
お坊ちゃま君のロケットの方が、まだ、信頼性高そうな気がする(中身はロシア製だし)。
まあいい。
お手製の感覚が拭えないが、肝心なのは見かけじゃない。
ちゃんと打ち上げる性能があって、それをコントロールすることが出来ればいいのだ。
ロケットは、一筋縄ではいかない。
個々の部品の性能がいくら良くても、インテグレーションして、飛ばせてナンボだ。
兼松は苦労するだろうな。
変なもん、掴まされたんじゃないのかあ?。
でも、まあ、プレスまでしちゃったしな。
脈があると踏んだんだろう。
ちゃんと最後まで面倒見て、ビジネスとして成功させてもらいたいもんだ。
(兼松、小型ロケットのベクタースペースシステムズと業務提携)
http://sorae.jp/030201/2017_02_06_kane.html
兼松といえば、昔、兼松江商と名乗っていたころ、製鉄とかに手を出してたような気がする。
今は、何やってんだかよく知らない。
重厚長大産業からの乗り替えに失敗して、債権放棄してもらって復活した。
で、今度は宇宙産業かよ!?。
二の舞じゃね?。
まあ、どうでもいいんですが。
(兼松、小型ロケット分野への進出~ベクタースペースシステムズとの業務提携~)
http://www.kanematsu.co.jp/press/20170203_001551.html
「ベクターのCEO Jim Cantrellは、大型ロケット打上げの有力企業である米国SpaceX(スペースX)の創業メンバー」
ほほう、筋は悪くないんだな。
「昨今は、小型衛星の打上げ需要が高まっておりますが、中・大型衛星打上げ時に大型ロケットの空きスペースに小型衛星を搭載して打上げているのが現状です。そのため、打上げ時期や宇宙に衛星を投入する軌道が制限されるといった課題を抱えています。」
どっかで聞いたような話だが、ホントに需要があるかどうかは分からない。
金にならない隙間産業じゃないかと思うんだがな。
(Vector Launch Vehicle Family)
http://vectorspacesystems.com/technology/
ソラエにも引用されているが、このページの「Vector Vehicle Family Comparison」の表を見て、腰を抜かしそうになった。
「Reusable 1st stage:Yes(Vector-R):Yes(Vector-H)」
動画を見ても、回収方法とかは分からない。
つーか、ピックアップトラックけん引の、安っぽいトレーラーから立ち上がったロケット(たぶん、ベクターR)は、湯気を出してるだけでうんともすんとも言わない。
一応、P-18Dという別のロケットの映像はあった。
(Video)
http://vectorspacesystems.com/video/
これは、前身の会社のやつだ。
「CTO John Garveyはベクターに加わる前に米国Garvey Space Corp.(GSC)で15年間、小型ロケットの研究・開発を行ってきた実績があります。」(兼松のプレスより)
「ベクターは、そのGSCの知的財産・資産・人材を2016年に引き継ぎ、2018年からの本格的な小型衛星専用ロケット打上げサービスの開始に向け開発を進めており、既に米国NASAを始めとして数カ国で受注を獲得するなど、注目を集めています。」
まあ、どうでもいいんですが。
ホントに、上がるのかねえ・・・。
観測ロケットに毛を生やして(!)、小型衛星打ち上げようという話については、先日もこのブログで取り上げた。
(宇宙の電動ターボ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/01/30/8341247
あっちは、まあ、上がることは上がりそうだし、それなりの目算もあるようだが、こっちの方はビミョーな感じだ。
特に、リユーザブルというのが引っかかるな。
年間100回(ベクターR)打ち上げ可能というのも、眉唾だなあ。
1.7億円弱(オンデマンドだと7割増し)で上げるというが、採算取れんのかあ?。
とにかく、1段目の回収方法も分からないので、コメントしようがない。
浮沈子は、眉唾だと思っている。
ピックアップトラックけん引だからな。
お坊ちゃま君のロケットの方が、まだ、信頼性高そうな気がする(中身はロシア製だし)。
まあいい。
お手製の感覚が拭えないが、肝心なのは見かけじゃない。
ちゃんと打ち上げる性能があって、それをコントロールすることが出来ればいいのだ。
ロケットは、一筋縄ではいかない。
個々の部品の性能がいくら良くても、インテグレーションして、飛ばせてナンボだ。
兼松は苦労するだろうな。
変なもん、掴まされたんじゃないのかあ?。
でも、まあ、プレスまでしちゃったしな。
脈があると踏んだんだろう。
ちゃんと最後まで面倒見て、ビジネスとして成功させてもらいたいもんだ。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。